イリューシン Il-2 シュツルモビク / Ilyushin Il-2 (Cyrillic: Илью́шин Ил-2) Sturmovik

「シュツルモビク」として知られる襲撃機で第二次大戦中、対地攻撃に威力を発揮、ソ連地上軍を支え続けますた。
最初の量産型であるIl-2は1939年12月に初飛行し、独ソ戦勃発直後に実戦投入されたが、ドイツ軍戦闘機によって大損害をこうむりました。そこで後方銃座を装備した複座型のIl-2M2が登場しました。
最も生産数が多かったのはIl-2M3で、23mm機関砲2門を装備して対戦車攻撃に活躍しました。大戦末期には、更に防弾装甲を強化したIl-8、機体を再設計して飛行特性を向上させたIl-10が配備されました。
Il-2シリーズは最重要機種として優先的に生産された結果、総生産機数35,000機以上となり、航空史上最大の生産数を誇っています。

Aces HighにおけるIl-2

AHではIl-2M3が使用可能です。
共通アイコンは「IL2」
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IL-2M3

AHでは当初23mm機関砲搭載型のみが再現されていましたが、AHのバージョン・アップによって実機同様37mm機関砲も搭載可能となりました。
搭載された23mm/37mm機関砲は航空機に対しては大きな破壊力を期待できますが、装甲された車両に対する効果はあまり期待できません。
機関砲の照準器が光学式では無いため、非常に弾を当てづらいのが最大の欠点です。
また、爆撃機としても爆撃照準器を持たないので降下爆撃か超低空でのフライパスによる直撃を狙うしかないという、とにかく何をするにも弾を命中させる事が困難な機体です。
敵機に襲われた場合は、即座に爆弾を捨てて低速低翼面加重を利用した回避に移るのが得策です。
後部座席に別プレイヤーを乗せていない場合は、機動の最中にも銃座に移動して射撃することによる敵機への牽制なども行えますが、後部機銃は威力が無いので過信は禁物です。
さすがに最大の特徴とも言える装甲により、機体は頑丈で37mm砲弾の直撃をうけても飛行可能状態を維持することがあるが、そのためかえって「タコ殴り」にされる悲しさを味わうことも多いでしょう。
「ソ連国歌」を奏でつつ、大人数で編隊を組み敵航空基地へ英雄的犠牲精神の発露として突撃をかける興奮は(一部の人にとって)何物にも変えがたいものであることは確かです。

低速域での安定性と頑丈さを活かして、わざと後方から接近させて回避後大火力で撃墜を図るベテラン・プレイヤーもいるので注意すべき相手です。

裏技的には、機体の頑丈さと意外な機動性を活かして、Vulchされている飛行場から本機を何度も出し身を張って敵の弾を消耗させる手もあります。
固有アイコンは「IL2」

性能諸元

機種 重量 燃料 武装1 武装2 増槽 爆弾 EW MW LW
Il-2M3 ポンド 193ガロン 2x7.62mm ShKASx750発
2x23mm BYa x150発
1x12.7mmUBT後部銃座x200発
2x7.62mm ShKASx750発
2x37mm x50発
1x12.7mmUBT後部銃座x200発
4xRS-82ロケット弾
4xRS-132ロケット弾
4x100kg爆弾


Il-2 シュツルモヴィク (世界の傑作機 NO. 129)

Il-2 Shturmovik Guards Units of World War 2 (Combat Aircraft)
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Ilyushin IL-2 And IL-10 Shturmovik

ソビエト航空戦―知られざる航空大国の全貌 (光人社NF文庫)


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最終更新:2018年08月25日 08:38