ノースアメリカン P-51 マスタング / North American P-51 Mustang

第二次大戦によって大量の戦闘機を必要とした英国は、P-40を購入すべく米国に使節を派遣、ノースアメリカン社にP-40のライセンス生産について打診したところ、ノースアメリカン社は、P-40以上の機体を開発すると提案、英国は120日以内に試作機を完成させることを条件に320機を発注した。主任設計者のエドガー・シュミードは、117日目に試作機を完成させNA73Xと命名された。これが後の傑作戦闘機P-51の元となった機体である。
1940年10月に初飛行、英国はこれをマスタングIと名づけ採用した。
マスタングIはアリソン・エンジンを搭載しており、低高度では高速で航続距離も長かったが、中高度以上で急激に性能が落ちたため、当初対地支援などに用いられていた。米軍もこれをP-51として少数を採用したが戦闘機としての能力に失望し偵察機として用いた。その後も攻撃機に設計変更してA-36Aとして生産した。1943年春にはP-51Aが登場したが、この機体もほとんど性能向上されておらず戦闘爆撃機として使用されるなど、失敗作として本機の将来は暗かった。
ところが、マスタングIにスピットファイアなどに搭載されていたロールスロイス製マーリンエンジンを搭載すれば本来の性能を発揮できるのかと考え、実際に搭載、試験をしたところ、期待を上回る高性能を示した。イギリスはこれをマスタングIIIとして、米国もロールスロイス製マーリン・エンジンをアリソン社がライセンス生産したV-1650を搭載させ、P-51Bとして採用、こうしてマスタングは戦闘機として開花した。
B型は1943年末から実戦に投入、高い空戦能力を持つ長距離護衛機として米軍の長距離爆撃機を護衛した。
本機は他の戦闘機に比べて非常に安価でありながら、高い空戦性能と長距離航続力を持っていたことから、第二次大戦最高の戦闘機とも云われている。1万5000機以上が生産され、朝鮮戦争でもF-51として参戦している。
日本では鹵獲したP-51Cを教導に使用したが、日本軍機との性能差は歴然であった。また、180種の飛行機を操縦した伝説のパイロット、チャック・イエーガー准将が選ぶ、最も好きな機体である。

Aces HighにおけるP-51

AcesHighにおけるP-51はB型(=C型)とD型が使用可能である。
第二次大戦屈指の名機だけあって、速度、上昇力、加速、航続力等バランス良く、致命的な欠点が無い。
敢えてあげれば、液冷エンジンでかつ機関砲が無いため、対地攻撃に不向きであるということくらいだろうか?
実機と同じく燃料50%を境に機体の安定性が異なるため、50%+ドロップタンクがお薦め。
共通アイコンは「P51」
  1. をクリックすると詳細解説が見られます。
+ P-51B
+ P-51D

性能諸元

機種 重量 燃料 武装1 武装2 増槽 爆弾 EW MW LW
P-51B ポンド 269ガロン 2x.50cal.M2x280発
2x.50cal.M2x350発
2x75ガロン 2x100lb爆弾
2x250lb爆弾
2x500lb爆弾
P-51D ポンド 249ガロン 4x.50cal.M2x270発
2x.50cal.M2
2x.50cal.M2
2x.50cal.M2
2x75ガロン 2x100lb爆弾
2x250lb爆弾
2x500lb爆弾
2x1000lb爆弾
6x5"HVARロケット弾


P-51 Mustang Pilot's Flight Manual

図解・軍用機シリーズ (8)

第8航空軍のP‐51マスタングエース (オスプレイ・ミリタリー・シリーズ 世界の戦闘機エース)

世界の傑作機 No.75 Pー51A,B,Cムスタング (世界の傑作機 NO. 75)

世界の傑作機 No.79 Pー51ムスタング,D型以降 (世界の傑作機 NO. 79)


P-51についてのコメント

  • 使いやすい機体ですね -- 名無しさん (2013-03-26 23:06:59)
  • ご新規さんご愛用機、怖くはないけどウザイ機体です。真っ直ぐばっか飛ぶんだもんおいつかねぇ。 -- 名無しさん (2013-04-19 02:58:57)
  • むしろ初心者はすぐエネ殺してくれるから食いやすい -- 名無しさん (2014-04-04 06:37:18)
名前:
コメント: