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「うぅ~。緊張する~~」

最後に交わした約束。“新しい道が決まったら教える”
その約束をうちは今果たそうとしてる。本当は直接がいいんだけど予定を合わせる時間な
んてきっと無い。向こうは春ツアーの真っ最中なんだから。

「送信ッ!!」

掛け声と共に送られた一斉メール。『送信しました』が表示された携帯画面。
……そう言えばあの子はどうしてるんだろう? また入れ替わったりするのかな?
頭を過るもう一人の私達しか知らないあの子。出来るならあの子からも返事がほしい。

「まっさらブルージーンズッ~♪」

メールの着信音がして慌てて受信ボックスを開いた。最初に来た返事は流石のリーダー・
舞美から。「雑誌全部買うから」と以前言った台詞でプレッシャーを与えてくれた。

「泣きながら打ってるから!」と告白するなっきぃ。
「モデルとして舞台にはもう出るの?」とダジャレ炸裂の愛理。
「すごいじゃん!」と手放しで喜んでくれてる千聖。
「さすが梅吉♪」とこちらも喜んでくれてる舞ちゃん。
「お姉きゅ~ん♪ モデル姿のお姉きゅんの腋の下をクンカクンカしたいカンナ」と変態栞菜。
「此処からがスタートだから」としっかり釘を刺してくれためぐ。
そして

「……来た」

「おめでとうございます」と相変わらず敬語の千聖の中にいるもう一人の千聖。
七(八?)人からの返信メール。それだけでうちはもう一気に走り出せる気がする。

「それにしても何で揃うかなぁ~?」

苦笑いを浮かべながら携帯画面を見つめる。舞美から始まりお嬢様の千聖で終わった八通
のメール全てにあった文章。




“大きな空に自慢したい あの夢が輝いたと”



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