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「・・・もうマジで信じらんない」
「うるさいなー、さっきから謝ってんじゃん!」
「何その態度!謝ってる態度じゃにゃ△×★#!!!」
「ちょっとうるさい千聖・・!・・・・もー、千聖のせいで怒られちゃったじゃん!」
「何で千聖のせいなんだよ!だいたいさぁ、普通ひとにツバかけたりしないでしょ!?しかも顔にかけるとか信じらんないんだけど!千聖が同じ事やったら怒るくせに」
「いや怒らないよ。嬉しいです」
「うわぁ・・・・とにかく、もうこういうことしちゃだめだから!」
「ケチ!あのね、あれはマーキングなの!」
「は?」
「これは舞のだよって印つけといただけだし。何か問題ある?」
「舞のって何それ」
「だって千聖、いっつもふらふらふらふらいろんな人に尻尾振っちゃってさ」
「そんなこと言うなら千聖と遊んでよ!ふらふらしてるのは舞ちゃんのほうじゃん!あいりんとおそろいのパンプスとか!あーあ千聖も舞ちゃんと買い物行きたかった!」
「そ、それとこれとは話が」
「同じだよっ舞ちゃんのばーかばーか!千聖がこんなに舞ちゃんのこと好きなのに冷たくするんだもん!」
「はあ?舞だって千聖のこと大好きだけど?舞にいじめられて嬉しいくせにばーかばーか!」
「ああそうさ嬉しいさ!ばーか!」
「ばーか!もうっ愛しちょるよちしゃとー!」
「舞ちゃぁん!!」





*****

うぜえ・・・。

私は読んでいた文庫本を閉じて、前の座席に向かって咳払いをした。
何で朝も早ようから、バカップルの痴話喧嘩を聞かされなければならないケロ!
仲がよろしいのは大変結構ですが、後ろで砂吐いてる人間がいることをお忘れなく!ああちきしょうめ、できることなら私もみぃたんと・・・!!

「もう、舞にはちしゃとだけだからねー・・?」
「本当ー?信じちゃうよー?舞ちゃんちゅーっ」


うっせえ、爆発しろ。

私はケータイを片手に、“ちさまいICLV(イチャラブ)フォルダ”にデスメールを更新し始めたのだった。
ばーかばーかバカップル!



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