( ^ω^)ブーン達はジェット世代のようです その2


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――翌日。放課後。市立VIP高校。校門前。

(;゚A゚)ガクガク

( ^ω^)「ドクオー?」


(;゚A゚)「ななななな、何だァ?」

( ^ω^)「ビビんなお。アドレス聞くくらいなら、そう簡単に拒否られないお」

(゚A゚)「やっぱジョルジュは完全には頼れないのか?」


( ^ω^)「そりゃ他校の人間だからおねー」メンシキノナイニンゲンガキタラアヤシイ。ヒートサンハガードカタイラシイシ


( ^∀^)ヒュバッ『まずはアドレスを聞いて、そっから仲良くなんじゃね?』


( ^ω^)ヒュッ「そう言ってたお」


( ^∀^)ヒュバッ『校外に出れば俺達のテリトリーだから後はなんとでもなる、と、思う』   


( ^ω^)ヒュッ「そうも言ってたお」

(゚A゚)「何で"じゃね?"だの、"と、思う"だの。語尾に自信がねぇんだよ!!」

( ^ω^)「おー……。それは」


――それは俺がイケメン過ぎるからだな!

(゚A゚)「あ?」ケンカウッテンノカコノヤロウ

( ゚∀゚)ノ「お待たせー」

( ^ω^)ノ「おいすー」

( ゚∀゚)「ロック兄弟は?」

( ^ω^)「さっきメールが来たお。"追試があったのを忘れてた"って」

( ゚∀゚)「工業高校で追試くらうってどんだけだよwww」


(#'A`)「それはそうと、お前。さっきのはどういうことだよ?」

( ゚∀゚)「うぅん。よく考えたらな。俺ってば恋愛の駆け引きとかしたことないんだった」

( ゚∀゚)「声をかけただけで女の子は俺に惚れちゃうんだ。メンドクサイ手続きなしでとっとと一発」

σ(゚∀゚*)テヘ///

(#゚A゚)「イケメン死ねえええええええええええええええええええ!!」

――誉めるなよ。照れるだろ。

――死ねって言ってんだ! ばか! あほ! おたんこなす!!


(゚A゚)ゼェゼェ

( ゚∀゚)「つーわけで、俺は案外頼りないです」

(゚A゚)「発起人がそれかよ!」

(;'A`)「へへーん! いいもんねー! 俺は昨日ネットで恋愛相談に乗ってもらったんだ!」

( ^ω^)「どこのサイトで?」

(;'A`)「ちゃんと携帯のメモ帳に保存してあんだ! これを見ろ!」


【成功率97%】ジューシーな恋愛相談室。男女可

437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/02/18(金) 17:25:36.84 ID:tMAtwlPyP

はっきり言って俺は不細工です
今まで女友達もいたことがりません。だけで高校に入ってからある女子を好きになっていしまいました
彼女と仲良くなりたいのですが、こういう場合いきなりアドレスを聞いても大丈夫なものでしょうか?


('∀`)ヘヘヘ

( ^ω^)(こいつν速民だからなぁ……VIPの事情は知らないんだおね……)

( ゚∀゚)「回答は?」

('A`)「ああ、画面をスクロールさせて、と」カチカチ


442 名前:ジューシー ◆Z8ZJY8pTmPh8[] 投稿日:2011/02/18(金) 17:32:17.50 ID:aMoVSoxdO
437
一生懸命というか、そんなに気持ち悪い言い方しなければ
メアドだって教えてくれますよ
女の子は比較的、簡単にはメアド教えてくれますね
「いきなりですみません、この前、あなたを見かけて
友達になりたいなぁって思ったので、よかったらメル友になってくれませんか?」
って笑顔で言ってみてもいいですよ
爽やかに言うとまぁメールくらいなら
って教えてくれる方は多いですよ
断られたらくらいつかず、ありがとうではもし次にあったら
教えてくださいよって次をまつとかね
怪しい人じゃないなって思われるのがコツですね
頑張って

('∀`)エヘヘ

( ^ω^)(こういう奴が糞コテをつけあがらせるのか……)

('∀`)「それじゃ早速行ってくるんだぜッ!」


「はい、イヤホン」
('∀`)つσ(゚∀゚ )

('∀`)「いつも通り俺の身体にカメラとマイク仕掛けてあるから!」


('∀`)「いくぞ! ブーン!」

( ^ω^)(コイツがテンション高い時って大抵失敗するんだよなぁ……)

 三 ⊂二二二( '∀`)二⊃ ドクーン


( ^ω^)「じゃ、ジョルジュ。見守っててくれお」

( ゚∀゚)ノシ「おう! 達者でな!」

三( ^ω^)「なぁ、やっぱ部活が終わるのを待ったほうがいいんじゃないかお?」

三( '∀`)「俺たちゃジェット ジェネレーション! エンジンに火が点いたらもう止まらないんだ!」

三( ^ω^)「そうじゃなくて、相手方にも迷惑とかがおね……」

('A`)キッ「わかる!」

('A`)「それは重々承知ッ!」

('A`)「だけどなァ……!」


(#゚A゚)「今この瞬間を逃したら俺はきっと"もっといい時期がある"! そんな考えにとりつかれるんだ!」

('A`)「"今はその時じゃない""もう少し辛抱すれば"そういう考えで歩みを止めるのはうんざりだ!」

('∀`)「だから行くのさ! 今すぐに!」

( ^ω^)「……」

(*^ω^)bビッ「じゃあ急ぐお! 部活が始まっては声もかけられないお!」

(*'A`)bビッ「おうよ!」


 三 ⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン

        三 ⊂二二二( '∀`)二⊃ ドクーン

―――――
――

(゚A゚)「ア、ア、ア、ア、ア、ア、アアノデスネェン。ボ、ボ、ボ、ボ、ボクトトモダチニ、ニ、ニ、ニ、ニ、ナッテクリャータラウレシイナァ」

ノパ⊿゚)「?」


m9(^ω^)9m(やっぱりこうなったお!!)チャンチャン♪



*1 ))))))「ソ、ソ、ソ、ソ、ソ、ソ、ソンデ、デネ、ア-ノネ、アーノー、アーノーネー、アーノー、アーノネー、アーアー、アーノーネアノーネー」

ノパ⊿゚)「? ? ?」

( ^ω^)「……」


( ^ω^)(小ネタに気付いた人間が何人いることやら……)

「ヒートぉ?」

    ミクルッ 
(   ハミ 「ゴメーン! ちょっと待っててー!」

(゚A゚)「手のひらに火とって痔を欠いてノム。手のひらに火とって痔を欠いてノム」

( ^ω^)(それは本番前にやるものだお……)


ノパ⊿゚)「あのさ、私もう行かないといけないんだけど……」

(゚A゚)「エート、アノソノ……」

( ^ω^)(仕方ないおね……)

――素直さん。実はコイツ、あなたと友達に……。

ムグ(;^⊂('A`)


(;^ω^)(こいつ……何を……)

( A )フシュー

('A`)「アドレスを教えてください。友達になりたいと思ったので」


Σ(*^ω^)(おお!)


ノパ⊿゚)「ん、ああ。いーよ」

     ピッ
ノパ⊿゚)□☆□('A`)


(*^ω^)(おおおおおおおおおおお!)

ノパ⊿゚)「じゃ、私もう行くからね」

('A`)「はい、ありがとうございましや」

( A )(^ω^*)「やったおね! 第一段階クリアーだお!!」

( A )「……」

( ^ω^)「ドクオ?」


('A`)
('A`,';,';,',
('A,';,';,',
(',';,';,',
(,';,';,
';,,('


Σ(;^ω^)「ドクオォォォォォォーッ!」

――喫茶店。ヨネダ珈琲。VIP高校前店。

カランコローン

( ^ω^)ノ「ジョルジュー」

( ゚∀゚)「おう。うまくいったな!」

――そうなんだけど……。

――ん、どうした?



   (^ω^)「こうなっちゃったお」
つ:;....::;.:. :::;.. .....⊂

( ゚∀゚)「何だよ、これ?」

( ^ω^)「ドクオだお」

(;゚∀゚)「はぁ!?」

( ^ω^)「極度の緊張が解けたら砂になってしまったんだお」

( ゚∀゚)「マジかー」

( ^ω^)セッセ

( ゚∀゚)セッセ


(つ;^ω^)「なんとか出来あがったお」

(  )「ん……?」

(*゚∀゚)「ドクオー! おめでとー!」


(*,,゚Д゚)「ははははは、やったぜい!」


( ^ω^) ……

( ゚∀゚) ……

( ^ω^)(゚∀゚ )


(*,,゚Д゚)「ん、どうした?」

――認めないお! ドクオはこんなんじゃないお!

――そうだ! 俺達の知ってるドクオはこんなに男前じゃない!

――何言ってんだお前ら?


( ゚∀゚)「微修正が必要だな」

( ^ω^)「わかったお……」ゴキリ

(;,,゚Д゚)「え、何? ブーン?」


オラァ!(#^ω^)=○)),, Д)、;'.・


――ちょ! いきなり何すんだ!

――まだまだだお!


c(#^ω^c)っ≡つ)),, Д)、;'.・ ババババ


――イデデデデデデ!

――これでもか! これでもか! ドクオを返せ!

(#)A(#)「前が見えねぇ……」

(;^ω^)「戻ってよかったお」ホッ

(;゚∀゚)「やービビった、ビビった」

( ^ω^)「こっからどうするお?」

( ゚∀゚)「デートとか誘うんじゃね?」

( ^ω^)「やっぱり頼りにならねーな。腐れイケメン」

( ゚∀゚)「俺が好きになると相手も好きになっちまうからな」アイテガカッテニナンデモシテクレル

( ゚∀゚)「こういうケースはわからん」

(メ゚A゚)(すっげぇムカつく!)(゚ω゚ )

( ゚∀゚)「ま、とにかく攻撃をしかけていかないとな」

( ゚∀゚)「"攻撃こそ最大の攻撃" ジェット思想的だろ?」

(メ゚A゚)bビッ 「よっしゃ! アジトで作戦会議だ!」

(*^ω^)bビッ 「ドクオ! ノリノリおね!」

(*メ'A`)「ったりめーだ! 叩きのめされるまでは止まらないんだよ!」

( ゚∀゚)bビッ! 「よっしゃ!」

――せーのーでっ!

「「「ジェット ジェネレーション!!」」」


ギロリ(#゚∋゚)   (;゚∀゚)       (ФωФ#)ギロ
ギロ(#`・ω・´)  ('A`;)(;^ω^)  (@∀@-#)ギロ


――ごめんなさいね。店の中で騒いで。

――数カ月後。

ノハ*゚⊿゚)「わー綺麗だねー」

(*'A`)「市内の夜景スポットでもここは穴場らしいんだって」

ノハ*゚⊿゚)「すごーい。街の光が星みたい」

('A`)「……」

ノハ*゚⊿゚)「ドクオ君?」

('A`)「素直さん。マジな話をしたい」

ノパ⊿゚)「なぁに?」

('A`)「地球が砕けても、金がなくても、俺はあなたを抱きしめ続けます」

ノハ* ⊿ )「え?」

('A`)「素直さんのために、俺が出来ることなんて、抱きしめることだけだけど」

('A`)「好きです」


――誰よりも。何よりも。

――大好きです。ごめんなさい。

――神様よりも。好きです。

( A )「……」

ノハ* ⊿ )「うん」

(* A )「え?」

ノハ* ⊿ )「いいよ。私も、ドクオ君のこと……」

――好き、に、なってたし。

ノパ⊿゚)「…ごめんなさい」

( A )(やっ……)

(*'A`)「た―――ッ!!」


(*´_ゝ`)「やったな! ドクオ!」

(;゚A゚)「エ?」アニジャ?

(´<_`*)「俺達から二人に向けてこの曲を捧げます」

(;゚A゚)オトジャモ?

――爆音ティーンエイジガールッ!!!!!!!!!

ギュギャギャガヤ゙アギャギャギャギャギャ!
ベベベベベベベベーン! ベンベンベン!

――ベイベベイベ!!!!!!! セブンティーンの夜だぜベイベベイベ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュイ―(゚A゚)―ン!(うるせえええええええええええええええええええええええええ!!)

Σ(;'A`)ハッ(素直さんは!?)

( ゚∀゚)「ねーねー。君どこの高校の娘? ちょっとお話しない?」

ノハ;゚⊿゚)「え。いやちょっと……」


(゚A゚)「ジョルジュてめえええええ!!」

――あいや、待つお!

(#゚A゚)「誰だテメェは!?」

(#^ω^)「ここを通りたくば僕を倒していけお!」

(#゚A゚)「人の恋路を邪魔すんじゃねー!」

メメタァ!(#^ω^)=○))゚A)、;'.・

( A )(ああ、素直さん……)

――ちょっとだけなら……。

――マジで? じゃあちょっとそこの喫茶店で……。

(;A;)「そんな……そんなことって……」

ジリリリリリリリ!

Σ(゚A゚)ハッ

(;'A`)「夢か……」

('A`)(落ちつけ……ドクオ……)

('A`)(今日は大切な日だ)

('A`)(素直さんに告白するんだ……!)

(*'A`)「フヒヒ!」

――ヨネダ珈琲。ラウンジ駅前店。

カランコローン。

('A`)「うっす」

( ゚∀゚)「おいーす」

( ^ω^)「おいすー」

( ´_ゝ`)「よう」(´<_` )


(*^ω^)「遂にこの日が来たおね!」

( ゚∀゚)「始めはどうかと思ったが、案外うまくいったもんだ!」

('A`)「……」

('A`)「ありがとな」ボソ

Σ(;^ω^)(;´_ゝ`)「! ! !」(゚∀゚;)(´<_`;)3

(;^ω^)(ドクオが僕達にお礼をした!?)

(;゚∀゚)(ひねくれもののコイツが!?)

(;´_ゝ`)(天変地異の前触れか!?)(´<_`;)

('A`)「んだよ。俺だって人に感謝ぐらいするよ」

('A`)「ここまでの数カ月。お前らの協力がなかったら、ここまで来れなかったよ」

('A`)「ありがとう」

(;゚∀゚)「あ、ああ」

('A`)「ブーンはいつも近くで俺を励ましてくれた。学校で素直さんと話す時もフォローしてくれたな」

(;^ω^)「おー」

('A`)「ジョルジュは素直さんの友達と仲良くなって外堀を埋めてくれた」

(;゚∀゚)「あー、うん」

('A`)「流石兄弟は……」

( ´_ゝ`)「……」(´<_` )

(;'A`)「ロックだ! 燃えるロックでくじけそうな俺のハートを揺さぶってくれた!」

( ´_ゝ`)b「やっぱり流石だな、俺ら」d(´<_` )


('A`)bビッ「そういうわけだ。俺は今日……"やるぞ"……!」

(*^ω^)bビッ「おっお!」

(*゚∀゚)bビッ「頑張れよ!」

(*´_ゝ`)bビッ「成功を祈ってるぞ!」ビッd(´<_`*)


(゚A゚)「しゃああああああああ!!!」


「「「「「ジェット ジェネレーション!!!」」」」」

  ガキガ从#゚∀从    ('A`;)(;^ω^)      / ゚、。 /ヤレヤレ
ウホッN|*"゚'` {"゚`lリ   (;゚∀゚)<オカンヲカンジル   ('、`*#川ウルセェナ
     ィ'ト―-イ、   (´<_`;)(;´_ゝ`)      ( ゚д゚ )ノシ
ギリギリ以#`゚益゚以

――あ、すみませんでした。

よく晴れた日曜日だった。台風の去った翌日だった。
ドクオにはすべてが自分を応援してくれているように思えた。

喫茶店を出て、待ち合わせ場所である駅前のロータリーへ行く。
時刻は10時を少し回ったばかり。約束まであと30分。

焦りや不安はなかった。
嘘とも思えるかもしれない。だが事実だ。

――最初のルールを決めよう。"真っすぐ進め。脇目を振らない"。

ジェット ジェネレーション結成当日。ドクオ自身から提案したことだ。

一週間前から仲間内で散々議論したシミュレーションを頭の中に思い返す。
自分が今までどう頑張ってきたか、思い返す。

少し自信がわいてきた。
何だかちょっぴり勇気が出てきた。

今ならきっと行けるさ、ガンバレ!

喫茶店でたむろしている仲間達が、テレパシーを送っているような気がした。

「お待たせー」

素直ヒートがやって来た。
やっぱりドクオは彼女が好きだった。

しなやかに伸びた手足が好きだった。日に焼けた肌と、白い歯のコントラストが好きだった。
走る時にはゴムで縛られている髪がほどかれ、風にそよぐ姿が好きだった。

ドクオははやる気持ちを抑える。
――ここまで来て、失敗はしない。あの通りやれば大丈夫だ。

「おはよう。じゃ、行こうか」

手は握らない。手の甲が触れあう距離で歩く。
映画館までの道、色んなことを話した。

ハリウッドの大作映画を見た。
素直ヒートの趣味だそうだ。
映画館の暗闇の中、そこでもドクオは手を握らなかった。

すべてが終わってから、帰り道は手を握って帰ろうと思っていた。

それから喫茶店で映画の感想を言い合う。
時間が過ぎてゆく。

――そして、その時が来た。

時刻は午後6時30分。朝、待ち合わせた駅前のロータリー。

ノハ*゚⊿゚)「今日も楽しかった! じゃ、また今度!」

('A`)「待って」

ノパ⊿゚)「ん?」


('A`)「あのさ、大事な話があるんだ」

ノパ⊿゚)「なぁに?」

('A`)「うん……それは」


「好きです」


「付き合ってください」

ドクオはそう続けた。

告白の文句は自分だけで考えた。
他人の言葉が入っていてほしくなかった。
自分の気持ちを純粋に素直ヒートにぶつけたかった。

「そっか、そうだよね。うん」

何カ月もの間、アタックをし続けていたのだ。
どんな人間でも好意を察するだろう。

「いいか? ヒートちゃんは待ってる。お前がコクってくんのをよ」

ジョルジュ長岡はそう言った。

ドクオもきっとそうだと思った。
陸上の大会や、合宿以外ではデートの誘いを断られたことはなかった。

それは素直ヒートがドクオを受け入れてくれているということだろう。

素直ヒートは少しだけうつむいた。
ドクオは彼女の顔を見つめる。

やっぱり可愛いな。と、思った。


素直ヒートの鼻孔が空気を吸いこむ。

ドクオは拳をかたく握る。

素直ヒートの顔がちょっとだけ上を向く。

ドクオの呼吸が止まる。

素直ヒートの唇がかすかに動く。

ドクオは「やった!」と、確信した。


ノハ ⊿ )「ごめんなさい!!!」


(*'A`)(やっ……)

(*'A`)「タ―――ッ!」

('A`)「あれ?」


ノハ;゚⊿゚)「ごめんなさい!」

('A`)「え?」

――

( ^ω^)「え?」

( ゚∀゚)「え?」

( ´_ゝ`)「え?」

(´<_` )「え?」


                 ノハ ⊿ )
(;゚A゚)


    『えぇぇぇぇええええええええええええええええええ!!!!!????』


(;゚_ゝ゚)(;゚∀゚)(;゚ω゚)(゚<_゚;)

――ヨネダ珈琲。ラウンジ駅前店。

Σ(;゚∀゚)「どういうことだよ! わけわかんねー!」

Σ(;´_ゝ`)「弟者! IDだ! またID:r4yVKgzL0がやらかしたかもしれん!」

Σ(´<_`;)「……駄目だ! >>1のIDだ!」


(#゚ω゚)「おおーん!!」


Σ(;゚∀゚)「わ、馬鹿。暴れんな!」

(#゚ω゚)「続き! 続きはどうなんだお!」

――やめろ! おい! ブーンを止めろ馬鹿兄弟!

――落ちつけ! 受信機が壊れる!

――おおーん! おおーん!

――バカヤロー!!

ガシャーン!

(#゚ω゚)フーッフーッ

(;゚∀゚)「あーあ、やっちまった……」

( ´_ゝ`)「しょうがない。ドクオを待つか」

(´<_` )「でもあまりのショックでそのまま帰るかもしれんぞ」

( ´_ゝ`)「ううむ。それはあるな」

(´<_` )「メールでこっちに寄るように……」

(´<_` )「言わない方がいいな」

( ゚∀゚)「あいつに任せるしかねーべよ

カランコローン

(;゚∀゚)「あ……」

( A )「ははは、ははは」

(;´_ゝ`)「……」

(´<_`;)「兄者。アジトでアレをやろう"天国うまれ"」

( ;ω;)「ドクオォ……」

( ;ω;)「遊ばれたのかお? 許せんお」

( ;ω;)「それなら、女だからって僕は容赦しないお……」

( A )「はは、へへへへへ」

(;゚∀゚)「生きろよ、女なら俺がいくらでも紹介してやるから」

(;´_ゝ`)「名盤を貸してやるからそれ聴いて元気だせ」

(´<_`;)「俺も貸すぞ。あぁ、楽器を始めるのはどうだ? ドラムスが今空いてるぞ」

( ;ω;)「ドクオ……死んじゃ嫌だお……」

( A )「ひへへへへへへ」

('∀`)「アーハッハッハッハッハッハ!」

('∀`)「あはは。あはは。おーっほほほほほほ!」

('∀`)「シケた面すんなよ! 俺は勝ったんだぜ」

(;゚∀゚)「んあ?」

(;´_ゝ`)「それはアレか。ドクオ君のことは好きだけど、高校時代は部活に力を注ぎたい」

(´<_`;)「ありがちだな。大学まで待ってってヤツか」

( つω;)「お? そうなのかお?」

('∀`)「まぁそんな所だな! ちょっと違うが!」

(;゚∀゚)「どういうことだ?」


('∀`)「素直さん、推薦で東京の大学行く予定なんだよ!」

('∀`)「で、俺の進学はまだわからないだろ?」

('∀`)「付き合ってその半年後に遠距離恋愛はねーだろ!」

('∀`)「俺が東京の大学へ進学できたら正式に付き合ってくれるってよ!」

(*^ω^)「おお!」

    よかったじゃねぇか、コノコノー
(*゚∀゚)σ))'∀`)

( ´_ゝ`)「それで、素直さんはどこに行く予定なんだ?」

('∀`)「早稲田!」

(´<_` )「へぇ、早稲田。頭良いんだよな?」

( ´_ゝ`)「俺達が知ってる大学ということは、頭が良いんだろう」

(;゚∀゚)「え、早稲田……?」

(;゚∀゚)「お前、偏差値いくつだっけ?」

('∀`)「38! 高校に入ってから勉強してなーい!」

Σ(;^ω^)「それじゃすぐに勉強しないとだお!」

(;゚∀゚)「待て、別に東京の大学なら他にいくつでもある」

(;゚∀゚)「名前を書けば受かる所だってあるだろ」

(;^ω^)「おお! そうだったお!」

('∀`)「興味ないね! ヒートと同じ所に行くんだ!」

(;゚∀゚)「早稲田の偏差値っていくつだ?」

(;^ω^)「今、ケータイで調べるお」カチカチ


(;゚ω゚)「一番低い所で59! 無理だお! 頭良過ぎだお!」
  ↑偏差値36

(;゚∀゚)「59かよ! 高すぎだろ!」
  ↑偏差値35

( ´_ゝ`)「偏差値って何だ?」(´<_` )
    ←模試を受けない人達→

('∀`)「でーじょーぶだって」フヒヒ


(;゚∀゚)「つってもなぁ……」

( ´_ゝ`)「いや、イケるんじゃないか?」

(´<_` )「うむ」

('∀`)「ほらな!」

(;゚∀゚)「根拠は?」


( ´_ゝ`)「さっきやろうと思っていた"天国うまれ"の歌詞にこういう一節がある」

( ´_ゝ`)「"叶わない恋はある。諦めてしまえ。叶わない夢はない。諦めるな"」

( ´_ゝ`)「つまりこういうことだ――」


('∀`)「他人の気持ちが介在する恋は叶わないことがある。相手には自由意志があるから!
    だけど夢は自分だけのものだ! 自分自身の意志でもって叶えられる!」

('∀`)「入試は自分との勝負! 頑張ればきっと勝てる!」

(;´_ゝ`)「あ、ああ」

('∀`)「決めた! 目標! 早稲田大学! 現役合格!」

( ゚∀゚)「はぁ……」


(σ゚∀゚)ボリボリ

( ゚∀゚)bビッ「ドクオの受験を応援するヤツ!」

( ^ω^)bビッ「おっお」

「当然」( ´_ゝ`)bビッd(´<_` )「勿論だよな、兄者」

('∀`)bビッ「絶対合格してやる!」


――じゃあ、いくぞ。

――待て待て、外に出るぞ。

――あぁ、さっき怒られたばかりだからな。

――よーし。

「「「「「ジェット ジェネレーション!!!!!」」」」」







( ^ω^)ブーン達はジェット世代のようです


          ―了―

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