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( ΦωΦ)の就職のようです 第一話
多くの人間が猫だとかパグだとかの
もちもちした生きモノを目にしたら
淑女はビィズやレェスで飾られたハンドバッグから
ξ*゚ー゚)ξ オイデナサイ
紳士はその燕尾服の内ポケットやハンケチィフを入れる胸ポケットから
( ・∀・) チョット キタマエ
カニカマ及びチクワを取出し
にゃあ、にゃあ、わんわん、と
ネイティブでない意味不明瞭な言語でもって
それらを誘惑するのが常である
ξ*゚ー゚)ξ ニャン ニャー
( ・∀・) ナーゴ ナーナー
しかし!である
( ΦωΦ) ……
ぽかぽか広場に現われた小さな人間達は
板に車輪の付いた玩具に足を乗せて、それをただ左右に動かすばかり
(*‘ω‘*) スケボータノシイッポ
(* ><) ポッポチャン ジョウズナンデス
( <●><●>) ビロガコロブコトハ ワカッテマス
(; ><) イタイッ
眠気と一緒に暫らくの間、広場を観察していると
( ぅω+) .゚(ヨイテンキデアル)
木陰の長椅子に袋を下げた男がやって来て
如何にもやる気のない風情で腰掛ける
('A`) マンドクセ
腰掛けると
しゃわ、ざん、と袋をまさぐり
ぱしゅり、気持ちの好い音をたて
マタタビよろしく缶チューハイを旨そうに呑み下し
(*>A<) クハー!ゴゾーロップシミシミ
次いで、魅惑のももいろソーセイジと
(*'A`) ンー…マーヴェラース
(* ΦωΦ) ジィーーーーー
琥珀色に輝くまあるいつるつる玉子を、是また旨そうに頬張る
('A`) タマゴウマウマ
(* ΦωΦ) ジィィィィーーーーー
だが通常であれば、だ
( ΦωΦ) ニャア…
ξ*゚⊿゚)ξ「あら猫さん、貴方も私の膝の上で召し上がる?」
なんて小粋な口説き文句のひとつも出るのであるが
('A`) ヒルノミ ハ イイネー
この人間にはないらしく、たまに此方に視線を移すと
(*'∀`)オ!ネコダ (ΦωΦ )
へらん、ぽらん、と笑うだけである
(# ΦωΦ) ニギャ…
だから怒る代わりに、にゃーあ、と鳴いてみた
(*'A`) ニャアーン (ΦωΦ*)
是で落ちない訳がない
すると、微笑んで
カニカマを取り出した
( 'ー`)つ┃ ジャジャーン
可愛いは正義である
(どΦωΦや) ニャーニャニャ
しかし、プライドはあるので自分の一連の行動に恥じ入って仕舞う
(*∩ωΦ) ニャ…
けれど、くれると云うモノを無視するのも失礼だと思い笑顔で近付く
野良紳士たる者それぐらい出来ずに何とする
('A`)つ┃ (ΦωΦ ))).....
何より吾輩はカニカマが食べたい
(*ΦρΦ ) ニ、ニャフー
おお!海鮮の女神さま、欲深き吾輩を赦し給へ
お日様のような洒落たベェルが似合うであるから
足元に辿り着けば
抱き上げられ
不敵な笑みで口を開く人間
('A`) 「カニカマが食べたいのなら、君、何か喋ってみ給へ」
なんという無茶な要求
(; ΦωΦ)そ ニャント!
我々猫は本当に心を開いた人間と
猫生にたったのいっぺんしか話せないのである
それが猫に執っての鉄の掟であるので
(# ΦωΦ) シキィーッ!
ぷりぷり、と不機嫌な声で威嚇してやれば
('∀`) 「ならば、話さない代わりに家で暮らさないか?週1回から2回のカニカマを約束しよう」
そして
ぷるぷる、と目の前で揺れるカニカマ
( 'A`)つ━プルンプル (ΦωΦ *)
二重の意味で本能が刺激されて、これはいけない…
('A`) 「さあさあ、どうするね?君。今ならマタタビと爪磨ぎもつけようじゃあないか」
本能を利用した作戦と酒気帯びの男
これは巷で噂のブラック物件ではなのか?
そんな考えは気にも止めず
艶気のある科を作って吾輩を誘う紅色の乙女
(* ΦωΦ)=3 ムハニャーッ
ぱくり、思わずカニカマにかぶりつくと
しめた!とばかりの人間の顔
(; ΦωΦ) ニャッ!
('A`) 「是で契約は成立だよ君」
mg('∀`) 「君は今日からもふもふ係長だ」
( ΦωΦ)? ニャ?
ぱくり、思わずカニカマにかぶりつくと
しめた!とばかりの人間の顔
(; ΦωΦ) ニャッ!
('A`) 「是で契約は成立だ」
mg('∀`) 「君は今日からもふもふ係長だ」
( ΦωΦ)? ニャ?
人間が云うには給与は週にカニカマ2回(昇給、賞与有り)
3食の賄いと昼寝付きであるからして
別にブラックではなかったのである
吾輩反省
(*'A`)つ(ΦωΦ )ニャー
それから数時間の後
気付けば人間の家
ぽかぽか広場よりぽかぽかの場所があったので
そこを吾輩の職場に決めた
( ΦωΦ) フニャーン
(A` ) 「では、約束の通りにマタタビと爪磨ぎと君の生活に必要なモノを揃えてくるよ」
にゃあ、給料分は働くぞと
ヘッドハンティングしてきた人間兼上司を寝呆け眼で見送る
(+ω+ )ノシ フニャーン…
上司がカニカマを忘れたら辞職願いを書かねばならないのであるが心地が好い
かぷらん、こぽらん
お日さまの歌がきこえるのである
(* ぅωΦ) .・゚o
それに免じて良い上司であったらなら
言葉をかけてやるのも好いかも知れない
(* Φωと) .・゚o ニャムー
(; ΦωΦ)そ
その前に吾輩は自分の仕事がわからないのである
(?ΦωΦ) .゚(モフモフカカリチョウ?)
( ΦωΦ)の就職のようです
おしまい。
( ΦωΦ)の就職のようです 第一話
多くの人間が猫だとかパグだとかの
もちもちした生きモノを目にしたら
淑女はビィズやレェスで飾られたハンドバッグから
ξ*゚ー゚)ξ オイデナサイ
紳士はその燕尾服の内ポケットやハンケチィフを入れる胸ポケットから
( ・∀・) チョット キタマエ
カニカマ及びチクワを取出し
にゃあ、にゃあ、わんわん、と
ネイティブでない意味不明瞭な言語でもって
それらを誘惑するのが常である
ξ*゚ー゚)ξ ニャン ニャー
( ・∀・) ナーゴ ナーナー
しかし!である
( ΦωΦ) ……
ぽかぽか広場に現われた小さな人間達は
板に車輪の付いた玩具に足を乗せて、それをただ左右に動かすばかり
(*‘ω‘*) スケボータノシイッポ
(* ><) ポッポチャン ジョウズナンデス
( <●><●>) ビロガコロブコトハ ワカッテマス
(; ><) イタイッ
眠気と一緒に暫らくの間、広場を観察していると
( ぅω+) .゚(ヨイテンキデアル)
木陰の長椅子に袋を下げた男がやって来て
如何にもやる気のない風情で腰掛ける
('A`) マンドクセ
腰掛けると
しゃわ、ざん、と袋をまさぐり
ぱしゅり、気持ちの好い音をたて
マタタビよろしく缶チューハイを旨そうに呑み下し
(*>A<) クハー!ゴゾーロップシミシミ
次いで、魅惑のももいろソーセイジと
(*'A`) ンー…マーヴェラース
(* ΦωΦ) ジィーーーーー
琥珀色に輝くまあるいつるつる玉子を、是また旨そうに頬張る
('A`) タマゴウマウマ
(* ΦωΦ) ジィィィィーーーーー
だが通常であれば、だ
( ΦωΦ) ニャア…
ξ*゚⊿゚)ξ「あら猫さん、貴方も私の膝の上で召し上がる?」
なんて小粋な口説き文句のひとつも出るのであるが
('A`) ヒルノミ ハ イイネー
この人間にはないらしく、たまに此方に視線を移すと
(*'∀`)オ!ネコダ (ΦωΦ )
へらん、ぽらん、と笑うだけである
(# ΦωΦ) ニギャ…
だから怒る代わりに、にゃーあ、と鳴いてみた
(*'A`) ニャアーン (ΦωΦ*)
是で落ちない訳がない
すると、微笑んで
カニカマを取り出した
( 'ー`)つ┃ ジャジャーン
可愛いは正義である
(どΦωΦや) ニャーニャニャ
しかし、プライドはあるので自分の一連の行動に恥じ入って仕舞う
(*∩ωΦ) ニャ…
けれど、くれると云うモノを無視するのも失礼だと思い笑顔で近付く
野良紳士たる者それぐらい出来ずに何とする
('A`)つ┃ (ΦωΦ ))).....
何より吾輩はカニカマが食べたい
(*ΦρΦ ) ニ、ニャフー
おお!海鮮の女神さま、欲深き吾輩を赦し給へ
お日様のような洒落たベェルが似合うであるから
足元に辿り着けば
抱き上げられ
不敵な笑みで口を開く人間
('A`) 「カニカマが食べたいのなら、君、何か喋ってみ給へ」
なんという無茶な要求
(; ΦωΦ)そ ニャント!
我々猫は本当に心を開いた人間と
猫生にたったのいっぺんしか話せないのである
それが猫に執っての鉄の掟であるので
(# ΦωΦ) シキィーッ!
ぷりぷり、と不機嫌な声で威嚇してやれば
('∀`) 「ならば、話さない代わりに家で暮らさないか?週1回から2回のカニカマを約束しよう」
そして
ぷるぷる、と目の前で揺れるカニカマ
( 'A`)つ━プルンプル (ΦωΦ *)
二重の意味で本能が刺激されて、これはいけない…
('A`) 「さあさあ、どうするね?君。今ならマタタビと爪磨ぎもつけようじゃあないか」
本能を利用した作戦と酒気帯びの男
これは巷で噂のブラック物件ではなのか?
そんな考えは気にも止めず
艶気のある科を作って吾輩を誘う紅色の乙女
(* ΦωΦ)=3 ムハニャーッ
ぱくり、思わずカニカマにかぶりつくと
しめた!とばかりの人間の顔
(; ΦωΦ) ニャッ!
('A`) 「是で契約は成立だよ君」
mg('∀`) 「君は今日からもふもふ係長だ」
( ΦωΦ)? ニャ?
ぱくり、思わずカニカマにかぶりつくと
しめた!とばかりの人間の顔
(; ΦωΦ) ニャッ!
('A`) 「是で契約は成立だ」
mg('∀`) 「君は今日からもふもふ係長だ」
( ΦωΦ)? ニャ?
人間が云うには給与は週にカニカマ2回(昇給、賞与有り)
3食の賄いと昼寝付きであるからして
別にブラックではなかったのである
吾輩反省
(*'A`)つ(ΦωΦ )ニャー
それから数時間の後
気付けば人間の家
ぽかぽか広場よりぽかぽかの場所があったので
そこを吾輩の職場に決めた
( ΦωΦ) フニャーン
(A` ) 「では、約束の通りにマタタビと爪磨ぎと君の生活に必要なモノを揃えてくるよ」
にゃあ、給料分は働くぞと
ヘッドハンティングしてきた人間兼上司を寝呆け眼で見送る
(+ω+ )ノシ フニャーン…
上司がカニカマを忘れたら辞職願いを書かねばならないのであるが心地が好い
かぷらん、こぽらん
お日さまの歌がきこえるのである
(* ぅωΦ) .・゚o
それに免じて良い上司であったらなら
言葉をかけてやるのも好いかも知れない
(* Φωと) .・゚o ニャムー
(; ΦωΦ)そ
その前に吾輩は自分の仕事がわからないのである
(?ΦωΦ) .゚(モフモフカカリチョウ?)
( ΦωΦ)の就職のようです
おしまい。
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