フライトシミュレーター用スティック・スロットル・ラダーペダル - Joysticks, Throttles and Rudder Pedals for PC Flight Simulators.


「艇や索具の手入れを真剣にやらない船乗りがいるが、私には負けた時の言い訳を作っているようにしか見えない」
デニス・コナー Dennis Conner

ジョイスティック

AHはマウスとキーボードでも操縦が可能ですが、それでは限界があります。やはり機体の性能を限界まで発揮するためにはスティック(操縦桿)、スロットル、ラダーペダルが必須と言ってもいいでしょう(ここではこれらのデバイスをまとめてジョイスティックと呼称します。)。
市販のPC用ジョイスティックの大半は現用機の操縦桿やスロットルを模しています。このため、AHでもHOTASで操作することが可能です。

スティックを選ぶ際のポイント

  1. スプリングの堅さ
    柔らかすぎると操作量がわかりにくく、逆にあまり堅いとスティックを動かすのと一緒に台座まで動いてしまったり、腕が疲れてしまいます。最近のスティックではバネをユーザーが交換できるようにしているものもあります。
  2. センターがしっかりと出るか
    センターがしっかりしないと、手を離したときにセンターに戻らないため、勝手にオートパイロットが外れたりします。センターを出す仕組みがスティックやメーカー毎に異なるため、実際に使ってみないとわからない場合が多いです。最近のスティックではユーザーがカムを交換できるようにするなど好みにあわせることができるスティックもあります。
  3. ビビリが少ないか
    スティックをある場所まで引いた状態を維持している時に、その状態から全く動かしていないにも関わらずPCにスティックが動いたような信号が送られることがあります(ビビリとかスパイクと言われます。)。特に古い可変抵抗を使ったセンサーなどでは顕著です。AH側のコントローラ設定にあるDumperを変更することでビビリを抑えることは可能ですが、最近のスティックに採用されている磁気ホール・センサーなどではこのようなビビリはほぼ発生しません。
  4. 個人の好みもあるかとは思いますが、X軸Y軸が独立しているかいないかが重要な要素になることもあります。
    ボールジョイント方式ではなく、X軸Y軸が独立したカムとバネを使っているとピッチ方向とロールをそれぞれ正確にコントロール可能です。
  5. 自分の手にあっているか?
    多くは欧米製のため、日本人には大きめに感じられることがあります。
  6. ボタンの数やHATの数は十分か?
    HATは最低でも1つあれば、視点変更に利用できます(実機の場合は、トリムのコントロールや兵装切替に割り当てられている事が多いです。)。ボタンが多ければ多いほど、戦闘中に操縦桿から手を離す必要がなくなります(形状によっては、HAT(帽子型)では無く、Castle Switch(形状が城の塔上部に似ている事から)と呼ばれる事もありますがここではひとまとめにHATと表記させてもらいます。)。
  7. ボタンやHATは操作しやすいか?
    欧米人にあわせて作られているため、一部のボタンが日本人には押しづらいことがあります。
    また、HATスイッチが4方向か8方向かでも使い勝手が変わってきます。
  8. 小指で押すことができるボタン(Pinkie Switchと書かれることが多いです。)の有無
    視点切り替えをHATでやる場合、HATのみでは水平方向前後左右を見回すだけになります。空戦では前方~上方を見続ける事が多いので、小指を上方に設定できれば、HATとの組み合わせにより視点切り替えにキーボードを使用する必要がなくなります。
AHの場合、ゲーム側でボタンのカスタマイズ等に対応しているので、よほど特殊な機能(マクロや液晶制御等)を使う以外にジョイスティックに付属しているユーティリティをインストールする必要はありません。
スロットルについては、多くの場合スティックとスロットルがセットになって販売されていたり、スティックの台座部分にスロットル機能を持った回転軸等が付いているため、単独で購入しようとすると選択肢は限られてきます。
スティックやラダーペダルと比べて、微調整が不要なこともあり、3点セット(スティック、スロットル、ラダー)の中では最も重要度が低いと言えます。

スロットルを選ぶ際のポイント

  1. スロットル軸がロータリー(回転)式かスライダー(直線)式か
    ロータリー式はスロットルの開度がわかりやすい反面、自重による回転を抑えるためにテンションをかけるため、どうしても動作が重たくなります。スライダー式は素早い動作が可能ですがスロットルの開度がわかりにくくなります。
  2. アナログ軸数
    一部の製品は双発機用にスロットルが2つ並列に並んだものもあります。また、アナログ軸が複数あると視界の移動やズームなどにも利用可能です。
  3. ボタン数及びその配置
スロットル自体は、スティックやラダーペダルに比べると重要度は低いものの、スロットルには多くのボタンが付いているため、スロットルがあると両手をスティックとスロットルに置いたままほとんどの操作が可能になります。

ラダーペダルを選ぶ際のポイント

ラダーペダルについては、ジョイスティックに捻りラダー(ジョイスティックを左右に捻ることでラダーが操作できる。)などが付いていれば場所をとることも無いし、コタツやちゃぶ台でも遊べるので便利ですが、クロス・コントロール等がやりづらいかもしれません。
ラダーペダルを選ぶ際の注意点としては
  1. ストロークは十分か?
    大きく踏み込めるほど微妙な操作が可能になります。
  2. 自分の部屋(机の下)に置ける大きさか?固定方法は?
    足で踏み込むモノなので、操作中ずれやすいです。
  3. ペダルの幅は自分にあっているか?
    好みにもよりますが、幅が狭いと内股になって少し使いづらいかも知れません。
  4. ペダルの踏み込みが可能か?(左右ブレーキが独立して操作可能になるので、タキシングなどが楽になります。)
AHでは、ラダーが使えないと離陸・着陸もままなりませんので、捻りでもよいのでラダーが使えるようにしましょう(ただし、離陸については、オプションで自動離陸も可能です。)。
一部のジョイスティックには、フォースフィードバック機能が付いている物があります。これは、機銃を撃った時の振動や、バフェット、高Gでの舵の重みなどが再現されます。
もちろんAHはフォースフィードバックにも対応しています。
実際に使ってみないとわからないこともあるため、可能であれば購入前に店頭などで触ってみることをお薦めします(有名なところでは、秋葉原の Ark やソフマップ秋葉原本館などでは実物がデモ用に展示されているので、実際に使ってみる事が可能です。)。

注意点

ジョイスティック購入後初めてPCに接続する時には、トラブルを避けるために以下の点に気を付けるといいでしょう。
  • USBハブには繋げない(PCに直接接続する。)。
  • ドライバ不要のジョイスティックもありますが、ドライバをインストールする場合は、インストールのタイミング(接続してからインストールするか、接続前にインストールするか)が重要なのでマニュアルを読んでおきましょう。
  • 接続後、タスクバーにドライバのインストール状況が表示されると思います。これが終了するまではUSBを抜いたり電源を切ったりしないようにしましょう。
  • 最近のジョイスティックの中には、Windowsのゲームデバイス上でキャリブレーション(アナログ軸の調整)をしてはいけないものがあります。専用のソフトウェアでキャリブレーションするように指示があるものは、その指示に従いましょう。

Tips

購入にあたってのアドバイス

  • 現状であれば新御三家とも言えるVKB、Virpil、WinWingのいずれかの製品を買っておけばまず間違いないと思います。
    • VKB: ボタンが日本製ALPS、オムロン製のためボタンの押し心地が良い。スティック製品はシングル・カム採用のため小型で比較的安価なことが特徴です。。AliExpressを遣えば1週間程度で購入可能
    • Virpil: スティック製品はダブル・カム採用で動作が滑らかなのが特徴です。
    • WinWing: スティック製品はダブル・カム採用で動作が滑らかなのが特徴です。スロットルや各種パネルを含めて現用戦闘機とほぼ同様のデバイスが入手可能です。
  • 全く初めて購入する、という方は↓の動画をご覧ください。

格言

  • 買わない理由が値段なら買うべき。買う理由が値段なら買う必要はない。
  • 艇や索具の手入れを真剣にやらない船乗りがいるが、私には負けた時の言い訳を作っているようにしか見えない

目次

スティック比較表

名称
Name
分解能
Precision
X軸-Y軸 ボタン数
Buttons
8Way-HAT モード数
Mode
スロットル
Throttle
捻りラダー
Twisted-Rudder
価格帯
Price
X軸
X-axis
Y軸
Y-axis
スロットル軸
Throttle-axis
ラダー軸
Rudder-axis
Gunfighter+MCG Pro 4096~65536 4096~65536 - 2048 独立 24 1 1 約49,000円
Gladiator 4096 4096 2048 2048 簡易 17 1 2 約11,000円
MongoosT-50CM2+T-50CM2 Grip ? ? ? ? 独立 5 1 ? 約52,000円
WarBRD+T-50CM2 Grip ? ? ? ? 独立 5 1 ? 約39,000円
HOTAS ORION2 ? ? ? ? 独立 ? ? ? 約45,000円
Fighterstick 256 256 256 - 独立 24 1 1 簡易 17,000~24,000円
Combatstick 256 256 256 - 独立 10 1 1 簡易 13,000~15,000円
Flightstick Pro 256 256 256 - 独立 4 1 1 簡易 14,000~20,000円
HOTAS Warthog 32768 32768 16384 - 共用 9 3 1 独立双発 45,000~60,000円
T.Flight Hotas X 1024 1024 256 256 共用 12 1 1 独立 7,000~10,000円
T.16000M 16384 16384 256 256 共用 16 1 1 簡易 9,000~10,000円
T.16000M FCS Hotas 16384 16384 65536 256 共用 19 2 1 独立 15,000~25,000円
T.Flight Stick X 256? 256? 256? 256? 共用 12 1 1 簡易 5,000~8,000円
TCA Sidestick ? ? 12,000円程度
X56 H.O.T.A.S. 32768 32768 1024 4096 共用 6 3 3 独立双発 35,893円
X52 PROFESSIONAL HOTAS 1024 1024 256 1024 共用 12 2 3 独立 30,943円
X52 HOTAS 1024? 1024? 256? 1024? 共用 12 2 3 独立 23,375円
RAPTOR MACH 1 1024? 1024? 256? 1024? 共用 12 2 3 独立 £149.99
RAPTOR MACH 2 1024? 1024? 256? 1024? 共用 12 2 3 独立 £114.99

スロットル比較表

名称
Name
スロットル動作 分解能
Precision
価格帯
Price
X軸
X-sxis
Y軸
Y-axis
Z軸
Z-axis
STECS 回転式
TECS 直線式
Pro Throttle 直線式 約20,000円
TWCS Throttle 直線式 65534 1024 1024 約10,000円
MongoosT-50CM2 Throttle 回転式 約34,000円
HOTAS Warthog Dual Throttles 回転式 16384 約30,000円
TCA Quadrant 回転式 約11,000円
RAPTOR THROTTLE 回転式 £49.99
ORION2 THROTTLE 回転式 約40,000円

ラダーペダル比較表

名称
Name
分解能
Precision
価格帯
Price
X軸
X-sxis
Y軸
Y-axis
ラダー軸
Rudder-axis
Crosswind 4096 4096 4096 35,000円程度
RF Dora V2 Rudder Pedals 65,000円程度
T-Rudder - - 2048 25,000円程度
ACE-1 Rudder Pedals ? ? ? 35,000円程度
ACE-2 Rudder Pedals ? ? ? 41,000円程度
WarBRD Rudder Pedals ? ? ? 23,000円程度
Pro Pedals 256 256 256 18,000~20,000円
FLIGHT RUDDER PEDALS 256 256 512 23,375円
T.Flight Rudder Pedals 1024 1024 1024 14,000円程度
TPR 65536 65536 65536 約60,000円
ラダーはZ軸、左右ブレーキはX軸、Y軸としています。

メーカー別ジョイスティック一覧

以下Aces High向けと思われるジョイスティックを紹介
MS-DOS時代はフライト・シム向けジョイスティックといえば品質のCH Productsか見た目のThrust Masterと言われていましたが、現在はVKBやVirpilが高品質かつ見た目にもリアルなジョイスティックを製造販売しており、注目されています。

VKB( VKB FSC Europe

ロシア語で「Виртуальное Конструкторское Бюро」の略称で、「仮想研究・設計センター」という意味でロシアとベラルーシに開発拠点があります。ヨーロッパや日本に対しては、 VKB FSC Europe が販売しています(北米向けには VKB SIM NORTH AMERICA が販売)。
フライト・シム用デバイスの研究所で、当初はラダー・ペダルを制作していましたが、Defender社の依頼でCobra M-5を開発、販売しました。現在は自ら製造販売するようになっています。

スティック

Gunfighter MK.III
MaRSセンサー採用により非常に高精度でなめらかな動きが可能なジョイスティックです。加えてカムとスプリングをそれぞれ好みにカスタマイズ可能なので、あらゆる用途に対応できます。また、各軸32-bit ARM MCUにより高負荷でも高精度を維持します。グリップ部分は着脱式で、ユーザーの好みにあわせてMCG Pro(英語/ロシア語表記)、MCG(英語/ロシア語表記)、KG12(第二次大戦中の戦闘機のグリップを模したもの)、SCG(Space Combat Grip:右手用、左手用を用意)、F-14 COMBAT GRIP(F-14戦闘機の操縦桿を模したグリップ)が選択可能です。別売アダプターにより捻りラダー機能を付加することもできますし、同社製T-Rudderペダルを接続するもできます。
Gladiator Mk.II
MaRSセンサー採用により非常に高精度でなめらかな動きが可能なジョイスティックです。グリップ部分は第二次大戦中の戦闘機のスティックを模した形状になっています。台座部分にスロットル、スティックの捻りでラダー操作が可能なため、これ一つでエレベータ、エルロン、スロットル、ラダーのコントロールが可能です。更に同社製T-Rudderペダルを直接ジョイスティックに接続することができるため、ジョイスティックとペダルの両方を単一のUSBデバイスとして認識できます。ペダルは付属のソフトウェアで追加軸として設定可能です。比較的低価格でスティック、スロットル、ラダーが付いていますし、もしボタン数やHAT数に不満があってもグリップ部分を交換できるので、入門用として最もオススメのジョイスティックと言えます。

スロットル

TECS (Twin Engine Control System)
本格的なスロットルです。ジェット機用のスロットルを模していますが、Aces Highでも使用可能です。独立したスロットルが2つあるため、双発機のエンジンをそれぞれコントロール可能です。また、スライダー式なのでロータリー式のようにスロットルが自重で動かないように動作が硬かったり、スロットル自身の重さで勝手に動いてしまう事もありません。

ラダーペダル

T-rudder pedals USB
ラダーペダルとしてはコンパクトにまとまっており、精度も高いのが特徴です。改良を重ね、現在はMk.IVが販売されています。センターがしっかりと出ること、設置場所が自由(蹴る動作が無いため、床から動きにくい。)なのが利点ですが、左右トゥ・ブレーキが無いのが欠点です。

MFG( ホームページ

ラダーペダルのみを製作販売しています。ラダーペダルとしては比較的安価でありながら使い勝手がよく、精度も高い製品を販売しています。
MFG CROSSWIND
高精度かつ滑らかな動作で可動域も広く、ユーザーが各部を微調整可能なため、かゆいところに手が届く非常に使いやすいラダーペダルです。踏み込みによるブレーキ動作も可能なので、地上滑走も楽になります。本体カラーは白色とグラファイト色の二色を展開中です。

Slaw Device( ホームページ

質実剛健な作りのラダー・ペダルです。こちらも個人によるガレージ・ワークで、購入にあたってはメールでのやりとりになります。とはいえ、自動翻訳を多少修正すれば十分やり取りはできると思います。
支払いはPayPalが可能で、ドル又はユーロでの支払いになります。
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RF Dora V2 Rudder Pedals
現在受注しているのは、RF Dora V2 Rudder Pedalsです。高級感があり、精度も高く、踏み込みによるブレーキ操作も可能です。別途ダンパーを購入して取り付けることでなめらかな動作が可能になります。

VIRPIL( ホームページ

新興メーカーで、(日本以外では)比較的購入しやすく(米Amazonでも購入可能)精度の高い高品質なジョイスティック・メーカーです。
ジョイスティック、スロットルとそれらをデスクに固定するアダプターの他にラダーペダルも製造販売しており、バーチャル・コクピットをトータルでコーディネートする会社と言えます。

スティック

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MongoosT-50CM2 Base
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WarBRD Base
ベース部分は、高品質、高強度D16Tジュラルミンを使用しています。3種類のバネと4種類のカムが付属しており、独立して調整可能な軸を備えています。グリップ部分はVPC製MongoosT-50、Constellation DELTA、Constellation ALPHA、WarBRD、V.F.X、スラストマスター製F/A-18C Hornet、Cougar、Warthog用グリップを接続可能です。 オールメタルジンバルを採用しながらも、デスクトップ用として十分なコンパクトさを実現しています。中央からの偏向角が大きく、エクステンションを使用しなくても高い精度で操作可能です。各軸の中心には、左右対称のデュアルカムを採用しており荷重を分離しています。また、2種類のバネと2種類のカムが付属しています。非接触デジタル・センサの採用により精度が非常に高いです。。同社MongoosT-50と同じグリップコネクターを採用しているので、MongoosT-50と同じグリップを使用可能です。

スロットル

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MongoosT-50CM2 Throttle
内部機構には高精度の航空機グレードのジュラルミンを使用しており、テンション調整(内部アクセス)が可能です。センサーは高精度デジタル非接触式センサーを使用しています。6個のLEDボタンが搭載されており、透明キャップを取り外すことで、好みのボタンインレイを挿入することができます。取り外し可能なUSBとAUX接続ポイントがあり、他のVPCデバイスとのデイジーチェーンによりセットアップが簡単になります。双発機であればそれぞれ独立してスロットルの操作が可能で、なおかつボタンやアナログ軸も多いため、ほとんどの機能をこのスロットルで操作可能になります。

ラダー・ペダル

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ACE-1 Rudder Pedals
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ACE-2 Rudder Pedals
フルフットのアルミペダルを採用しており、足を床から離すことができます。ペダルは足のサイズに合わせて長さの調整が可能で、ペダルの角度も好みに合わせて調整できます。オールメタル構造、カムセンタリング機構、鋳造アルミニウム製フットプレートと大きなラバーフットが特徴です。0.006度の入力精度を持つ高精度非接触デジタルセンサーを採用しているため、高精度のラダー入力が可能です。カムとバネを交換可能で、ユーザーの好みに応じてレスポンスをカスタマイズすることができます。 VPC ACE-2は、ACE-1と同様にフルフットのアルミペダルを採用しており、足を床から離すことができます。ペダルは足のサイズに合わせて長さの調整が可能で、ペダルの角度も好みに合わせて調整できます。追加のペダルプレートを使うとかかとを床に付けた状態(戦闘スタイル)にすることができます。オールメタル構造、カムセンタリング機構、鋳造アルミニウム製フットプレートと大きなラバーフットが特徴です。0.006度の入力精度を持つ高精度非接触デジタルセンサーを採用しているため、高精度のラダー入力が可能です。カムとバネを交換可能で、ユーザーの好みに応じてレスポンスをカスタマイズすることができます。
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WarBRD Rudder Pedals
オールメタル構造、カムセンタリング機構、鋳造アルミニウム製フットプレートと大きな頑丈なゴム足が特徴のラダー・ペダルです。0.006度の入力精度を持つ高精度非接触デジタルセンサーを採用しています。カムとスプリングはユーザーの好みに応じて交換が可能です。トゥ・ブレーキが無いのが欠点です。

CH Products( ホームページ

業務用も手がけているCH Products社はジョイスティック・メーカーとしてはスラストマスターと並んで歴史があるとともに、当時から製品品質の高さにも定評があります。ジョイスティックの形状、構造など、10年以上前とほとんど変わっていませんが、それだけもともとの作りが優秀であったという証でしょう。
同社のジョイスティックは、スティック台座にスロットル(ホイールを回すだけの簡易なもの)が付いてますが、ラダー機能は無い(捻りラダーもありません。)のでヨーイング操作はどうしてもラダーが必要になります。各軸の分解能が低い事と、価格が高めなことが欠点ですが、堅牢な作りであり耐久性があるため長い目で見れば安い買い物だと言えます。
消耗品については、 こちら で購入できるようです。
残念ながら2008年にAPEM Inc.に買収されて以降サポート、品質ともに低下が著しいためオススメはできません。

スティック

MS-DOS時代は高品質高耐久のジョイスティックとして他の追随を許さなかったものの、現在の基準からすると可変抵抗を用いたセンサーは精度が悪く経年劣化も激しいため、よほどのことがない限り購入の候補からは外れると思われます。
いずれもジョイスティック基部に簡易のスロットルが付いているため、これとラダーを購入すれば三点セットはとりあえず揃います。
Fighterstick
Combatstick
Flightstick Pro
CH Products社製ジョイスティックの最高峰です。見た目はCombatstickに似ていますが、CombatstickよりもHATが多くなっているため、より多くの機能をスティックに割り振ることが可能です。 Fighterstickの廉価版であり、一部のHATの代わりにボタンになっている。 CH Products製ジョイスティックとしては、最も廉価で入門用ともいえるジョイスティックです。

スロットル

Pro Throttle
数少ないスライダー式スロットルです。ボタンやHAT数も多く、操作もしやすいのですが、センサーが可変抵抗のため精度、耐久性ともにそれほど優れてはいません。ただし、AHではスロットルについてそれほど微妙な操作を要求されないのでこれでも十分と言えます。

ラダーペダル

Pro Pedals
スライド式のラダー・ペダルです。踏み込みによる左右独立ブレーキも可能です。他のラダー・ペダルと比較すると若干幅が狭いので、置き場所には困らないかもしれませんが違和感を感じるかもしれません。センサーが可変抵抗のためビビリが多いのが欠点です。

Thrust Master( ホームページ

CH Productsと並ぶ老舗ジョイスティック・メーカーです。
品質のCH Productsに対して、スラストマスター(TM)は見た目重視といえます。かつては本物の戦闘機のスティックを模るなどしていましたが、最近ではSFチックなものが多くなってきています。現在は MSY が国内販売代理店となっているため国内でも入手しやすくなっています。

スティック

HOTAS Warthog T.Flight Hotas X T.Flight Stick X T.16000M

スロットル

TWCS Throttle
S.M.A.R.T.テクノロジーによりスムーズなスロットルスライド動作を実現する独自のスライドレールシステム
アナログ軸は5軸(スロットル+2軸ミニスティック+トグルラダー+ロータリーアンテナ)にオプションで外部3軸TFRPラダー用コネクタが付いています。ボタンは14個+8ウェイPoVハット、4ウェイハットスイッチ2個+ボタン3個+2ポジションスライダー1個+プッシュミニスティック1個+8ウェイPoint of Viewハットスイッチ1個、手動トグルラダー

ラダー・ペダル

T.Flight Rudder Pedals
TPR(THRUSTMASTER PENDULAR RUDDER)
工業用グレードのアルマイト処理を施したアルミニウム製スライドレールシステムを採用し、滑らかな動作のラダー・ペダルです。踏み込み式のブレーキ・ペダルも付いています。 H.E.A.R.T.(3Dホール効果磁気センサー)を3軸(ラダー/左差動ブレーキ/右差動ブレーキ)に採用した高精度かつ耐久性の高いラダー・ペダルです。

ロジクール( ホームページ

主にトラックボールやマウスなどの入力機器メーカーとして有名なメーカーです。
日本では本社Logitechの日本支店「ロジクール」があるものの、海外では取り扱っているPC用ジョイスティックを日本では取り扱っていませんでした。特に、 G940 は、本格的なジョイスティックとして人気がありましたが生産終了したこともありロジクールからジョイスティックを入手することは困難と思われていました。
しかしながら、2016年9月にLogitech InternationalがSaitekブランドをMad Catzから買収したことに伴い、旧Saitek製ジョイスティックがロジクールから販売されることになりました( ニュース・リリース )。
おそらく日本国内で最も購入しやすいジョイスティックと思われます。

操縦桿+スロットル+捻りラダー

これを買うだけで操縦桿、スロットル、ラダー操作が可能になります。
X56 H.O.T.A.S.
X52 PROFESSIONAL HOTAS
X52 フライトコントロール システム
RGBライティング付きのスロットル&スティックシミュレーションコントローラ 部分的に金属を採用したスロットル/スティック一体型コントローラ スロットル & スティックシミュレーションコントローラ

ラダー・ペダル

捻りラダーは場所を取りませんが、慣れないと難しいです。実機と同じ操作に近づけようとするなら、ラダーペダルの購入も検討する価値があるでしょう。
FLIGHT RUDDER PEDALS
プロ仕様のフライトシム用ラダーペダル(トーブレーキも搭載)

FR-TEC

過去にVKBから販売されていた、Cobra M5、Gametrix ECS throttle等を復刻させたジョイスティック、スロットルを販売しています。
磁気センサーを採用しており、X軸Y軸独立のため入門用としてよいのですが、VKBで販売されていた時よりも値上げされているため、コスト・パフォーマンスはそれほどではありません。

その他

コンバット・フライトシミュレーターにはあまり向かないもの。
ヨーク ヨーク型のジョイスティックは爆撃機や輸送機の操縦に向いています(P-38もこのタイプ)。
操縦桿(前後でピッチ、回転でロール)の他に、スロットル、ピッチ、ミクスチャーのスロットルが付いている。
Flight Sim Yoke USB Pro Flight Yoke System

スロットル Throttle Quadrant Saitek Pro Flight Throttle Quadrant
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非推奨

これらのジョイスティックは、安価なだけで耐久性が低い、精度が悪い等オススメとは言えません(つまりコストが安いのみでパフォーマンスや耐久性も低いのでコスパあるいはLCCは良くないです。)。
同価格帯でも格段に高品質なDefender Cobra M5T.Flight Stick Xなどをオススメします。
Cyborg Evo Force
フォースフィードバック対応ジョイスティック
Cyborg Evo X Cyborg Evo V1 ST290 Pro Aviator Joystick AV8R Flight Stick

Force 3D Pro
フォースフィードバック対応ジョイスティック
Extreme 3D Pro Attack 3 Joystick

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最終更新:2023年12月24日 10:27