パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ……

慌ただしい朝の時間。私は学校へ行く準備に追われていました。
えっ? 後何分あるのですかって?
一時間以上はあるわね。


パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ……

それにしても驚いたわ。突然お見えになるんですもの。でも嬉しいわ。
近い将来、私の本当の家族になって下さる方だから。


パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ パシャ……

だってどんなに望んだって寮の皆さんが本当の家族になって下さる事はないのだもの。
っていけないわ。私の悪い癖。ついつい無い物ねだりをしてしまう。
顔を上げて鏡の前で微笑んでみる。

「今日も楽しく過ごせます様に」




リ*・一・リ<家族の愛に飢えているの保全ですわ。グフッ。






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最終更新:2011年02月08日 22:39