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五日目。


トンッ。

目の前に置かれた夕食を見て、私は夕食を置いた張本人を見る事なく溜め息を吐きました。
中華スープとれんげが置かれた時点でもう分かり切っているもの……。

「……………」
「……………」
「め…村上さん」
「何でしょうか? 千聖お嬢様」
「今日はどちらの名産品なの?」
「今日は『埼玉のチャーハン』です。お下げしますか?」
「……いいえ、食べるわ。ちなみに何チャーハンなのかしら?」
「蒟蒻をふんだんに使用した蒟蒻チャーハンです」
「蒟蒻って埼玉県より群馬県のイメージがするのだけれど」
「料理人の好きな都道府県が群馬県だと伺っています」

め…村上さんの対応を軽く流しながら私は『埼玉のチャーハン』を頂く事にしました。
好きな都道府県が群馬県って一体どんな料理人さんなのかしら?

(何故かしら? 一瞬、誇らしげな舞の顔が浮かんだ様な気が……)




( ▼v▼)<『群馬県』って響きがいいんでしゅよ




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