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「何って、今更。わかんないの?」
チームおちんちんの若旦那・舞様は私の顔を掴んで左右に振った。何て乱暴な!・・・最高です。

「なっきぃを通じて、ベリキューが心も体も一心同体になる、そんな素敵な会だって聞いてるけど?」

佐紀ちゃんが妙に優しい手つきで、私の髪を撫でながら微笑む。

「な、何だってー!聞いてない!私そんな話了承した覚えない!」
「それだけじゃないよ。なっきぃの、やーらしぃー妄想を、みんなで実現させてあげる会パートⅡでもあるの。ケッケッケ」
「なっ・・・」

みんなチェシャ猫みたいな不気味な笑みを浮かべて、私の顔を覗き込んだり、体に触れてきたりする。

「知らなかったなぁ。なっきぃって、そんなキャラだったんだ?やらしぃのうwwwやらしいのぅwwwww」
「ギュフゥ・・・」
「あら、千奈美さんたら。なっきぃはことばぜめよりも、にくたいてきくつうにこうふんなさるのよ。」
「へー!いいこと聞いちゃったもんにー!じゃあちな猫が痒いとこも痒くないとこも引っかいてあげる!」
「ち、ちしゃとぉおおおおおお」

いたずらっ子モードの千聖は、肩を少しすくめてクフフと無邪気な笑い声を漏らした。そんな千聖を「ねぇねぇ、」と梨沙子が突っついて、私に見えるような位置で内緒話を始めた。
あの2人はまずい。普段はのんびり大人しめなコンビだけれど、一度いたずらっ子魂に火がつくと、誰よりもヤンチャになってしまう。お互いのごりっぱなおっぱいをくっつけ合って、私の顔を見ながらなにやら悪巧みをしている様子だ。


「さて、と!それじゃ、そろそろ始めますか!」
よく通る佐紀ちゃんの声が、打ちっぱなしの部屋に響く。

「まあ、この人数一気にじゃ、餌にありつけない個体も出てくるだろうし、順番こでね」

え、餌って私のことか!個体って、動物園か!突っ込みポイントはいっぱいあるのに、みんなは黙ってうんうんうなずいている。

「黒チームのみんなは、いろいろ準備とかあると思うし、先に私たちでいいかな?なっきぃ、どう?」
「よくない!どっちもよくない!さっさとこの手かせを外し・・・・」

ギャーギャーわめく私の前髪を、舞ちゃんがギュッと引っ張った。

「あのね、キャップはどっちが先がいいのか聞いただけだよ。やめてほしいかどうかなんて聞いてないんだよ、なっきぃ?わかるかな?」
「ギュフゥ・・・」

さすが、殺戮ピエロ。獲物を前に、わくわくを隠せないライオン、と言ったところだろうか。舞ちゃんは千聖を独占しているときはいつも幸せそうな顔をしてるけど、そういうのとはまた違う、本能的な笑顔。ゾッとしてキュンとする。


「・・・ピ、ピンクの、皆様が、先でいいで、す」
「そう、いい子。最初からそうやって素直に答えればいいんだよ。ちしゃと、ゆっくり可愛がってあげてね?」
「えぇ、ウフフ」

私を挟んで、2人は指を絡ませあってイチャイチャしている。く・・・狂っとる。
おっぱい暴発寸前の子犬顔美少女と、泣く子も黙るブリザード・アイの貧・・・超スレンダー子悪魔おちんちん美少女。まるで妖精みたいなちさまいコンビは、ついこないだまでは私のきゃわゆい妹分だったはずなのに。


「なっきぃ失礼しまーす!」
「うわっ!」

とっても複雑な気持ちでそのやりとりに見入っていると、いきなり椅子がひっくり返された。目の前にももちゃんの股間。

「ウフフ」
「ヒー!!!」

それは拷問のように、ゆっくり近づいてくる。

「キュフ、やめる、キュフ、ケロ、・・・キュフゥ・・・」


ああ、神様仏様。早貴は悪い子でした。罰が当たったのですね。これは連日連夜、エロいことばっか考えて、パソコンのモニターに映る“あなたは18歳以上ですか?”のYESボタンをクリックしまくった報いなのでしょう。

「ウフフ、早貴さん、こういうのはいかがかしら」
「千聖、もっとこう、××に××××」
「ああああああ」

ふんわり白天使の梨沙子と、にっこり褐色天使の千聖が、その手にものすごくよく動く棒状の何かを持って、じりじり近づいてきた。そ、そんな、あんたたち、そげなもんどこで手に入れたん!?さすがのおなっきぃもまだそこまではっ・・・

「なっきぃ、どう?×××?」
「あはは、××が×××だねー!うける!」
「ひぎぃ!」

乙女の柔らかい無数の手が、私の体を縦横無尽に這い回る。雅様や舞様は、的確に急所を突いてきたり(武術的な意味で)して、私は二つの意味で地獄に堕とされかかっていた。

おまけに黒チームは高みの見物とばかりに、周りからヤジを飛ばしてきたりする。
なんだっけ、こういうAV、あった気がする。レズ・・・レズごうも・・・

「なっきぃ。」


その時、みんなの後ろで微笑を浮かべていた佐紀ちゃんが、そっと歩み寄ってきた。示し合わせたかのように、みんなが道を開ける。

「さ・・・佐紀ちゃん、何持って・・・グエッ」

ちしゃりしゃのとはまた違う、円盤状の何かを手にした佐紀ちゃんは、いきなり私のおなかに馬乗りになった。小柄な佐紀ちゃんとはいえ、これはなかなかキツイ。

「私ね、なっきぃのために、がんばって作ってきちゃった。新作。」
「え?え?何?・・・うひゃ!」

いきなり、背後から目をふさがれた。

「大人しくしてなさい、なっきぃ。」

雅ちゃんの冷たい声と、手。震え上がりながらもその感触に酔いしれていると、今度は顎を強く掴まれた。反射的に開いた唇に、何か異質な感触を覚える。

「・・・!?辛っ!何これ、辛っ!何か舌痺れっ」
「みや、もういいよん。」
「あーい」

軽快なやり取りの後、唐突に視界に光が戻る。スプーンを持って満足げに笑う佐紀ちゃんと目が合う。


「な、何今の・・・」
「知りたい?それはぁ・・・・佐紀の新作、ジャングル豚キムチチャーハンでーす!」


うっわぁ!と憐れみのような恐怖のような声が回りから響き渡る。

「うっそ、何入れたの佐紀ちゃん!めっちゃ舌痺れてるんだけど!」
「えー、何か、赤みが足りなかったからぁ、ケチャップとかよくわからん赤い粉末とか」
「ひどい!味見は!?」
「するわけないじゃん怖いもん」
「ションナ!」

何て、何てひどいことを!私は口の中に残るえぐえぐした後味と戦いながら、なみだ目で佐紀ちゃんを睨みつけた。

「お気に召さなかったの?」
「あ、あたりまえでしょ!もう!」
「ウフフ、じゃあ次の一品いこうか、はい、キャップ♪」

律儀にウエイトレス風カチューシャをつけたももちゃんが、佐紀ちゃんの手の上で水平に保たれたジャングル豚キムチチャーハンのお皿を取り替えた。

「ちょ、まだあるの!?もういいって!」

「はぁ?いいかどうかはなっきぃが決めるんじゃないから」
「す、すみません、舞様」

この余興の間に、ピンクチームの集うコロニーに移動してきていた舞ちゃ・・いえいえ、舞様は、どこから持ってきたのか、王様の座る椅子みたいなのにふんぞり返って、唇を片側だけ吊り上げて笑っていた。
よくみれば傍らに千聖を侍らせて、片手で顎の下を撫でながら、背後から回した手ではたわわに実ったちさπをむにゅむにゅ揉みしだいている。

「アン、ウフフ」
「ちしゃとはかわいいでしゅね。なっきぃも見習うべきだと思うなぁ。・・・ちしゃと、いつものやるでしゅ」
「はい、舞さん」

千聖はにっこり笑って、舞ちゃんの足元にひざまずき、そこからにょきにょきチャンピョンしている物体に唇を・・・


「らめえええええええ!」



“はぎわらまい、しょうがくいちねんせいでしゅ”


あぁ・・・7年前、舌ったらずにはにかんで自己紹介をしていた美少女が、こんなに立派なおちんちん伯爵に成長してしまうとは、一体誰が想像できたでしょうか。素晴ら・・・由々しき事態ですよ、これは!


「もう、なっきぃ、舞ちゃんの方ばっか見てないで?今からもっといい物食べさせてあげるんだから」

鼻息も荒くその光景に見入っていると、強引に頭を掴まれて、佐紀ちゃんの方へ向き直らされた。

「次はねー、ふっふっふ。」

なんだか、醤油のいい香りがする。和食?それなら、奇をてらわなければいくら佐紀ちゃんとはいえ、大丈夫なんじゃないか。
そんな風に考えながら、差し出された深めのお皿を見た私は、瞬時に絶望を覚えた。


「こ、れ、は」
「エントリーナンバー002、ジャングル海鮮ドーン!でーす!」


自分の体から、血の気が引いていくのがわかる。
かかか海鮮丼って、あんた、佐紀コック長に生もの扱わせたらアカンやろが!!

「大体なんなのそれ!緑色のソースかかってるんだけど!」
「これ?これはわさびと柚子胡椒と青汁と・・・あれ、そういえばお刺身冷蔵庫に入れておいたっけ。千奈美ぃ?」
「無理ー!まだ死にたくないー!!!」
「コラッおとなしくしろ!」

火事場の馬鹿力というやつだろうか、私はせまりくる佐紀ちゃんの手から逃れようと、ものすごい勢いで体を捻った。
そんな滑稽なバトルをずっと繰り広げていると、だんだんダレて来ていた黒チームから、一際大きな影がニュッと現れ、ずんずんと私のほうへ近づいてきた。

「うーもう我慢できん!なかさきちゃん!!!」
「え・・・何!何が!」
「キャプテンとなかさきちゃんのちたいで、ついにこんなになってしまったの!」
「ぎゃあああああ!」


もう、アレだ。受話器とか言ってる場合じゃない。もはやバナナボート。サーブボード。抱き枕。
友理奈ちゃんが「よっこいしょ」と持ち上げているそれは、下手をすれば私の身長より大きい・・・・

「じゃ、いくよ、なかさきちゃん。」
「はぁ!?いや、無理無理無理無理無理無理」
「なっきぃ、上のお口は佐紀のジャングル海鮮丼で塞いであ・げ・る」



「無理いいいいい!!誰か、お助けをーーーーー!!!!」




「・・・貴さん、早貴さん」


「う・・うぅ・・・は、入らないよぅ・・・」
「早貴さん?どうなさったの?」
「・・・・はっ!」

体を強い力で揺すられて、気が付くと、心配そうな顔をした千聖が私を見下ろしていた。

「こ、ここは?おちんちんは?」
「おち・・・まあ、何をおっしゃるの、早貴さんたら。」

千聖は顔を真っ赤にして、涙目でオロオロし出した。・・・そう、そうだよね、お嬢様の千聖はこうじゃないと。

「ここはホテルで、今はコンサートツアーの最中よ、早貴さん」
「そっ・・・か、・・・夢、だったのか・・・・・ギュフゥ・・・」

いくらベリキューニーマスターの私とはいえ、あそこまですさまじいシチュエーションでは気持ちよくなれない。エスカレートする私の妄想に、理性がストップをかけたのかもしれない。私には、まだおちんちん的な妄想は無理なようです、はい。
でも、ここまで私を恐怖のどん底に陥れたんだから、友理奈ちゃんには文句のひとつも言ってやりたい気分だ。理不尽なのはわかってるけど!


「キュフフ・・・」
「あ、あの、早貴さん?どんな夢を見ていらしたのかしら?何か、千聖がにょきにょきちゃんぴょんとか・・・」
「ああ!なんでもないの、ゆ、夢ってさ、まゃくりゃくがなくてしりめつゅるぇちゅだよにぇ!」
「え?え?めちゅれちゅ??」

私の顔を覗き込んでくる、あまりにも純粋な瞳。あわてた私はちさ舞美ばりのカミカミで、さらに千聖を困惑させてしまった。


「・・・ごめんごめん、寝起きでボケッとしてるだけだから。」
「そうですか。・・・・あの、それでは、私少しだけ御暇させていただいていいかしら?」
「おいとま?」


時計を見ると、23時半。


変な時間に寝て、変な時間に起きたらしい。うなされる私に付き添っていたせいで、誰かとの約束を反故にさせてしまったのかもしれない。

「いいよ。夜遅いから、静かにね。」
「はい、ありがとうございます。」
「・・・・ちなみに、どちらまで?」

いそいそと準備を始める背中に声をかけると、千聖は困ったような顔で笑いながら、「・・・えりかさんのところへ」と答えた。


「千聖ぉ」
「あの、大丈夫ですから!そんな、すぐ、えと・・・30分ぐらいで戻ります。」
「30分もイチャイチャギシギシ」
「違うの、もう、違うんです。早貴さんの、意地悪!」


千聖はおぼつかない足取りでドアを開けると、よたよたと逃げていってしまった。

まったく、えりこちゃんてば!今日もまた、千聖にやらしーことを教えるつもりなんだろう。たとえば・・・・あ、ヤバイ、ちょっとムラムラしてきた。

「んー・・・・」

夢の中では友理奈ちゃんにブチ壊しにされたとはいえ、それ以外のところでは十分興奮させていただいたから、十分下ごしらえ(?)はできている。今日は、うめちさなきニーだな。


「キュフ、キュフ、キュフフン♪」


30分とか言ってたけど、多分1時間は戻ってこないだろう。こうなったら、私もじっくり楽しませてもらおうっと。



数時間後、一向に戻ってこない千聖を待ちわびた私が、件の夢についてしたためた随筆を間違えて舞ちゃんに送りつけ、えげつない脅しをかけられたことは、また別のお話。


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