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三日目。


トンッ。
目の前に置かれた夕食を見て、私は夕食を置いた張本人を見る事なく溜め息を吐きました。
中華スープとれんげが置かれた時点でもう分かり切っているもの……。

「……………」
「……………」
「め…村上さん」
「何でしょうか? 千聖お嬢様」
「今日はどちらの名産品なの?」
「今日は『埼玉のチャーハン』です」
「昨日も埼玉県でしたけど?」
「今日は昨日の料理人と違う方が作ったと伺っています。お下げしますか?」
「……いいえ、食べるわ。ちなみに何チャーハンなのかしら?」
「人参をふんだんに使用した人参チャーハンです」

め…村上さんの対応を軽く流しながら私は『埼玉のチャーハン』を頂く事にしました。
鮮やかな橙色に彩った(埋め尽くした?)のは料理人さんの好みなのかしら?

(何故かしら? 一瞬、みかん好きのなっきぃの顔が浮かんだ様な気が……)




ノソ*▼o▼)<みかんに見立ててはいるけど、みかんは一切使用してないケロ




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