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対馬関係のニュースを張り付けていこうと思います。更新頻度は適当なのはご容赦ください。

ゴースト・オブ・ツシマ旋風 ~元寇ブームを生かせるか~ 2020.12.7


世界的に大ヒットしている元寇をテーマにしたテレビゲーム「ゴースト・オブ・ツシマ」(Ghost of Tsushima)。今、長崎県の元寇ゆかりの地に追い風が吹きつけています。(佐世保支局 上原聡太)

ゴースト・オブ・ツシマの衝撃
「ゴースト・オブ・ツシマ」はプレイステーション4向けのゲームソフトです。ことし7月に販売されると全世界で500万本を売り上げる大ヒット。

ゲームは1274年の鎌倉時代、対馬に元寇の大軍が押し寄せ、あっという間に占領された後、生き残ったひとりの地侍が同志を見つけながら強大な元軍に立ち向かうストーリーです。

歴史上、対馬は1274年の文永の役で元軍に最初に襲撃され占領されました。当時、対馬を治めていた80騎余りの地侍は3万人の元軍に果敢に立ち向かい、全滅したとされます。

このゲームを作ったのはアメリカのゲーム開発会社です。
開発担当者のネイト・フォックスさんは子どもの頃、日本人の友人の家で「ショウグン」というテレビ番組を見て日本の侍に関心を持つようになり、6年前からは対馬に繰り返し足を運んで元寇ゲームの構想を温めてきたといいます。
ネイト・フォックスさん
「最初に対馬を訪れたときの対馬らしい印象はしっかりとゲームに詰め込みました。ただこれほどゲームに共感が集まるとは全く予想していませんでした」

◆こんなに多額の募金が集まるなんて
ゲームのメガヒットは対馬に”異変”をもたらしています。

ことし9月、対馬に超大型の台風10号が襲来し、ゲーム中に似たイメージが出てくる「和多都美神社」の鳥居が倒壊しました。

するとゲームファンが決起し、クラウドファンドを通じて募金活動を展開し、わずか5日間で目標額の2倍の1000万円が集まったのです。

募金者コメント
「『ゴースト・オブ・ツシマ』で対馬のことを知りました。いつか本物の対馬へ遊びにいった際に修復された鳥居を見たいです」

和多都美神社の平山雄一さん
「コロナ禍でクラウドファンディングは苦戦すると思っていたので、こんなに多額の募金が集まるとは想像していませんでした。元寇で元軍を蹴散らしたのも、私の神社の鳥居を倒壊させたのも台風が絡んでいるので、なにか運命を感じます」

◆ゲームの聖地巡礼者たち
ゲームで描かれた対馬の元寇の史跡や美しい自然を訪れたい。
“ゲームの聖地巡礼観光”もキックオフしています。

私が対馬滞在の2日間、若い観光客を見かけるたびに声をかけたところ「ゲームの聖地巡礼者」は10人いました。

東京都から訪れた30代男性
「ゲームの『あの場面だ!』と分かる部分がたくさんあり感動しました」

三重県から訪れた20代男性
「ゲームが面白くて、対馬の風景描写や歴史文化に触れたいと思ってやって来ました」
対馬の観光団体はコロナ禍が去った後は、多数の観光客が必ずやってくるはずだと期待を膨らませています。

対馬観光物産協会の西護事務局長
「ゲームの大ヒットで追い風を感じます。コロナが収束したら対馬に大勢の人がやってくると思います、ありがたいことです」



観光の島・対馬、「脱韓国観光客一本足」へ日本人誘客に本腰 2020.12.3


玄界灘に浮かぶ対馬は、北端の50キロ先に朝鮮半島を望み、古代から外交や国防の最前線を担ってきた国境の島だ。そんな島の経済は近年、激増した韓国人観光客による消費に支えられていたが、日韓関係の悪化や新型コロナウイルス感染拡大に伴う移動の制限で状況は一変した。このため長崎県対馬市や地元の観光関係者は島経済の発展を目指し、日本人客の誘客に乗り出している。(中村雅和)

■割安で対馬へ

 11月上旬、対馬の空の玄関口、対馬やまねこ空港と下対馬の拠点、厳(いず)原(はら)地区を結ぶ国道では観光客を乗せたとみられるバスが行き交っていた。同地区の土産店には旅行代理店の旗を手にしたスタッフの案内を受けながら、地場産品を物色する高齢者の姿が目立った。大阪府から訪れた無職男性(72)は「対馬には初めて来た。今は旅行が安いから。こんなときでないと来られないからね」と話した。

 「新型コロナでしんどいことは多かったけれど、国や県の支援で、対馬に日本人のお客さんが多く来てくれるようになったことだけは良かったことかな」

 同地区の老舗料理店の女将は、こうつぶやく。

 国の「Go To トラベル」や県などの支援策で旅行代金が割り引かれることもあり、対馬に日本人客が訪れるようになった。近年の対馬の姿と大きく異なる。

(後略)


【朗報】日本ミツバチ復活!対馬蜂蜜が回復!


2020/11/27対馬新聞より
8年ぶりに蜂蜜コンクールが再開されました



対馬のミツバチは復活!蜂蜜は平成24年以来の豊作

対馬新聞 2016年10月14日号


 ここ数年、対馬の養蜂に壊滅的被害をもたらしていたツマアカスズメバチの駆除が進み、二ホンミツバチの数が復活、蜂蜜の量が回復してきたようです。
 しかし、ミツバチに感染する病気が広がり、決して楽観はできません。このまま回復が進むか、注目したいところです。

イメージ 1

以下、対馬新聞2016年10月14日より転載。
実りの秋!家族連れで採蜜体験  今年は平成24年以来の豊作
蜂洞蜜採り体験
 10月8日、対馬地区認定農業者連絡協議会(花屋辰徳会長)主催、『蜂洞の蜜採り体験』が豊玉町田地区で行われた。
 (中略)
 対馬のミツバチ
 二ホンミツバチには、病気がないという神話が崩れ、本土とも南九州から北上している児だし病(サックブルード病)=幼虫が病気で死に、巣から出すため、その部分が徐々に劣化して絶える)=が、対馬も平成26年から下地区で見られ、豊玉は27年、今年は上地区で見られている。
 サックブルード病は、養蜂家にとって目に見えぬ脅威。いろいろ研究されているが、今のところ手立てがない。時のすぎるのを待つだけ。
 これに追い打ちをかけたのが、外来種のツマアカスズメバチ。
 異常な繁殖力を持ち、昨年春先に女王蜂1600匹を獲ったが、今年は、トラップ大作戦で1万2000匹。ミツバチは激減した。
 しかし、ツマアカの場合は、自分たちの努力次第で何とかなると思っている。
 児だし病により、厳原、美津島町のほうから壊滅状態になったが、絶滅ではない。他所から入ったものが繁殖して、最南端の豆酘では来年あたりに完全復帰の模様。
(以下略)





~対馬とんちゃん部隊が準優勝(シルバーグランプリ)~ 地方を救う「B-1グランプリ」(前編)


 10月3日(土)と4日(日)、「第10回ご当地グルメでまちおこしの祭典!B-1グランプリin十和田」が開催された。
 全国から62のまちおこし団体が出展し、2日間で33万4000人の来場者が自慢のご当地グルメを味わうとともに、各団体の古里にかける熱い思いを感じた。そんなB-1グランプリの10年の取り組みと今後について、主催団体・愛Bリーグの俵慎一事務局長に執筆してもらった。(中略)

  シルバーグランプリは長崎県対馬市「対馬とんちゃん部隊」。上対馬を中心としたメンバーで離島から唯一の出展。第7回北九州大会のシルバーグランプリ、昨年の第9回郡山大会の7位入賞に続き3度目の入賞。離島からでも全国へのまちおこし活動による情報発信ができるという可能性を大きく開いた。(後略)



自衛隊施設周辺の不動産調べる法案提出へ



自民党の特命委員会は、外国資本が自衛隊施設周辺の土地や建物を取得することに対し、党内から安全保障上の懸念を指摘する声が出ていることから、政府が施設周辺の不動産の所有者や利用状況などを詳しく把握できるようにするための法案の骨子をまとめました。

外国人や外国資本が自衛隊施設周辺の土地や建物を取得することに対し、自民党内からは安全保障上の懸念があると指摘する声が出ています。

こうしたなか、自民党の特命委員会は7日会合を開き、政府が施設周辺の不動産の所有者や利用状況などを詳しく把握できるようにするための法案の骨子をまとめました。

それによりますと、政府は自衛隊やアメリカ軍の施設周辺の土地や建物の調査に関する基本方針を定め、防衛大臣がおおむね3年ごとに土地や建物の権利や利用実態を調査し「防衛施設周辺区域台帳」を作成するとしています。

また、調査にあたって防衛大臣はやむをえない場合は立入調査ができるとしているほか、調査の拒否や虚偽の回答などに対する罰則を設けるとしています。
自民党は、骨子を基に議論を進め、ほかの党にも呼びかけ、今の国会に議員立法で提出を目指すことにしています。

防衛施設周辺地、外国資本の買収把握 自民特命委が法案骨子


2014/3/7 10:14 日本経済新聞

 自民党の安全保障と土地法制に関する特命委員会は7日、自衛隊と米軍施設周辺の土地調査についての法案骨子をまとめた。外国資本による土地買収を確実に把握できるようにする。登記簿の電子データの提供などで防衛相が各機関に協力を求められると規定。必要な場合の立ち入り調査なども盛り込んだ。今通常国会に議員立法で提出する方針。


対馬の「せん」、イタリアの「食の箱舟」に認定


寒気にさらされる「せんだんご」(2月、対馬市で)
 対馬産サツマイモで作る食材「せん」が、イタリアに本部があるスローフード協会から、守るべき伝統的食材「味の箱舟」に認定された。長崎県内の認定は6件目。

 同協会は1989年に設立されたNPO。消えてしまうかもしれない希少な食材を守ろうという取り組みを行っている。

 せんは、対馬の農家で12月~翌年2月、サツマイモを小さく砕いて自然発酵させ、水にさらすなど複雑な技法を何度も繰り返してデンプンを取り出す。それを小さく丸めて団子状の「せんだんご」として乾燥させる。せんだんごを使ってできる黒いめんの「ろくべえ」は、地鶏の出し汁などで食べるとおいしく、ほかに「せんちまき」や「せんもち」などの郷土料理がある。

 県対馬振興局が、同協会に認定を申請していた。同振興局農業振興普及課は「対馬の先人たちの知恵、技術で受け継がれてきた食材が世界に誇れるという認識が高まればいい。今後も生産量の確保を図り、若い人たちに伝承していきたい」と話している。




絶滅危惧の猫 15年間飼育 2013年10月24日 19時57分 NHK


 国の天然記念物で絶滅が危ぶまれているツシマヤマネコを、長崎県対馬市の男性がおよそ15年にわたって自宅で飼育していたことが分かり、環境省は、男性に厳重注意する一方で、これほど長期間飼育された例は非常に珍しいとして、男性からこれまでの飼育状況について話を聞くことにしています。
 環境省によりますと今月18日、長崎県対馬市に住む男性から対馬野生生物保護センターに「飼育しているツシマヤマネコの具合が悪くなったので治療してほしい」という連絡がありました。
センターの職員が男性の自宅を訪ねると衰弱しているツシマヤマネコがいて、センターに搬送して治療しましたが、およそ9時間後に死にました。
 死んだのは15歳から16歳とみられるメスのツシマヤマネコで、死因は老衰の可能性が高いということです。
 環境省の聞き取りに対して男性は「15年ほど前に対馬市の路上でけがをした子どものツシマヤマネコを見つけ、動物病院で治療したあと自宅で飼育していた」と話しているということです。
 環境省によりますと、男性の行為は希少な野生動物の捕獲を禁止した法律に抵触しますが、このケースは悪質性が低いとして厳重注意にとどめたということです。
 一方で、15年以上という長期間にわたり、ツシマヤマネコが飼育された例はこれまでに2例しかないことから、環境省は、むしろ飼育の参考になるとして、今後、男性からこれまでの飼育状況について話を聞くことにしています。


防衛施設周辺の土地取得、外国人規制検討…首相

読売新聞2013.10.22
 安倍首相は22日の衆院予算委員会で、防衛施設周辺における外国人や外国資本の土地取得について、安全保障上の観点から一定の規制を検討する考えを明らかにした。
 首相は「防衛施設周辺での外国人や外国資本による土地取得は、日本の安全保障にかかわる重要な問題だ。制限の必要性や個人の財産権の保護なども総合的に考慮した上で検討したい」と語った。日本維新の会の中田宏氏の質問に答えた。
 これに関連し、小野寺防衛相は同委員会で、離島や司令部機能を有する国内の74施設周辺の土地についての調査結果を公表した。それによると、外国在住の所有者は9人。このうち外国人とみられるのは2人で、2人とも防衛省近くのマンション所有者だったという。小野寺氏は「定期的に登記簿を取り、警戒監視することが大切だ」と語った。
(2013年10月22日21時12分 読売新聞)


対馬市へのふるさと納税に87件・445万円応募  ヤマネコ山林売却問題で

 対馬新聞2013.09.13号より


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最終更新:2020年12月08日 14:06
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