('A`)ドクオがジャズバンドを組むようです  ラストコーラス

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―――控室 ('A`)「いよいよ次が俺たちのステージだな」 (;^ω^)「ガクブルやばいお・・・」 VIP大学の学園祭ステージは広場中央に設置された円形野外ステージにて行われる ドクオたちの出番の前はダンスグループによるパフォーマンスが行われていた ξ゚⊿゚)ξ「ま、本番なんてのは気負わず楽に臨めばいいの」 ξ゚⊿゚)ξ「前も言ったけどはじまったら緊張なんかとぶから」 (´・ω・`)「そうだね。お、そろそろ終わったみたいだよ」 ξ゚⊿゚)ξ「じゃ、ステージいくわよ」 (;'A`)(;^ω^)「イエッサー・・・」 ラストコーラス『Nearness of You』後編 軽いマイク調整のあと見渡すと、円形ステージの周りはたくさんの観客で埋め尽くされていた (;^ω^)「めっちゃたくさんだお・・・」 (;'A`)「帰れよこいつら・・・」 ξ゚⊿゚)ξ「アンタたちねー・・・聴いてもらわなきゃ意味ないでしょ」 (´・ω・`)「喜ぶところだね、この観客数は」 ('A`)「は、はじめるか」 ξ゚⊿゚)ξ「いつまでビビッてんの!」 (´・ω・`)「よし、じゃあはじめるよ」 ベースがはじめるシンプルなテーマメロディ 先程のダンスグループとはうってかわった大人なサウンドに観客は息をのんだ 1曲目『So What』 http://www.youtube.com/watch?v=bzX1PFOSQnM&feature=related So What ジャズの帝王マイルス・デイヴィスがコードに制約されるジャズからの脱却を目指す為に挑んだ曲 モードスケールによる独特な響き、雰囲気が得られる ('A`)~♭「ブギャ~♪」 ξ゚⊿゚)ξ(ドクオみたいなタイプは理論に弱いかと思ってたけど・・) (´・ω・`)(ふふふ、なかなかパワフルなソロじゃないか) (;^ω^)(モードの雰囲気わかんないお・・) ドクオのソロは限られた音楽知識から捻りだした強引なソロであったが そのパワフルなプレイに会場からは拍手がとんだ 続くツンは一転、ポリリズムを多様し時に歌うようなメロディで観客を魅了した 間髪いれず2曲目 Bolibia http://www.youtube.com/watch?v=XJ6J0wrrClo&feature=related 前半のG7だけの響きからはじまり後半は転調を繰返し、華やかで色とりどりなコード進行になる対比が面白い曲である (;'A`)~♭(うはーっ!だめだーやっぱ難しい!) ξ゚⊿゚)ξ(ドクオ落ち着いて!ちゃんとサポートしててあげるから!) 難解なコードに慣れていないドクオのソロはやや失速したものの ツンによる派手で魅せるソロによって曲全体はなんとかまとまった 「いいぞー!」「かっけーぞお前らー!」 (;'A`)「はぁ、はぁ」 (;^ω^)「ふー・・・」 (;'A`)「じゃ、次の曲に」 (;´・ω・`)「ドクオ!」 (;´・ω・`)「メンバー紹介しといたほうが」 (;'A`)「へっ?」 (;'A`)「え、お、俺がっ?」 ξ゚⊿゚)ξ「当たり前でしょ!はやくなんかしゃべんなさい!」コソコソ (;'A`)「え、あー・・みなさんこんちには!」 (;*゚A゚)「あっ!!!いや、ちが・・こん『にち』は!」 「わははーwww」「かむなよー!」「がんばれーww」 (;*゚A゚)「い、一曲目は・・ソーフアット・・に、二曲目は・・・ぼりびあ・・で、した」 ドシャーン♪ドコドコ (;*゚A゚)「!」 ( ^ω^)「へへ、盛り上げてやったお」 ξ゚⊿゚)ξ(ブーン・・!よし、それなら) 即興で始まる、静かなブルース さながらBGMのように会場の雰囲気を心地よくあたためた (*'A`)(お、おまえら・・・よし!) (*'A`)「俺たちは!ドクオジャズカルテットです!」 (*'A`)「ピアノは高校生ジャズピアニスト、ツン!」 ξ゚⊿゚)ξペコリ 「えー!高校生なの?」「かわいー!」パチパチ (*'A`)「ベース!ラウンジ大から来てくれました。ショボン!」 「ショボンせんぱーい!」 (´・ω・`)「お、後輩が見にきてくれてたのか」 (´・ω・`)ノシ「おーい」 (*'A`)「ドラムは・・・」 (*'A`)「俺の!一番の親友でもあります!ブーン!」 (*^ω^)「ド、ドクオ・・!」 「おー!」「いいぞー!」 (*'A`)「そして、サックスはドクオでお送りしてます!」 (*'A`)「ど、どうぞ最後までお聴きください!」 ワー!パチパチ そして、静かな空気ではじまるツンのソロイントロ 三曲目、MY foolish heart http://www.youtube.com/watch?v=gq8kg74hr8g 優しくて甘くて、どこか切ないメロディ 愚かなりし我が心、という邦題もある曲 内に秘めた矛盾する感情のぶつかり 若さ故迷い、傷つけ合い、そして・・・ それらの感情を吐き出した長いイントロのあとにはじまる、静かなテーマ 観客は先程の騒ぎとうってかわって、ツンのピアノに酔いしれた ('A`)(ツンのピアノ・・・) ('A`)(なんだか今日は、とても・・・) いつも気丈なツンが弾くピアノは 今日はとても綺麗で・・・ でも、脆くて・・・ 少しの傷で崩れてしまいそうな 儚げな音色だった 会場からは惜しみ無い拍手が送られた (;^ω^)「やっぱツンだけは別格にうまいお」 (;´・ω・`)「こっちが引き込まれてしまった」 (*'A`)「すごい・・・」 ペコリ、とツンはお辞儀した (;'A`)「え、えー次が最後の曲です!Split Kick!」 1、2と即座にはじまるカウント 4曲目『Split Kick』 http://www.youtube.com/watch?v=hlMIqZx4Eq4 心地よいスイングのビートとノリのよいテンポ ブーンはこの曲が大好きだった (*^ω^)(楽しいおーwww) (*'A`)~♭(ブーンのドラムが生き生きしてるな!) ξ*゚⊿゚)ξ(曲によってやる気に差ありすぎなのよバカ) ブーンのドラムに呼応するかのように高らかに響くドクオのサックス 色彩をつけるツンのピアノ 重心を支えるショボンのベース いつまでもやり続けていたかった このリズムに身を任せて浸っていたかった 長めにとったソロのあと、ブーンによるこれまた長めのドラムソロ 大音量で一心不乱に叩くブーンに歓声がとんだ そして最高潮の盛り上がりを見せて、ライブは終わった 拍手はいつまでも鳴りやまなかった アンコールを1曲やりおえたドクオたちは大満足でステージを降りた (*^ω^)「おつかれだおー!」 (;'A`)「ふー、おつかれ」 ξ゚⊿゚)ξ「なかなかいい出来だったわね」 ( ゚Д゚)「聴かせてもらったぞお前たち!」 ('A`)「師匠!」 ( ゚Д゚)「お前たち、以前俺がしたアドバイス、完璧ではないがつかんできてるみたいだな」 ( ゚Д゚)「いいもん聴かせてもらったぞ!」 (`・ω・´)「お疲れさま!よかったぞ、きみたち」 (;´・ω・`)「親父!来てたの!」 <ヽ`∀´>「ツンちゃん!よかったニダ!」 ξ;゚⊿゚)ξ「えっ、と・・・ありがとうございます(誰だっけ・・・)」 ドクオたちの周りには演奏に心打たれた観客たちが押し寄せた 川 ゚ -゚)「あ、あの」 ('A`)「・・・」 川; ゚ -゚)「・・あのっ!」 (;'A`)「えっ!っと・・俺?」 川; ゚ -゚)「は、はい」 川 ;*゚ -゚)「よければ・・・写真・・とってもらえないかと」 (;'A`)「はぁ!?お、俺なんかと・・?」 川 *゚ -゚)「・・・はい」 (´・ω・`)「なんだよドクオ、女の子つれて」 (;^ω^)「コイツモテてんのかお?ムカつくお」 ( ^ω^)「ま、俺にはツンがいるもんねー!な、ツン!」ガバッ ξ//⊿/)ξ「バッ・・バカ!抱きつくな!」 ('A`)「・・・・」 (;´・ω・`)「・・ドクオ・・・」 (#'∀`)「おまえらー!俺の前でイチャつくな!ww死ね!」 (;^ω^)「おわっ!ビールかけんなお!髪がっwww」 (#'∀`)「お前坊主じゃねーかよ!」 (´・ω・`)「はは、ドクオ・・!」 ξ;゚⊿゚)ξ「ったく・・・」 ――ドクオは思った 人との関わりを避けていた俺が、人との関わりで生まれるジャズという音楽に出会えて自分は変われた なにより大切な友が出来た もう二度と手放さない ――ブーンは思った あの日ドクオに声をかけたこと。大事な友を傷つけ失いかけた過去。 でも過ちは二度と繰り返さない。ずっと、友達で。 ――ツンは思った 音楽でつながる絆。そして出来た大切な存在。もう迷わない。曖昧な自分と決別する。この仲間とずっと一緒にジャズやりたいから。 ――ショボンは思った 世界一のバンドだなんて、馬鹿げてるとは思わない。 みんなとなら、僕たちなら、もっと高みに・・・ (;^ω^)「ちょwwwビールじゃなくて焼酎ならいいってわけじゃwww」 ('A`)「うるせえwwおらおらーっ!」ドボドボ (;´・ω・`)「ああっ!それ店からもってきた高級焼酎!」 ('A`)「おらーっ!ツン!お前もだよww」ドボドボ ξ; ⊿ )ξ「きゃあっ、ちょっと!」 ξ#゚⊿゚)ξ「アンタら・・ッ!」 (;'A`)(;^ω^)「ひいっ!」 (´・ω・`)「焼酎・・・」 ( ゚Д゚)「ハハハ、若いってやつはいいなァ」 (`・ω・´)「ギコさんもまだまだお若いじゃないですか」 ( ゚Д゚)「よせよ・・・・しかし」 When you hear music, after it's over, it's gone in the air. You can never capture it again. 「音楽を聴き、終った後、それは空中に消えてしまい、二度と捕まえることはできない」 (`・ω・´)「はて?」 ( ゚Д゚)「偉大なサックス奏者エリック・ドルフィーの名言だ。しかし」 ( ゚Д゚)「あいつらの絆は、ずっと消えはしないだろうな」 (`・ω・´)「はは、確かに」 彼らの音楽は終わらない 新たなつながりを呼び、仲間が増え 新たなジャズが生まれてゆく 仲間は友となり、絆ができ 無限大に広がっていくのだ ξ# ⊿ )ξ「待ちなさいっての!」 (;'A`)「お、おいブーン!なんとか、しろ!」 (;^ω^)「無理だおー!」 (´・ω・`)「はははww」 ('A`)ドクオがジャズバンドを組むようです おわり [[前へ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/85.html]]  [[戻る>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/37.html]] - 面白かったよ~作者乙 -- 名無しさん (2011-03-06 20:30:12) #comment(nsize=40,vsize=10,size=40)
―――控室 ('A`)「いよいよ次が俺たちのステージだな」 (;^ω^)「ガクブルやばいお・・・」 VIP大学の学園祭ステージは広場中央に設置された円形野外ステージにて行われる ドクオたちの出番の前はダンスグループによるパフォーマンスが行われていた ξ゚⊿゚)ξ「ま、本番なんてのは気負わず楽に臨めばいいの」 ξ゚⊿゚)ξ「前も言ったけどはじまったら緊張なんかとぶから」 (´・ω・`)「そうだね。お、そろそろ終わったみたいだよ」 ξ゚⊿゚)ξ「じゃ、ステージいくわよ」 (;'A`)(;^ω^)「イエッサー・・・」 ラストコーラス『Nearness of You』後編 軽いマイク調整のあと見渡すと、円形ステージの周りはたくさんの観客で埋め尽くされていた (;^ω^)「めっちゃたくさんだお・・・」 (;'A`)「帰れよこいつら・・・」 ξ゚⊿゚)ξ「アンタたちねー・・・聴いてもらわなきゃ意味ないでしょ」 (´・ω・`)「喜ぶところだね、この観客数は」 ('A`)「は、はじめるか」 ξ゚⊿゚)ξ「いつまでビビッてんの!」 (´・ω・`)「よし、じゃあはじめるよ」 ベースがはじめるシンプルなテーマメロディ 先程のダンスグループとはうってかわった大人なサウンドに観客は息をのんだ 1曲目『So What』 http://www.youtube.com/watch?v=bzX1PFOSQnM&feature=related So What ジャズの帝王マイルス・デイヴィスがコードに制約されるジャズからの脱却を目指す為に挑んだ曲 モードスケールによる独特な響き、雰囲気が得られる ('A`)~♭「ブギャ~♪」 ξ゚⊿゚)ξ(ドクオみたいなタイプは理論に弱いかと思ってたけど・・) (´・ω・`)(ふふふ、なかなかパワフルなソロじゃないか) (;^ω^)(モードの雰囲気わかんないお・・) ドクオのソロは限られた音楽知識から捻りだした強引なソロであったが そのパワフルなプレイに会場からは拍手がとんだ 続くツンは一転、ポリリズムを多様し時に歌うようなメロディで観客を魅了した 間髪いれず2曲目 Bolibia http://www.youtube.com/watch?v=XJ6J0wrrClo&feature=related 前半のG7だけの響きからはじまり後半は転調を繰返し、華やかで色とりどりなコード進行になる対比が面白い曲である (;'A`)~♭(うはーっ!だめだーやっぱ難しい!) ξ゚⊿゚)ξ(ドクオ落ち着いて!ちゃんとサポートしててあげるから!) 難解なコードに慣れていないドクオのソロはやや失速したものの ツンによる派手で魅せるソロによって曲全体はなんとかまとまった 「いいぞー!」「かっけーぞお前らー!」 (;'A`)「はぁ、はぁ」 (;^ω^)「ふー・・・」 (;'A`)「じゃ、次の曲に」 (;´・ω・`)「ドクオ!」 (;´・ω・`)「メンバー紹介しといたほうが」 (;'A`)「へっ?」 (;'A`)「え、お、俺がっ?」 ξ゚⊿゚)ξ「当たり前でしょ!はやくなんかしゃべんなさい!」コソコソ (;'A`)「え、あー・・みなさんこんちには!」 (;*゚A゚)「あっ!!!いや、ちが・・こん『にち』は!」 「わははーwww」「かむなよー!」「がんばれーww」 (;*゚A゚)「い、一曲目は・・ソーフアット・・に、二曲目は・・・ぼりびあ・・で、した」 ドシャーン♪ドコドコ (;*゚A゚)「!」 ( ^ω^)「へへ、盛り上げてやったお」 ξ゚⊿゚)ξ(ブーン・・!よし、それなら) 即興で始まる、静かなブルース さながらBGMのように会場の雰囲気を心地よくあたためた (*'A`)(お、おまえら・・・よし!) (*'A`)「俺たちは!ドクオジャズカルテットです!」 (*'A`)「ピアノは高校生ジャズピアニスト、ツン!」 ξ゚⊿゚)ξペコリ 「えー!高校生なの?」「かわいー!」パチパチ (*'A`)「ベース!ラウンジ大から来てくれました。ショボン!」 「ショボンせんぱーい!」 (´・ω・`)「お、後輩が見にきてくれてたのか」 (´・ω・`)ノシ「おーい」 (*'A`)「ドラムは・・・」 (*'A`)「俺の!一番の親友でもあります!ブーン!」 (*^ω^)「ド、ドクオ・・!」 「おー!」「いいぞー!」 (*'A`)「そして、サックスはドクオでお送りしてます!」 (*'A`)「ど、どうぞ最後までお聴きください!」 ワー!パチパチ そして、静かな空気ではじまるツンのソロイントロ 三曲目、MY foolish heart http://www.youtube.com/watch?v=gq8kg74hr8g 優しくて甘くて、どこか切ないメロディ 愚かなりし我が心、という邦題もある曲 内に秘めた矛盾する感情のぶつかり 若さ故迷い、傷つけ合い、そして・・・ それらの感情を吐き出した長いイントロのあとにはじまる、静かなテーマ 観客は先程の騒ぎとうってかわって、ツンのピアノに酔いしれた ('A`)(ツンのピアノ・・・) ('A`)(なんだか今日は、とても・・・) いつも気丈なツンが弾くピアノは 今日はとても綺麗で・・・ でも、脆くて・・・ 少しの傷で崩れてしまいそうな 儚げな音色だった 会場からは惜しみ無い拍手が送られた (;^ω^)「やっぱツンだけは別格にうまいお」 (;´・ω・`)「こっちが引き込まれてしまった」 (*'A`)「すごい・・・」 ペコリ、とツンはお辞儀した (;'A`)「え、えー次が最後の曲です!Split Kick!」 1、2と即座にはじまるカウント 4曲目『Split Kick』 http://www.youtube.com/watch?v=hlMIqZx4Eq4 心地よいスイングのビートとノリのよいテンポ ブーンはこの曲が大好きだった (*^ω^)(楽しいおーwww) (*'A`)~♭(ブーンのドラムが生き生きしてるな!) ξ*゚⊿゚)ξ(曲によってやる気に差ありすぎなのよバカ) ブーンのドラムに呼応するかのように高らかに響くドクオのサックス 色彩をつけるツンのピアノ 重心を支えるショボンのベース いつまでもやり続けていたかった このリズムに身を任せて浸っていたかった 長めにとったソロのあと、ブーンによるこれまた長めのドラムソロ 大音量で一心不乱に叩くブーンに歓声がとんだ そして最高潮の盛り上がりを見せて、ライブは終わった 拍手はいつまでも鳴りやまなかった アンコールを1曲やりおえたドクオたちは大満足でステージを降りた (*^ω^)「おつかれだおー!」 (;'A`)「ふー、おつかれ」 ξ゚⊿゚)ξ「なかなかいい出来だったわね」 ( ゚Д゚)「聴かせてもらったぞお前たち!」 ('A`)「師匠!」 ( ゚Д゚)「お前たち、以前俺がしたアドバイス、完璧ではないがつかんできてるみたいだな」 ( ゚Д゚)「いいもん聴かせてもらったぞ!」 (`・ω・´)「お疲れさま!よかったぞ、きみたち」 (;´・ω・`)「親父!来てたの!」 <ヽ`∀´>「ツンちゃん!よかったニダ!」 ξ;゚⊿゚)ξ「えっ、と・・・ありがとうございます(誰だっけ・・・)」 ドクオたちの周りには演奏に心打たれた観客たちが押し寄せた 川 ゚ -゚)「あ、あの」 ('A`)「・・・」 川; ゚ -゚)「・・あのっ!」 (;'A`)「えっ!っと・・俺?」 川; ゚ -゚)「は、はい」 川 ;*゚ -゚)「よければ・・・写真・・とってもらえないかと」 (;'A`)「はぁ!?お、俺なんかと・・?」 川 *゚ -゚)「・・・はい」 (´・ω・`)「なんだよドクオ、女の子つれて」 (;^ω^)「コイツモテてんのかお?ムカつくお」 ( ^ω^)「ま、俺にはツンがいるもんねー!な、ツン!」ガバッ ξ//⊿/)ξ「バッ・・バカ!抱きつくな!」 ('A`)「・・・・」 (;´・ω・`)「・・ドクオ・・・」 (#'∀`)「おまえらー!俺の前でイチャつくな!ww死ね!」 (;^ω^)「おわっ!ビールかけんなお!髪がっwww」 (#'∀`)「お前坊主じゃねーかよ!」 (´・ω・`)「はは、ドクオ・・!」 ξ;゚⊿゚)ξ「ったく・・・」 ――ドクオは思った 人との関わりを避けていた俺が、人との関わりで生まれるジャズという音楽に出会えて自分は変われた なにより大切な友が出来た もう二度と手放さない ――ブーンは思った あの日ドクオに声をかけたこと。大事な友を傷つけ失いかけた過去。 でも過ちは二度と繰り返さない。ずっと、友達で。 ――ツンは思った 音楽でつながる絆。そして出来た大切な存在。もう迷わない。曖昧な自分と決別する。この仲間とずっと一緒にジャズやりたいから。 ――ショボンは思った 世界一のバンドだなんて、馬鹿げてるとは思わない。 みんなとなら、僕たちなら、もっと高みに・・・ (;^ω^)「ちょwwwビールじゃなくて焼酎ならいいってわけじゃwww」 ('A`)「うるせえwwおらおらーっ!」ドボドボ (;´・ω・`)「ああっ!それ店からもってきた高級焼酎!」 ('A`)「おらーっ!ツン!お前もだよww」ドボドボ ξ; ⊿ )ξ「きゃあっ、ちょっと!」 ξ#゚⊿゚)ξ「アンタら・・ッ!」 (;'A`)(;^ω^)「ひいっ!」 (´・ω・`)「焼酎・・・」 ( ゚Д゚)「ハハハ、若いってやつはいいなァ」 (`・ω・´)「ギコさんもまだまだお若いじゃないですか」 ( ゚Д゚)「よせよ・・・・しかし」 When you hear music, after it's over, it's gone in the air. You can never capture it again. 「音楽を聴き、終った後、それは空中に消えてしまい、二度と捕まえることはできない」 (`・ω・´)「はて?」 ( ゚Д゚)「偉大なサックス奏者エリック・ドルフィーの名言だ。しかし」 ( ゚Д゚)「あいつらの絆は、ずっと消えはしないだろうな」 (`・ω・´)「はは、確かに」 彼らの音楽は終わらない 新たなつながりを呼び、仲間が増え 新たなジャズが生まれてゆく 仲間は友となり、絆ができ 無限大に広がっていくのだ ξ# ⊿ )ξ「待ちなさいっての!」 (;'A`)「お、おいブーン!なんとか、しろ!」 (;^ω^)「無理だおー!」 (´・ω・`)「はははww」 ('A`)ドクオがジャズバンドを組むようです おわり [[前へ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/85.html]]  [[戻る>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/37.html]] - 面白かったよ~作者乙 -- 名無しさん (2011-03-06 20:30:12) - おもしろかったー &br()ジャズやりたくなってきたw -- 名無しさん (2011-03-20 01:34:00) #comment(nsize=40,vsize=10,size=40)

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