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「きっと、ファンの皆様も、この新しい舞さんを受け入れてくださるわ。だって・・・きゃっ!」

早貴さんの手を握り、夢中で説得を続けていると、いきなり胸の辺りを強くかき回されるような感覚がした。


「あっあっ」
「ねー100かぞえたよー!まだー?・・・えへへ、千聖おねーちゃん、おっぱいふかふかだ」

私よりも大きくなってしまった体を丸めて、舞さんは私の胸にぐりぐりと顔を押し付ける。

以前の舞さんも、胸にいたずらをすることはよくあった。
でも、それはもっと、なんていうか性的な・・・
今の舞さんはただただ無邪気で、ママに甘える小さな子、といった感じだ。

いとおしくて、ちょっと切なくて、私は舞さんの頭をぎゅっと抱いた。

「むぐ・・ちさとおねえちゃん?」
「大丈夫よ、舞さん。何があっても、千聖が舞さんを守るわ」


こういう気持ちを、母性本能というのだろうか。
こんなに幼いしぐさで、言葉づかいもそのまま子供のものになってしまって、今の舞さんには、支えや救いが必要なはずだ。
かつて、人格が二つに分かれた全力で私を助けてくれたように、今度は私が舞さんを。


「千聖ぉ・・・」


早貴さんのため息交じりの呼びかけを、私は背中で受け流した。


(ここから視点を変えるので、目線主を選んでください)

1.まいみちゃん
2.あいりん
3.なっきぃ


1!

ヤンママお嬢様キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!
1行ってみよう

1でお願いします


長い人生、いつ何が起こるかわからない、なんて言うけれど・・・
それは、あまりにも突然すぎる出来事だった。


ダンスレッスンの前、愛理と二人でほんの10分スタジオから離れたら、私のかわいい妹――舞は、まったく別の女の子に変わっていた。
なっきぃからの説明によると、ちっさーと同じく、頭を打って性格が変わってしまったという話だけれど・・・まさか、そんな非現実的な出来事が、身近に2度も起こるなんて。


「え・・・えっと・・・」

ダンスをしたわけじゃないのに、おでこから汗がにじみ出てくる。

どうしよう、リーダーとして、やらなきゃならないのは・・・

「ま・・・舞、えっと、それじゃ、記憶は大丈夫だっていうし、さっそくレッスンはじめよっか!こっちおいで!」
「や!舞、ちさとおねえちゃんの隣がいい!」

まるで木にしがみつくコアラの赤ちゃんみたいに、舞はちっさーにしがみついて離れない。
じ、地味に傷つく・・・。一応、名実ともに舞のお姉ちゃんのつもりだったのに。

「ま、舞ちゃーん、そんなこと言わないで・・・」
「や!ちさとおねーちゃんがいいの!!」
「キュフゥ・・・」


ああ、なっきぃも愛理もへこんでる!どうしたらいいんだろうか・・・


1.リ*・一・リ<舞美さんの言うことを聞かなくてはだめよ、舞さん
2.リ*・一・リ<舞さんは混乱しているから、もう少し待ってあげて
3.リ ・一・リ<・・・・・舞、ワガママ言うなし!!


2で

これも1


「舞美さん、舞さんは今とても混乱しているの。
みなさんに、悲しいことを言ってしまうかもしれないけれど、許してあげて」
「ちっさー・・・」

ちっさーは舞の耳にそっと唇を近づけて、「今日は、千聖の隣でレッスンを受けましょう」とやさしくささやいた。

「本当!?」
「そのかわり、ダンスの先生や舞美さんたちのお話をよく聞くのよ。」
「うん、わかった!・・えへへ、まいみおねえちゃん、舞にダンスを教えてくれる?」


まるで、自由奔放に育てられた無邪気なワガママッ子みたいだ。
さっきまではちっさー以外とは話もできなそうな感じだったのに、味方だって思ったら、とたんに甘えてみせる。
でも、心を開いてくれたうれしさで、私は「ま~い~!!」とデレデレになってしまった。

「舞、やさしいおねえちゃんがいっぱいでうれしいな。えへへへ」
「舞・・・」

もしかしたら、頭を打つ前の舞も、こんな風に甘えたかったのかな、なんて思った。
メンバーが減ったことによって、最年少だけど、いろいろ背負わなきゃならないことも増えて・・・私は、舞の寂しさを見逃していたかもしれない。

「みぃたん?」
「・・・あ、ごめんごめん!それじゃ、ダンスの先生を呼んでくるからね。ストレッチやってて」


――だとしたら。
今まで気を張らせてしまっていた分、今の状態の舞のことは、少しぐらい甘やかしてあげてもいいんじゃないかな。


「よしっ」


私は気合を入れなおすと、スタッフさんたちが集まっている部屋のドアを開けた。
舞の現状を説明するために。
そして、キュート全員で、どのようにカバーしていくか、ちゃんと伝えるために。



*******


それから数日後。


1.舞のワガママパワーは加速していて、小さな暴れん坊将軍になっていた。
2.舞はちっさーの教育で、聞き分けのよい、可憐でおしとやかな女の子に変化していた。


2で

2

残業終わって飛んできました
1で!

1見てみたい


「ごきげんよー、ちさとおねえさま」
「あら、舞さん。ごきげんよう。ウフフ、今日のワンピース、とても似合っていてよ」


――ああ、ああああなんて可愛いんだろう!

「そこのかわゆいちさまいさーん、ちょっと1枚・・・」
「みぃたん!」

思わずデジカメを構えかけたところを、なっきぃにさえぎられてしまった。・・・ちぇー、いいじゃないか!


おそろいのピンクの日傘に、フリルをあしらった色違いのワンピース。
リボンをあしらったシュシュでまとめたポニーテール。

ここ何日か、ほとんどちっさーと一緒に過ごしていた舞は、すっかり女の子らしく、可憐な美少女へと変わっていた。
ちっちゃい子の人格だからか、そばにいる人の影響を受けやすいということなんだろう。

Tシャツ短パンで豪快に暴れまわるちさまいもいいけど、このおしとやかなふわふわコンビもなかなか・・・!


「ちさとおねえさま、舞美さんたちも。あのね、舞ね、今日、学校でね・・・」


自分の日常生活を、一生懸命みんなに話してくれるところは昔と変わっていない。
新しい舞も、昔と変わらず甘えん坊で繊細で人懐っこくて・・・私もなっきぃも愛理も、もうすっかりメロメロだった。


ファンの方は・・・

1.(ヲ タ)<舞様!舞様!どうなさったんですか!オシオキキボンヌ!
2.(ヲ タ)<こっちのマイマイも可愛いよマイマイ


もちろん1でw

1w


週末のCDイベントの時は、スタッフさんたちとも相談して、今の甘えん坊の舞を見てもらうことになった。

いつもならちっさーと組んで、なっきぃに辛らつな突込みをいれるはずのフリートークでも、今日の舞は、客席から名前を呼ばれるたび、恥ずかしがってちっさーの後ろに隠れてしまった。


――か、かわいい・・・

キュート的にはこの舞がとても愛しくて、新技「おしとやか舞をいじめるなっきぃに全員で突っ込みを入れる」を披露してみせた。
お客さんの反応も良好に見えたのだけれど・・・舞台袖に戻った舞は、落ち込んだ顔でちっさーの肩に顔をうずめていた。


「ど、どうしたの?舞?」
「・・・舞、ファンのひとにきらわれちゃう・・・」
「何で?お客さんみんな新しい舞のこと、受け入れてくれてたよね?」

あわてて同意を求めると、愛理が「うーん」と小首をかしげた。

「なんていうか・・・今日はオシオキが足りなかったのかもねぇ」
「お、おしおき!?」

愛理曰く、舞を応援してくれる方の中には、舞が舞台上から発するお客さんへの“愛ある毒舌”や、“舞のTシャツ着て他のメンバー見てんじゃねーYO!”攻撃を楽しみにしている方たちも多いらしい。

「だからね、オシオキキボン・・・じゃなくて、いつものコミュニケーションを期待していた方はびっくりしちゃったのかも。
舞ちゃんはちゃんとお客さんを見ているから、そういうの敏感に感じ取っちゃったんじゃないかなあ」
「で、でもでも!」

私はテンパッて、思わず大きな声を出してしまった。
舞の細い肩がビクンと跳ねる。

「あ・・・ごめん。あのね、でもね、舞。
嫌われちゃうなんてことは絶対にないと思うよ。ちょっと、お客さんもびっくりしちゃっただけだと思うし!
その、お仕置き?が必要そうなら、愛理が詳しいみたいだから、また教えてもらえてやればいいんじゃないかな!」
「え、私!?いや・・・オシオキキボンヌっていうのはもっと観念的な」
「ていうか、みんなでやればいいよ!うん、これからキュートはお仕置き集団だ!」


(視点変わります)

1.あいりん
2.なっきぃ


2w

1.あいりんにwktk

2で


おお・・・みぃたんがリーダーらしいことを言っている。ただし、全力で間違った方向に。

「愛理、オシオキってどうすればいいのかな?“オラオラ、nkskTとか着てんじゃねーぞ!脱げコラ”みたいな?」


あ、それちょっとイイ。タマランチ。


「えーと・・・それはちょっと違うんじゃないかな?ねえ、なっきぃ」
「え!キュ、キュフフ・・・そうだね」


・・・まあ、みぃたんからのドS責めは需要がありそうだけど。
なんといっても、キュートは私以外全員隠れSの素質があるわけで、そんなプレイもいいかもしれないけど。
でも私のファンの方は私にそういうことは・・・いや待てよ、“ドSぶって調子こいてるnkskをどうたらこうたら”みたいなうんたらかんたら


「・・・なっきぃ?」
「は!・・・や、やっぱ、自然体が一番じゃない?」

とりあえず、そんな無難な意見を述べてみる。


「自然体・・・」
「うん。だって、私たち、変わった舞のこと、嫌いになった?なってないじゃん?
変わった千聖のことだって、前の千聖と同じように好きだよ。
何かさ、心の中の、一番変わってほしくない部分がそのままなら、きっと大丈夫だよ。私たちも舞も、ありのままでいよう」


――私、何かめっちゃいいこと言ってない?(変態のくせに)


「なっきぃおねえさま・・・」

そんな私の葛藤を知ってか知らずか、舞ちゃんがそっとほっぺを寄せてきた。
前の舞と変わらない、ベビーパウダーの香りがふわんと漂う。

「ありがとう。・・・舞は、幸せ者でしゅ」

そんなことを言って、私の肩に顔をうずめる。

少し湿っている。・・・泣いているのかもしれない。
でも、きっと前の舞と同じく、それを指摘されたくはないだろう。
ただ黙って髪を撫でて、しばらくして顔を上げた舞は、もう無邪気な笑顔に戻っていた。


「舞、しあわせでしゅ」
「あら、千聖だって幸せだわ」
「舞美も!」
「わたしも~」
「な、なっきぃも!」


まったく、次から次へとトラブルが巻き起こるグループだけど・・・そのたびに絆が深まっているような気がする。


「ねえ、おねえちゃまたち・・・舞、この後・・・」

ふと、舞ちゃんがつぶやく。

1.みんなでごはんを食べに行きたいでしゅ
2.ちしゃとおねえたまと二人になりたいでしゅ
3.帰ってゆっくり眠りたいでしゅ



おれの直感が2と言ってる

2に訂正でw

2だけど1の展開で



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