('A`)ドクオがジャズバンドを組むようです 第十二コーラス


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ξ゚⊿゚)ξ「キャラメルモカと、ドクオはコーヒーでいい?」
('A`)「ああ」

「かしこまりましたー」

ツンに連れられていった先は小綺麗なカフェだった

ξ゚⊿゚)ξ「んー、スコーン食べたいわね」
ξ゚⊿゚)ξ「アンタは?」
('A`)「いや、俺はいいよ」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、そう。すいませーん、スコーンも!」


第12コーラス『亀裂』

「お待たせいたしました」

ツンはキャラメルモカを一口すすり、ドクオを見据えた

ξ゚⊿゚)ξ「昨日は・・話投げちゃってごめん」
('A`)「いや、もういいんだ」
ξ゚⊿゚)ξ「ちゃんと、1回話しとかなきゃと思って」

ツンはたどたどしく、しかしはっきりとブーンとの関係を話しだした
あのライブ後に付き合いだしたこと
ブーンの素直な人物に心動かされたこと
そしてブーンが、俺に気をつかっていたこと

ブーンはいつ俺に打ち明けたらいいかわからず、悩んでいたそうだ

('A`)「そう・・だったのか」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオの気持ちに答えられなかったこと・・・ほんとに申し訳ないと・・思ってる」
('A`)「いいんだ、ツン」
('∀`)「ブーンは・・・いいやつだぜ。仲良くな」

ξ゚⊿゚)ξ「わかって・・・くれるの?」
('∀`)「当たり前だ。ま、あんまり殴ってはやるなよ」
ξ;⊿;)ξ「ドクオ・・・」
('∀`)「ははは、俺に諦めつかせられたから嬉し泣きか?www」
ξつ⊿ )ξ「ば、バカ・・・そんなわけないでしょ」
ξつ⊿;)ξ「あたしのせいで・・ひッく・・アンタたちが・・・バンドがどうにかなっちゃう気がして・・・グスッ」
('∀`)「んなわけねーだろ。ま、お幸せにな。先帰るわ。お代は置いとくよ」


ドクオは無理矢理二人分の代金を置くと、笑顔のまま店を去った

(;'∀`)「は、ははは・・・」

恋は盲目、運命は残酷だ

ツン、ブーンのこと話すとき嬉しそうな顔してたなァ・・・
馴れ初め語るときなんかちょっと赤くなっちゃってさ
( ;A;)「あはは・・うっ」

ツンは悪気なく話しただけだろう
だがブーンが俺に気を使いつつ結局ツンと付き合ったこと

その事実がある以上、どんな言葉も俺には響かなかった

ツンも本当は嬉しいのはわかってる
今すぐにでもブーンのところに行きたいんだろう

俺も・・・そうだったから・・・


(;つA`)「ふう・・・」

('A`)「これで、よかったんだ」

俺が我慢してればバンドもみんなとの関係も
また今までどおりさ

忘れよう・・・・・

――そして次の定期練習日

('A`)「おはよーす」

(´・ω・`)「おはよ」
ξ゚⊿゚)ξ「あ、ドクオ遅いじゃない」

VIP大学多目的室、そこにブーンの姿はなかった

('A`)「あれ?ブーンはまだか?」
ξ゚⊿゚)ξ「補講で遅刻らしいわ」
('A`)「そうか、まあドラムレスで軽くやっておくか」

ツンが当たり前のようにブーンの行動を把握している
当然のことなのだが、ドクオにはそれがチクチクと心に痛んだ


――――――――
(;^ω^)「おいすー!悪いお、遅刻したお!」

ξ#゚⊿゚)ξ「アンタ6時には間に合うって言ったでしょ!」
(;^ω^)「い、いや伸びたんだおww教授の自己満話でww」
ξ゚⊿゚)ξ「ったく」

(´・ω・`)「ははは、まぁまだ時間はある。1曲やってみたいのがあってさ」

('A`)「・・・・」

( ^ω^)「ドクオ!1週間ぶりだお!」
('A`)「ああ、そうだな」
( ^ω^)「ツンから聞いたお!俺たちのこと応援してくれるって!」
('A`)ξ;゚⊿゚)ξ「!!」
( ^ω^)「心配したおーwwなんだか俺がとっちゃったみたいになってたらどうしようかとww」
( ^ω^)「でも、ドクオにも絶対いいひと見つかるお!」
( ^ω^)「これからもずっと、友達だお!」

ξ;゚⊿゚)ξ「ちょっと、ブーン!」

( ^ω^)「ん?どうしたんだお?ツン」
( ^ω^)「こんな嬉しいことはないお!一時はすごい心配しt」

バンッ!!!!

(;^ω^)ξ;゚⊿゚)ξ(;´・ω・`)「!?」

ブーンの言葉を遮った音
それはドクオが机を蹴り倒した音だった

(# A )「なにが応援だ」
(# A )「お前に俺の気持ちがわかるのか・・・」

(;^ω^)「えっ、お・・・」

(# A )「お前言ったよな・・・俺がツンのこと好きって言ったとき」
(# A )「『応援する』って・・・」
(# A )「今さらなんだよ・・・」

(#'A`)「俺にとっちゃ信頼してたお前に裏切られちまったようなモンなんだよ!!!」
(#'A`)「わかんねーのかよテメー!!」

(;´・ω・`)「お、おいドクオおちつk」

(#'A`)「うるせェ!!テメーもコイツらのこと知ってたくせに!」
(#'A`)「影じゃ笑ってたんだろう!?俺のことを!」
ξ;⊿;)ξ「ドクオ、待って・・違うの」

(;'A`)「・・・ッ!」


(#;'A`)「く、クソが!勝手に仲良しやってろよ!!」

ドクオは乱暴に扉を閉め、その場を後にした

ξ;⊿;)ξ「う、うぅ・・・」
(;´・ω・`)「・・・・」
(; ω )「・・・」


(; ω )「・・軽率だったお・・・」
ξ;⊿;)ξ「えぐっ・・・う・・グスッ」
(;´・ω・`)「これは・・・最悪な事態だ・・・」

ξ;⊿;)ξ「・・ごめん・・・みんな・・・」
ξ;⊿;)ξ「あたしが・・・グスッ・・曖昧なこと・・してるから・・・!」
(; ω )「・・ツンは悪くないお・・・」
(; ω )「本当に・・・ドクオを傷つけてしまったお・・・」

(;´・ω・`)「・・・・」

残された部屋にはツンの泣き声だけが響いた

ブーンは心底後悔していた
しかし、それはもう遅かった
4人の仲には取り返しのつかない亀裂が入っていた

つづく

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