【ブーン系】( ^ω^)ペットボトル
http://w.atwiki.jp/boonshousetsu/
【ブーン系】( ^ω^)ペットボトル
ja
2012-06-29T17:34:59+09:00
1340958899
-
( ^ω^)( ´_ゝ`)('A`)幸せにするようです
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/243.html
( ´_ゝ`)「なあ弟者」
(´<_` )「何だよ」
( ´_ゝ`)「昨今笑顔が少ないよな」
(´<_` )「へー」
( ´_ゝ`)
( ∩_ゝ∩)ニコォ
( ∩_ゝ∩)「笑顔を届けて来る!!」
(´<_` )「へー」
(´<_` )(びっくりした…)
( ^ω^)「テストオワタ…」
('A`)「どんまい」
( ^ω^)「ドクオは大丈夫なのかお?」
('A`)「シンケンゼミを味方につけたオレに隙はない」
( ^ω^)「回し者乙wwwwww」
( )「おーい」
('A`)「ん?」
( ∩_ゝ∩)「みんなー☆ミ」
( ^ω^)「」
('A`)「」
( ^ω^)「え…∩∩って手じゃないのかお常識的に考えて…」
( ´_ゝ`)「でも笑顔に見えなくもないだろ?」
('A`)「キモい」
( ´_ゝ`)
( う_ゝ`)
( つ_ゝ∩)
( ∩_ゝ∩)ニコォ
( ^ω^)「……」
('A`)「……」
( ^ω^)「……で、どこの掛かり付けなんだお?」
( ´_ゝ`)「病院に世話になる予定はないよ」
('A`)「てかテストどうだった?」
( ´_ゝ`)「まあまあまあまあまあまあまあまあま」
( ^ω^)「あまwwあまwww甘いww甘いww恋のwwwチョコレイツwwww」
( ´_ゝ`)「貴方にwwwwww歌詞wwwww忘れたwwwwwwwwww」
('A`)(…あれ俺も歌詞忘れた)
( ´_ゝ`)「とにかく俺は人に笑顔を届けて皆を幸せにしたい訳だよ」
( ^ω^)「把握」
( ´_ゝ`)「じゃあ行こうか」
('A`)「えっ」
(川 ゚ -゚)
( ^ω^)「クーだお」
('A`)「クーは流石に笑顔にすんのは難しくね?」
( ´_ゝ`)「うーん」
( ´_ゝ`)「クーの幸せってなんだろうか」
( ^ω^)「聞いてみるお!クー!」
川 ゚ -゚)「なんだイベリコ豚」
( ´_ゝ`)「クーはどんな時に幸せで笑いたくなるよ?」
川 ゚ -゚)「そうだな…強いて言えば」
川 ゚ -゚)「ドクオを手に入れた時だな」
川 ゚ -゚)「結婚してくれドクオ」
('A`)
('A`)「ん?」
( ^ω^)「え?」
( ´_ゝ`)「ほぇぇ?」
川 ゚ -゚)「プロポーズだよ言わせんな恥ずかしい///」
('A`)「ぅえっ」
('A`)「よ、喜んで」
川 ゚ -゚)「そうか、私は幸せだぞ」
川*^ -^)ニコッ
(*'A`)「お、おう……」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)。○(目標達成できたけど…)
( ´_ゝ`)。○(全然嬉しくねえ…)
(*'A`)「じ、じゃあ俺らはちょっと仕事してくるよ…」
川 ゚ -゚)「そうか、感心だな」
川 ゚ -゚)「じゃあな、ドクオ、兄者、イベリコ豚!」
( ´_ゝ`)「ああ!」
( ^ω^)「えっ」
( ^ω^)「イベリコ豚は僕…だっただと…?」
((´・ω・`)
( ^ω^)「あ、ショボン!」
( ´_ゝ`)「よーし!笑顔届けちゃうゾ☆」
('A`)「まあ妥当な人選かな…」
( ´_ゝ`)「おいしょぼくれー!」
(´・ω・`)「……なんだい」
( ´_ゝ`)「お前はどんな時に幸せで笑いたくなるよ?」
(´・ω・`)「そうだな…強いて言えば」
(´・ω・`)「ドクオを手に入れた時だな」
(´・ω・`)「結婚してくれドクオ」
('A`)
('A`)「ん?」
( ^ω^)「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「ふぇぇ?」
(´・ω・`)「プロポーズだよ言わせんな恥ずかしい///」
('A`)「ぅえっ」
('A`)「………うえっ?」
(´・ω・`)「そうか、僕は幸せだ」
(´^ω^`)ニコッ
( ^ω^)「きめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「ブーン困った顔してみ」
( ^ω^)?
( ´^ω^`)ウーム
( ´_ゝ`)「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
('A`)「……………いやいやいやいやちょっとちょっとちょっとちょっと」
(´・ω・`)「優しくするからね…」
('A`)「いやいやいやいやいやいやいやいやい」
( ^ω^)「やいのび太wwwwwwwwwwwwのwびwのwびw太wwwwwwwwwwwwww」
( ^ω^)「なにwwがwww伸wwwwwwwwwwびwwwwwたwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「言わせんな恥ずかしい///」
( ^ω^)「答えwwはwwwwwwwwwwwwおちんちんwwwww
( ^ω^)「びろんびろーんwwwwwwwwwww」
('A`)「ちょっと黙れ」
( ´_ゝ`)「ごめんなさいお兄ちゃん///」
( ^ω^)「いるよないるよなwwwwこういうwwwwKwwYwwwwニューヨークwww」
( ´_ゝ`)「それマジで言ってるなら引くわ…」
( ^ω^)Knew Yoke
( ´_ゝ`)「引くわ…」
( ^ω^)「ニューヨークで入浴する乳幼児」
( ^ω^)「……さて、この中で一番エロいのは?」
( ´_ゝ`)「そりゃ乳幼…はっ!しかし入浴も…いや、乳幼児、…!この問題は…さては貴様!見ているなッ!」
( ^ω^)ククッ
( ^ω^)「ああ見たさ…貴様の…」
(^ω^)「貴様のロリだらけの…zip…」
(^ω^)「………母親が」
(^ω^)9m「今貴様の背後でな!!!」
( ´_ゝ`)「ここで振り向いた奴はロリコンですみませんと謝るべき」
( ^ω^)「そいやドクオは?」
ソコハラメエエエエアーッ
( ^ω^)アチャー
( ´_ゝ`)「らめえってカタカナだと可愛くないのな」
(;A;)「ふええええんお前らしねマジしね」
( ^ω^)「通報しますた」
( ´_ゝ`)「なあなあwwww今気付いたけどwwww通報とUFOって似てるよなwwwwwwww」
(;A;)「ひっく…でもショボンすげえ笑顔だった」
( ^ω^)「じゃあ成功だお!」
( ´_ゝ`)「ゆっふぉーwwwwwwwゆっふぉーwwwwwwwwwwww」
('A`)「じゃあ次行くか」
( ^ω^)「うい」
( ´_ゝ`)「だらららんっ、だん、だんwwwwwwwだらららんっ、だん、だんwwwwwwwww」
( ´∀`)
( ´_ゝ`)「モナーだ」
('A`)「あいつ笑顔がデフォじゃないの?」
( ^ω^)「まあとりあえず話を聞くお。モナー!」
( ´∀`)「なんだモナ」
( ´_ゝ`)「なんかして欲しい事とかない?幸せを感じることとか」
( ´∀`)「モナはスペシャルksmsケーキ食べたいモナ。外の和菓子屋にある、一日30個限定ケーキモナ」
( ´∀`)「でもこの時間くらいに調度無くなるモナ」
( ´∀`)「食べたいモナ」
( ´_ゝ`)「なん…だと…?」
(;'A`)「お、おい兄者…」
(;^ω^)「ちょっとヤバ過ぎるお」
( ´_ゝ`)「……。いや、やる」
(;'A`)「!?わかってんのか兄者!」
(;^ω^)「校則では放課後まで外には出ちゃいけない決まりだお!」
( ´_ゝ`)「わかってる。だが……」
( ´_ゝ`)「俺は笑顔を…この世界に笑顔を振り撒くと、そう決めたんでな」
( ´_ゝ`)「男が一度決めた事を変えちまったら、それはもう男じゃねーよ」
( ∩_ゝ∩)ニコッ
('A`)( ^ω^)「それだよ兄者ー!カッケー!」
( ´∀`)(真面目だなコイツら)
( ´_ゝ`)「良し買ってきてやるよモナー!待ってろよ!」
( ´∀`)「え?ああ、うん」
⊂二二二( ^ω^)二⊃「ぶーん!」
('A`)「スタコラサッサだぜ!」
( ´_ゝ`)「あっ」
( ´_ゝ`)ウーン
( ´_ゝ`)!
( ´_ゝ`)「イってくるね、ぉにぃちゃん///」
( ´∀`)「氏ね」
( ^ω^)「昼間の平日に町に出るのは新鮮だおー」
('A`)「眠くなってきちゃったな」
( ´_ゝ`)「あっ見て見て!ねこ!ねこねこねこねこねこ」
('A`)「猫なんてどうでもかわいいいいいいいいうにゃあああああああん」
( ^ω^)「けっ僕は猫なんかにかわいいいいいいいいい」
( ´_ゝ`)「おいでー、怖くないよー」
('A`)「ちっちっち」
( ^ω^)「なあなあ」
('A`)「ん?」
( ^ω^)「なんか猫を呼ぶ時つい笑顔になるけど、なんだろなこれ」
('A`)「さー」
( ´_ゝ`)「あっ逃げられた」
(`・ω・´)「らっしゃーい」
('A`)「ココだな」
( ´_ゝ`)「スペシャルくそみそケーキ…あれっ」
( ^ω^)「30個全部あるお!」
('A`)「俺ら一番乗りなんじゃね?」
( ^ω^)「すごいお、やったお!」
( ´_ゝ`)「わーい」
( ´_ゝ`)「全部買うかwwwwwwwwうはwww散財wwwCELEBRITYwwwww」
( ^ω^)「鼻セレブwww鼻セレブwwwwww君の瞳はおっくせんまんwwww」
( ´_ゝ`)「おっくせんまんwwww一十百千万億兆wwwwあとはwwいーっぱいwwwww」
( ^ω^)「むげんたいすうwwwwwwwwwwデュクシデュクシwwwwwww」
( ´_ゝ`)「胸騒ぎガードwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
('A`)「あ、すみませんこれ30個下さい」
(`・ω・´)はいよー
('A`)「ほらいきますよ」
( ´_ゝ`)「やらぁ///あの白くてあちゅいの欲しいのぉ///」
('A`)「あ?ったく…すみません、ホットミルク下さい」
( ^ω^)「やらa」
('A`)「お前は食いまくるからだめー」
( ^∩^)
( ´_ゝ`)「かわいくねえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
('A`)「おむすびまんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
( ^ω^)「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「モナーやーい、買ってきたぞー」
( ´∀`)「モナモナ、ありがとモナー」
('A`)「30個余ってたからな、全部買ってきたぜ。喜べ」
( ´∀`)「ああそりゃ」
( ´∀`)「いつもは僕がこの時間抜け出して30個買いに行ってるからモナ」
( ´∀`)「僕しか買う子いないモナ」
( ´_ゝ`)「」
('A`)「」
( ^ω^)「」
( ´∀`)「今日はたまたま小テストだったから抜けられなかったモナ」
( ´∀`)「あ、ワカッテマス先生三人ともサボりかって激怒してたモナ」
( ´∀`)「放課後職員室に、だってモナ」
( ´_ゝ`)「」
('A`)「」
( ^ω^)「」
( ´∀`)「お陰で助かったモナ」
( ^∀^)「ありがとうモナ!」ニコッ
( ´nゝ`):
('n`):
( ^n^):
(´<_` )「……おい貴様ら」
('A`)「ゲゲェー!」
(;´_ゝ`)「ひぇっ」
(;^ω^)「おっ…ど、どうしたお…?」
(´<_` )「うるせぇイベリコ。おい兄者。今までどこ行ってた。授業に何で出ねぇ」
(;´_ゝ`)「はぅ…///」
(;'A`)「あ、いや…」
( ^ω^)!
( ^ω^)「お、弟者!」
(´<_` )「ああ?」
( ^ω^)「弟者の幸せなことってなんだお!」
(´<_` )「んなの決まってるだろ。兄者がちゃんと勉強する事だよ」
( ´_ゝ`)「お前はしないくせに不良なくせにこの<鼻野郎…」
(´<_`#)「あぁ?」
(;;;;´_ゝ`)「ひゃんっ///」
('A`)「汗すげえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
( ^ω^)「それだお!」
(´<_` )「あ?」
( ^ω^)「次のテスト、兄者を十位以内にして弟者を幸せにしてみせるお!だからここは見逃してくれお!」
( ´_ゝ`)「ぅゎ ょぅι゙ょ っょぃ」
('A`)「…………え?」
( ^ω^)「ね、兄者!」
(;´_ゝ`)「……」
( ´_ゝ`)「…まあ…それで弟者に怒られなくて済むなら…」
('A`)(コイツが兄なのに…)
( ´_ゝ`)「やってやるよ!」
(´<_` )「ふん、やれるだけやってみろ」
こうして、兄者のスーパーハードスタディなエブリディが始まった…
( ´_ゝ`)「あめんぼあかいな相合元綱」
( ´_ゝ`)「ん?まだこんな時間だ」
( ´_ゝ`)「わあーすごい!時間がかからないからスラスラ出来る!」
( ´_ゝ`)「はい今日本語が若干不自由でしたね。まだ国語を勉強してないカスはこうなります」
( ´_ゝ`)「あっ!イラストが入っててわかりやすいぞ!」
( ´_ゝ`)「もう終わっちゃった!好きなことも出来るんだね!」
( ´_ゝ`)「格ゲーすっかww」
( ´_ゝ`)「ぅゎ ょぅι゙ょ っょぃ」
( ´_ゝ`)「今日は漢字の書き取りだあ!」
( ´_ゝ`)「強迫観念強迫観念強迫観念強迫観念強迫観念」
( ´_ゝ`)「離婚破産鬱縁切寺謀殺裏切疑心暗鬼四面楚歌四露死苦」
( ´_ゝ`)「うんこ、っと…」
( ´_ゝ`)「時間余っちゃった…うーん、英語もやるか!」
( ´_ゝ`)「I am apple」
そして、試験当日
( ゚_ゝ゚)「疑心暗鬼疑心暗鬼疑心暗鬼疑心暗鬼疑心暗鬼疑心暗鬼」
('A`)「ぉぅふ…」
( ^ω^)「」
('A`)「だ、大丈夫か…?」
( ゚_ゝ゚)「何汚言っ低留何時模通利乃俺蛇内科」
( ゚_ゝ゚)「四面楚歌四面楚歌四面楚歌四面楚歌四面楚歌四面楚歌」
:(;A;):
( ^ω^)「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
( <●><●>)「テストを始めるのはワカッテマス」
(´<_` )「おー、兄者どうだった?」
( ゚_ゝ゚)「七面鳥七面鳥七面鳥七面鳥最高に最高に七面鳥」
(´<_` )「そうか、よかったじゃねーか」
( ゚_ゝ゚)「うんこ」
(;A;)
( ^ω^)「テスト発表が楽しみだおね!」
( ゚_ゝ゚)「BRUTUS」
そして、テスト発表――
( ^ω^)「あっ!」
(´<_` ;)「兄者が一位…!?」
( ´_ゝ`)「ほぇぇ///ぉにぃちゃんゃったょぉ///」
('A`)「すげー」
( ´_ゝ`)「ぉにぃちゃんぅれしぃ?????///」
(´<_` )「……」
(∩<_∩ )「――ああ!」
( ´_ゝ`)「きめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
( ^ω^)「wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
('A`)「おうええええ」
(´<_` )
( ^ω^)「やっぱ笑顔は笑顔でも許される笑顔と許されない笑顔があるおwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
( ´_ゝ`)「きめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
('A`)「げろっげほっぅおえええ」
( ´_ゝ`)「きめえwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
(´<_` )
( <_ )
ヒィヤァアアアォニィチャンラメェェェエ
( ^ω^)「あー笑った、マック行こドクオ」
('A`)「おー。クー呼んでいい?」
( ^ω^)「おkおk僕もツン呼ぶわ」
('A`)「じゃ、いくか」
( ;_ゝ;)「いっちゃらめぇぇええ」
[[TOPへ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/1.html]]
- ロリロリの素人娘とヤルお仕事(。・ω・)ノ★ http://www.44m4.net/ -- あかね (2012-06-29 17:34:59)
#comment(nsize=40,vsize=10,size=40)
2012-06-29T17:34:59+09:00
1340958899
-
('A`)ドクオがジャズバンドを組むようです 第七コーラス
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/44.html
~前回まで~
VIP大学2年のドクオはあるとき同級生ブーンの誘いでジャズをはじめることになった
テナーサックスを購入したドクオはブーンとの練習中ひょんなことから
女子高生ジャズピアニスト、ツンと知り合いますますジャズの世界に浸ることになる
ツンに連れられたジャズバー・ショボンにてセッションの楽しさを知った彼らは意気投合
ドクオ(T.sax)、ツン(p)、ショボン(b)、ブーン(dr)としてバンドを結成することに
セッションで知り合ったプロサックスプレイヤー、ギコに師事することになったドクオだが
はじめてのセッション参加で挫折を味わう
自分を変えるため、自信を手にいれるため
ドクオはツンへの秘めた想いを伝えるため走り出した
第7コーラス『あなたと夜と音楽と』
(;'A`)「はぁ、はぁっ」
息がきれてもドクオは走りつづけた
時刻は夜11時
たどり着いた駅前にはいつもの喧騒はなく、2、3人の疲れた顔をしたサラリーマンが家路を急ぐ様があるだけだった
(;'A`)「はぁ・・・はぁ・・・ちくしょう」
脇腹に鋭い痛みが響いている
ドクオは倒れこむようにベンチに身をあずけた
カチ、シュボ・・・
(;'A`)y-~「はぁー・・・」
勢いあまってアパートを飛び出したはいいものの
ドクオはツンの家はおろか、今どこでなにをしているかすら把握していなかった
(;'∀`)y-~「はは・・・」
自分のあまりのまぬけさを自嘲し、紫煙を吐き出した
不思議だった
全力で走ったからだろうか
さっきまでの、自暴自棄なまでの衝動はいくらかおさまり
代わりに冷静に考えを巡らすことができている
('A`)y-~(ブーンなら・・・どうせひまだろ)
ピ、ポ、パ
prrr・・・
ガチャ
( つω`)「んぁ・・・はい・・・」
('A`)「悪い、寝てたか」
( つω`)「いいお・・・どうしたお」
('A`)「いや、なんとなく。今駅前だからさ」
('A`)「酒でも飲みにでてこないか?」
( ´ω`)「わかったおー10分くらいでいくおー」
ブーンの家は駅から近かった
電話をきって間もなくしてスウェット姿のブーンがあらわれた
( ^ω^)「おいすー」
('A`)「おお、悪いな起こしちまって」
( ^ω^)「いいお!そのかわり酒はドクオのおごりだおwwww」
(;'A`)「うっ・・まあそんくらいは仕方ないな、出すよ」
( ^ω^)「さすが社長wwwんじゃ、ショボンとこでもいくお!」
――――ジャズバー・ショボン
(`・ω・´)「らっしゃい!」
('A`)( ^ω^)「!?」
(;^ω^)「ショボン、なんかいつもとキャラ違うお」
(`・ω・´)「ショボン?ああ、息子の友達か」
(`・ω・´)「私はショボンの父、シャキンだ」
(;^ω^)「ちょwwまじか」
(;'A`)「似すぎだろjk・・・」
二人はビールを頼み、程なく提供されたそれを流し込んだ
爽やかな冷たさと苦味が身にしみた
(*'A`)「っっっ・・・かぁー!うめえ」
( ^ω^)「そういやドクオ、こんな時間に呼び出すってことは」
( ^ω^)「なんか話したいことがあったんじゃないのかお?」
('A`)「あ、ああ・・・」
(`・ω・´)「・・・・」
ドクオはジョッキを静かに置いた
シャキンさんはなにかオーディオ機器をかまってCDをいれかえていた
(http://www.youtube.com/watch?v=JLM_nS2XgXg&sns=em)
('A`)「ブーン、真面目な話だ」
( ^ω^)「おー」
('A`)「ブーン・・・俺は」
('A`)「ツンが、好きだ」
(;^ω^)「な、なんだってー!?」
('A`)「さっきも実はツンに、告白しようと思って出てきたんだ」
(;^ω^)「ま、まじかお・・・あんなグラップラーのどこがそんなに」
(;'A`)「それは・・・わかんねーけどよ、」
(;//A/)「ひ、一目惚れってやつかもしれん・・・」
恥ずかしさに耐えかねてビールを飲み干した
つーかコイツにツンへの気持ち話すのにこんな緊張してんのに
告白なんて無理だろ・・・
ドクオは思いとどまれたことに少し安心した
( ^ω^)「ま、でもそれは素晴らしいことだと思うお」
( ^ω^)「応援するお!ドクオ!」
(*;'A`)「あ、ああ。ありがとう・・・」
('A`)「実はな」
('A`)「今日ここのセッションに参加してたんだ」
( ^ω^)「おー」
('A`)「散々だったよ・・・ギコさんに習って少しはうまくなった気がしてた」
('A`)「それがいざやってみたら・・・ひどいもんさ」
('A`)「無様だったよ・・・。自信なくなっちまってさ」
('A`)「家帰って考えてたらさ、なんだか頭ん中ごっちゃになって」
('A`)「自暴自棄みたいにツンに気持ち伝えようとしてた」
(;'A`)「まあ、実際ツンの家も知らないし電話する勇気もなくて」
(;'A`)「走ってるうちに思いとどまったんだけどな」
( ^ω^)「そうだったのかお・・・」
('A`)「ああ。で、お前に電話してみたわけだ」
ブーンは相変わらずやさしい笑顔を浮かべ、ジョッキに口をつけた
(`・ω・´)「話に割って入ってすまない。キミがドクオくんだったのか」
('A`)「えっ」
(`・ω・´)「いや、息子から聞いたんだ」
(`・ω・´)「楽器1ヶ月でアツい演奏するテナーマンがひとりいる、とな」
テナーマンなんて、とドクオはうつむいた
(`・ω・´)「息子は・・ショボンは嬉しそうだったぞ」
(`・ω・´)「そいつとバンドやる予定なんだ。世界一のジャズバンドになるぜ、親父、とな」
('A`)「そ、そんな、買いかぶりですよ・・・」
(`・ω・´)「ドクオくん・・・ジャズの道は・・・いや音楽全て」
(`・ω・´)「ひとつやふたつのミスで立ち止まっていては先に進めない」
(`・ω・´)「悔しい思いも恥をかくこともある」
(`・ω・´)「でも、キミは楽しかっただろう?」
('A`)「それは・・・」
確かに、楽しかった
(`・ω・´)「その気持ちが一番大事さ」
(`・ω・´)「出だしミスったからなんだ、フラジオFがでなかったからなんだ」
(`・ω・´)「そんなのは些細なことさ」
(`・ω・´)「音のコミュニケーションを楽しむこと。それがジャズさ」
('A`)「シャキン・・・さん」
(;A;)
(;つA∩)「う、くっ、」ゴシゴシ
(`・ω・´)「・・・」
('A`)「ありがとうございます、シャキンさん」
('A`)「ショボンとは・・・みんなとバンド活動はじめるのはあと1ヶ月先なんです」
('A`)「それまでにもっとうまくなって・・・もっと楽しめるようになります!」
('A`)「ブーン!」
(;^ω^)「おっ?」
('A`)「てことだ!わざわざ付き合ってくれてありがとな!」
('A`)「俺はもっとうまくなってやる!ジャズを楽しむためにな!」
ドクオはそう言って店を飛び出した
(^ω^;)「あっ!ちょwwwwお前のおごりじゃないのかおwww」
カランカラーン・・・
ドクオの姿はもうなかった
(;^ω^)「やれやれだお・・・」
(`・ω・´)「さて、もういいかな」
(つω∩)ゴシゴシ
↓
(´・ω・`)パッ
(;^ω^)「ちょwwwショボン!」
(´・ω・`)「ふぅ、親父は海外旅行中でいないっつーの」
(´・ω・`)「おーい、もう大丈夫だからでてこいよ」
ξ゚⊿゚)ξ・・・
(;^ω^)「つつつツン!まさか今の話・・・」
ξ゚⊿゚)ξ「聞かせてもらったわ」
(;^ω^)「じゃ、じゃあドクオの話も・・・」
ξ゚⊿゚)ξ
ξ//⊿/)ξ
(´・ω・`)「ま、さっきの話のとおりだ」
(´・ω・`)「ドクオ、セッションで相当へこんでたからね」
(´・ω・`)「僕らがなぐさめても、と思ってひと芝居うったわけさ」
(´・ω・`)「大成功だったね」
(´・ω・`)「ツンのことは予想外だったけど」
ξ//⊿/)ξ「」
( ^ω^)「ツンは・・・ドクオのことは・・・」
ξ;゚⊿゚)ξ「そ、それは」
ξ//⊿/)ξ「そんなの・・・まだわかんないわよ・・知り合って間もないし・・・」
ξ//⊿/)ξ「直接言われたわけでもないし・・・」
(´・ω・`)「まあ、そりゃそうだ」
( ^ω^)「ドクオは・・・根暗だけどいいやつだお!だからツン」
(´・ω・`)「おっと、個人の色恋に干渉するのはもうここらにしとこう、ブーン」
(;^ω^)「うっ、そ、そうだお」
(´・ω・`)「とにかく、あと1ヶ月先が楽しみだね」
(´・ω・`)「ドクオも、ブーンも実力つけて」
(´・ω・`)「世界一のバンドって言ったの、あれは本当に僕の本心さ」
( ^ω^)「そうだお!世界一のバンドにするお!な、ツン!」
ξ;゚⊿゚)ξ「あっ、うん!あ、あたしがいるから当たり前でしょ!」
(;^ω^)「相変わらず自分至上主義だお・・・」
ゴッ!!!
ξ#゚⊿゚)ξ
(´・ω・`)「ハハハ、こりゃいい気分だね。1杯飲むか。ツンはジュースで」
「乾杯!」
(*;'A`)「はぁつ、はあっ」タッタッタ
風が心地よい
はじまりの春は、躍動の夏に変わろうとしていた
(*;'A`)「やってやるぜー!ジャズ!」
後ろ向きな気持ちはなりをひそめ、ドクオは満ち溢れていた
夏がはじまろうとしていた
そして・・・・
1ヶ月がすぎ、いよいよバンド活動スタートとなった!!
つづく
[[前へ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/43.html]] [[戻る>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/37.html]] [[次へ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/45.html]]
- 本番OKらしいです(人・ω・)$ http://www.l7i7.com/ -- ありません (2012-02-17 03:45:45)
#comment(nsize=40,vsize=10,size=40)
2012-02-17T03:45:45+09:00
1329417945
-
('A`)ホモじゃなくて、女装コスプレイヤーが好きなだけなようです
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/251.html
――おへや。
( A )「はぁ……はぁ……」
( A )「ぁあっ……・はぁ……」
( A )「っ……はぁっ……」
( A )「……あっ……ふっ」
( A )「……はぁっ……はぁっ……」
( A )「クッ……」
( A )
( A )「っふぅ……」
――『イベントで撮った女装子写真スレその32』。
――403。
――1.28MB、jpg画像。
――被写体、『VOCALOID2 初音ミク』のコスプレをした痩せ型の青年。
――本日のオナニー、終了。
('A`)ホモじゃなくて、女装コスプレイヤーが好きなだけなようです
('A`)「はぁ……」
自慰の後、いつも襲ってくる虚無感。
目の前にはミクちゃんなんていなくて、ディスプレイには女装コスプレしたみっともない男の写真。
('A`)「……」
何で俺はこんな奴に興奮してたんだ…………。
('A`)(閉じるか)
絶頂直前まで感じていたウィンドウへの愛惜しむ気持ちはどこへやら、淡々とタブを閉じる。
まだ見ていないJPG画像もあるが、別にどうでも良かった。明日になればどうせまた開く。消した後、そう思った。
('A`)「……ISでも観るか」
鬱田ドクオ19歳、大学一年生。
彼のオナネタは八割方チンコが付いている。
しかし彼は、自分はホモではないと思っている。
そう、ホモではないのだ。
ただ、女装した男の姿を見るとどうにも興奮してしまうのだ。
('A`)「一夏マジハーレム。いいなー」
部屋の角にある小さなテレビと対面に、小さく背を丸めてテレビの画面を見る。
レコーダーのHDDに録画しておいた、今季のアタリアニメである。
もちろん、「2ちゃんねるで評価高い=彼の中でのアタリアニメ」なのだが。
('A`)「……んー」
不意に眠気がくる。時計を見て少し驚いた。もう2時になるのか、と。
('A`)「寝ようかな……」
と独り言を唱えつつ、リモコンの停止ボタンを押し、テレビの電源をおもむろに切ったドクオは、
ベッドに向かうでもなく、再びキーボードに手を添えた。
('A`)「……」
カチャカチャとJaneを立ち上げ、常駐スレをひと通り開いた後、面白そうなスレを適当にクリックしていく。
それらをぼーっと眺める。
('A`)「……」
この後、寝るまでの彼の行動は割愛しかできない。
同じことしかしていないのだから。
――「聞いたよ」
――「お前、ホモなんだって?」
('A`;)「!?」
ザワつく教室。
全身が寒気に包まれたようだ。特に、女子からの冷たい視線が身体を凍てつかせていくよう。
「信じられない」「マジ?」「気持ち悪い……」そんな声が聞こえてくる。
('A`;)「な、何だよ……違ぇよ……」
( ^ω^)「違うも何もねえだろ。証拠の写メあんだぞ?」
('A`;)「あ、あ……それ……」
突きつけられた携帯。その画面を、眼球に焼き付けられるほど身体が勝手に凝視する。
四角い長方形の中には、他人のモノをしゃぶる俺、俺、俺。
( A ;)「ち……」
( A ;)「……違う! それは違うんだ!!」
( ^ω^)「……いや、ホモだろ?」
( A ;)「違う! 違うぅうぁああああああああああああああああああああぁっ!!!」
( A ;)「……ッ!」
自分がたてた布団を蹴飛ばす音で、ドクオは目を覚ました。
( A :)「っ……かぁっ……」
( A ;)「……はぁっ……はぁっ……」
すぐに分かる。さっきのは夢だ。そう決まっている。
心に言い聞かせて、ぎゅっと閉じていた目を開き、周りを見る。
窓から、鈍い光が差し込んで、ぼんやりと青く部屋が染まっている。
小さな部屋だ。部屋の角を見ると、電源の入っていないディスプレイ。それと、起動しているパソコン本体。
足元の先には小さなテレビ。その隣にライトノベルと声優雑誌の詰まった本棚。その上にはねんどろいどぷちがある。
廊下と部屋を分かつ扉は何故か開いていて、その先のトイレのドアが少しだけ見えた。
HDDの回る音だけが、静寂をかき消し、寝汗をかくドクオの聴覚を支配していた。
('A`;)「……」
('A`;)「……よかった」
夢で、よかった。
美阜(びっぷ)大学、構内。
('A`)「よぉ、モララー」
( ・∀・)「お、どっくんじゃん」
彼はモララー。ドクオの数少ない友人の一人だ。
ハタから見れば、それ相応のイケメンであり、彼女もいるので、あんまりドクオとはつるまないようなタイプである。
しかし彼はドクオを一番の盟友とし、ドクオもまんざらではない様子である。それは何故か。
まあ、こういう物語にはありがちだが、モララーはサブカルチャーにとっても強いイケメンなのである。
( ・∀・)「この前のまどマギさぁ、ほむほむやばくなかった?」
とは言え、深い方面(コアなアニメ)ではふたりとも趣味が合わないので、ライトな最新アニメがもっぱら二人のいつものトークの中心だ。
('A`)「あー、びっくりしたよな。まあそんな感じなんだろうなとは思ってたけど、演出が予想を上回ってたわ」
( ・∀・)「あれぞ『視聴者を絵で黙らせる』って奴なんだろうね」
( ・∀・)「全体的にちょっと龍騎のタイムベント回っぽかったな」
('A`)「あー……俺まだ平成ライダーそこまで見てないわ。お前に勧められた奴だと電王とブレイドしか」
(;・∀・)「何ィ!? お前2ヶ月も前にDVD全シリーズ貸してやったのに、まだ二つしか見てないのかよ!」
('A`;)「ごめんごめん……」
(;・∀・)「まったく……お前と昭和ガメラシリーズで語れる日はいつになるんだろうな!!」
( ・∀・)「あ、俺次の講義行かないと」
('A`)「あ、お前メディアの授業とってたんだっけ」
( ・∀・)「うん。どっくんは自由選択何もとってないんだよね」
('A`)「マンドクセ-からなー」
( ・∀・)「ハハッ、らしいや」
('A`#)「あ、鼻で笑ったなこのヤロ」
( ・∀・)「じゃあなー」
('A`)「待てー」
( ・∀・)「ふはははは」
爽やかに笑いながら去ってゆくモララー。当然、周りには変人に見える。
残念なイケメンって奴なのだろうか。ドクオは苦笑いした。
('A`)「……」
そこで、自分には今何もすることがないのに気付く。手が空を掴むような感覚を覚え、少し虚しい。
('A`)「……帰るか」
幸い、この後講義はなかった。
自らの住む、学生向けの小さなアパートは、途中にある大きな公園をまたげば、歩いて20分もない。
大学の門を抜けてすぐそこにある信号を待ちながら、ドクオはぼーっと横断歩道の白線を見ていた。
もう一年近く同じ道を通っているので、何も考えなくても自然に足は帰り道に沿って進む。
途中、通りを抜け、少し小さな横道を行く。そこからさらに突き当たりを曲がる。
すると、このあたりでは珍しい、ウォーキングコースもある大きな公園、美阜運動公園が見えてくる。
ここを横ばいに進み、端っこの駐車場から外に出れば、アパートが目でも見えるほど近いのだ。
('A`)「んー」
特にすることもないので、携帯を取り出し、右手でいじる。開くのはもちろん、専ブラだ。
『VIP終わったな』『おしっこでコーンスープをつくって一緒に飲みたい東方キャラ』
『神IDキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!』『まどか☆マギカの暁美ほむらちゃんはぺったんこかわいい』
('A`)「なんか、いつものVIPだな……」
とくに勢いのある面白いスレも糞スレもなく、軽く溜息をついてブラウザを閉じる。
さっさと家に帰って声優のネットラジオでもきこう……。そう思って、少し足を早める。
その時だった。
('A`)(ん?)
一瞬の違和感。目にゴミが入ったかのような……いいや、違う。視界に何かあって、でもそれが何なのかわからない、そんな感覚を感じた。
手のひらからぶわっと汗が出ているのを感じ、初めて自分が緊張していることを知る。しかしアタマでは至って冷静だった。冷静なまま、冷静になろうと試みる。
目の前に何があるのか。
( ^ω^)
( A )「!!」
気づいた時には、全力で歩いてきた道を引き返していた。
何であいつが。
今日の夜、夢見た光景。
あの日の夜の光景がフラッシュバックする。
――掲示板。
――満月。
――出会い。
――公園。
――草むら。
――スカート。
――――ちんぽ。
――――――写メの音。
(^ω^)
それから、一年間。
悪夢のようだった。
覚えている。
いつもアイツが見ていた気がすること。
携帯をとり出される度、いつ俺への暴露が始まるかびくびくしていたこと。
目があったとき、あっちから目をそらしたこと。
アイツの周辺にいる奴らの目まで冷たく見えてしまっていたこと。
受験勉強であまり顔を合わせなくて住むようになって、とてもほっとしたこと。
いつも、いつもあいつが俺の行動の中心だった。
悪夢のようだった。
そして、悪夢はまだ続いていた。
( A )「なんで……」
あいつは県外のバカ私立じゃなかったか?
親と確執ができて、二度と実家に戻らないんじゃなかったか?
もうアイツのこと、俺は気にしなくていいんじゃなかったか?
(TAT)「なんでお前がいるんだよっ……!」
ドクオは、気付かれないように、弱く、吠えた。
恐れおののく、とはまさにこのことだろう。
足が震え、花壇のフチに座りこんだまま、立てなかった。
何時間そうしていたのだろう。
気がつけば、空では青と橙の境目がちょうど頭の上あたりにある時間帯だった。
( A )「……」
弱々しい、だがなんとか立てる。歩ける。
腹も空いた。
( A )「……帰ろう」
絶対もういないと分かっていても、堂々とさっきの道を通り抜けることなんてできなかった。
わざわざ公園を避ける形で、いつもより少し時間をかけて帰路に着く。
扉の鍵をしめ、部屋のドアを開け、パソコンのディスプレイを点ける。
自分が何も考えていないように感じる。行動に重さがない。空気が入っているような手で、マウスを動かす。
ブラウザを立ち上げる。海外の動画サイトを開く。
あんなことがあっても、ドクオは。
それでも、女装子をオナネタに行為に及んだ。
不思議と、現実で悪夢があった日は、夜は夢をみないらしい。
('A`)「……」
いつのまにか朝を迎えていた。
だが、しっかりとディスプレイを消し、ベッドの中に入っていることを見ると、どうやら寝落ちしたわけではなさそうだ。
いやなことがあった後は、眠るに限る。
ドクオは、昨日の記憶があるところから比べて、自分がかなり落ち着いているように感じた。
('A`)「……ぅぅ……」
そういえば、一年前のあの日の、次の日の朝もこんな感じだった気がする。
コーンフレークを皿に入れ、牛乳をかけないままボリボリと食べる。
その後、水を飲む。これで朝飯は終わりだ。
皿とコップを流し台に持って行くと、昨日の朝と夜の分の食器もそのままになっていた。
昨日の自分に少しだけイラだちながら、準備を始める。
全身UNIQLOブランドのユニクラーファッションで身を包み、
筆記用具とルーズリーフ、講義で使う本をかばんに入れ、背負う。
廊下を抜け、玄関の前まで来たところで、急に足が止まる。
('A`)「…………授業出たくねえ」
かばんを靴箱の上に放置し、ドクオは部屋に戻ってモンハンして、寝た。
('A`)すまねぇ、ここまで書き溜めなしでフィクション70%でお送りしてきたけど
('A`)そろそろ寝てしまうわ……おやすみ
[[TOPへ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/1.html]]
- 逝ってよし(人・ω・)★ http://e29.mobi/ -- わかりません (2012-01-09 11:06:03)
#comment(nsize=40,vsize=10,size=40)
2012-01-09T11:06:03+09:00
1326074763
-
( ^ω^)AKB47のようです 第二話
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/190.html
イケメンという生物をご存知だろうか。
あなた方も噂程度でなら聞いた事があるのではなかろうか?
世俗に流れる様説はこうだ。
「『リア充』の上等種であり、限られた人間しかなれない」
「べらぼうにモテる、サキュバスの如し超人類」
「あらゆる女性を一瞥するだけで魅了する」
「どんなキモい事を言っても何をしてもだいたいはプラスになる絶対的な存在」
「一流のイケメンは、女と目が会っただけで潮を吹かせる事が出来る」
「チーズバーガーを顔面にぶつけると死ぬ」
etc……
始まりには、一人のイケメンがいた。
そのイケメンは全てを手に入れた。
生まれながらに出産に立ち会った看護婦が母を押し退けて抱き抱えたくなるほどのイケメンだった彼は
幼稚園で保母さんを一人のメスに成り下がらせ
小学生で家庭科の女教師に自分の成績を無理矢理「たいへんよくできました」に。
中学生の頃、バレンタインデーに自分の机がその上に置かれたチョコの山のせいでひしゃげるという事件を経験する。
高校生からはもはや、こちらの語る気が滅入るようなモテ話ばかり……。
そして彼は、ある日
自分の目に不思議な物が映る事に気付く。
そんな彼はある日こう考えた。
「――――――もし、この力を使って最ッッ高にモテるやつばかりを集めてデビューなんかさせてみたら……なかなか面白い事になるんじゃないか?」
やる価値は、大いにあった。
/ ,' 3「暇つぶしには最高じゃな」
――――――そして彼は、時代を作る。
(;><)「……あ、あああああ!!」
「!?」
('、`*;川「お客様、どうされましカワイヒィ――――――!!?え、可愛い!!……じゃなくて、どうされましたか!?」
慌てて駆け寄ってきた。
この女店員。馬鹿そうだが、なかなか都合がいいじゃないか。
よし、お前に任せたぜ。
(;><)「……さいふ、おとしちゃったんです。ここにきた時はあったのに…」
('、`*;川「!!」
( ><)
僕のモテ方では、あの『王者』内藤さんのような事は出来ないだろう
だけど、
僕には内藤さんにはない、強みがある
お見せしよう。
これを。
('、`*川(……泣い、てる…)
('、`*川(…こんなに可愛い生物が、こんなに可愛く涙を流してる………!!!!!)
('、`*川(……駄目よ。私。店員。ちゃんと。お客様。対応。しないと。あ。でも。あ。だめだ。やばい。やばい。やば……)
∵:・(∵∵∵∵∵**川「キャワイイイイイイイメナァァァァァアアアアアアン!!」
モブ女1「オバヒィィィィィィィィィィィィ!!!」
モブ女2「ノッキャホニョォォォォォォォォォ!!!」
( 。><)
おっと、涙の余波で他数人の女の子も狂わせてしまったか。
まぁご覧あれ。これぞ僕の力。
AKBの中に数あるイケメンの中にも、涙まで武器と化せるのは僕のみだ。
……でもまぁこの技はコントロールが難しく、今もこの女店員だけを狂わせるつもりだったんだけどね。
ごめんなさいなんです。
( ><)(計画通り。後は……)
(∵∵∵∵∵**川「ピンポンパンポーーン!!!!お客様!!この店内でめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃめちゃくちゃ可愛い子が財布落としちゃいましたんで命に変えても探せ!!!!!探しやがれエエエエエ絵゛!!!」
女客一同「サーイエッサァァァァァァァァァアアアアアアア゛!!!!」
( ><)(ふふ、上手くいったんです)
財布は、本屋の月刊雑誌コーナーに置いてきた。
『ビロードくんこんな年にもなってコロコロコミック呼んでる……可愛いいいい!!』なんて言って失神させてしまうかも知れないが、仕方ない。
どのみち見つけてくれた女の子には、最高の破壊力を込めた『ありがとうなんです!』で病院送りにするつもりだ。
まぁ、ここまで来ればこのデパート内を掌握したも同然。
「やれやれ。そんな事で調子に乗ってるんじゃ、君もまだまだだよビロードくん」
( ><)
( ><)「……なに?」
誰だ?今の声は……
(∵∵∵∵∵**川「ショタキャワイイイイイイイヒャッヒュウウウウウウイ!!!」
「ねぇ、あの…その、お姉さん」
(∵∵∵∵∵**川「は?」
(´・ω・`)「あの、僕も…財布、落として。その…あ、いえ……あの」
(´・ω・`)「……すいません、なんでもないです」ショボーン
(∵∵∵∵∵**川
(^∵^^∵^^。。。∵∵**川「キォヲンヌッパァアアアアアアアアア!!!」
(;><)「なッ――――――!!!」
アイツは、ショボン――――――!!
(´・ω・`)「女の子だけに集中しすぎだ。結果、僕の介入を許してしまった」
(;><)「――――――!!」
迂闊だったと言う他ない。
自分が一番注意するべきは、こいつだったのではなかろうか。
なんたってこいつは、ショボン。
『草食系男子』を極めに極めた男。
その二つ名こそ。
(;><)「『草食系兵士』……さすがなんです」
(´・ω・`)「おやおや、年上虐殺魔様から誉められるとはね」
僕の能動的可愛さとは相反する、受動的可愛さを持つ者。
天敵、なのだ。
(^∵^^∵^^。。。∵∵**川「モヒャイ!!可愛い!!モヒャイヒャイイイン!!」
だが。
( ><)「このまま引き下がる、僕じゃない――――――!!」
(´・ω・`)「ん?」
これが見れるなんて、お前も幸せ者だよ、ショボン。
( ><)「見せてやる――――――」
( 。><)「うわああああん。お姉さんが、僕にかまってくれないんですぅ……」
(´・ω・`)「!!」
(^∵^^∵^^。。。∵∵**川
(^∵^^∵^^。。。∵∵**川
(【自主規制】**川「モンパッパァアアアアアアンンアッ!!ンアッ!!ンアッ!!アアアアアアン!!」
(;´・ω・`)「ほぅ……やるね」
【泣き堕とし《レイニーデビル》】
――――――『構ってちゃんの狂気《ハートフルバージョン》』。
(´・ω・`)「やはり君も、AKBの熾烈なモテ競争を生き抜いただけの事はあるね」
(;><)「へへ……ショボンさんが言うと、皮肉にしか聞こえないんです……」
(´・ω・`)「だが負けないよ。年上にしか出せない可愛さ。君に見せつけてやろうか」
(;><)「望むところなんです――――――!!」
(【自主規制ェイヤッホホーォウ!!!!】**川「」
二人は、激しい可愛さの炎に包まれる。
このデパートは、その二人の可愛さに呑まれ炎上し始めた――――――!!
( ・∀・)
これは俺自身も笑った話なのだが
『AKB47でかっこいいと思う人』というアンケートが取られた事があった。
結果は当たり前だが、ぶっちぎりブーンが1位。
大差の2位は俺だった。
しかし、ここからが面白い所。
なら、『ブーンを一番支持している年齢層は?』と聞かれると
用意された円グラフのほとんどが20代だったのだ。
俺は………違う。
円グラフが、綺麗に別れた。
10代も。20代も。30代も。40代も。その上もその上にも。
俺は……全ての女性から平等に支持されていたのだ。
( ・∀・)(そして、ブーンにも勝てる……)
荒巻社長は『モテろ』と言った。
その選別法なら、人を集めまくれる自分は最強。
ブーンすら、越えられない。
荒巻社長に、見返してやろう。
( ・∀・)「最強は俺だってな……」
女ども「キャー!!!モララーさんが遠い目で独り言呟いてるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
( ・∀・)
( ^ω^)「こんにちわ、モララーさん」
( ・∀・)
(;・∀・)
嫌な汗がぶわりと吹き出る。
余りのオーラに、2歩ほど後退りをしてしまう。
女1「エッ!!ブーンくん!?」
女2「嘘!?ブーンくんだわああああああああ!!!」
女3「マオバァアアアアアア!!!!」
現れて、10秒。
その魅力で早くも女を気絶させにかかっているその男。
誰もが認めざるをえない、その男。
(;・∀・)(三次元世界の限界値……『王者』とまで呼ばれた――――――)
( ^ω^)「ブーンですみなさん。こんにちわ」
女「ホッヒィィィィィィィィィィィィィィ!!!」
挨拶だけで、この威力。
(;・∀・)「……」
だが……負けない。
(;・∀・)「へっ。お前も偉くなったもんだな、ブーンよ……そんなに俺に御執心とはね」
( ^ω^)「強がりは見苦しいお。まぁ、僕のこの魅力を目の当たりにしてその軽口が出るならまだ良い方だけどね」
( ・∀・)「でもな。ブーン」
( ^ω^)「お?」
( ・∀・)「お前の魅力は、ただのでかい一発なんだ」
( ^ω^)
( ・∀・)「ライフル……いや、黄金銃ってとこかな?」
( ・∀・)「でも俺は………違う。選り好みされない俺は………言わばショットガンだ」
( ・∀・)「そこでブーン、問題だ。」
「一発で多くの人間を殺せるのは、どっちでしょうか?」
( ^ω^)「……」
(;・∀・)「わかるか?ブーン」
(;・∀・)「お前がどれだけモテようが、俺には勝てないんだよ」
(;・∀・)「実際見てみろ。例えば、あの端っこのおばあちゃん」
おばあちゃん「ああ…金つば買って帰らないとね…それと入れ歯の替えも……」
( ^ω^)
(;・∀・)「俺にはなびくおばあちゃんも、お前にゃなびかない」
( ^ω^)「……ふぅん」
( ^ω^)「あがいたね、モララーさん」
( ・∀・)
――――――さぁ、どう出るブーン。
( ^ω^)「面白い見解だお。モララーさんがショットガン……ね」
( ^ω^)「で」
( ^ω^)「だから何?」
(;・∀・)「――――――!?」
王者が、動く。
( ^ω^)
おばあちゃんに向かって。
(;・∀・)
そして。
( ^ω^)「なぁおばあちゃん」
( ^ω^)「介護してやろうか」
おばあちゃん「……?」
( ^ω^)「この俺が、介護、してやろうか」
(;・∀・)
――――――地鳴りがした、気がした。
( ^ω^)
おばあちゃん「オビバッフォオオオオオオオオ!!」
おばあちゃんが叫ぶ。
叫んだ表紙に、入れ歯が飛んだ。
高く、高く。
( ^ω^)「他のおばあちゃんも……」
( ^ω^)「まとめて俺が……老人ホームになってやろうか?」
おばあちゃん2「ポヒィーーーーーーーーアアアアアア!!!!」
おばあちゃん3「スッポワーーーーーーーーッッッッン!!!!」
2つ。
3つと。
入れ歯が次々と宙を舞う。
(;・∀・)
モララーすらもが黙り込む、凄惨な光景だった。
そこにいたおばあちゃん達の入れ歯の雨が降る。
おばあちゃん達は興奮しボルケーノ!ボルケーノ!になり
老人とは思えないような活気づいたコサックダンスで暴れちらしながら叫んでいた。
( ^ω^)「……どう、モララーさん」
( ^ω^)「あなたには、これが出来るかお?」
(;・∀・)「…なん、で……!!」
( ^ω^)「まだわかんないのかお?」
(;・∀・)
( ^ω^)「僕が一番モテるのは20代。そう思ってたんだろうが……」
( ^ω^)「そんなの、僕のさじ加減一つだ」
(;・∀・)「――――――」
( ^ω^)「モテようと思えばこんなおばあちゃんだって、胎児にだってモテれる」
( ^ω^)「僕が王者と呼ばれてる所以が、わかってないのかお?」
( ^ω^)「最強だからこその、僕だ」
( ・∀・)
( ^ω^)「ショットガン?ハッ笑わせんなよ」
( ^ω^)「たかだか銃一本で、核爆弾に勝てるとでも?」
( ∀ )
自分の全てを否定された気がした。
自分の強みだと思っていた部分が。
自分の凄みだと思っていた部分が。
完璧に崩れさる音が聞こえてきた。
ああ。
普通だな。
( ∀ )
『スタンダードイケメン』。
かっこよさの、基準値。
そんな程度の自分が
『王者』に勝てるわけがなかったのだ。
女一同「やっぱりブーン君の方がカッコイイバッマィショオオオオオオオオオウウ!!ブーン君についていくゥウウウウウウ!!!」
( ^ω^)「ばいばい、モララーさん」
( ∀ )
「……俺って、なんだったんだろう」
モララーはただその場に膝をつき、頭を垂れる他なかった。
第2話、終わり。
[[前へ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/139.html]] [[戻る>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/138.html]] [[次へ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/220.html]]
- あれ、モララーのとこ、途中数レス分抜けてね? -- 名無しさん (2011-08-12 19:04:41)
#comment(nsize=40,vsize=10,size=40)
2011-08-12T19:04:41+09:00
1313143481
-
( ^ω^)AKB47のようです 第一話
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/139.html
ライブのチケットは即日完売
CDは出す度必ずオリコン1位
歌手のみならず俳優業バラエティその他各方面でもひっぱりだこ
そんな馬鹿げた人気を誇る集団。
AAなのに
かっこよすぎる
ブーンとその他47人
略して、『AKB47』
彼ら48人は、日本の音楽界の一時代を築き上げた――――――
――――――ライブ会場
今日も、それは始まる。
( ・∀・)「みんなー今日もありがとねー」
客「キャーモララーさああああん!!今日もクールでかっこいいー!!!」
( ><)「こんなにいっぱいいるんです!ありがとうなんです!」
客「ビロードくううううん!!ビロード君の殺人スマイルは今日も健在よおおおおお!!」
( ´_ゝ`)「俺らの為にこんな集まるなんて、流石だよな俺ら」
(´<_`;)「夢を壊すようで悪いが恐らく半分以上は俺ら目当てじゃないんだぞ兄者」
客「天然な兄者くんと甲斐甲斐しい弟者くんだわあああああ!!二人の間に私も入れてえええええ!!!」
('A`)「はぁ…歌うのか……マンドクセ」
客「めんどくさがりのドックンよおおお!!相変わらずだるかっこいいいいいいい!!」
(´・ω・`)「みんな……みんっ……み……ショボーン」
客「ショボン君が挨拶のタイミング見失ってショボーンしてるううううう!!!萌え死ぬううううううう!!」
( ∵)
「キャアアアアアア!!」
これが、AKB47のレギュラーである7人。
( ・∀・)クールな二枚目
『スタンダードイケメン』、モララー。
( ><)愛嬌満点の年上虐殺魔
『魅惑の小動物』、ビロード。
( ´_ゝ`)(´<_` )兄+弟=∞の方程式
『流石な兄弟』、兄者と弟者
('A`)恒常的脱力生物
『ダルデレマスター』、ドクオ
(´・ω・`)ひかえめリーサルウォポン。
『草食系兵士』、ショボン
( ∵)寡黙なミステリアスボーイ
『お前歌ってんの?』、ビコーズ
そして
忘れてはならない、このお方。
まるで麻薬のような魅力を持つ
客「やっぱり、最後は……」
この世で一番のイケメン。
客「くる……くるわよ……」
天から、人の上に作られた人。
客「ついに、くるんだわ……!!」
彼の虜にならない女は居ず、彼の思い通りにならない女は居ない。
「ブーンさんが……!!」
三次元世界の限界値
『王者』、ブーン。
( ^ω^)「うっす」
客「キャアアアアアアアアアアアアアア!!!!」
客1「キャアアアアアアオオオウ!!!」
客2「オンギャアアアアアアアアアアアア!!!」
客3「アッヒャアアアアアアアアン!!」
客4「オペノマッッッシャャャャャャャアアアア!!!」
客5「ンヌゥゥゥゥゥャアゥゥゥゥンン゛ンンペッチィィィィィ!!」
客6「リバェェシャノワンナァァァァァァ!!ッッア!ッッア!ッッアアアアアアアア!」
被害は甚大だった。
彼を見て腰を抜かす者、光悦の表情でよだれを垂らす者、感極まってむせび泣き叫ぶ者。
全ては、彼の魅力の成せる技。
( ^ω^)「あ、今日もきてくれてありがとうございますハイ」
全体「ババアアアアアアアアアアアアンンンン!!!!!」
今日も彼は、そのかっこ良さで災害を起こす。
歓声の雷鳴を。
驚嘆の地震を。
狂愛の津波を。
白熱の火災を。
人気の台風を。
所構わず撒き散らし、荒し廻り全てを蹂躙する。
( ^ω^)AKB47のようです
――――――楽屋
( ・∀・)「あぁ、疲れた……ノドがいてぇ」
(´・ω・`)「モララーさん、ノリノリでしたね」
( ・∀・)「あぁ。ちょっとテンション上がっちまったわ……ビロー?茶取ってー?」
( ><)「はい。1000円なんです」
( ・∀・)「ざけんなよ」
( ´_ゝ`)「今日も俺の歌声は冴えてたな」
(´<_` )「ああ、歌詞を間違えながら噛むという荒業をやってのけたからな」
( ∵)
('A`)「だりぃ」
(´・ω・`)「何はともあれ今回のライブもこれで終わり。後はVIP都に戻って通常営業だね」
( ・∀・)「だな。せっかくだし、ぱーっと打ち上げでもしようぜ!」
( ´_ゝ`)「悪いが、俺は帰ってネトゲがあるんだよな」
(´<_` )「悪いのはお前の頭だ、兄者」
( ><)「ドクオさんとビコさんもくるんです?」
('A`)「あぁ」
( ∵)
( ><)「じゃ、決まりですね。あとはブーンさんなんです!」
( ・∀・)
( ・∀・)「は?」
( ・∀・)「ビロ。お前空気読めよ」
(;><)「えっ あ……あ、ごめんなさいなんです」
(´・ω・`)「あんなの誘って何が楽しいんだよ」
(´<_` )「確かにまぁ、店員が感動して生ビールを頭からかぶって発狂すんのはごめんだからな」
( ´_ゝ`)「弟者くんひどーい(棒読み)」
( ∵)
('A`)「……」
( ・∀・)「つーかさ」
( ・∀・)「あいつ、最近本格的に邪魔じゃね?」
( ><)「……まぁ、確かに最近かっこよすぎるんです」
(´・ω・`)「公害レベルだよね」
( ・∀・)「俺らの顧客までぶんどられちまうしな」
( ´_ゝ`)「まぁ俺らはあいつの引き立て役みたいなも(´<_` )「みなまで言うと間違いなく殺されるぞ兄者」
( ∵)
('A`)「へぇ、ビコーズもそう思うか」
( ・∀・)「はっきり言って、うざってぇんd( ^ω^)「お疲れさまです……」ガチャ
( ・∀・)「……」
( ^ω^)「……あの、みなさん、お疲れさま……です……」
( ><)
(´・ω・`)「やべ、携帯電池きれる……」
(´<_` )「おっ、スマートフォンかショボン。いいなぁ」
( ´_ゝ`)「俺スライド式だけど、買い換えようかな」
( ^ω^)「……あの」
( ∵)
('A`)
( ^ω^)「……あ、モララーさん。僕の弁当が…」
( ・∀・)「は?」
( ^ω^)
( ・∀・)「俺が知るかよ、ゴミ箱じゃねえの?」
( ><)「……」
( ^ω^)「はぁ。……あ、そうだショボンさ(´・ω・`)「ん、電話だ。もしもしー?」
('A`)「ピルクル飲みてぇ」
( ∵)
( ^ω^)
いつもの事だった。
彼の麻薬にも似たその魅力は、同性には通じなかった。
故に、メンバーからすれば周り全てを懐柔する目敏い者にしか移らない。
王者ブーンと言えど、相対されれば障害でしかないのだ。
そんなブーンが今の境遇に陥るに、時間はかからなかったのだ。
ブーンの元からの内気な性格も相まって、このいじめに対しては何も口出し出来なかった。
( ^ω^)
しかしそれも
( ゚ω゚)
今日までのお話。
( ゚ω゚)「ぶぬうううううううううあああああああああ!!!」
(;・∀・)「!!?」
(;´_ゝ`)(´<_`;)「!?」
(´・ω・`)「!?」
(;><)「!?」
('A`)「!?」
( ∵)
(;゚ω゚)「おおおおお、おお、お、おおおお前ら調子にのりのののりやがってえええええええええ!!!!」
ブーンは盛大に、雄々しく、かっこよすぎる姿そのままに
ファビョった。
(;゚ω゚)「きょきょきょうというきょおわなあああああ!!!お前らを、ぶち殺す!!お前らをお前らををおおお」
(;・∀・)「お、おいブーン……?」
(;゚ω゚)「動くなお!」
その言葉と共に、ブーンは懐から小さな長方形の「何か」を出す。
その「何か」は、ブーンにより天高くかざされた。
それは、この場を支配するに十分な破壊力を持ったもの。
(;><)「ぼ……ボイスレコーダー……?」
(;´・ω・`)(しまった――――――!!)
( ∵)
(;゚ω゚)「ここには、今の一部始終を録音してあるお!お前らが変な事したら、これをマスコミに公表してやる!」
(;'A`)「……」
(;´_ゝ`)「えっ、もしかして俺らピンチ?」
(´<_`;)「果てしなくピンチだな」
(;゚ω゚)「いっつも嫉妬ばっかしやがって!僕がいなきゃお前らなんて何にも出来ないくせに!」
(;・∀・)「…んだと…!」
(;゚ω゚)「そうだろうがお!僕たちはなんだ!『AKB47』!!AAなのにかっこよすぎるブーンとその他47人だろうがお!冠名に入ってるのは僕だ!」
(;゚ω゚)「お前らから僕が抜けたらどうなる!?『AK47』になるんだお!?どこの1947年式カラシニコフ自動小銃だっつーの!!」
(;゚ω゚)「そんな分際で、そんなぶんざいでええええええ!!!」
(;゚ω゚)「もうてめえらには好き勝手させない!僕が一番だ!僕が最強なんだおおおお!!」
(;´・ω・`)
( ∵)
/ ,' 3「落ち着きなさい、ブーン君」
(;゚ω゚)「お」
(;><)「荒巻社ちょ…」
(´<_` )「あ」
( ´_ゝ`)「っ」
(;・∀・)「なっ」
(;'A`)「いつのまに…」
( ∵)
(;゚ω゚)「……あ」
(;゚ω゚)「荒巻社長……」
/ ,' 3「ほっほっほ。若いのう。その若さが、ええんじゃろうなあ」
荒巻スカルチノフ社長。
齢57にして、このAKB47をまとめあげたカリスマである。
同時に、業界切っての変人としても有名であるが――――――
/ ,' 3「んで?お前らは何しとったんじゃ?」
(;´・ω・`)「社長、なぜここに……」
/ ,' 3「なんじゃ?ワシが現世にいるのはおかしいてか?はよ死ねてか?ショボンよ」
(;´・ω・`)「いっ……いえ!めっそうもない!」
/ ,' 3「この老いぼれでもわかるわい。この空気ならな」
(;゚ω゚)「……」
/ ,' 3「ふむ、どうしたもんかの」
(;・∀・)
(;><)
(;´_ゝ`)(´<_`;)
(;'A`)
(;´・ω・`)
( ∵)
/ ,' 3「モララー。ビロード。流石兄弟。ドクオ。ショボン。ビコーズに……ブーン。これが今のレギュラーメンバーじゃな」
/ ,' 3「お前らいっぺん、潰し合うか?」
(;・∀・)「はい!?」
/ ,' 3「いやぁな、ええ機会じゃなと思ってな。このAKB……出来た当初は、お前らには失礼じゃが、ホントにブーン一人の力で持ってたようなもんじゃったな」
/ ,' 3「しかし、公演やテレビなどが増すに連れて次第にサブメンバーの人気も高まってきた。そろそろ、鞍替えもええかと思ってのう」
(;゚ω゚)「社長、それはどういう……」
/ ,' 3「最後まで聞けやアホぅが」
/ ,' 3「ワシは、そろそろレギュラー入れ換えもアリかと考えておる」
(;><)「えっ!?」
/ ,' 3「言ったじゃろ、サブメンバーも人気が高いって。お前ら以外にもレギュラー候補はたくさんおるんじゃよ。だからな、再びメンバーの選定を行ってみようと思う」
(;´_ゝ`)「でも、潰し合うって……?」
(´<_`;)「そうだ、そこだよ」
/ ,' 3「それじゃな」
/ ,' 3「そろそろお前らが聞きたがっとるレギュラーの選定方法を教えてやろうか」
('A`)
( ∵)
/ ,' 3「モテろ」
その一言に、場が一斉に騒然とした。
(;´・ω・`)「モテる……!?」
(;・∀・)「なんなんですか!?」
(;><)「はっきり教えて欲しいんです!!」
(;゚ω゚)
/ ,' 3「そうじゃな、そろそろ教えてやろうか」
/ ,' 3「今回のレギュラー選定は、完全実力主義じゃ。次の初春ライブ……2ヶ月後じゃな。その日までに、一番モテた者を次のリーダーとする」
(;・∀・)「えっ!?」
/ ,' 3「例えばモララー。お前が一番だったとしたら、その時はお前を冠名に……『AKM47』に、改名してやろう」
(;・∀・)
( ・∀・)「マジ……かよ……!!」
(;´_ゝ`)「でもそれって、逆にあんまりモテなかったら……」
/ ,' 3「そうじゃよ。お前らはレギュラー落ち。当分はテレビにもヤンジャンの表紙にも写らんじゃろうな」
(´<_`;)「なるほど……富も権力も名誉も、自分で掴みとれと……!!」
(;'A`)「でも、その『モテた』ってのはどうやって判定すんだよ?」
/ ,' 3「案ずるな、ドクオ。ワシには見えるのじゃ」
/ ,' 3「モテとるやつの『モテ度』が……このワシの右目、『モテウター』でな」
( ∵)
(´・ω・`)(…ネーミングセンス……)
/ ,' 3「方法はお主らに任せる。犯罪でもなきゃ、大衆の目に大っぴらに触れる事もワシの権限で許そう」
/ ,' 3「一番モテてみせよ、諸君」
/ ,' 3「自分のかっこ良さで、全てを掴みとれ」
誰も声を出せなかった。
しかし、この世界では荒巻がルール。
いきなり目の前に突きつけられた無理難題にも、乗り越えなければ生きてはいけない。
しかし、この戦いを嫌だと思ったものは一人もいなかった。
むしろ、逆だ。
これは、チャンスだ。
自分のモテ度を誇示出来て、なおかつ様々な権限が許されるチャンス。
静寂を破ったのは――――――
( ^ω^)「わかりましたお」
現、王者。
( ^ω^)「そうですおね。全ては実力で示せばいい。こいつらを黙らす位の、モテ度を……」
そう言いながらブーンは、あるものを取り出す。
それは、携帯電話。
( ^ω^)「……」
(;・∀・)「……な、何をしている?」
( ^ω^)「『お腹減ったな。さて、今日はシベリア駅近くのラーメン屋にでも食いにいくかぁっ♪^^』」
(;・∀・)「――――――!!しまった!!」
(;´・ω・`)「ツイッターか――――――!!先手を!!」
先手を許してしまった、そうショボンが告げる前にも
ブーンのリツイートは、嵐のように増えていく。
『マジですか!!!!?私も言っていいですかあああああああああ!!!?』
『やばい!ブーン君が近くに!!!』
『アワヒィィィハユユンタッパアアアアアア!!!』
( ^ω^)「じゃあ、僕はお先に……」
適応力、対応力。行動への素早さ。
さすがは、王者である。
/ ,' 3「やはり、王者は違うのぉ」
さすがは、ブーン。
二つ名は、『王者』。
バレンタインデーには彼へのチョコレートを運ぶトラックの輸送車で5時間の交通渋滞が起きる。
(;><)「くそ、僕も!!」
ビロードが楽屋から駆け出す。
全ては、モテる為に。
('A`)「……はぁ、相変わらずじじいはダルい事抜かしやがる……が」
('∀`)「なかなかどうして、楽しそうじゃねーか」
次は、ドクオだった。
だるそうな雰囲気をそのままに、しかし内面に雄々しい心を携えて。
( ´_ゝ`)「……さて、どうする弟者。もしかしたら、お前だけレギュラー落ちるかもよ?」
(´<_` )「んなわけあるか。お前か俺が離ればなれになるわけないだろ。そん時は………」
( ´_ゝ`)(´<_` )「二人が、死んだ時」
「流石だよな、俺ら――――――」
そして、二人。
(´・ω・`)
(´・ω・`)「AKS47……ふん」
(´・ω・`)「悪くない」
そして草食の兵士と――――――
( ・∀・)
( ・∀・)「人のかっこ良さには種類がある」
( ・∀・)「ブーンやビロードのような魅力や可愛さと言った、一点張りの特攻タイプ。ショボンやドクオのような受動タイプ。ビロードのような特質タイプ――――――」
でも。
『モテる』なら。
『モテる』事に関して言えば――――――
( ・∀・)「この勝負は、俺の勝ちだ」
―――町中―――
*(‘‘)*「ふんふふーん…♪………ん?」
( ФωФ)「へい彼女、お茶しない?って言うか」
( >ωФ)「俺とお前で、お茶お茶しないかーい?」
*(‘‘)*
*(‘‘)*「……なんだこいつ」
*(‘‘)*「抱っかれてぇぇぇぇぇぇ!!」
*(‘‘)*「抱っかれてぇぇぇぇぇぇ!!」
*(‘‘)*「抱っかれてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」
( ФωФ)「ふん」
――――――こうも早く、レギュラーの座を奪うチャンスが回ってくるとはな。
( ФωФ)「潰してやるよ、ブーン……」
*(‘‘)*「抱っかれてぇぇぇぇぇぇええええええええええ!!」
( ∵)
( ∵)
( ∵)
( ∵)
( ∵)「小堂どもめが」
日本の中心、VIP都にて。
男達の全てを駆けた戦いが、始まる――――――!!!
第一話、完。
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- イケメンすげぇwwwwwwwwwwww -- 名無しさん (2011-08-12 08:27:36)
- ビコーズwwww -- 名無しさん (2011-08-12 08:40:45)
- くっっっっそワロタwwwwww -- 名無しさん (2011-08-12 19:00:23)
#comment(nsize=40,vsize=10,size=40)
2011-08-12T19:00:23+09:00
1313143223
-
( ^ω^)AKB47のようです 第三話
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/220.html
/ ,' 3
/ ,' 3「さぁ」
/ ,' 3「これだけイケメンが暴れとるんじゃ」
/ ,' 3「そろそろ顔を出しても良い頃じゃろ?」
「のぉ、ブサメンどもよ……」
――――――この世にはイケメンという生物がいる。
これはこの前、お話した事だろう。
異性から好かれる為にうまれた存在。
絶対の存在。
では、この絶対の存在の『反対』は何なのか?
そのお話が、まだだった。
( ■■)「いやぁ……いるんですよ。この世には底辺の天辺――――――ブサメンという種類の人間が」
こう語るのは、この界隈の事情に詳しいY氏だ。(本人の要望で素顔は伏せています)
彼は自らの貴重な体験を話してくれた。
ブサメンというジャンルの人類。
彼の話をまとめると、こういう事になる
『顔面がひどい事になっていて、もう取り返しがつかない人物』
『燃えないゴミにスラムダンク決めたくなるようなレベル』
『顔面デフレスパイラル』
『とにかくひどい。でも顔面が一番ひどい』
『負け犬』
『合言葉は【リア充爆発しろ】』。
( ■■)「――――――なんていうかね……例えば凄いイケメンと出会ったら
『こんな人と同じ次元に生きてていいの?』
と死にたくなってくるのは良くある事なんですが」
( ■■)「ブサメンは違う。やつらと出会った時には―――
―――『こんなやつと同じ次元にいたくない』
と、死にたくなってくるんです」
と。
絶対の存在の反対は何か?
それは、また別の絶対の存在なのだ。
彼らは今宵も一つつぶやく。
「リア充爆発しろ」と。
そして彼らは狙っている。
リア充達……イケメン達の企みをめちゃくちゃにしてやるのを。
僻みや妬みじゃない。
それが底辺に産まれたものとしての、生きる意味なのだ。
――――――夜、とある繁華街。
(´<_` )「さて兄者よ。この戦いが始まってもう2日がたつわけだが……」
(´<_` )「俺は他のやつらとどう闘う?」
( ´_ゝ`)「え?」
二人は繁華街を歩いていた。
不埒と下品が混ぜくり合わさった混雑体が全てを支配する街。
その片隅に、二人はいた。
(´<_` )「わからないか。じゃあ聞こう。俺らの強み……『切札』って、なんだ?」
( ´_ゝ`)「ろーがふーふーけん?」
(´<_` )「しばくぞ」
(´<_` )「先に言おう。狙うなら『10:1の法則』だ」
( ´_ゝ`)「知らん」
(´<_` )
「だろうなぁ……」
弟のため息が一つ漏れ出した。
『10:1の法則』。
『人の不幸が食卓に幸せを運ぶ。』
という名言を産み出した、「メシウマの科学」等の著者で有名な
霊長類雌雄交際科学の第一人者であるデイヴィッド・ガンメンヤバス氏は、こう語る。
『異性の口説き落とし易さというものは、その相手の魅力と反比例する。
つまり、ブス女10人と関係を持つものと、超絶美女1人と関係を持つものの魅力はイコールで結ばれるものだ。』
(引用文献:デイヴィッド・ガンメンヤバス著「クリスマスを台無しにする10の方法」P232~235)
『また同じくして、それはステータス上にも繋がる。
ブス10人派と美女1人派、この二人のモテ度は同じであるのだ』
個人的自由恋愛について保守的だった近代の雌雄交際科学を打ち破ったこの理論。
AKB47に入る時に誰しもが習っている、モテる事の在り方の一つだ。
(´<_` )「『10:1の法則』に基づくなら、このモテ合戦は大量のブサイクな女を相手していくより、美女を狙って落とした方がいいってこった」
( ´_ゝ`)「でもよ弟者……それって」
(´<_` )「あぁ」
(´<_` )「美女はブサイクと違って落としにくい。最強クラスの美女になったら逆にこっちが落とされるかも知れん」
そうだ。
もし美女の魅力に逆に落とされたりしてみろ。
恥ずかしすぎてもうAKBにいられなくなる事請け合いだ。
(´<_` )「だから当然リスクは高まる。だが、だからこそ遣り甲斐がある」
( ´_ゝ`)「弟者」
(´<_` )
( ´_ゝ`)「『2は1より強し』――――――これはお前が教えてくれた言葉だぞ」
(´<_` )「……そうだな。例えば俺らの魅力を武器に例えるなら―――
―――モララーはショットガン。ビロードはバズーカ……そして俺らは」
( ´_ゝ`)「スナイパーライフルだ」
(´<_` )
(´<_` )「兄者にしては、冴えてるじゃないか」
( ´_ゝ`)「はは」
( ´_ゝ`)b「流石だよな、俺ら」d(´<_` )
詳しくは後述するが――――――この2人のモテ方は、AKBの中にも異端児として扱われる。
それは特殊だからというレベルではない。
2人のそれが『誰もマネ出来ない』からだ。
近代、誰もが開発を試みなかったモテ方を、彼ら2人は見事に確立してのけた。
そして恐らくは、この後の世代に引き継がれる事はないであろう。
それはこの二人だけに許された、たった一つの在り方。
ミセ*゚ー゚)リ
どうもみなさん。アタシはミセリです。
見ての通り美女です。めちゃくちゃ可愛いです。
神様が設定間違えたとしか思えないほど可愛いです。
だからその分、性格は悪いです。
でも金ヅルどもは「ブヒヒ、ミセリちゃんは小悪魔だなぁブヒヒ」と言ってそれすら受け入れてくれます
あはは。
世の中、ちょろいね☆
ミセ*゚ー゚)リ「ああ、お金ないやぁ。お陰でバッグが買えない。参ったなぁ~」
ブタ男「ミ、ミセリちゃんの為ならいくらでもおごってあげるよ!」
ミセ*゚ー゚)リ「ありがとう」
ミセ*^ー゚)リ「『私だけの』お客様♪」
ブタ男「ブヒズリュゥゥゥゥゥゥン!!!」
脂汗を撒き散らすブタ男。
こら、迷惑だろ。
つーかくさいからお前は大人しく財布だけ私に渡せ。
ミセ*゚ー゚)リ(ふふ、男なんてちょろいわ。それよりこいつも飽きた事だし、また別の金づるを見つけ)
ミセ*゚ー゚)リ「て……」
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ「何あれ」
( *´_ゝ`)「ああ酔ったぁ。弟者ぁ、ちゅーしてくれ」
(´<_` )「鬱陶しいな。肩貸してやらねぇぞ」
( *´_ゝ`)「それは困るぅ……ちゃんと立てないんだから。弟者だけが頼りだからぁ」
(´<_`;)「あんたに言われてもちっとも嬉しくないぞ兄者……」
ミセ*゚ー゚)リ
さぁくらいな、そこの美女さん。
ミセ*゚ー゚)リ(なにあれ)
ミセ*゚ー゚)リ(きゅんきゅんくるよ。おまたと乙女心にきゅんきゅんくるよ)
ミセ*゚ー゚)リ(あれはやばい。何がやばいって)
ミセ;* ー )リ(あんなイケメンとイケメンが絡みあってるのがやばい―――妄想を掻き立てられるぅぅぅぅぅぅぅ―――!!)
ミセ;* ー )リ(あ、らめ、ミセリ妄想しちゃらめぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!)
俺らの前じゃどんな美女も……
ただの腐女子に成り下がる。
これが、我ら兄弟の魅力。
その名を―――【お勧めの禁忌《メルトメルトメルト》】。
AKBの人気は絶大なもので、当然同人誌も多数出版されている。
もちろん、BL同人も。
しかし、そこで不思議な事が起こる。
AKBのBL同人が出た時、そのカップリングは――――――どこを見ても兄×弟。全てこの2人になってしまうのだ。
当たり前と言えば当たり前なのかも知れない。
AKBのメンバー達は、一人一人で十分に目立ち過ぎるのだから。
例えるなら、ケーキとカレーを混ぜて食うようなもの。
そんな馬鹿はいるはずがないだろう。
――――――と思っていたが違った。
違ったのだ。
全ては、この2人だから。
それこそが全ての理由だった。
何がどう働くのか……2人の触れ合いは、全ての女性の腐成分を正確に射ぬいてしまう。
とある女性がこう言った。
「ホモが嫌いな女性はいません」、と。
これが女性の心理的真理であると解明されたのはごく最近だ。
男女のラブストーリーを女性が見る時、
そこにあるのは多くは羨望ではなく――――――嫉妬である。
自らを投影する事が出来ないのだ。
だからこそ、女性は心の奥底で求めるのだ。
羨望と興奮しか生まれない、男×男という桃源郷を。
二人はそれを作り出す。
それも、本来許されざるはずの――――――三次元に。
たどり着けないはずの桃源郷を、目の前に作ってしまう。
ミセ;* ー )リ(やばい、オナニーしたい。早く帰ってこれをネタにオナニーしたいよやばいよやばいやばい)
ミセ;* ー )リ(でも……駄目!私はミセリ!男はみんな、私の下僕にするんだ!!こんなとこで……屈するわけには!!)
(´<_` )(……へェ、落ちないか……なかなかすげぇな、あの女……)
(´<_` )(なら)
さらなる天国を、見せるまで。
(´<_`;)「あの、すいませんそこのお嬢さん」
ミセ;*゚ー゚)リ「……え、は、はい?」
(´<_`;)「ちょっとだけ、ほんのちょっとだけこいつを頼んでいいですか?タクシー呼びたいんだけど、こいつこんな状態だから」
( *´_ゝ`)「ひどいぞ弟者!こんなとはなんじゃいこんなとは!」
ミセ;*゚ー゚)リ「……あ、はい。わかりました…」
(´<_`;)「ありがとうございます、携帯携帯……」
( * _ゝ )「……ぉとじゃあ」
ミセ;*゚ー゚)リ(……?)
(´<_`;)「あ、はいもしもし……すいません、タクシーお願いしていいですか?はい」
( * _ゝ )「優しいな弟者。今夜も優しく頼むよ……」ボソッ
ミセ*゚ー゚)リ
ミセ*゚ー゚)リ(なん……だと……?)
さぁ、どうだい美女さん。
ミセ*゚ー゚)リ(あ)
兄者が小さく呟いた言葉。
ミセ*゚ー゚)リ(やばい)
それはまるで猛毒のように
ミセ*゚ー゚)リ(私は、美女……)
ミセリの妄想の歯止めをぶち壊してしまう。
ミセ*゚ー゚)リ(こんなのに、負けて)
ミセ*゚ー゚)リ(たま)
ミセ*゚ー゚)リ(る)
ミセ*゚ー゚)リ(か)
ミセェェェェェェ*。。。▼゚゚)リィィィィィィ「オッヒィィィィィィィィホカヌポォォォォォォォォォォォォウワ!!!!!」
涙、鼻水、涎、失禁。
興奮の止まらないミセリは、体中のいたる所から水分を出して堕ちて行く。
最後に聞いたセリフは、たった一言。
( ´_ゝ`)b「……流石だよな、俺ら」d(´<_` )
(´<_` )「さて、こんなペースでどんどん落としていくぞ兄者」
( ´_ゝ`)「がってんしょうち」
ミセェェェェェェ*。。。∵゚゚)リィィィィィィ「コポォwwwwwwコポォwwwwww」
素晴らしき哉、コンビネーション。
二人の仲の良さが遺憾なく発揮されれば、落ちぬ相手はいないだろう。
例えそこに――――――不穏な影が、近づいていたとしても。
「……あれが『流石な兄弟』、兄者と弟者か。すげぇ威力だな。はは……」
「……」
「……リア充爆発しろ」
ミセェェェェェェ*。。。∵゚゚)リィィィィィィ「ディッフォウwwwwwwコポォwwwwww」
――――――とある河川敷
( ^ω^)
一人の男が佇んでいた。
かっこいい。
とてつもなくかっこいい。
えげつないほど、かっこいい。
そんなかっこいい彼が、ただじっと河を見つめていた。
端から見れば、どういった光景か理解に苦しむだろう。
しかし、その実なんの事はない。
ただの、待ち人だ。
( ^ω^)
( ^ω^)
( ^ω^)「やぁ」
( ^ω^)「来ると思ってたお」
「……」
( ФωФ)「……」
( ^ω^)「……」
( ФωФ)
( ^ω^)「……久しぶりだお」
「兄さん」
昔話をしよう。
ブーンは昔、とてつもないブサイクだった。
第3話、終わり。
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- 流石すぎるww -- 名無しさん (2011-04-23 16:44:35)
- ぐはッ… 終わりかよ -- 名無しさん (2011-08-12 09:52:26)
#comment(nsize=40,vsize=10,size=40)
2011-08-12T09:52:26+09:00
1313110346
-
てst
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/254.html
<p>移転します</p>
<p>移転先は検討中。今から10分以内に詳細。</p>
<p><span style="background-color:rgb(255,102,0);"><span style="background-color:rgb(204,153,255);"><a href="http://www45.atwiki.jp/boonnovelspet2">www45.atwiki.jp/boonnovelspet2</a></span></span></p>
2011-04-11T16:53:45+09:00
1302508425
-
( ^ω^)ブーンが特殊な能力で戦い尽くすようです
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/247.html
**叩かれまくってた作品。
**オレはそこまで悪くないかと思う。
**あ、前回からコメント書くことにした。
[[Episode1:始まりの鐘に思い出の軍>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/248.html]] [[Episode2:ジャングル・サバイバル>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/249.html]] [[Episode3:碧蒼の決戦>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/250.html]]
[[TOPへ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/1.html]]
- いや、前言撤回。 &br()やっぱ最後の方クレイジーだった -- ペットボトル[管理人] (2011-03-24 19:40:19)
- ネタなのかマジなのか判断に困る -- 名無しさん (2011-03-26 04:20:27)
- &br()**ネタ -- ペットボトル【管理人】 (2011-03-26 20:25:14)
#comment(nsize=40,vsize=10,size=40)
2011-03-26T20:25:14+09:00
1301138714
-
( ^ω^) 彼らの友情論のようです
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/150.html
_
【( ゚∀゚)o彡゜】
_
( ゚∀゚)o彡゜ 友情ねえ……
_
( ゚∀゚)o彡゜ おっぱいについて1時間語れたら
_
( ゚∀゚)o彡゜ 俺はそいつを友人と認めるね
_
( ゚∀゚)o彡゜ 男女の壁は無いさ
_
( ゚∀゚)o彡゜ おっぱいに壁はあるけどな
【(#゚;;-゚)】
(#゚;;-゚) どこからが友達なのか
(#゚;;-゚) よく……分からない
(#゚;;-゚) 一緒に遊んだら友達?
(#゚;;-゚) 一緒に帰ったら友達?
(#゚;;-゚) もしかしたらこっちが一方的に友達と思ってるだけで
(#゚;;-゚) 相手はそうと思ってないかも
(#゚;;-゚) そう考えたら
(#゚;;-゚) 私に友達なんていないのかもね
【从 ゚∀从】
从 ゚∀从 友情、ね
从 ゚∀从 またずいぶんな題を持ってきたもんだ
从 ゚∀从 俺にとっての「友情」ってのは常に「金」と比べられるね
从 ゚∀从 そして、常に友情の方が重い
从 ゚∀从 分かり辛ぇかな?
从 ゚∀从 まぁ、あれだ
从 ゚∀从 もし誰かと金を天秤にかけちまって
从 ゚∀从 もし金の方に揺らいだのなら
从 ゚∀从 俺とそいつの間に友情は無い
从 ゚∀从 ……逆もまたしかりだ
【( ゚∋゚)】
( ゚∋゚) ……鳥
( ゚∋゚) それ以上でも
( ゚∋゚) それ以下でもない
( ゚∋゚) 鳥
【('、`*川】
('、`*川 ……考えた事なっかたわね
('、`*川 今思うと私友達いるのかしら?
('、`*川
('、`*川 ふむ
('、`*川 いちいちこんなのに頭を使う必要無いんじゃない?
('、`*川 私はあいつ等と居るの楽しいし
('、`*川 それでいいんじゃないかな
('、`*川 わざわざ言葉を使う必要なんてないのよ
('、`*川 気楽にいきましょう
【( ´_ゝ`)】
( ´_ゝ`) 友情?
( ´_ゝ`) 食えんのかそれ?
( ´_ゝ`) 冗談だよ
( ´_ゝ`) そうだなー
( ´_ゝ`) やっぱ趣味が合うのが一番なんじゃないか
【( <●><●>)】
( <●><●>) こればかりは
( <●><●>) さすがの私もわかりません
( <●><●>) ……
( <●><●>) 私は昔いじめられてました
( <●><●>) でも、ある一人の大馬鹿ものは
( <●><●>) 私の前に立ち、やめるように促しました
( <●><●>) もし……
( <●><●>) もし、その時逆の立場だったら、私はきっと見て見ぬふりをしていました
( <●><●>) 今彼がそのような目にあったら、私はきっと壁にでも何にでもなりますよ
( <●><●>) ……友情とは時に痛いものかもしれませんね
【(´<_` )】
(´<_` ) 兄者出番少ないな
(´<_` ) ま、こんなのに長く付き合う必要もないか
(´<_` ) 俺にとっての友情はあまりいい位置にないな
(´<_` ) もし家族に何かあったら俺はそっちをとる
(´<_` ) 多分仕事も優先だな
(´<_` ) おかげさまで家族みたいなやつが何人か増えちまったよ
(´<_` ) いつの間にか友情の枠を飛び越えてやがんだ、そいつら
(´<_` ) まったく、疲れる奴らさ
(´<_` ) 悪くは、ないけどな
【ミ,,゚Д゚彡】
ミ,,゚Д゚彡 え?
ミ,,゚Д゚彡 クラスにいる奴全員だよ!!
ミ,,゚Д゚彡 いろんな奴が居るんだ!
ミ,,゚Д゚彡 明るい奴、暗い奴
ミ,,゚Д゚彡 元気な奴に病弱な奴
ミ,,゚Д゚彡 おんなじ奴なんか一人もいないしな!
ミ,,゚Д゚彡 だからみんな友達!
ミ,,゚Д゚彡 うへへ
【( ><) 】
( ><) 良くわかんないんです!
( ><)
( ><) そう言えば、昔、仲良くなりたい子が居たんです
( ><) その子が苛められてるのを見つけたら
( ><) かってに体が動いていました!
( ><) でも、この時点ではろくに話したこと無かったんです
( ><) この時の感情はなんだったんでしょうか
( ><) 話したこともない相手に友情を持つんですか?
( ><)
( ><) ……よくわかんないんです
【川 ゚ -゚)】
川 ゚ -゚) ふむ
川 ゚ -゚) あれだな
川 ゚ -゚) 口にすればするほど擦り切れる言葉だな
川 ゚ -゚) 愛とかと同類だ
川 ゚ -゚) 友情友情と軽く口にする奴は広い付き合いができる
川 ゚ -゚) だけど所詮広いだけで、深くまでは関わっちゃいない
川 ゚ -゚) 言わない奴は人数こそ少ないものの、深い関わりがある
川 ゚ -゚) 口にすれば重みが無くなる
川 ゚ -゚) つまりは価値が薄れていく
川 ゚ -゚) そういうものじゃないか?
川 ゚ -゚) 友情っていうのは
【( ^Д^)】
( ^Д^) 友情だぁ?
( ^Д^) くだらない、くだらないね
( ^Д^)
( ^Д^) ……自分に白羽の矢が立たないように
( ^Д^) どいつもこいつも友達、友達……ってよ
( ^Д^) そんなに俺が怖いか?
( ^Д^) 苛められないように遜るのが友情なのか
( ^Д^) ……
( ^Д^) くっだらねぇな、友情って
【从'ー'从】
从'ー'从 ゆうじょお?
从'ー'从 うーん
从'ー'从 あ
从'ー'从 これからカラオケ行くんだった!
从'ー'从
从'ー'从 少なくとも、こんな質問よりは優先するよ
从'ー'从 どんなものかは分からないけど、それだけは確かね
从'ー'从 ばいばーい
【lw´‐ _‐ノv】
lw´‐ _‐ノv 最近さ
lw´‐ _‐ノv 米好きの私少なくないか?
lw´‐ _‐ノv どうでもいいですか、そうですか
lw´‐ _‐ノv 友情ね……
lw´‐ _‐ノv まあ米と比べたら答えは簡単さ
lw´‐ _‐ノv あぅいぇーい
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv ふふ
lw´‐ _‐ノv 食べられなくても、しかたないさ
【(゚、゚トソン】
(゚、゚トソン あれじゃないですか
(゚、゚トソン 内面を見てくれる人
(゚、゚トソン 多分そういう人が友達なんですよ
(゚、゚トソン ……
(゚、゚トソン そう考えると
(゚、゚トソン 私の友人そんなん多くない……
(゚、゚トソン いや、気にしては無いですけど
(゚、゚トソン 良く考えたら普段近くにいるだけで、その人のこと全然知らないなー、って
(゚、゚トソン よし!
(゚、゚トソン 今から呼び出してちょっと聞いてみましょう
(゚、゚トソン それでは
【ミセ*゚ー゚)リ】
ミセ*゚ー゚)リ そんな質問困ります!
ミセ*゚ー゚)リ 答えてたら今の用事を忘れそうです!
ミセ*゚ー゚)リ 今!あたしは!
ミセ*゚ー゚)リ ちょっとあほな子に呼び出されてるんです!!
ミセ*゚ー゚)リ どうせまた下らないことに馬鹿真面目に取り掛かって
ミセ*゚ー゚)リ 一人で頭を悩ませてるんです!!
ミセ*゚ー゚)リ だから行かなくては!!
ミセ*゚ー゚)リ 友達なんてたくさんいるけど
ミセ*゚ー゚)リ 多分、あの子とはこれからもずっと一緒だから!!
ミセ*゚ー゚)リ 言うなれば、生涯の友
ミセ*゚ー゚)リ フッ
ミセ*゚ー゚)リ ぐっばい!
【( ФωФ)】
( ФωФ) そうであるなぁ
( ФωФ) 誰が友達か、なんて考えた事なかったのである
( ФωФ)
( ФωФ) 願わないものではないか?
( ФωФ) 吾輩だけかもしれないが
( ФωФ) あの子と付き合いたい!っていうのはあっても
( ФωФ) あいつと友達になりたい!
( ФωФ) っていうのは無かったのである
( ФωФ)
( ФωФ) 無かったのである、ってややこしな
( ФωФ) 無いのか有るのか
( ФωФ) 口癖だけどさ
【( ・∀・)】
( ・∀・) 少なくとも――――
( ・∀・) 男女の間に友情は存在しない
( ・∀・) 俺はそう考える
( ・∀・)
( ・∀・) 男女の間だと、常に見返りを求めてしまうから
( ・∀・) きっとそれだとだめなんだよ
( ・∀・) 有益なことでしか行動しないのは友情じゃない
( ・∀・) 仲の良い異性は少なくない
( ・∀・) でも、決して友達という枠には入ってこないね
【(-_-)】
(-_-) ……
(-_-) 経験してないことは説明できない
(-_-) だから、友情っていうのも
(-_-) 説明できない
(-_-) ただ、イメージとしては
(-_-) きっと、素敵なことなんだと思う
(-_-) きっと……
【川д川】
川д川 思ったんですよぉ~
川д川 やっぱり友達になるもならないも、第一印象が大きいじゃないですか
川д川 豚にそっくりな人とか
川д川 轢かれた蛙みたいな顔の人と仲良くなりたいと思いますかぁ?
川д川 もし、話すようになったとして、他の人に
川д川 「これ俺の友達」って自信持って言えますかぁ~?
川д川 そう考えるとぉ、ちょっと不謹慎なんですけどもぉ
川д川 目が見えない人って、誰よりも友情を知ってるんじゃないんですかねぇ?
川д川
川д川 刳り抜いてあげましょうか、目玉?
川д川 目の見えなくなったあなたに構う人が何人残りますか?
川д川 きっと、残った人が本当の友達ですよ
川д川 貞子でしたぁ~
【(*‘ω‘ *)】
(*‘ω‘ *) ぽっぽぽっぽ!
(*‘ω‘ *) ぽぽぽぽっぽ!
(*‘ω‘ *) ……ぽぽっぽ
(*‘ω‘ *) シュン
(*‘ω‘ *)
(*‘ω‘ *) ぽぽ!
(*‘ω‘ *) ぽっぽっぽっぽっぽ!!!
(*‘ω‘ *) 友情とかよくわかんねぇや
(*‘ω‘ *) ぽ
【(`・ω・´)】
(`・ω・´) 辛いことがあっても
(`・ω・´) 怖いことがあっても
(`・ω・´) 逃げ出したい気持でも
(`・ω・´) 一緒に居れば半分にしてくれる
(`・ω・´) 俺の友達はみんなそうさ
(`・ω・´) 相手が自分をどう思ってるか考え始めたらきりがない
(`・ω・´) 自分が友人だと思って
(`・ω・´) それが続く限りは友達さ
(`・ω・´) これが俺の友情論だ
【(´・ω・`)】
(´・ω・`) 友情かぁ
(´・ω・`) 料理に対して正直な人とは仲良くなれるね
(´・ω・`) 気を使って美味しいと言われてもね……
(´・ω・`) 気持ちは分からなくもないけどさ
(´・ω・`) 僕はその人にまた不味いものを出してしまうからさ
(´・ω・`) 正直にここが悪い!って言ってくれて
(´・ω・`) 一緒に料理を美味しくするのって素敵だよ
(´・ω・`) まぁ僕が友人だと思ってるのは皆馬鹿正直なんだよね
(´・ω・`) ……正直だからこそ友人なのかも
【( ∵)】
( ∵) ゴェェェェェェェェェ!
( ∵) ゴェェェェェェェェェ!
( ∵)
( ∵) ゴッ――――!
( ∵) ガフッ
( ∵) ゴェェ……
【(゜д゜@ 】
(゜д゜@ あらやだあらやだ!
(゜д゜@ 何々インタビュー!?
(゜д゜@ あらやだ!あらやだ!バーゲンに遅れちゃうわ!
(゜д゜@ まあ、どうしてもっていうなら聞いてあげるわよ
(゜д゜@ 友情?私こう見えても友達は多くてよ、おほほほほ
(゜д゜@ ……あら、そう言えば、今日は友人にお呼ばれしていたんですわ
(゜д゜@ でも半額の方が優先ね!
(゜д゜@ 用が終わったんならどいて頂戴!
(゜д゜@ おほほほほほほ
【(・(エ)・)】
(・(エ)・) 前に
(・(エ)・) 森の中を歩いている女の子がハンカチを落とした
(・(エ)・) 拾って、届けようとしたら逃げられた
(・(エ)・) でも、何とか届けた
(・(エ)・) その女の子は今でも遊びに来てくれる
(・(エ)・) 第一印象は最悪だったけど
(・(エ)・) 今では自信を持って言える
(・(エ)・) 彼女は、友達
【(-@∀@)】
(-@∀@) 私、眼鏡かけてるでしょう?
(-@∀@) もちろん度が入ってる、しっかりしたやつです
(-@∀@) でもって、最近お洒落のための伊達眼鏡はやってるじゃないですか
(-@∀@) あれをかけてる連中とは友達になれませんね
(-@∀@) ああいう輩が増えたせいで、いつも聞かれるんです
(-@∀@) 「ねえ、それ伊達眼鏡?」
(-@∀@) 誰が牛乳瓶の底みたいな眼鏡お洒落でかけるんだよ
(-@∀@) 第一さ、目が悪い奴からしたら羨ましいわけだよ
(-@∀@) 眼鏡をかけない世界って
(-@∀@) それを馬鹿みたいに壊して
(-@∀@) 「度入ってる?」て聞いたら「入ってるよ」とか言ってさ
(-@∀@) かけてみたら全然だよ
(-@∀@) 直視しろよ、現実を
【(,,゚Д゚)】
(,,゚Д゚) 友情か
(,,゚Д゚) ……もし同時に、友人と恋人がどちらもピンチになったら
(,,゚Д゚) 俺は間違いなく恋人をとる
(,,゚Д゚) もし友人を助けに行ったら、そいつに殴られるだろうな
(,,゚Д゚) 「なんで俺を助けに来た!」って
(,,゚Д゚) 第一、俺の友人は俺の助け何か無くても自力でどうにかするだろうな
(,,゚Д゚) ……俺と友人の彼女が同時にピンチになったなら
(,,゚Д゚) 友人も間違いなく彼女を助けに行くね
(,,゚Д゚) 友情が愛情より軽いと言ってるわけじゃない
(,,゚Д゚) 互いに理解してるからそうするんだ
【ζ(゚ー゚*ζ】
ζ(゚ー゚*ζ よく、友情は儚いって言いますけど
ζ(゚ー゚*ζ そんなことは無いと思います
ζ(゚ー゚*ζ そんなのは、最初っから友情でもなんでもないんですよ
ζ(゚ー゚*ζ 確かに、嫌なことがあったらイライラします
ζ(゚ー゚*ζ 言い合いもします
ζ(゚ー゚*ζ でも、互いに解ってるから
ζ(゚ー゚*ζ 相手の言い分を痛いほど理解できるから
ζ(゚ー゚*ζ 結局はまた元に戻るんです
ζ(゚ー゚*ζ 理解していなかったら、「あの人はああいうタイプの人間だ」
ζ(゚ー゚*ζ そうきめつけて終わりです
ζ(゚ー゚*ζ 決して儚くない
ζ(゚ー゚*ζ 友情は「人の夢」なんて大層なモノじゃありません
ζ(゚ー゚*ζ どっちかって言ったら、土臭い綱引きですよ
ζ(゚ー゚*ζ 向き合って、互いに本気にならないと
【(*゚ー゚)】
(*゚ー゚) なんで普段友達と一緒にいるの?
(*゚ー゚) 一緒にいなくちゃ友達じゃないの?
(*゚ー゚) ならば、遠くに行ってしまったのは友達じゃないの?
(*゚ー゚) 違うでしょう?
(*゚ー゚) 離れていても、友達でしょう?
(*゚ー゚) じゃあ、何故一緒にいようとするの?
(*゚ー゚) 怖いのよね。近くにいるのに遊ばないと、関係を否定されているようで
(*゚ー゚) もしくは一緒にいると楽しいから
(*゚ー゚) 良く考えてみて
(*゚ー゚) 結局自分のために行動してるのよ
(*゚ー゚) そう考えると不思議よね
(*゚ー゚) どんなに友情を優先しても自分が第一になってしまうんだから
【(*゚∀゚)】
(*゚∀゚) 友情かー
(*゚∀゚) 俺的には愛情の方が好きだなー
(*゚∀゚) そっちの方が暖かい気がするしなー
(*゚∀゚) でも友情ほど広い人数にあげられないな
(*゚∀゚) 数では友情、質では愛情
(*゚∀゚) ……アヒャー
(*゚∀゚) 何かと比べちゃう時点で、もう価値なんてなくなっちゃうのかもなー
(*゚∀゚) 寂しいなー
【ノパ⊿゚)】
ノパ⊿゚) 一緒に!!
ノパ⊿゚) 苦楽を共にできる奴が友!!
ノパ⊿゚) 切磋琢磨しあうのが好敵手!!
ノパ⊿゚) そして好敵手もまた友!!
ノパ⊿゚) 相手を思いやる嘘なんていらない!
ノパ⊿゚) 友人ならば、真っ向から言い合う!!!!
【ξ゚⊿゚)ξ】
ξ゚⊿゚)ξ 良くさ
ξ゚⊿゚)ξ 将来の夢って笑いの対象になることが多いのよね
ξ゚⊿゚)ξ でさ、あんまり人に言いたくなくて隠してたの
ξ゚⊿゚)ξ でも、ちょっとした時にその子にばれちゃって
ξ゚⊿゚)ξ 笑いたきゃ笑えば?、とか言っちゃったの
ξ゚⊿゚)ξ そしたらその子ポカンとして
ξ゚⊿゚)ξ 「ん?どこかに笑う要素あったのか。ごめん、見逃したからもう一回言ってくれ」って
ξ゚⊿゚)ξ 逆にこっちがポカンとしてたら
ξ゚⊿゚)ξ 良い夢だな、って。その次に、私の夢にはかなわないけどな、って言って笑って見せたの
ξ゚⊿゚)ξ それからは馬鹿みたいに仲良くなったわ
ξ゚⊿゚)ξ 私もその子も友情って言葉はあまり好きじゃないのよ
ξ゚⊿゚)ξ でも、あの子との関係はこの言葉でしか言い表せない
ξ゚⊿゚)ξ 皮肉なものね
【('A`)】
('A`) 良くさ、テレビで友人を殺したって言うじゃん
('A`) 凄いよな
('A`) 「友人を」殺したんだぜ
('A`) 友人かどうかなんてのは互いの意見一致が必要だ
('A`) 互いに友人だと思ってなくちゃ、友人とは呼べない
('A`) つまりさ
('A`) 相手が死ぬ瞬間まで友人だったてことだろ?
('A`) おいおい……
('∀`) おいおいおいおいおい!!!
('A`) 殺人ならいくらでもできるだろうさ
('A`) でも友人を殺すなんてのはかなり難しいだろうな
('A`) 刺して、殴って、沈めて、それで息絶えるまで続けて「友人を殺しました」だぁ?
('A`) 俺には友人を殺すなんて絶対無理だな。刺した瞬間、友人じゃ無くなるもの
【( ^ω^)】
( ^ω^) 皆、自分の考えを持っていたお
( ^ω^) 友情って聞いて、悩んだ人もいたお
( ^ω^) それでいいのかは分からないお
( ^ω^) 結局のところ、考えなんて人それぞれで
( ^ω^) 同意したって、じっくり見ていけば細部で違ったりする
( ^ω^) そんなもんだお
( ^ω^) 僕としては正直友情なんて言葉、どうでもいいお
( ^ω^) ただ
( ^ω^) 贅沢なコース料理を一人で食べるより、見知った相手と缶詰食う方がおいしいお
( ^ω^) 家で静かに一人でゲームするよりも、知り合いと川に足をつけて騒ぐ方がすきだお
( ^ω^) 一人で勉強して良い点取るより、皆で勉強会と称して集まって赤点とる方が楽しいお
( ^ω^) 僕は一人でいるのが嫌だお
( ^ω^) だから皆と居たいお
( ^ω^) 酷く自分勝手だお。でも、まぁ――――。
( ^ω^) どうせ互いの友情の価値観なんて一致しないお
( ^ω^) 金と比べる奴が居れば愛と比べる奴もいる
( ^ω^) 好きなようにやった者勝ちなんだお
( ^ω^) ある人が言ったお
( ^ω^) 「自分にとって大切なことは、他人が自分のことをどう考えているかということではなく
( ^ω^) 自分が彼らのことをどう考えているかということだ」、と
( ^ω^) 言ってしまえばこれだって所詮この人の理論にすぎないお
( ^ω^) まあ概ね同意なんだけどさ
( ^ω^) ……
( ^ω^) このお話はここでお終いだお
( ^ω^) 所詮、どこにでもある、誰にでも書ける文字の集まりだお
( ^ω^) でも、それに何を思うか、考えるかは面白いようにバラバラなんだお
( ^ω^) 楽しくあった方、つまらなくあった方。目を通し、意見を言ってくれてありがとうだお
( ^ω^) これを期に、友情が何たるかお考えるのもいいんじゃないかお? それでは――――
大いに悩んでくれたまえ
( ^ω^)彼らの友情論のようです
[[TOPへ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/1.html]]
- これ続きあるよね? -- びっぷ (2011-03-25 00:59:19)
- スマソ、此処は確かにそうだった -- ぺっとぼとる (2011-03-25 11:46:37)
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2011-03-25T11:46:37+09:00
1301021197
-
( ^ω^)が相性の悪い人と手を組むようです
https://w.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/252.html
**中々面白いアクション物だね~
**ま、そんなけといやあそんなけ。
[[第一話>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/253.html]]
[[TOPへ>http://www43.atwiki.jp/boonshousetsu/pages/1.html]]
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2011-03-24T19:51:59+09:00
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