( ^ω^)とある科学の加速装置のようです 第一話


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――学園都市――


僕ら学生が暮らす街の名前である。
この街は学生のための街であり、そのためここに住む住民の大半は学生であり、“超能力”という力の持ち主でもある。

どういうことかと言うと、“超能力”の実験をこの“学園都市”で行っているのである。
しかしだからと言って僕の周りに白いシスターさんなどは存在していなければ、そんな人がいるのかどうかも存じ上げない。

( ^ω^)「あ゙ーあっちぃぉー」
街の中心部に位置する学生街。
その学生街にあるファーストフード店のテラス席で、僕、内藤ホライゾンは友人の鬱田ドクオと話し込んでいた。
にしても暑い。
溢れ出る汗で制服のシャツの脇汗がすごい。

('A`)「そーかぁ?おまえピザだかんなーそのせいじゃね?」
この冴えない顔したガリガリ君が、ドクオ。
僕の数少ない親友である。

( ^ω^)「ふん…ドクオの能力は温度変化だからだぉ?自分の体温だけさげやがって…僕の体温もさげてくれたっていいお?」

('A`)「だぁかぁらぁ…俺はまだレベル2だから自分の温度と無機物の温度を若干かえることしかできねぇんだっつってんだろーが…」
ガリガリな腕を広げてお手上げポーズをするドクオがうざすぎるので、僕はとりあえず非難の目を向けることにした。

('A`)「んで?わざわざこんな暑い中居残りさせられたお前が、通常時間に帰れたはずの俺を待たせてまで誘ったわけは?」
そうであった。
僕が今日わざわざこんな貧相な男を学校帰りに誘ったのには理由があったのだ。

(*^ω^)「お!実はいいお知らせがあるんだぉ!」
理由を思い出し、僕の顔は自然と綻び笑顔になってしまう。
まぁもともと表情の柔らかい…訂正、ニヤニヤとした顔なので普段から笑ってなかろうが笑顔になろうが周りから見たら変化ないんだろうけど。

('A`)「そぉかい。」
そんな僕の満面0円スマイルをスルーして、ドクオは続けて、と言わんばかりに顎を僕にむけてしゃくる。
(*^ω^)「実は僕!ついにレベル1になったんだぉ!」

―ガランガランガランッ―

勢いよく立ち上がったことで、僕が腰掛けていた椅子が盛大な音をたててひっくり返った。

('A`)「ふーん。」

(* ^ω^)「…」
( ^ω^)「…」
(;^ω^)「驚かない、のかぉ?」

ドクオのあまりの無反応っぷりに僕は焦りを覚える。
なんなんですか、この無反応。
予想外なんですけど。
反応に困るんですけどぉぉ…
あ、とりあえずひっくり返った椅子を戻さないと…

('A`)「んで?おまえの能力ってなんだったわけ?」
椅子に手をかける僕の背中にドクオは声をかける。

( ^ω^)「むぅ…たぶん“加速”だぉ。」

今日の居残りのことを思い出しながら、僕は再び椅子に腰をおろした。

( ^ω^)「いつも通り。そう、いつも通り!!居残りしてた時だったぉ。」
(;'A`)「居残りさせられてることを誇らしげに話すなよ…」
ドクオはハァ、とため息をもらす。

( ^ω^)「そのいつも通り、校庭を走らされてたら突然ビューンっと…ってなわけだぉ。」
('A`)「ほぉーん。」
頬杖をつきながら、ドクオは僕の方へとじろじろと視線をやる。

( ^ω^)「?なんだぉ?」
('A`)「いや…別に大したことじゃねぇよ。気にすんな。何でもねぇ。」
僕が尋ねるとドクオはわざとらしくぷぃと視線をそらした。

('A`)「ピザに加速とか誰得だよ。」

それにしてもよくもまぁペラペラペラペラと無駄な罵倒が続くもんですね、ガリガリ野郎め。

('A`)「おまえの加速を生かしてやるためにも、まぁせいぜいダイエットに励むことだな。」
( ^ω^)「!」

ここで僕はやっと気がついた。
ドクオの口角があがっていることに。
あぁ、そうだった。
こいつはこういう奴なのである。
この罵倒が、ドクオなりのおめでとうのメッセージなのだった。
意地っ張りのひねくれ者め…

( ^ω^)「おww素直におめでとうって言えぉww」
(;'A`)「は、はぁ?なんでおまえがレベル1になったことをなんで俺が喜ばにゃならねぇんだよバカじゃねぇの!?」
ドクオがバンッと、その華奢な体に似合わず荒々しく机を叩く。
僕が飲み干してしまったコーラの紙コップとポテトの空箱が、一度宙に浮いて机…をスルーして地面に落ちた。

( ^ω^)「ドクオのツンデレとかきm「あんたのツンデレとか気持ち悪いだけなのよバァーカ。」
(#'A`)「あん?」

ξ゚⊿゚)ξ「あんまバカみたいに騒いでんじゃないわよ。もうすぐ門限まわるんだからそろそろ帰りなさいよ?」

後ろを振り返ると、ポテトの空箱と紙コップを手にした金髪ツインテールの女子が呆れたと言わんばかりにため息をついていた。

(*^ω^)「ツン!」
僕は思わず声をあげる。

('A`)「けっ…」
何を隠そう、この出連ツンというかわいらしい女の子はいわゆる僕の“あこがれの人”なのである。
そしてドクオはそのことを知ってるわけで。

ξ゚⊿゚)ξ「けっ、じゃないわよ。ハイハイ、さっさと帰った帰った!」

僕らが食い散らかしたカスが乗ったトレーに空箱と紙コップを置くツン。

('A`)「生意気にジャッジメント気取ってんじゃねぇよ…」
そんなツンに悪態をつくドクオだが、そんな彼に容赦なくツンの言葉が降りかかる。

ξ゚⊿゚)ξ「あらあらあらあら?ドクオ君ったら、その華奢な体じゃぁ1人で立ち上がることも億劫なのぉ?私の能力で丈夫な骨にしてあげましょぉかぁ~?」
ツンがニヤニヤしながらドクオに挑発するように右手をかざす。

(#'A`)「んだと?最近レベル4になったからって調子のってんじゃねぇぞ!筋肉ダルマがぁ!」
(;^ω^)「ど、ドクオそれは禁句…」

僕が制止に入るも間に合わず…
ツンにとって筋肉ダルマとは禁句でありそれを口にした者は……
ξ ⊿ )ξ「歯ぁ食いしばれよガリクソン…」

―――ミ゙チッ…ミチッブチィッ…――

不気味な音と共にツンの右腕が膨れ上がる。
ツンさん、制服の右肩パツパツになってますけど!!

ξ#゚⊿゚)ξ「おいこらテメェ何言ってんだガリクソンの分際が!!!」

ツンが右手を上げる。

(;'A`)「ひ、ひぃっ…すんませんでしたぁぁ!」
ドクオはしゃがみこんで丸まってしまった。
そりゃぁびびりますよね。
タイラントみたいに片腕だけムキムキなツインテールの女の子が、自分に腕をふりあげたら僕だってびびります。
ポパイってほうれん草食べて強くなるらしいじゃん?
ならこのツンさんは何をしてこんな右腕になったんですかぁ、ってなもんですよ。

(;^ω^)「ど、ドクオも謝ってるぉ!?ツン、許してあげてくれぉ!」
これはいかんと思い、僕はドクオの前に立ちふさがる。

ξ゚⊿゚)ξ「…ブーンが言うなら仕方ないわね。許してやるわよ。ブーンに感謝しなさいよこのガリクソン野郎。」
ふんっ、と鼻を鳴らすツンの右腕はミチミチという音をたてて左腕と同じくらいの太さに戻った。

('A`)「ブーンサンアリガトマシター」

こいつ何なのほんと腹立つわぁ…

( ^ω^)「おっおっwwあいかわらずツンの“密度操作”ってのは便利だぉー」
ドクオを放置して、僕はツンに賞賛の言葉を贈る。
ξ*゚⊿゚)ξ「な、なによ!ちょっと肉体の密度いじっただけなんだから…別にあんたに誉められたって嬉しくないんだからね!」
('A`)「テンプレ通りのツンデレ乙」
ξ゚⊿゚)ξ「あ゙?」

('A`)「ナンデモナイデスサーセンシタ」

機械音のような声を出すドクオを見ていると
ほんとにツンとドクオの主従関係はしっかりしているな、と改めて思わされる。

( ^ω^)「ツンはジャッジメントの仕事中かお?」
ξ゚⊿゚)ξ「ん。まぁねー。っていっても見回りくらいしか最近は活動してないけど…」

そう言うツンの左腕には風紀委員とかかれた腕章がついていた。
風紀委員さんってなんかいいよね。
なんかそれだけでエロスにあふれてるなと僕は思います。

('A`)「おい、ブーン。こいつの言うとおりそろそろ帰んぞ?」

ドクオの言葉で我に返る。
いけないいけない。
ツンはそんな目で見ちゃだめだ。

( ^ω^)「ラジャーだぉ!じゃぁツンもお仕事頑張ってだぉー!」

('A`)「じゃーな。」

ドクオに急かされて僕はツンに別れを告げる。
そんなドクオは僕をおいて寮への帰路へと歩きだしていて、手のひらだけをツンにひらひらとふっていた。

ξ゚⊿゚)ξ「あ!最近スキルアウトの能力者狩りが多発してるみたいだから注意しなさいよ!!」

ツンの忠告を耳にしながら僕らは寮へと向かうのであった。



第一話 ツインテール美少女は筋肉ダルマ

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