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「えり、ちょっと相談があるんだけど・・・」
舞美がいつになく真剣な顔で話しかけてきたのは、食事も終わり寮の自室でリラックスしているときだった。

「舞美がうちに相談なんて珍しいねー、とか言ってw」
なんだか思い詰めたような表情の舞美を落ち着かせようと思って口癖を真似てみたけど、効果はなかったようだ。
硬い表情のままの舞美が口にしたことを聞いたあたしは吃驚仰天した。


「舞美、落ち着いて。あのときはみんなどうかしてた。冷静に考えればそんなことあるわけないことぐらい、
みんなわかってた。ただお嬢様の様子があまりにもいつもとは違ったから・・・」
「でもどこかでそんな風に思ってたから、ありえると思ったんでしょ」
「ううん、そんなことないっ! 舞美が心配しているようなことを考えたことはないよ」
「だったらどうしてあんなこと・・・。 えりもなっきぃも愛理も、舞ちゃんの暴走を止めないなんて」
「それは・・・。 でもさ、いくらなんでも舞美がそこまでしなくてもいいよ、絶対そうだよ!」
「あたしもね、たしかに性格とかさっぱりしすぎてるからみんなに勘違いされるのもわかる気がする。
だから一度しっかり説明しておきたいの。こうすれば確実に納得してくれるはずだから」
「それはまあたしかに・・・」

たしかに舞美が言うとおり全員確実に納得するだろう。そして舞美自身がそうしてもいいと言うなら
それが一番簡単な方法だ。でもいくらなんでもそんなことまでしなくても・・・。

ちょっと前にお嬢様と舞ちゃんの間に深刻な衝突があった。もう解決はしたけど、その原因は舞ちゃんの誤解だった。
うちらが誰もその誤解を解くべくキチンと舞ちゃんと話をしなかったことを、舞美はずいぶん気にかけていた。
年長者たるあたしを筆頭に、思慮深い愛理や、しっかりもののなっきぃまでが舞ちゃんの暴走というか
妄想を止められなかった点については真摯に反省している。

絶対そんなことない、とわかっているはずなのに、一種の集団ヒステリー的な状況になってしまって
そうかな? → そうかも? →そうだったんだ! と論理の斜め上を爆走してしまい、
舞美が説明するまで皆で躁状態から抜け出せなかったのだ。

もちろんあれから皆で舞美に謝罪した。あのことでお嬢様と舞ちゃんと同じかあるいはそれ以上に
舞美が傷ついていたのがわかったから。舞美はいつもの笑顔でうちらの謝罪を受け入れてくれたから
もうあの話は誰の口にも上がらなかった。悪夢のような出来事をいつまでも引きずるのは誰のためにもならない。
そう思っていたのに、舞美本人から直球勝負で誤解を完全に払拭する提案をしてくるとは・・・。

舞美の言いだしたことを止めさせることは結局あたしには出来なかった。
こうなったら彼女が納得するまでやるしかない、と腹を括ったあたしは翌日の夜、
皆に舞美の部屋に集まって貰った。

真剣な表情で毛布を纏いベッドの上に座っている舞美の様子に驚いたのか、誰も口を開かない。
沈黙を破ったのは舞美だった。
「この前のことでさ、みんながあたしのことで勘違いしてる部分があるとわかったから
今日は集まって貰った。こうすれば一目瞭然で誤解が解けると思う」
そう言って舞美は毛布を勢いよく外した。

「ケッケッケッ」  視点がはっきりしない愛理。
「キュフー」    腰を抜かしたなっきぃ。
「・・・」     大きな眼を更に大きく見開いた舞ちゃんは無言だ。
「zzz」     お嬢様は刺激が強すぎたのか、意識が遠のいてしまったらしい。
「じゅるり」    ただ一人だけ目を爛々と輝かせて見入っているのは栞菜。








「どう、あたしが女性だとわかったでしょー」
全裸でM字開脚をして股間を見せつけている舞美が叫んだ。










元ネタはこちらだそうです…
>「私、ちゃんと女性だよ!見る?」
>「いいです!ごめんごめん、わかってるから!」
>
>ムキになって、モサフリワンピースを脱いでパンツを下ろそうとする舞美ちゃんを2人がかりで宥めた。

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