ベル P-39 エアラコブラ / Bell P-39 Airacobra

エンジンを機体重心に近い部分に置くことによって、運動性の向上を図った機体です。
戦闘機としては珍しいミッドシップ方式にしたことで、長い延長軸を使ってプロペラを回転させることとなりました。このため、プロペラと同軸に機関砲を設置することがとなりました。プロペラ同軸機関砲は、モーターカノンと同様に大口径機関砲をプロペラと同調させることなく(つまり高い発射速度を維持できる。)射線と照準線をほぼ一致させることができるため、命中率の向上も図ることができました。
太平洋戦線で日本軍相手に苦戦したことなどから、西側での評価は高くないものの、レンドリースによって米国から本機を提供されたソ連での評価は非常に高かったと言われています(戦闘高度が西部戦線では爆撃機の護衛などで主に高空となりますが、東部戦線では対地攻撃の支援や援護などのように主として低空であったことも原因なのかもしれません。)。
プロペラ軸内37mm機関砲は搭載弾数も少なく、初速も遅いので当てにくいものの、その威力は絶大で、ほとんどの機体を一撃で破壊できます。

Aces HighにおけるP-39

AHではD型とQ型が使用可能である。
共通アイコンは「P39」

P-39D

20機しか生産されなかった最初の生産型P-39Cの武装と機体のマイナー・チェンジを行ったモデルがP-39Dです。
P-39Cからの変更点は、37mm砲弾搭載数が15発から30発に増加、機首の7.7mm機銃×2挺を主翼内に移し、翼内燃料タンクをセルフ・シーリング方式に変更、装甲を強化、垂直尾翼前方のフィレットを追加、胴体下面に爆弾・増槽架を追加等です。
40年9月にはイギリスへのレンドリース用として、37mm機関砲をイスパノスイザM1 20mm機関砲(弾数60発)に変更したD-1が349機(翌年150機追加)、エンジンをV-1710-63(1,325hp)に強化したD-2が344機生産され、D型全体では923機が生産されました。
固有アイコンは「P39D」

P-39Q

P-39最多生産モデルがこのP-39Qで、4,905機生産されました。
エンジンはN型と同じV-1710-85(1,200hp)、翼内機銃を廃して、ゴンドラ式に12.7mm機関銃×2挺(各300発)を搭載したもので、太平洋戦線で酷評された短所の多くが改善されています。
ソ連へのP-39の供給は、1943年から本格化し、このQ型が主として供給されました。故障頻発で信頼性の無かったプロペラ同軸の37mm機関砲は、23mm機関砲に換装されたものの、草原でも容易離着陸できる前輪式引込脚や、ソ連製エンジンに比べると圧倒的に故障の少ないエンジン、透明度の高いキャノピーなどが賞賛されています。
固有アイコンは「P39Q」

性能諸元

機種 重量 燃料 武装1 武装2 増槽 爆弾 EW MW LW
P-39D ポンド ガロン 1x37mmプロペラ同軸機関砲x30発
2x.50cal.x200発
4x.303cal.x1,000発
1x20mmプロペラ同軸機関砲x60発
2x.50cal.x200発
4x.303cal.x1000発
1x75ガロン 1x500ポンド爆弾
P-39Q ポンド ガロン 1x37mmプロペラ同軸機関砲x30発
2x.50cal.x200発
1x37mmプロペラ同軸機関砲x30発
2x.50cal.x200発
2x.50cal.ゴンドラx300発
1x75ガロン 1x500ポンド爆弾


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Bell P-39 Airacobra


P-39についてのコメント

  • 必殺の37mmですが37mmに頼らないほうが対空で使えたりします、低空で結構いい感じです。 -- 名無しさん (2013-04-19 02:54:40)
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