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現在も和服が主流の分野

個人の好みで着用するのではなく、職業・役割により現在も和服の着用が強く求められる場合がある。次に挙げる場合は、職業・宗教により、正装または普段着として和服を着用することが主流となっている。

   日本の仏教僧
   神官・巫女など神道の聖職者
   能楽・歌舞伎・日本舞踊・講談・落語・雅楽・茶道・華道・詩吟等伝統芸能の従事者
   芸者と舞妓
   相撲の取り組みの行司・呼び出し・相撲の取り組みで物言いを行う審判員(勝負審判)
   力士が相撲の取り組み以外の場で正装するときの衣服
   仲居(仲居は日本旅館・温泉旅館・日本料理店などで料理を運ぶなどの接客サービスを行う職業である)
   将棋棋士(タイトル戦他重要な対局の際)

次に挙げるスポーツでは、選手はそれぞれのスポーツの専用の和服を着る。これらのスポーツ用の衣服は、女性用の正装の和服を売っているような店では販売されていない(剣道・弓道具店、スポーツ用品店で発売)。

   剣道
   柔道
   居合道
   空手道
   合気道
   弓道
   なぎなた
   少林寺拳法
   その他日本の武道

19世紀以前の和服の特徴を表す言葉
注意

19世紀以前の日本では、現在の和服の言葉では使われない言葉が多数使われた。19世紀以前の日本の衣服について説明している、現代に書かれた文章において、次の2つの場合があるので、注意する必要がある。

   現代の文献の著者が、現在の日本語で使われる字の中から、昔の書物に実際に書かれた字に相当する字を選び、文献に書いている場合
   現代の文献の著者が、昔の書物に書かれた言葉を、書物が書かれたときよりも後の時代の言葉に翻訳して、翻訳された言葉を文献に書いている場合

古い服飾の研究は、有職故実の一部である。
用語集

   現在の日本語では、「衣」という字は衣服の総称の意味が含まれる。しかし、奈良時代やその他の時代の書物によると、8世紀初期頃までの日本では「衣」という言葉は上半身を覆う服の総称だったことが分かっている。
袂(たもと)
   現在の日本語の意味とは違い、江戸時代よりも前の時代の日本では、「袂」は袖のうち肘から手首までを覆う部分(別の言葉で言うと「袖先」)を指す。袂(たもと)の語源は、「手本」という言葉が基になり変化して生まれた言葉だといわれる。昔の日本人が「手本」をどう発音していたのかは、不明である。「たもと」は、現在の日本語の「手元」(てもと)と音が似ている。
袍(ほう)
   袍は上半身を覆う服。袍には袖がある。「袍」という言葉は、だいたい7世紀頃から『日本書紀』に少しずつ出てくるようになる。701年の『大宝律令』と718年の『養老律令』の「衣服令」では、上半身を覆う服を指す言葉として「袍」よりも「衣」のほうを多く使っていた。8世紀以降、上半身を覆う服を指す言葉として「衣」よりも「袍」の字の方が次第に多く書物に現れるようになる。7世紀から8世紀の頃に使われた言葉の「衣」と「袍」が同じものを指していたのかは、現在も不明であるが、似た物だったと推測されている。袍には、裾に襴(らん)が付いているものと、付いていないものがある。

襴が付いている袍の図

襴が付いている袍の分解図 襴が付いている袍

   盤領(あげくび・ばんりょう・まるえり)
   襴
   アコーディオン状のひだ

襴(らん)
   襴は、袍の裾をさらに下に伸ばすために袍の裾に縫い付けた布である。襴は、両足を分けずに包む。ちょうど、袍の裾にスカート状のものが付いた形になるが、スカートとは違い、欄を円筒状に縫うことはしない。反物から裁断した長方形の長い辺が、身体の上下方向とは直角になるようにして、襴が裾に縫いつけられる。従って、襴の上下方向の長さは、反物の幅とほぼ同じになる。体の前の部分の襴と体の後ろの部分の襴は、縫わなくても繋がっている。欄の脇線の位置、つまり体の前の部分の襴と体の後ろの部分の襴の境の部分に、アコーディオン状のひだが作られている場合がある。このひだの山と谷の折り目は、上下方向である。欄に、蟻先(ありさき)が作られることがある。
蟻先(ありさき)
   蟻先は、欄の脇線の位置から左右に張り出した部分。蟻先の布は欄の布の一部である。つまり、欄の布と蟻先の布は、反物を裁断したときは1枚の繋がった布である。
縫腋(ほうえき)
   脇線を縫って閉じてあること。縫腋の袍(ほうえきのほう)は、脇線を縫って閉じてあり、かつ欄がある服である。

縫腋の袍の図

縫腋の袍の分解図 縫腋の袍

   盤領(あげくび・ばんりょう・まるえり)
   襴
   蟻先

闕腋(けってき)
   脇線を縫わずに開けてあること。闕腋の袍(けってきのほう)は、脇線を縫わずに開けてあり、かつ欄がない服である。

闕腋の袍の図

闕腋の袍の図

   盤領(あげくび・ばんりょう・まるえり)
   前身頃
   後身頃

被衣(かづき)
   およそ平安時代から鎌倉時代にかけて、一部の大人の女性が、一通りの衣服を着た後、さらに別の衣服で、頭も含めた体全体を覆って外出した。その着用方法において、頭などを覆う服を被布(かづき)という。頭に被るため、通常の和服と違い繰越が後ろではなく前身頃の方に大きく繰り越されており、頭から額まで隠れるように作られているのが特徴的である。
被布(ひふ)
   江戸時代に発生した防寒用の和服。江戸時代の被布(ひふ)は、江戸時代の合羽(かっぱ)に似て、袖が付いていた。現在ではあまり用いられることがないが、七五三の女児の着物の上に着るものとして袖あり・袖なしのものが用いられている。
道服(どうふく・どうぶく)
   道服は「道中(どうちゅう)に着る服」が語源ではないかといわれている。室町時代・桃山時代に、武士が道服を着たことが分かっているが、それ以前から道服という言葉があったという説がある。武士が着た道服と、僧が着た道服とは全く別の服である。道服(どうぶく)と胴服(どうぶく)は発音が同じだが、字が違う。室町時代に「道服」と呼ばれていた服は、室町時代に「胴服」と呼ばれていた服と形が同じだという説がある。しかし道服と胴服を区別する説によると、胴服は元々袖がなく、胸部と腰の辺りだけを覆う服だったが、後に胴服に袖が付くようになり、その結果、元々袖があった道服と形が同じになったのだという。道服と胴服は、室町時代の後期頃から、羽織(はおり)と呼ばれるようになっていく。
胴服(どうふく・どうぶく)
   胴服(どうぶく)と道服(どうぶく)は発音が同じだが、字が違う。胴服には、袖がある服と袖がない服があるという説がある。

種類

   振袖
   引振袖
   留袖
   訪問着
   付け下げ
   小紋(こもん)
   色無地
   白無垢
   紋付羽織袴
   紬(つむぎ)
   ウール着物
   アンサンブル着物
   浴衣(ゆかた)
   羽二重
   お召
   更紗
   絞り染め
   絣
   黄八丈
   銘仙
   縮緬
   喪服
   道衣

   羽織(はおり)
   陣羽織(じんばおり)
   打掛(うちかけ)
   直垂(ひたたれ)
   大紋(だいもん)
   素襖(すおう)
   裃(かみしも)
   胴服(どうふく)
   十徳(じっとく)
   道行コート(みちゆきこーと)
   東コート
   雨コート
   インバネスコート
   角袖コート
   被布(ひふ)
   袴(はかま)
   仕舞袴(しまいばかま)
   大口袴(おおくちばかま)
   布衣(ほい)
   大帷(おおかたびら)
   常装束(つねしょうぞく)
   指貫(さしぬき)
   下襲(したがさね)
   半臂(はんぴ)
   袍(ほう)
   鳥兜(とりかぶと)
   絲鞋(しがい)
   縫腋袍(ほうえきのほう)
   闕腋袍(けってきのほう)
   袈裟(けさ)

   巫女装束
       袙(あこめ)
       小忌衣(おみごろも)
       汗衫(かざみ)
       千早(ちはや)
       緋袴(ひのはかま)
   白装束

   平安装束
       束帯(そくたい)
       下襲(したがさね)
       水干(すいかん)
       直衣(のうし)
       狩衣(かりぎぬ)
       十二単(じゅうにひとえ)
       唐衣(からぎぬ)
       裳(も)
       表衣(おもてぎぬ)
       袿(うちき)
       単衣(ひとえ)
       小袖(こそで)
       細長(ほそなが)
       衣冠(いかん)

       采女装束(うねめしょうぞく)
       汗衫(かざみ)
       女性神職装束

   死に装束
   割烹着(かっぽうぎ)
   もんぺ
   甚平(じんべい)
   作務衣(さむえ)
   丹前(たんぜん)
   法被(はっぴ)
   袢纏(はんてん)





参照:ウィキペディア「和服」より
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%92%8C%E6%9C%8D


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