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「その2:『男』の問題」(2012/04/29 (日) 11:28:25) の最新版変更点
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基本的にどこの言語でも『男』と『女』を表す単語はあります。
英語の場合は『女』は『woman』ですが、『男』は『man』です。
この単語は同時に『人間』をも表していますね?
実はアイヌ語でも同様です。
『女』は『マt』で表しますが&bold(){、『クr』という単語は}
&bold(){『人間』を表す単語であると同時に『男』も表します。}
英語圏やヨーロッパの人々であれば、この問題はあまり気にしないでしょうが、
我々にとっては&bold(){『男』と『人間』は別の物、}
&bold(){どうしても区別したい}物です。
そこで以下に、いくつかの案を用意しました。
**「クr」現状維持
確かに『クr』は『男』と『人間』両方を表しますが、
英語の様に無理やり区別しなくとも難なく運営できるのだから、
無理に区別しなくても良いだろう、という案。
ただしこの場合、日本語を話す者であれば、当然不便に思う事は
間違いないでしょう。
**「クr」と「エンチュ」
逆に『クr』を『男』に専念させる案です。
ですがそうすると逆に、『人間』を表す単語がなくなってしまいます。
そこでなんと、サハリン方言の『エンチュ』(『人間』という意味)を
『人間』を表す単語に専念させる、という案です。
ただしこれも、『クr』は結構多くの単語で『人間』という意味で
使われているので、それを逐一『エンチュ』に置き換えるのは容易ではありません。
どうしてもこれを使うのであれば、これは最終手段として使う事になるでしょう。
**「ピン」
アイヌ語には『雌』を表す『マtネ』があります。
『マt』は当然『女』という意味ですね。
では『雄』を表す単語は何でしょうか?
『ピンネ』と言います。
この『ピン』を『男』とする案です。
ちょうど対義語になるのでピッタリではないでしょうか?
**「ヘ」
同様に、『少女』を表す単語に『マtカチ』があります。
その対義語『少年』は『ヘカチ』です。
この『ヘ』を『男』という意味にする案です。
基本的にどこの言語でも『 男 』と『 女 』を表す単語はあります。
英語の場合は『 女 』は『 woman 』ですが、『 男 』は『 man 』です。
この単語は同時に『 人間 』をも表していますね?
実はアイヌ語でも同様です。
『 女 』は『 mat 』で表しますが&bold(){、『 kur 』という単語は}
&bold(){『 人間 』を表す単語であると同時に『 男 』も表します。}
英語圏やヨーロッパの人々であれば、この問題はあまり気にしないでしょうが、
我々にとっては&bold(){『 男 』と『 人間 』は別の物、}
&bold(){どうしても区別したい}物です。
そこで以下に、いくつかの案を用意しました。
**「 kur 」現状維持
確かに『 kur 』は『 男 』と『 人間 』両方を表しますが、
英語の様に無理やり区別しなくとも難なく運営できるのだから、
無理に区別しなくても良いだろう、という案。
ただしこの場合、日本語を話す者であれば、当然不便に思う事は
間違いないでしょう。
**「 kur 」と「 encu 」
逆に『 kur 』を『 男 』に専念させる案です。
ですがそうすると逆に、『 人間 』を表す単語がなくなってしまいます。
そこでなんと、サハリン方言の『 encu 』(『 人間 』という意味 )を
『 人間 』を表す単語に専念させる、という案です。
ただしこれも、『 kur 』は結構多くの単語で『 人間 』という意味で
使われているので、それを逐一『 encu 』に置き換えるのは容易ではありません。
どうしてもこれを使うのであれば、これは最終手段として使う事になるでしょう。
**「 pin 」
アイヌ語には『 雌 』を表す『 matne 』があります。
『 mat 』は当然『 女 』という意味ですね。
では『 雄 』を表す単語は何でしょうか?
『 pinne 』と言います。
この『 pin 』を『 男 』とする案です。
ちょうど対義語になるのでピッタリではないでしょうか?
**「 he 」
同様に、『 少女 』を表す単語に『 matkaci 』があります。
その対義語『 少年 』は『 hekaci 』です。
この『 he 』を『 男 』という意味にする案です。
上記の検討の結果、
どうやら『 pin 』 を『 男 』にした方が良いのではと思いましたが、
いまいち『 pin 』だとピンとこない。音の響きとかの理由で、
そこで、&bold(){『 kur 』の『 k 』と『 pin 』を足して、}
&bold(){『 kin 』にしてはどうか?}
意外と響きが良いしなんか『 男 』っぽい!
** というわけで
** 男は『 kin 』となりました。