Effective C++ Lite

Effective C++ Lite

Effective C++ Lite はC++の基本的な文法からプログラムの設計や設計思想についてまで語るページです.
C++でのプログラムで一番重要な事は継承やSTLを使いこなす事ではありません.
いかに美しいプログラムを設計できるかが重要なのです!

Contents

初級編

Lesson 1 : What's C++ Language ?


C++とはC言語をよりプログラムの柔軟性,汎用性,拡張性,再利用性を高めた言語です.
一般的にはオブジェクト指向プログラムと呼ばれる概念が取り入られており,これは,上記の利点を実現するためのプログラム構造をいいます.
つまり何ができるかというと,柔軟性のある大規模なプログラムや,再利用性の高いプログラムを設計する事が可能になります.

もちろんC++にはC言語も含んでいますが,一番の違いはクラス(Class)という概念(文法)が取り入られており,これが上記の利点を実現しています.
ですので,C言語とは異なり,C++はプログラムをクラス単位で記述する事になります.

この辺の話は,このページを読み進めていけばおいおい理解していくと思いますので,頭の片隅にでもおいておいてください.
ですが,ウチのロボット工学研究室(AMSL)では,ロボットを動かしている95%のプログラムがC++で記述されているので,読めないと大変ですのでご注意を.
*1


Lesson 2 : Hello World

クラスの話などはおいておいて,まずはプログラムの基本である「Hello World !」を出力するプログラムを書いてみましょう.
Hello Worldのページへ.

Lesson 3 : make

makeについてです.
ROSを使う場合,必要のない知識ですが,常識として知っておきましょう.
分割コンパイル等の説明も含むため,別ページに記載しています.
makeのページへ.

Lesson 4 : 初心者のためのClass

さてC++の代名詞と言っても過言ではない,クラス(Class)についていよいよ入りたいと思います.
クラスによって,C言語に比べ柔軟性,汎用性,拡張性,再利用性のすべてが飛躍的に高まりました.
もちろん,そのぶん理解するまでに時間がかかると思いますが,一度クラスを使ってプログラムを書くようになると,もう2度とC言語でプログラムを書きたくなくなります.


中級編 -Effective C++ Lite-

さて,いよいよこのページの本命となる部分です.
これはC++によっていかに良いプログラムを書くかという思想とその設計方法について説明します.
このページは「Effective C++」と「More Effective C++」の著書の一部を説明していきます.
中級編のページへ

プログラムを書くときの決まり事

集団で共通,もしくは共有のプログラムを書くときに,いくつかの決まり事を決めておくと,混乱が少なく理解が早まります.
そこで,ここではいくつかのプログラムを書くときの決まり事を紹介しておきます.
プログラムを書くときの決まり事のページへ
最終更新:2010年12月03日 13:25
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*1 注釈1: 残りの5%はC++で開発できない組込み用のC言語によるプログラムです.