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  • 被告の証言-

いやいや、だから違うの。たしかに多少はしたけど、・・・千聖そんな顔しないで!
あの後空き部屋に入って、千聖にこれからどうしたいか聞いたの。そしたらまたえりかさんにいろいろしてもらいたいってカワイイこというからウチも考えちゃって。
で、それなら完全に“そういう関係”をやめるんじゃなくて、もう少し軽くしようっていう話をしてたら千聖が「それは、どれくらいのことなのかしら?今、していただけるの?」っていうから・・・千聖フカ゛フカ゛しないで!最後まで聞いて!
それで、しばらくそこでちちくりあってたら急に千聖が黙り込んで、また1人の世界にいっちゃったのかと思ったら、急にフカ゛りだして、「やめてよえりがぢゃん変態!」って叫んで逃げちゃったの。
え?具体的に何をしてたかって?それは、まあ、ほら、ちっさーのでっかーをたy・・・千聖、お菓子投げないで!

というわけで、ウチにも何が何だかわからないんだよ。いきなり千聖が元に戻ったっていうのはたしかなんだけど・・・




  • 原告の証言-

だから何ていうんだろう本当にいみわからないっていうかだって何かボーっとしてて気がついたら何ていうんだろうえりがぢゃんが胸とかすごい何かいっぱい触ったりしてて
怖くて何かヘンタイだと思ったから暴れて何ていうんだろう逃げたら愛理は全然普通で何かよかったし安心したけどえりがぢゃんが



「・・・にゃるほど。」


2人の話を頭の中で整理していると、「私絶対そんなこと言ってない!」と千聖がえりかちゃんに食ってかかっていた。


「だってお嬢様の千聖に言われたんだもん!」
「だから、なんで千聖がお嬢様なの?」

一応千聖には、頭を打って千聖がお嬢様になっていたことは伝えた。でも、千聖本人は実感がなみたいで・・・

「千聖、仕事で避暑地のコテージに泊まったのは覚えてる?」
「うん、覚えてる。舞美ちゃんと栞菜と一緒にアスレチックした。なっきぃとアイス作った。」
「・・・ウチと同じ部屋だったことは?」
「うん。・・・でも、私途中からあいりんの部屋に行ったよね?なんでかわかんないけど」


―どうやら、千聖は“自分がお嬢様キャラに変わっていたこと”“えりかちゃんとエッチなことしてたこと”に関する周辺記憶は、まだらになってるみたいだ。哀れ、えりかちゃん!


「だから、もう、わけわかんないけど、千聖はえりかちゃんとそそそそういう変態的なことはしないから!」
「変態・・・」


千聖はガッチリ私の二の腕を握って離さない。えりかちゃんのことを警戒しているみたいだ。


お嬢様の千聖はともかく、“こっちの千聖”は、案外下ネタに対する耐性がない。小学生レベルの「ウ●コ」「チ●●」程度だったら大笑いするけれど、とにかく自分に関わるエッチ系の話は本当にダメみたいだ。
「胸のこと言われるのやだ」なんて真っ赤な顔で言われたこともあったっけ。そんな千聖が、大好きなお姉ちゃんのはずのえりかちゃんに誰もいない部屋で体を触られてたとなったら、本気でパニックになるのもしかたない。

「・・ちなみに、私が千聖の家に泊まりに行ったことは覚えてる?」
「もちろん!千聖が犬の着ぐるみで、あいりんはカッパだったよね。歌ったりマニキュアしたり。」
「そうそう♪」

よかった。乳触り魔だとは思われてないらしい。

「ギギギギ・・・・」

えりかちゃんは“愛理だってお嬢様と相当なことしてるだろうが!”と恨みがましい視線を飛ばしてきたけれど、気付かないふりをしてみた。・・・私まで当事者だなんて知ったら、千聖はもうラジオどころじゃなくなってしまいそうだ。



ほどなくして、本番の時間がやってきた。

ジングルの後、えりかちゃんと私がしばらく2人でトークするのを、千聖は出番まで黙って聞いている。
千聖は意外に頭の切り替えが早い。さっきまでえりかちゃんをほとんど痴漢扱いしていたのに、今は心を落ち着かせて、私達のおしゃべりに聞き入っているみたいだ。・・・とはいえ、テーブルの下の手は、私の手をしっかり握ったままだったけれど。


「はい、今日のゲストは岡井千聖ちゃんでーす!」

「どーも、よろしくおねがいしまーす!」


千聖の出番が来た。

そのテンションは見知った・・・というか、長年付き合ってきた千聖のもので、懐かしいような面映いような不思議な気持ちになる。

相変わらずえりかちゃんは少ししょんぼりしたままだったけど、さすがに少しまずいと思った千聖がフォローを入れつつ、収録は進んでいった。



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