ボーイング B-17 フライング・フォートレス / Boeing B-17 Flying Fortress
映画「
頭上の敵機
」や「
メンフィス・ベル
」で有名な爆撃機(そしてスピルバーグ監督の「
TAKEN
」でも・・・)
元々は、沿岸防御用の対艦隊兵器として製作された機体で、そこから「フライング・フォートレス(空の要塞)」の名称が与えられた(つまり古今東西よくある陸海軍の縄張り争い)。
1934年にアメリカ陸軍が当時の主力爆撃機B-10の後継機として、国内航空機メーカーに開発を指示、これに基づいてボーイング社が開発した試作機モデル299がB-17の原型である。
初期型のC型、D型は防御火力が貧弱だったために大戦初頭に大損害を蒙った。アメリカ参戦直前に登場したE型は防御火力が強化されたため外観が一変している。1942年にはE型の各部を改修したF型が、翌年末には特徴的なチン・ターレット(顎部分の銃座)を追加したG型が登場している。
イギリスに展開した米第8空軍のB-17によるドイツ軍爆撃はドイツ軍の迎撃によって多数の被害を出しながらも、昼間爆撃を続行し、ドイツの工業力に打撃を与え続けた。
総生産数は12,000機以上に達した。
なお、本機はイギリスにも供与されたものの、戦略爆撃に対するドクトリンの相違からイギリスでの評価は低かった。
AcesHighにおけるB-17
豊富な防御銃座と堅牢さに加え爆弾搭載量も必要十分である。
共通アイコンは「B17」
AcesHighにおける歴史
AcesHigh史上初の爆撃機である。初期には戦場の主役であった。新たな爆撃機が多数登場した今でも高い使用頻度を保っている。
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B-17G(+ボタンをクリック) |
B-17G
良好な飛行性能、高高度性能、十分な防御火力と装甲によって、激しい迎撃が予期される目標への爆撃時に選択する場合に最良な機体であるといえる。
爆弾搭載量は他の連合軍爆撃機( B-24や ランカスター)に比べると少なめであるが、通常の爆撃任務であればこれで十分であろう。
固有アイコンは「B17」
兵装
Bomb Bay |
Armament |
2 x 2000 lb GP Bombs |
12 x 50 Cal M2 |
6 x 1000 lb GP Bombs |
12 x 500 lb GP Bombs |
16 x 250 lb GP Bombs |
24 x 100 lb GP Bombs |
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最終更新:2017年05月26日 19:27