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自作・改造について

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FXライトセーバーの改造

ライトセーバーをよく再現しているFXライトセーバーだが、人によっては下記の点に不満を感じることがあるかもしれない。
  • 輝きが弱い
  • チャンバラができない
  • ブレードが取り外せない
その不満を解消するために改造方法がいくつか用意されている。

TCSSカスタマイズパーツの利用

米国のThe Custom Saber Shopではライトセーバーの光源を高輝度LEDに変更するための材料を幾つか用意している。これによってかなり明るく、チャンバラも可能で、ブレードも取り外せるようにFXライトセーバーを改造できるが、下記の制限が発生する。
  • 光刃の伸縮がなくなる
  • 基本的なハンダ付け技術が必要
  • 工具を幾つか用意しなければならない
  • 保証が効かなくなる
また、2010年12月現在、改造用パーツが用意されているのは別表の通り。
改造方法については英語で書かれているが、丁寧なマニュアルがTCSSのフォーラムに用意されている。
基本的な手順としては
  1. 本体からブレードを取り外す
  2. 本体内部にパーツと高輝度LEDを配線・装着
  3. 空のポリカーボネート樹脂パイプに乱反射材を挿入したものをブレードとして装着
となる。ブレード内部には何の部品も入っておらず、本体内の光源によって照らされるため、はげしく打ち合わせてもブレード自体の故障が起きなくなる。

他の方法

光刃の伸縮を維持したまま光量を上げたい場合、内部にLEDが並べられてはいるが強靭なブレードと交換する方法がある。
現在入手できるものとしては
がある。必要な電圧が高かったり、駆動用の専用基板が必要だったりして、改造の難易度が高くなる。

ライトセーバーの自作

FXライトセーバーはスターウォーズ劇中で使われているライトセーバーをかなり忠実に再現しているが、実際のプロップに比べて太かったり、意匠が一部省略されていたり、音声が単調だったりと、追求していくと物足りなさを覚えることがある。
また、自分だけのオリジナルデザインのライトセーバーが欲しい場合、いろんな部品から自作するしか無い。それらの方法としては以下のものがある。

MHS(Moduler Hilt System)

米国TCSSが販売しているライトセーバー用パーツ。幾つかのパーツを組み合わせることによって比較的簡単にライトセーバーを創り上げることが出来る。パーツに対して塗装や穴あけなど、カスタマイズ指定もある程度できる。
基本的なパーツは下記のとおり
  • ブレードホルダ
    • ブレードとなるポリカーボネートパイプとLEDを固定する
  • 高輝度LED関連
    • Luxeon III、Luxeon Rebel、SeoulP4、LEDEngineなどの3W~5Wクラスの高輝度LED。
    • LEDを固定するヒートシンク。LEDは放熱が必要。
    • レンズ及びレンズホルダ。LEDの放つ光を一定方向に収束するレンズとそれを装着するレンズホルダ。
    • 抵抗またはLED制御基板。LEDは駆動電圧が定められており、定格以外で使用すると劣化、破損する。
  • メインボディ
    • 主に電源や制御基板、スイッチを格納する。
  • エクステンション、チョーク
    • 長さを調節したりデザイン上のアクセントを加える。
  • ポンメル
    • 日本刀でいう柄頭。
  • 制御基板
    • LED制御や音声制御などの機能を持った制御基板が幾つか用意されている。
  • 電源
    • 通常のアルカリ電池やニッケル水素電池、またはリチウムイオン電池などが用いられる。
  • スイッチ
    • 様々なスイッチがあるが、モーメンタリ(押している間だけ電気が流れる)、ラッチング(ON/OFFの位置で固定される)に大別される他、単極、二極などの種類がある。
  • ブレード
    • ポリカーボネート樹脂のパイプに乱反射用の素材を挿入した物。
ブレードホルダ、メインボディ、エクステンション、チョーク、ポンメルは航空機用アルミニウムをCNC旋盤で削り出し加工されている。
別料金となる塗装は粉体塗装によって行われている。
パーツ構成やオプション指定によっても異なるが費用は1万5千円~3万円程度。日本には航空便で送られてくる為、別途送料が2千円以上かかる。
基本的な製作方法はTCSSのフォーラムで見つかる。MHSの作成手順および光刃工房による日本語訳基本的な配線&組み立て方法

その他の自作法

ルークやベイダーのライトセーバーは元となっているカメラ用フラッシュがパーツとして入手可能なため、それを元にして自作することも出来る。Parksabersなどでもレプリカを販売している。
FX-Sabers.comのフォーラムに於いて、自作に適した高品質プロップレプリカの購入募集なども行われている様子。
塩化ビニル樹脂のパイプを組み合わせてヒルトを作る人もいる。安上がり且つ強靭なセーバーが作れる。塗装しないと見た目は淋しいが。

音源ボード

ライトセーバーには特徴的な効果音がないと物足りない。そのための音源ボードが幾つか用意されている。比較表
  • Crystal Focus Saber Core
    • Plecter labs製。通称CF。非常に高品質かつ多機能。SDカードによって音色を自由に入れ替えられる。発光をパルス状にして脈動させたり、装飾用のサブLEDを動作させたりも可能。LED制御機能も合わせ持つ。ただし極めて入手困難で、eBayなどでは4万円以上の高値で取引されている。
  • Petit Crouton Sound Module
    • 2011年2月にTCSSからリリース。CrystalFocusの機能縮小版のPetit Croutonの機能限定版。音色は2種類から選べる。LEDの脈動やサブLEDのサポートも行う。124.99ドル。2011年6月以降販売分については機能限定が解除され、好みの音を鳴らせるように。2011年11月からはFoCも可能に。
  • Nano Biscotte
    • 2012年10月にPlecter Labs、TCSSからリリース。MicroSDカードスロットより少し大きいぐらいの極小サイズ音源ボード。Crystal Focusの系譜に繋がる、激安廉価版で、65ドル。FoC機能やアクセントLED制御機能などがオミットされている。低電圧動作なため18650リチウムイオン電池一本で、7ヶ月ほど保管したままにしても起動させられる。PetitCrouton同様、音源データを入れ替えられる。
  • Igniter
    • Naigon's Electronic Creations製。2011年8月頃からテストリリース、2012年1月より正式販売開始。9つのサウンドバンク、起動終了などそれぞれの音に99音をセット可能。マルチダイLEDを制御してFoC機能付きでマルチカラーセーバーを作成できたり、8つのサブLEDサポートなど一部スペックはCFを上回る。
  • Obsidian USB Sound board
    • 2011年6月にUltrasabersがリリース。LED制御機能を持たないが、モーションセンサーの品質や再生音の品質、音数はPetit Croutonを凌ぐ。基板自体の耐衝撃能も高い。WindowsにUSBケーブルで繋いでGUIを使ってセッティングできる。
  • SaberSD
    • Hyperdyne Labs製。同じくHyperdyne Labs製のHyperBlade制御基板と協調動作するように設計されており、単独での使用は少々トリッキーな方法が必要。CFと同じく、SDカードによって音色を自由に入れ替えられる。あくまで音源ボードなのでLEDの制御機能はない。
  • UltraSound
    • 製造終了のため入手困難。音色は固定。LED制御機能を持つ。
  • NovaSound
    • 上記UltraSoundの同等品。デッドコピーかも?
  • SuperONE
    • makotosai氏製。音色は固定。上位機種はジェダイ/シス/ガンダムに音色が切り替え可能。
純粋な音源ボードとしては上記のとおりだが、FXセーバーなどから音源ボードを流用することもよく行われている。
  • FXセーバー基板
    • 音色は固定。LED制御機能を持つ。ただし電源電圧がほぼそのままLEDに流れるため、VFが3V以下のSeoulP4などには抵抗が必要になる。スイッチはラッチング。
  • エレクトリックライトセーバー基板
    • 音色は固定。安価だがFX基板に迫る内容。LEDとの接続にはPNPトランジスタ、抵抗が必要。スイッチはモーメンタリ。点灯、消灯、衝撃時に音に合わせて点滅する。
  • フォースアクションライトセーバー基板
    • 安価だが、音色は固定かつ貧弱。LEDとの接続にはリレー、抵抗が必要。点灯、消灯時に点滅する。

改造・自作に必要となる工具

  • ハンダごて
    • 30~40W程度の電子工作用。
  • ニッパー
    • 電線の切断などに。
  • ケーブルストリッパー
    • カッターやニッパーでも代用できるがあると便利。
  • ラジオペンチ
  • ドライバー
  • 電動ドリル
    • ブレードホルダ用セットスクリューのネジ穴を自分で開ける場合などに必要。
  • タップ(雌ねじ切り)
    • 自分でネジ穴を作る際に必要
  • ポンチ
    • 穴あけの際、位置決め用の窪みを穿つのに使う。
  • プラ用ノコギリ
    • FXセーバーの改造の際、必要になる。ブレードを短縮するのにも使える。

下記は必要に応じて入手すると良い
  • テスター
    • 動作電圧や配線不良の確認などに。
  • ボール盤
    • 正確に垂直な穴あけを行う場合は必要。電動ドリルでは厳しい。工作精度がそれほど必要でない場合は工夫次第で電動ドリルでも代用可。
  • ストラップレンチ
    • ルークROTJやオビワンTPMのリング状部品を外すのに便利。多分これを使わないと外せないぐらい堅く閉めてある。
  • リューター
    • 切削用、小型回転工具。切断や研磨など色々と使える。
  • 金属パイプカッター
    • ブレードの切断などに使える。
  • 旋盤、フライス盤
    • アルミ素材を削り出して、好みのパーツを製造することが出来る。

必要な電気知識

単純なコンバージョンなどにはあまり電気の知識は必要ない。絶縁の必要性とかオームの法則などの基本的なことだけでも充分。
下記のページなどで知識を仕入れておけばおけば良い程度。

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