ラボーチキン La-5/La-7

ソビエトの誇る傑作空冷戦闘機。元来水冷発動機を搭載する単座戦闘機として設計されたLaGG-3は半木製の機体であった。重量の過大などの影響を排するために、主翼などの金属製化を進め発動機を爆撃機向けであった空冷星型に換装したところ、LaGG3以前の型に比べ十分な性能向上を果たした。この空冷化されたLa-5シリーズの中でASh-82FNと称する性能向上型の発動機を搭載したものがLa-5FNである。さらに発動機をより高出力化し機体の空力洗練を進めたものとしてLa-7が登場。終戦までに15,000機以上が生産され、あらゆる場面で枢軸側航空機を圧倒し、赤軍の前進を助けた。

Aces HighにおけるLa-5 / La-7

AHではLa-5FNとLa-7が使用できる。
共通アイコンは「LA」、愛称は「Lala」
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La-5FN

La-5FNの元になったLa-5が最初に実戦配備されたのは、S・P・ダニーリン大佐率いる第287戦闘航空団で、スターリングラード防衛でボルガ川前線の第8航空団に配属された。
この戦いで、La-5がBf 109Gよりも優れていることを証明したが、上昇力が劣っていた。このため、エンジンをM-82FN(1,510hp)に換装したのがAHに登場するLa-5FNである。この改良によって、Bf 109GはもとよりFw 190A-4よりも優れた上昇性能と運動性を得ることになった。

AcesHighにおけるLa-5FNは、比較的近距離の航空基地からの殴り合いとなっていたWWII東部戦線と同様のシチュエーションとなるAcesHighの戦場にマッチした機体である。約10,000feets以下での速度および上昇力に長け、旋転率も申し分ない性能を発揮する。火力としてShVAK機関砲を2門搭載するが、これはMG151系と同様発射速度と弾道特性に優れるものの、一発あたりの威力はやや低い。ただし機首への集中搭載を行っていることから、時間当たりの命中弾数の多さが期待できるため火力不足を感じさせない。

空戦に関しては、高い旋転率と大出力発動機を活かした「縦の空戦」を得意とし、この特性になれた操縦士に操られた本機は恐るべき威力を発揮する。「横の空戦」といわれる巴戦では日本軍機・米軍機の多くに対し同等、もしくは劣るがエンジン出力と軽量を活かすことによって対応することは十分に可能である。また、あまり知られていないがBf 109同様の揚力改善装置である前縁スラットが装備されていることも格闘性能を高めている。

燃料搭載量が少なくまた高高度での性能低下が本機の弱点であるが、基地間距離の近い戦場ではあまり不利にはならない。また注意すべき点として戦闘緊急出力は10,000feet以下ではまったく出力的な増加を得ることはないことがあげられる。7,500feetあたりを境にWEPのON-OFFをこまめに行うことにより発動機の過熱や燃料消費を抑えることができるだろう。
固有アイコンは「LA5」
  • AH
    マイナーな機種であるにも関わらず、AHの初期から空を飛んでいた。ただしこの時期は全機種において燃料消費のスピードが速く設定されており、航続時間の短いLa-5が本格的に活躍できる状況ではなかった。
    実際、敵基地まで足を伸ばそうものなら、敵基地上空についた時点で「燃料50%、もー帰んなきゃ!」という事態となる。まるっきりBoBのBf 109の再来のようであった。その為、主にその上昇力を生かした迎撃に使用された。
    その後、燃料消費のスピードが抑えられ、La-5が十分使用可能な状況が生まれたが、ほどなくしてLa-7が登場し、またしてもその存在感を奪われることとなった。

兵装

Bombs Armament
2 x 100 kg GP Bombs 2 x 20mm ShVAK 200 rpg
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La-7

多くの場面においてLa-5FNと同様の特性・性能を発揮する機体。ゲーム的な設定上では全高度において30mile/h程度の高速化を実現している。AcesHigh内でのLa-5FNとLa-7との違いはほとんどがここに集約されるものと思われるが、実際の利用の上ではLa-7の優位はスペック以上に感じられるだろう。おそらく、戦闘開始時点の速度がより高速であることに起因すると思われる。

また、La-5FNでは選択できなかったB20機関砲3門搭載を選択することができる。ShVAKを2門搭載かB20を3門搭載するかの基準は火力発揮の持続時間、つまり弾数のみと考えてよい。B20機関砲はShVAK機関砲の約半分の重量しかなく、機関砲弾の重量をかんがみてもB20搭載の重量的不利はない。火力としてもShVAKとB20の実包は互換性を持つため砲弾の性能差はなく、ShVAKの方がやや初速に勝る程度となっている。
固有アイコンは「LA7」
  • AH
    -登場時期?
    ver2.?? F4U-1CN1K2-Jに次ぐMA生態系の頂点として長らく君臨したが、Spit16の登場によりその地位を追われることとなる。だがしかしその実力は今なおMA最高クラスであることに変わりはない。
    これだけの性能でありながら、非パーク機のため、Dweeb呼ばわりされることが多い。

兵装

Bombs Armament
2 x 100 kg GP Bombs 3 x 20mm B-20 150 rpg
2 x 20mm ShVAK 200 rpg

性能諸元

機種 重量 燃料 武装1 武装2 増槽 爆弾 EW MW LW
La-5FN 7,379ポンド 122ガロン 2x20mmShVAKx200発 100kg
La-7 7,308ポンド 122ガロン 2x20mmShVAKx200発 3x20mmB-20x150発 100kg


Lavochkin's Piston-Engined Fighters (Red Star)

第二次大戦のソ連航空隊エース 1939‐1945 (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ―世界の戦闘機エース)

LaGG & Lavochkin Aces of World War 2 (Aircraft of the Aces)
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