2002年 NO MATTER BOARDで相内康夫の登場でグラトリに目が向けられる。
当時は540ができれば神クラスの腕前とされていた。
2003年 本格的なグラトリDVD「ベーシック」が発売される。
このころから各スキー場でノーリーやプレスを中心としたグラトリを見かけるようになる。
2004年 完成度の高いhowtoDVD「ビヨンド」が発売され、一気にグラトリ人口が増える。
相内会長のゴリゴリ系がウケ、900ができる会長はグラトリの神として崇められる。
2005年 アマチュアでありながら、高難易度のグラトリ動画を世に出し一世風靡したチーム「バカイチ」が
グラトリ界のカリスマとなる。「アンディ」という技が爆発的に広がり、軸ズレアンディなる技もここで生まれた。
2006年 世は正にグラトリ時代。バカイチの0506動画は音楽内容共に抜群のセンスを誇っており神動画となる。
バカイチタップと呼ばれる後ろ向きタップ、回転タップが流行った。BBSもこの頃が一番盛り上がり、
「夏の風呂上りにクーラーガンガン効いた部屋でバカイチBBSを見る」という楽しみも娯楽の一つとなった。
2007年 彗星の如く現れた新チーム「狂刻旅團」の「ロデオアンディ」がグラトリ界に革命を起こし日本中を震撼させた。
グラトリ初の3Dとなるロデオアンディはそこら中のゲレンデで見かけない日はないぐらい爆発的ヒット技となった。
ロデオアンディをコピーしたバカイチは次なる技「トルネード」で王者の証を見せ、当時の最高峰トリックとなった。
2008年 この頃を境にグラトリブームが徐々に衰退していく。
大技よりも小技がウケる時代となり「ツバメ返し」が流行技となる。
そんな中「ドラキュラ」というノーリーの3Dが登場する。着地をしないことで初めて成功と言われるなか
狂刻旅團が見事メイクして「ノーリーロデオ」という名前を浸透させた。
新手のルーキー「ミヤ」の登場で2chで祭りになったのもこの頃。
2009年 有名チームの動画配信もここらで潮時となり、HPのBBSも無法地帯となる。
なんでもかんでも技に名前を付け楽しむ娯楽が流行る。
この時の「函館山フラットミーツ」は有名チーム、猛者揃いの参加者で溢れ
グラトリ大会至上最もレベルの高い大会となった。
2010年 ゴリ回し系は徐々に姿を消しスタイル重視のジブ系が到来する。
関東で流行りの「コンパス」を中心に「飛ばないグラトリ」が流行る。
それでも高回転は一部で根強い人気を誇り、5月のチャオスキー場では
大技好きが集まり名前も知らない人とポコで撃ち合うという奇妙な光景は「裏フラットミーツ」と呼ばれる。
2011年 現在に至る。
最終更新:2011年02月23日 09:49