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ナツミ・キャメロンの憂鬱



オオサカ湾に浮かぶ孤島、パナジ。
ここは普段なら水棲生物の楽園である。
だが、バトルロワイアルの進行の為に他の生物が排除された
今、其処に存在している者達とは?

「あっちゃー、完全に孤島なのさ。
 次の定期船は2時間後って書いてあるし、
 どうしようさー?」

ナツミ・キャメロン。
光陵学園所属スカウト科志望。
活発で明るい少女である。

「う~ん……ナギーやりんりん達が心配だけど、
 どうしようもないのさ。
 もう一度、この島を探検なのさー!!」

無論、この少女は殺し合いに参加する気などは毛頭無い。
友人たちと再会し、他の者とも協力して無事に帰る事が
彼女の願いである。
故に彼女は状況に屈する事無く、
状況を打開する道を探す。
自分が孤島に飛ばされたのを確認する為に
一度簡単に見て回った程度であるこの島を
再度、確認の為に探索する。
とはいっても小さい島であり、
目立つ建物といえば灯台と誰かが使っていたであろう
住居程度な島である。
正直な所は誰かに会えるなんてはあまり期待してはいなかった。

だが、

ナツミが踏み出すよりも早く誰かが近くの茂みから
ガサガサと音を立ててこちらへと歩いてきた。

「だ…誰なのさ!」

ナツミ自身に交戦の意思は無い。
だが、相手がそうとは限らない。
冒険者としての心得を学ぶ彼女はそれを理解している。
だからこそ、相手に敵意の無さを確認できるまでは
構えを崩すような事はしない。

「……フフッ、僕らはこうして巡り会っていくんだね。
 これが運命なのかもしれないね……」

普通ならで無いであろうキザったらしい言葉と共に現れた人物。

外見:アフロ・胸毛・変なゴーグル・ピンクを基調とした変な衣装
言動:電波

「変態なのさー!!」

当然の反応である。

「どうして! 僕達はこうして出会ってしまったんだ、
 運命なら変えていける筈だよ!
 君だって本当は分かっている筈なんだ!」

ナツミの反応に困惑したのか、
変態もといアバオ・亜空の言動は加速していく。

「分かりたくないのさー!!」

絶叫するナツミの背後で今度は背後の海岸から
人の気配がする。

「こ…今度は何なのさ?」

目の前の人物の所為で若干他人への期待値が低下している
ナツミが怖々と振り返る。
其処にはスクール水着の格好をした少女がうつ伏せのまま
海岸沿いに打ち上げられていた。

「い…いきなりドザエモンなのさー!!」

取り敢えず、目の前の怪人物を放置して、
倒れている少女へと駆け寄る。
倒れている少女を仰向けにし、
脈を確認する。

「…え、えっとこういう時はまずは心臓マッサージなのさ」

少女の胸に手を当てて、一定のリズムで少女の胸を押す。
それに合わせるように少女に反応が現れる。

「……1,2、ぴゅ―……1,2、ぴゅー……」

ナツミとしては真剣な人命救助の筈なのだが、
このような光景をどこかのお笑い番組で
見たことがあるような気がしてくる。

「……っていうか、この人。 最初から無事なのさー!!」

途中から少女がわざとやっている事に気づいて
ナツミは心臓マッサージを止めて、少女を助け起こす。

「だ、大丈夫なのさ? 苦しくなかったのさ?」

意識がある状態でやられる心臓マッサージが
かなり苦しい事を知っているナツミが疑問の声を上げる。

「……………チッ……………」

スクール水着の少女こと女の子モンスターの
ちゃぷちゃぷは助けられた側であるのに関わらず、
それに対して軽い舌打ちで応えた。

「………ああやって………まちがったふりして………
 ……………殺す気だったんだ……………」

ネガティブなオーラを全開にし、
ナツミに対して辛辣な言葉を浴びせてくる。

「ち、違うのさ! そんなつもりは無かったのさ!」

ナツミにはそんなつもりは無い。
完全に善意から来る行動である。
むしろ、問題があるとするのなら
ナツミが誤解するまで反応しなかった
ちゃぷちゃぷの方が問題なのであるのだが、
何故か知らない内にナツミが謝る側へと回っていた。

「……そういって………あとでやっぱり……………
 ……………殺す気なんだ……………」

留まる所を知らないネガティブオーラのまま、
ちゃぷちゃぷは疑う事前提で話を進めて行く。

「だからそんな事はしないのさー!!」

ナツミにしても最早、引き下がる事は出来ない。

「……………本当?……………」

やんわりと小首を傾げてちゃぷちゃぷはナツミに問う。

「本当なのさ! だから信じてほしいのさ!」

それに対して、ちゃぷちゃぷの目を真っ直ぐに見て、
真摯な姿勢でナツミはちゃぷちゃぷに誓う。

「…………………………ふぅ……………」

それでやっと観念したのか、
ちゃぷちゃぷが放つネガティブなオーラが和らいでいく。

「し、信じてくれたのさ?」

ちゃぷちゃぷの気配の変化を察知して、
ナツミは胸を撫で下ろす。

「……フ……フフ………フフフフ…………」

「この人、怖すぎるのさー!!」

何を意味しているのかさっぱり理解できない含み笑いを浮かべる
ちゃぷちゃぷにナツミもそろそろ心が折れそうになる。

だが、

変人が現れた茂みでもなく、
奇人が打ち上げられた海岸でもなく、
今度は灯台の中から何かの物音がする。

「た、頼むからまともなのが来てほしいのさ…」

哀願である。

「まおー!」

叶わないけれどね。

建物から飛び出してきたのはピンク色の
マントを着た丸っこい体格の角の生えた奇妙な生き物。
それはナツミを見るなり、
何故かナツミに纏わりついてきた。

「まおまおー!」

普段のナツミならその可愛らしい生き物に喜ぶのだが、
この状況では逆効果である。
ナツミの心は折れた。
ボキーンと折れてしまったのであった。

「もう嫌なのさー!!」

奇人変人怪生物の真ん中でナツミはガン泣きする。

「……呼んでいる。 この感じ…ババアなのかい?」

「……………肉まん……………ぱくぱく……………」

「まおー! まおまおー?」

「うわ~~~~ん!! 助けてなのさー、ナギー、りんり~ん!!」

頑張れナツミ。
次の定期船は二時間後だ!


【パナジ/1日目・朝】
【ナツミ・キャメロン@ぱすチャ】
[状態]:健康、心の疲労・大
[装備]:鞭、プロテクトマント@ぱすチャ
[道具]:基本支給品、力帯@RanceⅥ
[思考]基本:皆で協力して脱出
    1:助けてなのさー!!

【アバオ・亜空@大番長】
[状態]:健康
[装備]:ビームサーベル、白い盾、Gハンマー@ぱすチャ
[道具]:基本支給品、黒医三連星@戦国ランス
[思考]基本:……また、争いが始まるんだね…


【ちゃぷちゃぷ@ギャルZOO】
[状態]:健康
[装備]:なし
[道具]:基本支給品、肉まん(3個入り:一個消費)@現実、
    カレーウルフのカレー@大番長
[思考]基本:……どうせ……殺される………


【大まおー@お馴染み枠】
[状態]:健康
[装備]:大まおーの鎌
[道具]:基本支給品、未確認支給品×2
[思考]基本:まおー!

【プロテクトマント@ぱすてるチャイムContinue】
 太もも辺りまで覆うマント。
 防御魔法が掛かっています。

【力帯@RanceⅥ-ゼス崩壊-】
 カオル・クインシー・神楽愛用の柔術用の帯。

【Gハンマー@ぱすてるチャイムContinue】
 巨大な棘付き鉄球に鎖が付いています。

【黒医三連星@戦国ランス】
 負傷した人を回復させてくれる、
 黒衣を纏った怪しい医師3人組み。

【肉まん@現実】
 ほかほかです。
 3個入り。

【カレーウルフのカレー@大番長】
 具材は中○人。




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