+ | ED4の事前想定シミュレート:キョウジ単独Ver. |
ED4「そして、続く日々」(事前想定シミュレート:キョウジ単独Ver.)
シーンプレイヤー:PC2、キョウジ=イサカ
それは「シスター・ソフォーラへの弟子入り」が空振りに終わった後のこと。
数日間、落ち込んだ後。素子は復帰した。以前と同じか、それ以上に元気な姿を見せた。
キョウジ:今居る場所は、何処でしょ? 決めちゃっても良いのかな?
GM:ああ、登下校あたりをイメージしていたがw GM:特に希望があるなら応じよう。 キョウジ:じゃぁ、下校途中で
キョウジ:「しかし、素子。お前、魔女っ娘になりたかったのか‥‥」 シスターが「っ娘」かはともかくw
キョウジ:とか言いながら、素子の少しだけ前を歩いてます。 GM/素子:「‥‥違うもん」 ぷぅと口先を少しとがらせて。嘆息。「ああ、シスターに何があったのかしら。心配だわ」 (GM註:シスターは何やら物騒な事件に関与して行方不明になったと思っててくださいw) キョウジ:シスターに何がッ!? (゜д゜)!
キョウジ:そんなくだらない話をしながら少しだけ歩いて、不意に立ち止まる
GM/素子:じゃあ「きゃっ」とキミの背中にぶつかる。物思いにふけっていたので、前方不注意だったのだねw キョウジ:「あぁ、わりぃ‥‥なぁ、ちょっとだけつき合えよ」 真顔で振り返って、わき道に誘う。 GM/素子:「もぉ、痛いじゃない。急に立ち止まらな‥‥ え?」 きょとん。 GM/素子:「待ってよ、キョウジ」 とてとて。キミの後を無警戒についてくる。
キョウジ:で、また少し歩くと、見覚えのある場所に
GM/素子:「ここ‥‥もしかして‥‥?」 キョウジ:もちろんキョウジがカオスフレアに覚醒した場所で、素子と出会った場所ですw キョウジ:「もう5年以上経つんだよな。ここで会ってから」 GM/素子:その場所を目にしたとき。その場に立ち止まる。 GM/素子:周囲を見回す視線が優しくなる。「‥‥そうかぁ。こんな場所だったんだね」 GM/素子:すっとその場にしゃがみこみ。「子供の目だと、もっと違って見えてたから」 キョウジ:「メタロードに襲われて慌ててたしな」 笑いながら GM/素子:「そうそう。もう必死に逃げて‥‥迷子になって、ここに」 GM/素子:「あのときは。本当に“うわーもうだめだーっ!”って思っちゃったもん」 キョウジ:「俺も向こうの学校の図書室に居たつもりが、何時のまにか目の前にロボットだもんな」 キョウジ:「いや、びびったよ、マジで」 GM/素子:「わたしの方がびっくりしたよ」 突然、男の子が空から降ってきたんだもの。ふふ。 キョウジ:「でも、なんとか聖戦士のフレアに目覚めて、お前を助けることができて‥‥」 キョウジ:「何でかな、って思ってたんだ、聖戦士に目覚めたの」 キョウジ:この辺りで、体から聖戦士の黄金のフレアが立ち上り始めますw GM/素子:「‥‥気合?」 キョウジ:「ちげーよ」 苦笑い キョウジ:「理由言っても‥‥笑うなよ?」 GM/素子:「‥‥‥‥」 笑わないよ。そんな風に真剣な瞳で、キョウジが告げる言葉なら。 キョウジ:「いきなり襲われてさ。訳は判らなかったけど‥‥」 キョウジ:「どうしても助けなきゃ! この女の子を助ける力が欲しい!って、そう思ったんだ」 キョウジ:「一目惚れだよ、一目惚れ」 少し俯き気味に、顔を真っ赤にしながら GM/素子:「‥‥ひとめ、ぼれ?」 キョウジ:「ったく、鈍いな!」 キョウジ:「‥‥お前に、だよ」 GM/素子:「あ‥‥ええと‥‥ その、‥‥わ、わたしに? キョウジが?」 キョウジ:黙って頷く GM/素子:「‥‥‥‥」 あまりの驚きに口がふさがらない。 GM/素子:「あ」 みるみる頬が染まる。「あぁ~~っ」 そのまま両手で顔を隠すw キョウジ:「だから、メタロードを倒せる『聖戦士』に目覚めたんだと思う」 キョウジ:「‥‥だから、これも当然の結果なのかもしれない」 段々と、フレアが執行者の真紅色に GM/素子:そのフレアの気配の変化に驚き。「キョウジ?!」 はっと視線を向ける。 キョウジ:「俺の願いが変わったから、なんだろうな」 GM/素子:「‥‥願い?」 GM/素子:「キョウジは、カオスフレアじゃなくなっちゃったの?」 GM/素子:「せっかく、わたしもカオスフレアになれたのに‥‥」
キョウジ:素子の肩をつかんで、今迄で一番真剣な顔で
キョウジ:「俺は執行者になったんだ」 GM/素子:「え゛」 キョウジ:「今回もそうだったけどさ」 キョウジ:「お前って昔から責任感があって、面倒見が良くて」 俺も随分と世話になったしな、と笑う。 GM/素子:シスター・ソフォーラの豪快なパフォーマンスが脳裏をよぎる。星詠みと執行者の区別がついてないw キョウジ:「いや、すまん。その人の事は一旦忘れてくれ」 苦笑い。 GM/素子:「‥‥キョウジは、いきなり消えちゃったりしない?」 キョウジ:「そこまで薄情じゃねーよ」 優しく笑おう GM/素子:「‥‥うん」 GM/素子:キミの本心を知りたいと思ったのか。いつもより距離が近い。 GM/素子:キミの瞳を覗きこむように。見上げてくるよ。
キョウジ:「俺はお前より強くなって、頼れる男にならなくちゃって、ずっと思ってた」
キョウジ:「‥‥でも、今回の事で判った。俺は、弱くても頼りなくても良い」 キョウジ:「お前が笑顔で居られるなら、他はどうだって良いんだ」 キョウジ:「お前が荷物を背負い込むなら、俺が一緒に支えたい」 キョウジ:「好きなんだ‥‥じゃ無いよな」 キョウジ:「ずっと好きだったんだ」 GM/素子:「~~~~っ」 硬直。耳まで真っ赤。 キョウジ:「もう曖昧なままなんて嫌だ!」 GM/素子:「あ、えと。‥‥キョウジ?」 ちょっとキミの勢いに驚いて。一歩後退。
キョウジ:「‥‥いや、さ。答えが聞きたいな、なんて‥‥思うんだけど」
キョウジ:頬をぽりぽりと。そこまでいきなりじゃないよw キョウジ:5年間言えなかったの見れば判るけど、実はかなり奥手ですんw GM/素子:「そんないきなり‥‥ううん。いきなりじゃあ‥‥ないん、だよね?」 申し訳なさそうにw GM/素子:「あ、あのね? キョウジがそんな風にわたしのことを思っててくれたことは、素直に嬉しいの」 キョウジ:「少なくとも、俺は‥‥」 少し拗ねたように GM/素子:「‥‥でも。今まで、全く眼中になかったというか」 キョウジ:まぁ、そういうスタートだったしなw GM/素子:「っていうか、ええと‥‥考えてなかったから」 恋愛とかね。 GM/素子:「ほら。わたし、早く一人前になって起業したいってずっと思ってたでしょう?」 キョウジ:「‥‥そう言ってたよな、ずっと」 GM/素子:「自分が誰かにそんな気持ちを向けてもらえる、なんてさ‥‥」 GM/素子:じんわりと。実感が湧いてきたらしい。戸惑っているw GM/素子:「ただでさえ、突然カオスフレアになって、でもまだまだ力不足で‥‥」 GM/素子:「もっと頑張らなきゃって、思ってたところだったから‥‥」
GM/素子:「あの。あのね? キョウジのこと。好きだよ? 幼馴染みだし」
GM/素子:「嫌いだったらこうして一緒には居ないよ?」 キョウジ:『幼馴染』に反応して、少し傷ついてみる GM/素子:「‥‥あ、ごめん。ええと。嫌ってわけじゃなくて、むしろ、なんというか‥‥」 GM/素子:あたふたしている。普段のお姉さんぶっている態度とは大違い。 キョウジ:そっと、素子の手をとろうw 最後の一押しだw GM/素子:「あ‥‥」 黙ってしまう。でも手を振りほどいたりはしない。 キョウジ:「変わらない、って言ってたよな」 ミドル最後の川べりでのシーン キョウジ:「多分、俺は‥‥変わるのを怖がってた」 GM/素子:「うん‥‥」 小さくうつむいて。キミからは彼女の瞳が見えない。 GM/素子:「でも。‥‥変わった」 GM/素子:「変わっちゃったよ‥‥ キョウジ‥‥」 こんな。大きな手で。男のひとになっちゃって。 キョウジ:「でも、もう自分を騙すのは嫌だ‥‥変えたいんだ」 少しずつ素子を引き寄せる キョウジ:「弟分としてじゃなく、恋人として傍に居たい」 キョウジ:抵抗しないなら、そのまま懐まで引き寄せるよ GM/素子:「もう、今のままじゃ‥‥嫌なの?」 寂しそうに。 GM/素子:だが、拒みはしません。 キョウジ:「嫌だ」 キョウジ:「もう気づいちまったんだ」 うっすらと涙を浮かべて GM/素子:「キョウジ‥‥」 その涙に。「‥‥‥‥」 キミが内心で怯えていたことに気づき。 キョウジ:「だから、怖いけど‥‥精一杯、俺の気持ちを伝えたくて」 GM/素子:「馬鹿ね。わたしがキョウジのこと、嫌いになるわけないじゃない」 GM/素子:キミを落ち着かせるように。優しく。 キョウジ:「もとこ‥‥」 肩に顔を預けて、嗚咽が漏れるのを堪えてる GM/素子:「ただ。驚かされたのは本当よ?」 ちょっと拗ねた風に。 キョウジ:「‥‥ごめん」 ばつが悪そうに GM/素子:「謝る必要ないわ。別に、キョウジが悪いんじゃないもの。わたしが‥‥ね?」 照れ笑い。 GM/素子:「だからね。‥‥慌てなくてもいいんだと思う」 GM/素子:「わたしも。一人の女の子として。‥‥キョウジのことを考えてみるわ」 キョウジ:「‥‥そうだ、よな」 キョウジ:「焦り過ぎてたのかな、俺は」 吹っ切れた顔で笑顔に GM/素子:「まずはお友達から、‥‥ね」 朗らかな笑顔。迷いは晴れた!w
クリスマスの夜を越えて。2人のカンケイは少しだけ変化した。
その先がどうなっているのかは、神様だって知らない。
―― 愛しきキミよ、未来を侵略せよ!
BADEND37「まずはお友達から」
:ヒント: 素子は途中までキミを再評価しようとしていた。 だが、そこでキミは彼女の乙女心ではなく、母性本能を刺激してしまった。 ひとつ前の選択肢に戻り、選び直してみよう!
キョウジ:あそこで失敗してたのか!
GM:くくく。んじゃー「ひとつ前の選択肢」から再チャレンジしてみる?w
リテイク
キョウジ:抵抗しないなら、そのまま懐まで引き寄せるよ
GM/素子:「もう、今のままじゃ‥‥嫌なの?」 寂しそうに。 GM/素子:だが、拒みはしませんw キョウジ:「嫌だ」 キョウジ:「もう気づいちまったんだ」 ゆっくりと素子の頬に右手を伸ばして GM/素子:キミの指が触れたとき。小さく震え、瞳を逸らしてしまう。‥‥怯えている。 キョウジ:「だから、もう止まらない」 キョウジ:頬に手を添えて、ゆっくり顔を近づける GM/素子:「あ、待っ‥‥」 キョウジ:「待たない」 拒まないなら、更に近づく シルエットが重なる。 キョウジ:バックは夕日でw キミの腕の中で‥‥彼女は泣いている。 キョウジ:「泣くなよ」 頭を胸に抱え込むようにして、ばつが悪そうに キミから逃げるわけではない。だが、その頬を濡らす涙は止まりそうにない‥‥ GM/素子:「キョウジのばがぁ‥‥」 揺れる声。 キョウジ:「悪かったよ、ごめんな」 優しくあやすように GM/素子:「わたしのこと、すきだって、言ったくせに‥‥っ」 キョウジ:「嘘なんか言ってない、大好きだよ」 キョウジ:「素子は俺のこと、嫌いになった?」 GM/素子:「‥‥‥‥」 キョウジ:「素子の口から、ハッキリと聞きたい」 真剣に GM/素子:「‥‥今のキョウジは、嫌い」 GM/素子:自分勝手なのは昔からだけど。それでも‥‥こんな真似はしなかったのに。 キョウジ:今度は優しく抱きしめて キョウジ:「好きだって言ってくれるまで離さない」 GM/素子:「‥‥嫌いよ」 ぼそっと。 キョウジ:「じゃぁ、ずっとこのままか」 それも悪くないかもな、と楽しそうに GM/素子:「わたし、怒ってるんだからね‥‥」 キミの胸元に抱きよせられながら。
数年後。リオフレード魔法学院を卒業して、新たなビジネスに乗り出す2人の姿があった。
だが、素子は一度もキョウジに対して「愛してる」とは告げてくれない。 だから、2人はずっと一緒。いつまでも放さない。離れられない‥‥
BADEND25「もうはなすことはない」
:ヒント: アプローチは悪くなかった。 だが、素子が「恋愛」に怯えていることに気づけず、事態を強引に進行させたことが、 彼女の中のなにかを壊してしまったらしい。一つ前の選択肢に戻り、やり直してみよう!
キョウジ:難しいなーっ!
GM:ええと念のため。これクイズとかじゃないから、正解なんてないからね?w GM:「説得力」というか「納得力」があればOKよんw キョウジ:今度こそ!
リテイク2
キョウジ:「だから、もう止まらない」
キョウジ:頬に手を添えて、ゆっくり顔を近づける GM/素子:「あ、待っ‥‥」 キョウジ:「怖い?」 少し心配そうに。 GM/素子:「~~~~っ」 キミに余裕があるのがなんか悔しい!w キョウジ:左手で素子の手を自分の心臓の位置に
GM/素子:「‥‥キョウジ、もう、経験あるの?」 キスとか。そ、そのほかとか‥‥
キョウジ:「‥‥経験は、ないけど」 キョウジ:「最近はずっと、こうなりたい‥‥って考えてた」 GM/素子:「なんか‥‥ちょっと怖かった。さっきのキョウジ」 キョウジ:「うん、ごめんな‥‥」
GM/素子:「‥‥わたしと。したい?」 キミの胸元に触れた手を眺めつつ。「キス」
キョウジ:「素子とキスしたい」 微妙な顔の位置を保ちながら キョウジ:「素子は、嫌?」 なるべく優しい顔で GM/素子:「ん‥‥」 イヤってわけじゃない。クラスの女子の半数はもっとアレらしいし。 キョウジ:まぁ、既婚学生だってかなり居る学園だしな GM/素子:「キョウジと、かぁ‥‥」 なぜ躊躇うのか。自分でも不思議に感じつつ。
GM/素子:「ねぇ、キョウジ」 ふと。
キョウジ:「ん?」 GM/素子:「もし」 キミの目を見上げつつ。「もしも、だよ?」 GM/素子:「わたしに好きなヒトが別に居たら‥‥ キョウジは諦めるの?」 キョウジ:「‥‥‥‥」 キョウジ:「諦めないよ」 GM/素子:「わたしの気持はどうでもいいの?」 キョウジ:「素子の気持ちは大切にしたい、それは嘘なんかじゃない」 キョウジ:「でも、諦めない」 GM/素子:「‥‥だったらさ。もっと最初に聞くべきじゃないの?」 GM/素子:「わたしに。誰か好きな人は居ないのかって」 GM/素子:「自分の都合ばかり押し付けてさ。キョウジ、なんだかずるいよ‥‥」 キョウジ:「ごめん、そうだ‥‥よな」
素直に謝るキョウジに、にっこり笑って。
GM/素子:「じゃあ、わたしが聞いてあげる」
GM/素子:「キョウジは、誰が好きなの?」 キョウジ:「俺は、素子が好きだ」 GM/素子:「他にも女の子はいっぱいいるよ? どうしてわたしなの?」 キョウジ:「最初は多分、ほんの些細なきっかけだったんだと思う」 キョウジ:「でも一緒に居る内に、少しずつ好きな気持ちが積み重なって」 キョウジ:「もう、好きなのが当たり前になってて」 キョウジ:「‥‥駄目だな、言葉になんねえや」 無邪気に GM/素子:そのセリフに。思わず口を閉じてしまう。 GM/素子:「は、恥ずかしいこと言わないでよ‥‥」
GM/素子:「‥‥じゃあ、ユッタちゃんとわたしじゃ、どっちが好き?」
キョウジ:「どっち、じゃなくて素子が好きだ」 GM/素子:「シスターとわたしじゃ?」 キョウジ:「素子が好きだ‥‥じゃなくて」 GM/素子:「ノエミちゃんと‥‥」 キョウジ:「誰かと比べてとか、そんなんじゃなくて」 キョウジ:「もっと特別な、好き、なんだ」 GM/素子:「うん」
GM/素子:「‥‥だって。キョウジ、本当は結構モテるんだよ?」 クラスにも居るもの。キョウジのファン。
キョウジ:それは初めて知った。 GM/素子:「わたしより素敵な女の子に逢ったら‥‥」 キョウジ:「目移りする、かも?」 GM/素子:「う」 キョウジに言われると、なぜか凹む自分に気づく。 キョウジ:「それは、アレだ」 キョウジ:「顔が綺麗だとか、スタイルが良いだとか、そういう『素敵』の話なのか?」 GM/素子:「‥‥‥‥」 キョウジ:「難しすぎて、答えになるのか判らないけどさ」 GM/素子:キョウジの指摘は判る。こんな風に思ってしまうことが、キョウジを傷つけるだろうことも。 キョウジ:「どこかが好みだから好きになる、とか」 キョウジ:「誰かと比べて、好みだから好きになる、とか」 キョウジ:「そういうんじゃなくてさ」 GM/素子:「うん」 キョウジ:「何時の間にか好きになってて、気がついたらずっと素子が好きだったって判って」 キョウジ:「それは多分、LOVEともLIKEとも違う『好き』なんだと思う」 GM/素子:「‥‥でも。でもね」 GM/素子:「わたしね。‥‥皆がキョウジのことをカッコイイって褒める度に、ずっと心の中で思ってたんだ」 GM/素子:「あなた達はキョウジのこと何も知らないのにって‥‥」 イヤな女だよね。わたし。 キョウジ:「それは悪いことかな?」 キョウジ:「俺も他の誰かがお前の事『良いよな』って言う度に、ずっと思ってた」 キョウジ:「俺の方が何倍も、素子の事知ってるんだって‥‥」 キョウジ:「優しい事もちょっと頑固なことも、ずーっと知ってるんだって」 キョウジ:そろそろ、結論を出そうかw
キョウジ:何かに気がついたように、はっとして
キョウジ:「俺が好きなのは、何処が素敵とかじゃそうじゃないんだな」 きっと、と笑う キョウジ:「一緒に居た時間で知った、良い所も悪い所も全部ひっくるめて、その『素子』が好きなんだ」 キョウジ:「だから、これからもずーっと好きになる、変わっていく所も変わらない所も」 キョウジ:「‥‥これじゃ答えにならない、かな?」 GM/素子:「キョウジ‥‥」
GM/素子:「わたしは‥‥キョウジのこと、大事に思ってるよ」
GM/素子:「でも、それが恋人としての“好き”なのかどうかは、まだ分からない」 GM/素子:「そんな中途半端なわたしでも、いいの?」 GM/素子:キョウジの想いが本気であることは判った。自然と頬が熱い。 GM/素子:でも、自分の中にあるはずの“答え”が見つからない。‥‥なんだか、キョウジに悪い気がして。 キョウジ:「今、此処から、少しずつだって良い‥‥」 一言一言かみ締めるように キョウジ:「そう思う気持ちも、嘘じゃない」
GM/素子:「‥‥したら」 キミの唇を見つめて。「判るのかな?」 つぶやく。
キョウジ:「その前に」 キョウジ:「今度は俺にも聞かせて」 何時の間にか背伸びした言葉遣いじゃなくなって キョウジ:「素子は、俺じゃない誰かが『好き』?」 GM/素子:「‥‥シスター・ソフォーラには憧れてる。あんな風になりたいって思った気持ちは、今でも変わってないよ」 GM/素子:「‥‥安藤クンのことも。格好いいなって思ってたよ」 真面目だもの。彼。‥‥優しいし。自分勝手じゃないし。 キョウジ:判ってはいたつもりでも、それはキョウジ的にはかなりクるw GM/素子:「‥‥ユッタちゃんみたいに、努力を怠らないヒトを前にするとね。圧倒されちゃって、自分が情けなくなるの」
GM/素子:「それに‥‥あの子。ダスクフレアになってた子。あの子に出会ったとき。思ったの」
GM/素子:「ああ、わたしと一緒だ。この子はわたしと同じ気持ちだったんだ‥‥って」 キョウジ:「同じ、気持ち?」 GM/素子:「拒絶されるのが怖くて‥‥ 誰も好きにならないように自分に言い聞かせている‥‥」 キョウジ:知らなかった一面を知って少し驚いてる。 GM/素子:「幻滅した?」 少し微笑む。 キョウジ:「それに気づけなかった俺に、かな」 キョウジ:「もっと聞きたい、素子の事」 二人っきりでゆっくり話すのなんて、何年ぶりだろう。 GM/素子:「‥‥わたしも、キョウジのことを知りたい。知らなきゃいけないって思った」
GM/素子:「キョウジは」
GM/素子:「男の子として。女の子なわたしが好きなんだよね」 GM/素子:「ただの友達じゃなくて」 GM/素子:「ただの幼馴染みじゃなくて‥‥」 キョウジ:「我侭だけど、友達じゃなくて幼馴染みじゃなくて」 キョウジ:「一人の男として、素子が好き」 キョウジ:「それに、一人の男として」 キョウジ:「素子に好きになって欲しいと思ってる」 GM/素子:「わたしも」 小さく笑って。 GM/素子:「‥‥わたしも知りたい。あなたが好きだと言ってくれた“女の子な素子”のことを」 GM/素子:「そして‥‥“あなたを好きな素子”のことも‥‥」 教えてほしい。 GM/素子:キミの瞳を見て。 GM/素子:すごく自然に瞼を閉じて微笑む。‥‥もう怯えた様子はない。 キョウジ:「もっと知って欲しい、俺の事」 目を逸らさないで キョウジ:ゆっくりと、くちづけを
** ** **
GM/素子:背伸びしつつ。新鮮な空気を深呼吸。「‥‥もう冬だね」
キョウジ:「‥‥冷えてきたな」 キョウジ:自然な感じで手を繋ぐ GM/素子:「ねぇ、キョウジ」 だが、するりと抜け出しw GM/素子:そのまま少し前を歩きだす。 キョウジ:「ん?」 残念そうにw
GM/素子:「‥‥さっきの返事だけどさ」
キョウジ:「‥‥うん」 GM/素子:「‥‥‥‥」 背中を向けているが、たぶん顔は真っ赤だろう。 GM/素子:「‥‥ほ、」 キョウジ:「‥‥うん」 GM/素子:「保留しておく!」 キョウジ:「‥‥そっか」 残念だけど、でも多分笑顔
GM/素子:「あ、ガッカリした?」 照れ笑い。。
キョウジ:「がっかり、なのかな」 キョウジ:「でも、諦めない」 時間はかかるけど GM/素子:「キョウジよりキスの上手なヒトが居たら、その時に考えるかも?」 キョウジ:「じゃぁ、もっと上手になるよ」 素子相手に頑張ってな!w GM/素子:「‥‥あぅ。やぶへびだったか‥‥」 苦笑いを浮かべつつ。 キョウジ:此処からスタートし直しなんだから キョウジ:「だから、これからも宜しくな」 GM/素子:「き、キスだけじゃダメなんだから!」 他のことも、もっと頑張ってよ?!
往来の人々が、その大声に振り替える。
注目を浴びた彼女は、真っ赤になって走り出した。
キョウジ:「何だって頑張れるよ、今なら」 クスクスと笑いながら
キョウジ:それは追いかけるw キョウジ:「だって、井坂恭二は」 キョウジ:「菱沼=リディア=素子が大好きだからな!」 キョウジ:それはきっと、どんなモノよりも強いエネルギー キョウジ:前を走るのでもなく、追いかけるのでもなく、一緒に並んで走る GM:あ、残念だが、追いつく前にシーンを切るぜ!w
かつては一緒に並んで歩いたこの道。
彼女は一歩先に駆けていく。キミが追いかけてくるのを待ちながら。 キミは踏みだす。彼女のもとへ、キミの想いを届かせるために‥‥
BADEND(?)3「一番だから、ファーストキス」
:ヒント: 後半の囲い込みは見事だった。 だが、素子の気持ちを最初に確認せずに進めた「フライング」によって、 ペナルティが発生してしまったようだ。一つ前の選択肢に戻り、やり直してみよう!
GM:いや、これで十分かもしれんけどな!w つーか、もう朝の5時半デスヨーっ?!w
キョウジ:あんぜさんが良いって言うなら、マジでやり直すぞw さすがに時間が心配だがw |