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「布」(2011/02/08 (火) 10:50:21) の最新版変更点
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布(ぬの)とは多数の繊維を薄く広い板状に加工したものを指す。作り方によって織物、編み物(メリヤス生地)、レース、フェルト、不織布に分けられ、使用している繊維の種類、織り方、編み方により性質が決まる。古代日本では植物繊維で作られた物のみを指し、絹織物や毛織物は「布」とは呼ばれていなかった。衣類、装飾、税などに使用される。
歴史 [編集]
中国では2200年前の西周にはすでに簡単な織り機が生まれていたとされ、これを使って布が作られた。前漢の馬王堆王墓(湖南省)からも布が出土しており、現地で展示されている。
古代中国では税源として布を使ってきた。日本でも飛鳥時代の『大宝律令』において租庸調が定められ、調として布を納めた。この制度は、調布市の地名の由来ともなっている。当時の日本では絹は別格のものとされていたため、布の概念には含まれておらず、『大宝律令』でも絹と布は分けて書かれている。また、毛織物や木綿も当時の日本では生産されていなかった。従って当時の「布」は麻・苧・葛・藤・楮などで作られたものだけを指していた。
宋代の中国では、各種の綿糸加工器具や織り機が改良され、綿布の加工技術が向上した。特に烏泥涇鎮(現上海市)の黄道婆は紡ぎ車などを改良して高度な織物を織ったと伝えられ、「棉聖」とも称される。
江戸時代、琉球王国では人頭税として宮古上布を納めていた。
分類 [編集]
編物組織 [編集]
* 緯(よこ)編
o 基本組織
+ 平編み(天竺編み:てんじくあみ)
# ストレッチ天竺
# ベア天竺
+ ゴム編み(リブ編み)
# フライス編み
+ パール編み(ガーター編み)
o 応用組織
+ 両面編み
# スムース編み
+ 鹿の子編み
+ テレコ
+ なわ編み
+ ジャカード
* 経(たて)編
o チュール布
o ラッシェル
o トリコット
o パワーネット
織物組織 [編集]
基本 [編集]
* 平織
* 綾織(ツイル)
* 朱子織
薄手 [編集]
* 斜文織
* 揚柳(ようりゅう)
* オーガンジ
* ガーゼ
o ダブルガーゼ
* ギンガム
* クレープ
* コットンサテン
* コットンツイル
綾織りの木綿地
* コットンボイル
* サテン
* さらし
* シーチング
* シフォン
* シャンタン
* ジョーゼット
* 新モス
* ブロード
* ボイル
* モスリン
* リネン
* リネンダマスク
* ワッフル織
厚手 [編集]
* キャラコ
* コーデュロイ(コール天)
* スエード
* ストレッチブロード
* タオル地
* デニム
* ネル
* パイル
* ビロード
* フランネル
* ベッチン
* ベルベット
* ベロア
* 帆布
* 毛布
* ラシャ
和物 [編集]
* お召
* 黄八丈
* 塩瀬
* 上布
* 紬
* ちりめん(縮緬)
* 西陣
* 羽二重
* 富士絹
* 本しゅす
* 銘仙
* 綿ちぢみ
* 浴衣地
* りんず
その他 [編集]
* 不織布
* 杢糸(もくいと)
* コア・ヤーン
* シャーリング
* シャンブレー
* ストレッチ
* スラブ
* リップル
* フリース
原糸 [編集]
* 天然繊維
o 綿
o 絹
o 麻
o モヘヤ
o ウール
o カシミア
* 再生繊維
o アセテート
o キュプラ
o レーヨン
o 再生ポリエステル
* 合成繊維
o ナイロン
o ポリウレタン
o ポリエステル
o フィストップ
参照:ウィキペディア「布」より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%83
古布専門店 はてな
東京都立川市高松町3-30-24
[[古布>http://www.cofu-hatena.com/]] / [[吊るし雛>http://www.cofu-hatena.com/products/list.php?category_id=2]]