('A`)ドクオがジャズバンドを組むようです 第三コーラス

第3コーラス「楽器選び」


( ^ω^)「てなわけで楽器屋に来てみたお」

(;'A`)「な、なんか緊張するな」


<ヽ`∀´>「いらっしゃいニダ」

( ^ω^)「俺たちジャズやりたいんだお!俺はドラムって決まってるけどコイツはなにやればジャズなんだお?」


<;ヽ`∀´>「と、唐突なお客ニダ・・・」

<ヽ`∀´>「おたくがドラムならピアノはどうニダ?」

<ヽ`∀´>「ピアノは万能な楽器ニダ。左手でベース音域鳴らせるし、ドラムと2人でも出来るニダ」


('A`)「俺がピアノ?wwがらじゃねーなぁ」

<;ヽ`∀´>「い、いやピアノは楽器全ての基本ニダ!やって損はないニダよ」

('A`)「ピアノかぁ、うーん」

<;ヽ`∀´>(高価なピアノ買わせようとしてるのに乗り気じゃないニダ)

<;ヽ`∀´>「ぴ、ピアノにするニダ!絶対ピアノがいいニダ!」


('A`)「・・ん?なんだ、これ」



ドクオの見つめたモニターには・・・なんだろう知らない楽器だが
黒人が一心不乱にブロウしている映像があった


その横の棚に並んだ楽器


ゴールドにきらめくボディに、まるで美女のウエストのようにくびれたライン

そして黒人がその楽器を吹き込んでいるシルエットのかっこよさ



('A`)「これ・・・」

<ヽ`∀´>「あ、ああそれはテナーサックスって楽器ニダ。」

<;ヽ`∀´>(サックスは単価安いニダ・・興味をそらさなければ・・・)



('A`)「テナー・・・サックス」


('A`)「コイツだ、コイツにするよ、ブーン!」

( ^ω^)「お、サックスかお!ジャズの花形楽器だお」

<;ヽ`∀´>「い、いやサックスなんて・・」


('A`)「これをくれ!金ならある。仕送り貯めてたからな」

<;ヽ`∀´>「わ、わかったニダ」




―――ありがとニダー(ウィーン


('A`)「ふう、買っちまったぜ!」

( ^ω^)「ドクオがサックス、俺がドラム!とりあえず近くに練習スタジオがあるから合わせてみるお!」
('A`)「おう!」


――――スタジオ


('A`)「よっ・・と、」

首にかけたストラップにサックスの重みがずしりと伝わる

(;'A`)「意外と重いんだな・・・」


(*^ω^)「おー!イカしてるお!ワクワクしてきたお!はやく合わせるお!」

(;'A`)「合わせるってまだ指もわかんねーし吹きかたも」

(*^ω^)「そこに付属の説明書あるお!はやくやってみるお!」


(;'A`)「まぁ慌てるなよ・・・ブーンテンション高いぞ」


(;'A`)「えと、下くちびるをまいて、と・・・」

(;'A`)「指はリコーダーと同じなのか・・ここと、ここで・・・」


♪ぶゃ~


('∀`)「おお!鳴った!」
(*^ω^)「おお!」


(*^ω^)「よし俺も!」


ドン、ドン、ドコドコ
ドン、ドン、ドコドコ

(*^ω^)「ドクオ!なんか吹いてくれお!」

('A`)「曲はまだムリだよwww」

(*^ω^)「なんでもいいお!ジャズは魂でやるんだお!とりあえず適当でもいいお!」

(;'A`)「あ、ああ」


♪ぶゃ~ぶゃ~
ドンドコドコドコ

♪ぶゃ~ぴー!
ドコドコドコドコ

♪ぴゃーびょーん
ドンドコドコドン


(;'A`)「ぷはっ!ちょ、ブーン休憩っ」

( ^ω^)「お?」

(;'A`)「はぁーはぁー、くそ、こんな息つかうのかよ・・・」

( ^ω^)「でも楽しかったお!これをもっと極めてったらジャズになるんだお!」

('A`)「そうだな・・・ジャズ楽しいもんだな!」


ガチャ!

('A`)( ^ω^)「!?」


ξ゚⊿゚)ξ


(*'A`)(か、かわいい・・・)


突如練習スタジオの扉を開け放ったのは、金髪縦ロールの美少女だった


ξ#゚⊿゚)ξ「ちょっとアンタたちうるっさいのよ!!!!」

(;'A`)(;^ω^)「ひっ!!」



つづく

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最終更新:2011年02月12日 11:05
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