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毎朝の通学途中に舞ちゃんを見かけるのが楽しみな毎日。
最近はそれにお嬢様を見かける楽しみもできた。舞様に警告されて以来、お嬢様に見とれるのは自粛しようとは思っているのですが、どうしてもたまにそれを忘れてしまう。
幸か不幸か、お嬢様が舞ちゃん達と歩いて登校しているお姿は、本当にたまにしか拝見できない。
そして、お嬢様がいない時は舞ちゃんも僕に対して特別にどす黒いオーラを発することはないのだった。

今日の朝の舞ちゃんは友達みんなと大勢でにぎやかに登場してきた。そして、珍しくお嬢様も御一緒だった。
つまり、今日は7人で歩いてきたんだ。

7人組で歩いているその姿、目撃できた喜びを感じた。神様ありがとうと何故か思った。
舞ちゃん達はみんな美人で清楚で爽やかで元気良くて明るくて、もちろんみんな可愛い。それぞれが個性的な可愛さを持っていて、ひとりひとりが魅力的で。もう本当に奇跡のようなグループだ。
そんな7人組が歩いてくるのを目にして、僕の視線もついいろいろな子に向いてしまう。だってそれはしょうがないでしょ。本当にみんなかわいいんだもん。舞ちゃんのことを一番見ているのはもちろんだとしても。
そして、みんなで歩いている時の恩恵は何と言ってもこれ。お嬢様のことをこっそり見たとしても、2人のときだったらごまかしきれないけど、7人の中でなら舞ちゃんには気付かれてない気付かれてない(たぶん・・・)

あれ?モデルさんのような美人の上級生が僕のことをじっと見ている? ・・・確かに、見られてる。
その人の美人っぷりとあわせて、何となく恥ずかしくて思わず目をそらしてしまった。
毎朝いつもここで見ているの気付かれたのだろうか。鼻の下伸ばしたような情けない表情で見てなかったよなあ、と振り返ってみるが、それは大丈夫だと思う、たぶん。
でも、ちょっと気になる。変な印象を与えたりしていないだろうか、大丈夫だよな。

自分で舞ちゃんまでの道を切り開くのだ(キリッ)、と気負ってみたものの、いざ現実となるとなかなか最初の一歩を踏み出せない。
舞ちゃんのことを見つめるだけで精一杯だ、やっぱり。

翌日、舞ちゃんはお嬢様と2人で登校だった。昨日に続いてお嬢様を2日連続で見れるとは、これは珍しい。今日の舞ちゃんもご機嫌な訳だ。
ただ、これは僕にとっては非常に危険な状況だ。今日は舞ちゃんとお嬢様の2人・・・舞様を刺激する行為だけは厳に慎まないといけない。
だから、なるべくお嬢様のことを意識しないで舞ちゃんを見ることだけに集中を高める。
とにかく舞ちゃんだけを見ていればいいのだから、僕にとってはそれは特別難しい行為ではない。
あっ、でも今確かにお嬢様が僕を見てくれた。お嬢様の微笑んだお顔が僕の視界の端の方に映っている。

だがしかし、お嬢様の視線に反応するわけにはいかないのだ。これはつらいなぁ・・・
つらいけど、だからその瞬間もお嬢様の隣りの舞ちゃんを見つめることに意識を集中させる。
決してお嬢様を無視しているわけではないんですよ、ごめんなさいお嬢様。
忸怩たる思いではあるが、舞ちゃんを見ていられるならそれでいい。

だが、こんなに見てるのに舞ちゃんは僕に一瞥もくれなかったというw

お嬢様と一緒のときはいつも無邪気な舞ちゃんだ。熱心にお嬢様に話しかけている。
そしてお嬢様も舞ちゃんの話しを楽しそうに聞いていた。
2人の会話の中身まではわからないけれど、それを見ているだけで心が温かくなってくる。
仲のいい仔犬が二匹。そんな感じで僕はこの二人が連れ立って歩いているのを見るのが大好きだ。

しかし、もう本当にかわいすぎでしょ。舞ちゃんを見た後は世の中全てがバラ色に見える。
何を見てもウキウキしてくるんだ。待ってるバスが遅れたって、混んだ道を一生懸命走ってきたんだなあ、とバスを褒めてあげたい気分になる。歩いてるそこのおじさんにも、お仕事お疲れ様です今日も1日頑張って下さいね、と心の中で応援だ。あぁ、人生って素晴らしい。

舞ちゃんと同じ年代同じ地域に生まれたことを神様と両親に感謝します。



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