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九日目。


トンッ。

目の前に置かれた夕食を見て、私は夕食を置いた張本人を見る事なく溜め息を吐きました。
中華スープとれんげが置かれた時点でもう分かり切っているもの……。

「……………」
「……………」
「め…村上さん」
「何でしょうか? 千聖お嬢様」
「今日はどちらの名産品なの?」
「今日は『埼玉のチャーハン』です。お下げしますか?」
「……いいえ、食べるわ。味付けに使用した調味料はご存知?」
「和風だし、醤油、酒、七味唐辛子。和風の味付けにしたと伺っています。」
「和風……というより大人向けの味付けの様な気がするわ」
「私は親父向けの味付けの様な気がしますが……」

め…村上さんの対応を軽く流しながら私は『埼玉のチャーハン』を頂く事にしました。
七味唐辛子がいいアクセントになっているのね。

(何故かしら? 一瞬、するめいかを食べている雅さんの顔が浮かんだ様な気が……)




ノノl∂_∂'ル<誰が親父臭いって? おつまみ系好きなんだからしょうがないじゃん!




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