中島 四式戦闘機 疾風 Ki-84
戦後、連合軍によって第二次大戦最高の日本軍機と評された陸軍の戦闘機
実機では、パイロットの意見を取り入れて、操縦桿を重くしている。これは、操縦桿を重くすることによって、無理な荷重がかからないようにすることで、強度を抑え、結果的に機体が軽量化できるというコンセプトである。
機体は軽量化されていても、海軍機と異なり、防弾についてもしっかりと考慮されている。
大戦末期になると、製造品質が著しく悪化し、後期に製造された機体は、稼働率の低下や飛行中の故障などに悩まされた。
米軍コードネームは「フランク(Frank)」
Aces Highにおける疾風
終戦間際の日本と異なり、常に最高性能を維持できるため、搭乗員の証言に比べると全般的に高性能となっている。
実機と異なり、操縦桿を軽く引くことが可能なので、急降下時にちょっと操縦桿を引くと割と簡単に空中分解するので過速に注意
共通アイコンは「KI84」
Ki-84-Ia 疾風
AcesHighでは一型甲のKi-84-laが使用可能である。
大戦末期の戦闘機だけあって、撃ってよし、守ってよしの機体である。航続距離も長く、MAでの活躍が期待できる機体である。
ジョイスティックでは、操縦桿の重さを再現できない(FFBなら再現可能?)ため、過荷重となりやすく、結果的に機体が壊れやすくなってしまっているため、特に高速時にはあまりスティックを引かないようにした方がよい。
Fuel 50%でも
スピットファイアや
Bf 109、
Laといった欧州の戦闘機の100% fuel並の航続距離があるので、迎撃任務なら燃料を減らして飛ばした方が軽快に飛べる。
実機同様、射撃時の座りが良いので高い上昇力と250kg爆弾を生かし、敵車両に精密な急降下爆撃を行うことができる意外にも優秀な
Jaboである。
また、被弾にも強く20mmを数発食らっても簡単に火を噴いたり分解したりしないのも強みである。
スピットファイアに近い旋回性能を有しているが、急旋回時に翼端失速しやすく、一度気流が剥離するとなかなか失速状態から抜け出せないので注意すること。
ファウラーフラップの展開したときの操縦性能、ラダーの効きは良い。ただ、フラップは160mphからなので、米軍機の高速フラップを使った高速旋回に回り負けることがある。
低中速域でのロール性能は
Fw 190に近く、キレのある素早いロールを行うことができる。そのためロールを活かしたシザース機動を体得したプレイヤーが、疾風に乗っていると手ごわい。
反面、高速域の操舵はかなり重く、急降下では手動トリムを使わないと墜落の危険すらある。
また、450mphを過ぎたあたりでいきなり操舵翼のいずれかが破損するので、余剰エネルギーを生かした一撃離脱ができないのが疾風の大きな欠点である。
さらに
WEPは同一エンジンを積んだ
紫電改と違って1分しか使えない(米軍調査の疾風操縦マニュアルを参考にした?)ので、乱用は避けたい。
(ただし、1分しか使えない分、再びエンジンが冷えて
WEPが使用可能となる時間も速いが。)
総括すると、優れた加速性能と横転性能、耐弾性は、旋回性能の良い「和製フォッケウルフ」と言っても良いだろう。
固有アイコンは「KI84」
性能諸元
機種 |
重量 |
燃料 |
武装1 |
武装2 |
増槽 |
爆弾 |
EW |
MW |
LW |
四式戦闘機 |
ポンド |
ガロン |
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○ |
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最終更新:2014年10月13日 20:55