フライトシミュレーター用ジョイスティック・スロットル・ラダーペダル - Joysticks, Throttles and Rudder Pedals for PC Flight Simulators.

ジョイスティック

AHはマウスとキーボードでも操縦が可能ですが、それでは限界があります。やはり機体の性能を限界まで発揮するためにはスティック(操縦桿)、スロットル、ラダーが必須と言ってもいいでしょう。
市販のPC用ジョイスティックの大半は現用機の操縦桿やスロットルを模しています。このため、AHでもHOTASで操作することが可能です。
ジョイスティックを選ぶ際には、以下の点に考慮するといいでしょう。
  1. スプリングの堅さ
    柔らかすぎると操作量がわかりにくく、逆にあまり堅いとスティックを動かすのと一緒に台座まで動いてしまったり、腕が疲れてしまいます。
  2. センターがしっかりと出るか
    センターがしっかりしないと、手を離したときにセンターに戻らないため、勝手にオートパイロットが外れたりします。
  3. 個人の好みもあるかとは思いますが、X軸Y軸が独立しているかいないかが重要な要素になることもあります。
    X軸Y軸が独立したバネを使っているとピッチ方向とロールをそれぞれ正確にコントロール可能です。
  4. 自分の手にあっているか?
    欧米製のため、日本人には大きめに感じられることがあります。
  5. ボタンの数やHATの数は十分か?
    HATは最低でも1つあれば、視点変更に利用できます(実機の場合は、トリムのコントロールや兵装切替に割り当てられている事が多いです。)。ボタンが多ければ多いほど、戦闘中に操縦桿から手を離す必要がなくなります(形状によっては、HAT(帽子型)では無く、Castle Switch(形状が城の塔上部に似ている事から)と呼ばれる事もありますがここではひとまとめにHATと表記させてもらいます。)。
  6. ボタンやHATは操作しやすいか?
    欧米人にあわせて作られているため、一部のボタンが日本人には押しづらいことがあります。
    また、HATスイッチが4方向か8方向かでも使い勝手が変わってきます。
  7. 小指で押すことができるボタン(Pinkie Switchと書かれることが多いです。)の有無
    視点切り替えをHATでやる場合、HATのみでは水平方向前後左右を見回すだけになります。空戦では前方~上方を見続ける事が多いので、小指を上方に設定できれば、HATとの組み合わせにより視点切り替えにキーボードを使用する必要がなくなります。
AHの場合、ゲーム側でボタンのカスタマイズ等に対応しているので、よほど特殊な機能(マクロや液晶制御等)を使う以外にジョイスティックに付属しているユーティリティをインストールする必要はありません。
ラダーについては、ジョイスティックに捻りラダー(ジョイスティックを左右に捻ることでラダーが操作できる。)などが付いていれば場所をとることも無いし、コタツやちゃぶ台でも遊べるので便利ですが、クロス・コントロール等がやりづらいかもしれません。
ラダーを選ぶ際の注意点としては
  1. ストロークは十分か?
    大きく踏み込めるほど微妙な操作が可能になります。
  2. 自分の部屋(机の下)に置ける大きさか?固定方法は?
    足で踏み込むモノなので、操作中ずれやすいです。
  3. ペダルの幅は自分にあっているか?
    好みにもよりますが、幅が狭いと内股になって少し使いづらいかも知れません。
  4. ペダルの踏み込みが可能か?(左右ブレーキが独立して操作可能になるので、タキシングなどが楽になります。)
AHでは、ラダーが使えないと離陸・着陸もままなりませんので、捻りでもよいのでラダーが使えるようにしましょう(ただし、離陸については、オプションで自動離陸も可能です。)。
一部のジョイスティックには、フォースフィードバック機能が付いている物があります。これは、機銃を撃った時の振動や、バフェット、高Gでの舵の重みなどが再現されます。
もちろんAHはフォースフィードバックにも対応しています。
実際に使ってみないとわからないこともあるため、可能であれば購入前に店頭などで触ってみることをお薦めします(有名なところでは、秋葉原の Ark やソフマップ秋葉原本館などでは実物がデモ用に展示されているので、実際に使ってみる事が可能です。)。

注意点

ジョイスティック購入後 初めてPCに接続 する時には、トラブルを避けるために以下の点に気を付けるといいでしょう。
  • USBハブには繋げない(PCに直接接続する。)。
  • ドライバ不要のジョイスティックもありますが、ドライバをインストールする場合は、インストールのタイミング(接続してからインストールするか、接続前にインストールするか)が重要なのでマニュアルを読んでおきましょう。
  • 接続後、タスクバーにドライバのインストール状況が表示されると思います。これが終了するまではUSBを抜いたり電源を切ったりしないようにしましょう。

目次

ジョイスティック比較表

名称
Name
分解能
Precision
ボタン数
Buttons
8Way-HAT モード数
Mode
スロットル
Throttle
捻りラダー
Twisted-Rudder
価格帯
Price
X軸
X-axis
Y軸
Y-axis
スロットル軸
Throttle-axis
ラダー軸
Rudder-axis
King Cobra 2048 2048 1024 - 13+α 1 3 簡易 無し 約36,000円
Black Mamba 2048 2048 1024 - 13+α 1 3 簡易 無し 約37,000円
Cobra M5 1024 1024 1024 1024 9 1 3 簡易 有り 6,000~7,000円
Fighterstick 256 256 256 - 16 1 3 簡易 無し 18,000~20,000円
Combatstick 256 256 256 - 10 1 1 簡易 無し 13,000~15,000円
Flightstick Pro 256 256 256 - 4 1 1 簡易 無し 14,000~20,000円
HOTAS Warthog 32768 32768 16384 - 9 3 1 独立双発 無し 45,000~60,000円
T.Flight Hotas X 1024 1024 256 256 12 1 1 独立 有り 7,000~10,000円
T.16000M 16384 16384 256 256 16 1 1 簡易 有り 9,000~10,000円
T.160000FCS ? ? ? ? ? 1 1 簡易 有り ?円
T.Flight Stick X 256? 256? 256? 256? 12 1 1 簡易 有り 5,000~8,000円
X-56 Rhino 32768 32768 1024 4096 6 3 3 独立双発 有り ?円
X-55 Rhino 32768 32768 1024 4096 6 3 3 独立双発 有り 25,920円
X-52 Pro 1024 1024 256 1024 12 2 3 独立 有り 25,920円
X-52 1024? 1024? 256? 1024? 12 2 3 独立 有り 19,440円
MongoosT-50 ? ? ? ? 5 ? ? ? ? ?円

ラダーペダル比較表

名称
Name
分解能
Precision
価格帯
Price
X軸
X-sxis
Y軸
Y-axis
ラダー軸
Rudder-axis
Crosswind 4096 4096 4096 35,000円程度
T-Rudder - - 2048 25,000円程度
Pro Pedals 256 256 256 18,000~20,000円
Pro Flight Combat Rudder Pedals 256 256 1024 25,920円
Pro Flight Rudder Pedals 256 256 512 19,440円
T.Flight Rudder Pedals 1024 1024 1024 ?円

メーカー別ジョイスティック一覧

以下Aces High向けと思われるジョイスティックを紹介

Defender( ホームページ

ロシア発新興ジョイスティック・メーカーです。 VKB FSC Europe が同社製品のカスタマイズを行っています(在庫が安定しませんが。)。

ジョイスティック

Defender Cobra M5
ジョイスティック基部の簡易スロットルと捻りラダーが付いているため、これだけでとりあえず3点セットと同じ操作が可能になります。細部は こちら をご覧ください。

VKB FSC Europe

フライトシミュレーター・エンスーが立ち上げた会社で、Defender社製ジョイスティックのカスタマイズやオリジナル・デバイスの企画・販売を行っています。
ジョイスティック
Black Mamba VKB King Cobra
Defender Cobra M5をカスタマイズしたジョイスティック(?)
Gladiator Pro
ラダーペダル
T-rudder pedals USB
ラダーペダルとしてはコンパクトにまとまっており、精度も高いのが特徴です。改良を重ね、現在はMk.IVが販売されています。センターがしっかりと出るのが利点利点ですが、左右ブレーキが無いのが欠点です。

MFG( ホームページ

一台一台手作りのラダーペダルCrosswindを制作している。
受注生産のため、注文できる期間が決まっており、注文後も発送されるまで時間がかかるのが難点

VIRPIL( ホームページ

新興メーカーで、(日本以外では)比較的購入しやすく(米Amazonでも購入可能)精度の高い高品質なジョイスティック・メーカーです。
MongoosT-50 というSu-57のスティックを模したジョイスティックと MongoosT-50 Throttle というこれまたSu-57のスロットルを模したスロットルを製造販売しています。

CH Products( ホームページ

業務用も手がけているCH Products社はジョイスティック・メーカーとしてはスラストマスターと並んで歴史があるとともに、当時から製品品質の高さにも定評があります。ジョイスティックの形状、構造など、10年以上前とほとんど変わっていませんが、それだけもともとの作りが優秀であったという証でしょう。
同社のジョイスティックは、スティック台座にスロットル(ホイールを回すだけの簡易なもの)が付いてますが、ラダー機能は無い(捻りラダーもありません。)のでヨーイング操作はどうしてもラダーが必要になります。各軸の分解能が低い事と、価格が高めなことが欠点ですが、堅牢な作りであり耐久性があるため長い目で見れば安い買い物だと言えます。
消耗品については、 こちら で購入できるようです。
ジョイスティック FighterstickCombatstickのジョイスティック基部には簡易のスロットルが付いているため、これとラダーを購入すれば三点セットはとりあえず揃います。
Fighterstick Combatstick Flightstick Pro
スロットル Pro Throttle
ラダーペダル Pro Pedals

Thrust Master( ホームページ

CH Productsと並ぶ老舗ジョイスティック・メーカーです。
品質のCH Productsに対して、スラストマスター(TM)は見た目重視といえます。かつては本物の戦闘機のスティックを模るなどしていましたが、最近ではSFチックなものが多くなってきています。現在は MSY が国内販売代理店となっているため国内でも入手しやすくなっています。

ジョイスティック

HOTAS Warthog T.Flight Hotas X T.Flight Stick X T.16000M

ラダー・ペダル

T.Flight Rudder Pedals

Gametrix

日本では馴染みが薄いロシアのゲーミング・デバイス・メーカーです。主に振動シートなとを販売しているようですが、詳細は不明です。

スロットル

ECS throttle

Saitek( ホームページ

新興ジョイスティック・メーカーで Mad Catz 傘下でSaitekブランドのジョイスティックを販売していました。
低価格の入門用から値段の割に機能が豊富なジョイスティックまで品揃えが豊富だったことから、人気がありましたが、残念ながらMad Catzが破産したことで現在は入手困難になっています。
Mad Catzが取り扱っていた他のデバイスはLogitech(日本ではロジクール)から販売されていますが、フライトスティック系の扱いは不明です。
操縦桿+スロットル+捻りラダー これを買うだけで操縦桿、スロットル、ラダー操作が可能になります。
X-55 Rhino H.O.T.A.S. X-56 Rhino X-65F コンバットコントロール システム X52 プロ フライトコントロール システム X52 フライトコントロール システム
ラダーペダル 捻りラダーは場所を取りませんが、慣れないと難しいです。実機と同じ操作に近づけようとするなら、ラダーペダルの購入も検討する価値があるでしょう。
プロ フライト コンバット ラダーペダルズ プロ フライト ラダーペダルズ プロ フライト セスナ ラダーペダルズ

ロジクール( ホームページ

主にトラックボールやマウスなどの入力機器メーカーとして有名なメーカー。
日本では本社Logitechの日本支店「ロジクール」があるものの、PC用ジョイスティックについては日本では取り扱っていない。特に、 G940 は、本格的なジョイスティックとして人気があります。
USB接続、スティック、スロットル、ラダーがセットになっていること、フォースフィードバックが特徴です。これだけの機能が付いているにもかかわらず、値段も手頃でコストパフォーマンスは高いのですが、残念ながら生産終了してしまいました。
Flight System G940

詳細不明

性能や購入方法等細部不明なものの、有望と思われるジョイスティック(メーカー)です。

F-16GRIPS.com

F-16タイプのスティックとスロットルを販売しています。
現在は、F-35タイプのスティックとスロットルを開発中のようです。

VIPIL

MongoosT-50 Flight Controller というジョイスティックを開発しているようです。
HATも多く、小指で操作するレバーがアナログ軸となっているのが独特です。
オプションかもしれませんが、机への固定方法が独特ですが卓上を広く使え、サイドスティックとして使いやすいように考えられているようです。

BRD Rudder Pedals

細部不明のラダー・ペダルです(推定:ロシア人によるガレージ・ワークの模様で、購入のハードルは相当高いものと思われます。)。

SLAW Pedals

細部不明のラダー・ペダルですが、こちらも個人によるガレージ・ワークの模様で、購入のハードルは相当高いものと思われます(価格も$500を超えるとのことです。)。

その他

コンバット・フライトシミュレーターにはあまり向かないもの。
ヨーク ヨーク型のジョイスティックは爆撃機や輸送機の操縦に向いています(P-38もこのタイプ)。
操縦桿(前後でピッチ、回転でロール)の他に、スロットル、ピッチ、ミクスチャーのスロットルが付いている。
Flight Sim Yoke USB Pro Flight Yoke System

スロットル Throttle Quadrant Saitek Pro Flight Throttle Quadrant

非推奨

これらのジョイスティックは、安価なだけで耐久性が低い、精度が悪い等オススメとは言えません(つまりコストが安いのみでパフォーマンスや耐久性も低いのでコスパあるいはLCCは良くないです。)。
同価格帯でも格段に高品質なDefender Cobra M5T.Flight Stick Xなどをオススメします。
Cyborg Evo Force
フォースフィードバック対応ジョイスティック
Cyborg Evo X Cyborg Evo V1 ST290 Pro Aviator Joystick AV8R Flight Stick

Force 3D Pro
フォースフィードバック対応ジョイスティック
Extreme 3D Pro Attack 3 Joystick