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このあいだ見ることの出来た舞ちゃんの真顔の、なんと凛々しかったことだろう。
舞様の神々しいお姿を拝謁できて更に惚れこんでしまった。

これをきっかけにして舞ちゃんとお知り合いになれたりしてムフフ・・・と思っていたが、そう自分の願望通りに進んでくれるほど現実は甘いものではなかったのだ。

その後、彼女が僕のことを見てくれる事は全く無かった。
いや、別に意図的に視線を外されてるとかそういう感じではなくて、素で知らない人として扱われてるみたい・・・
この間、あれだけ見てくれたというのに、ちょっと寂しい・・・

まぁ、嫌われてるということではなさそうなので良かったんだけど。
だって、もし本当に嫌われてるなら、時間をずらすとか経路を変えるとかして会わないようにしますよね。舞ちゃんのカバンにもポッチャマは変わらずちゃんと付いてるし。
うん大丈夫、決して嫌われてはいない、と自分を勇気づけてみるw

と思ってるあいだに、アウトオブ眼中の僕のことに気付く様子もなく、彼女は静かに通り過ぎて行ってしまった。

今日の舞ちゃんも天使のようだった。本当にかわいい。かわいすぎる。
ただ、舞ちゃんに会えただけでもちろん嬉しいんだけど、声も聞きたいし視線も貰いたい。まぁ、過剰な期待は禁物ですってことは重々承知してるんですけど。
そんな物足りなさを多少感じていたら、その後に向こうから学園の生徒さんがひとりやってきたんだ。


舞ちゃんの友達のあの子だ・・・そう思って見るとも無しに見ていたら、どうやら彼女は両手にどんぐりを持っているようだ。
舞ちゃんや彼女が歩いてくる方向には林道があるから、そのあたりで拾ってきたのかな。
そんな彼女は歩きながら両手のどんぐりを見つめて、ふと何かを思いついたような表情を浮かべたんだ。

すると、彼女は辺りを伺うように、くりっとした大きい黒目を左右に動かしたかと思ったら、前歯でどんぐりを齧るようなリズミカルな動きをし始めた。
そして、ほっぺたをかるく膨らませて咀嚼する仕草のあと、目尻を下げてニコ~ッと微笑んだのだ。

リスのものまねをする美少女! なんという眼福!!

癒される光景にすっかり見とれてしまったら、彼女と一瞬目が合った。
すると、彼女は我に返ったかのように瞬時に視線をそらし、恥ずかしそうな表情をして早足で行ってしまった。
それがまた何ともかわいらしくて。

この子もまた如何にもいい所のお嬢さんって感じの風貌だし、よく舞ちゃん達と歩いてるのを見た時の印象で大人しめの子かなと思っていたが、意外とひょうきんな一面があるんだな。

何かすごく幸せなものを見せていただきました。本当にありがとうございました。



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