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まず目線主からお願いします

1.リ*・一・リ<舞・・・オロオロ
2.从o゚ー゚从<先生連れてきた!・・・あれ?
3.ノノl∂_∂'ル<なんか騒がしいなあ



わーい始まった♪

2かなぁ・・・


一昨日はハロコンでこっちは参加できなかったけど今日は参加したす!

1お願いします



果たしてけが人は、お嬢様か。舞ちゃんか。はたまたその二人なのか。
わからないけれど、あのものすごい音から察するに、大変なことが起こったというのは間違いないだろう。

「先生、一緒に来てください!」

校内を見回ってた先生をつかまえて、階段まで戻ると、急にドンッと誰かがぶつかってきて、そのまましがみつかれてしまった。

「ひっく」
「・・・なっきぃ?」
「まーさちゃ・・・ひっく、舞、ちゃ、ひっく」

目を真っ赤にしたなっきぃが、しゃくりあげながら、必死で何か伝えようとしてきている。

「まさか・・・なっきぃ、救急車、必要?」

無言で首を振るなっきぃ。すると、その後ろから舞美も走ってきた。


「先生、茉麻」

普段の天然具合がうそのように、シリアスな表情。私と先生にも緊張が走った。

「落ちたんだよね、階段」

おそるおそるそう聞くと、舞美は無言でうなずいた。

「悪いけど様子、見てもらっていい?私はなっきぃを」
「ん?・・・うん、わかった」

さすが、黙っていればキリリ美人の生徒会長。こういうピンチの時には、冷静に指示を出してもらえるだけで落ち着く。


「あ、茉麻ちゃん!」


階段を降りかけたところで、中腹あたりにスタンバッていた栞菜が手を振ってきた。


「大丈夫なの?」
「あ、先生も・・・うーん」
「うーんて」


なっきぃとは違って、栞菜はなぜか苦笑している。
ということは、少なくとも重傷ではなさそうだけど、一体・・・


「とりあえずですね、舞ちゃんと千聖お嬢様が階段のとこでもみあいになって、落ちちゃって」
「えっ!!」


多額の寄付金を納めてくださっている方のお嬢様の、怪我。
先生の顔が青くなった。

「あ、お嬢様は大丈夫です。舞ちゃんが身を挺してかばったから。ただ・・・、ね」


チラッと後ろを向く栞菜にならって、階段の下を覗き込むと、熊井ちゃんに抱き起こされた舞ちゃんが、お嬢様の手を握ってこう話しかけていた。


1.(o・ⅴ・)<・・・ククク、暗黒の扉が開かれたようだな・・・(厨2)
2.(o・ⅴ・)<君、かわうぃーね♪ぽいぽいぽぴー♪(チャラ舞)
3.(o・ⅴ・)<舞、あたまがいたいでしゅ・・・クスン(炉利舞)



ここは1で舞様に暴走してもらいましょうかw


階段編とは違ったお子さまいまいを!
3お願いします


うーん3で


うーんきつい・・・

2で栞ちゃんと暴走するというのは・・・


1→2→3の順番に変移とかw



「ちしゃとおねえたん、まい、おうちにかえりたいの。ふえーん」
「えっ・・・」
「これは・・・」


トレードマークのきりっとした目はウルウル潤んで、意思の強さを表していた眉もすっかり下がってしまって、舞ちゃんはまるっきり、か弱い女の子みたいに・・・いや、それ以前に!


「ななな、なに、どうしたの?幼児退行?」
「わかんないんだけど、おもいっきし頭ぶつけて、ちょっと脳の回線がおかしくなったような」


普段の舞ちゃんからは想像もできないような、その姿。
手を握られているお嬢様も、きれ長なお目目を見開いたまま、絶句してしまっている。
いつもお嬢様のそばにいて、外敵(自分以外の学生の総称)からお嬢様を守っていたはずなのに、今の舞ちゃんときたら、まるきり弱弱しくて、まるでひとりじゃ何もできない幼稚園児の子みたいで・・・

1.川*^∇^)<よーし、ゆりなお姉さまがたかいたかいしてあげよう!
2.从o゚ー゚从<・・・か、かわいい・・・私のベイビーちゃん・・・
3.リ*;一;リウッウッ舞・・・



選択になっていないのですが
1・2でくまぁさの大暴走が見たい!


ゆりなお姉さんが高い高いしたら天井で頭ぶつけちゃうからダメw
2.3.をあわせて泣き出したお嬢様と舞様をまーさが優しく抱擁する感じでお願いします


消去法で考えてみました
これだと1で熊さんがとんでもないことをやらかしそうなw


熊井ちゃんに期待したいけどあえてここはママを
2お願いします


2で舞様をママが優しく慰めて
1でお嬢様を熊井ちゃんが暴走気味に慰める(昨日の「巨乳事件」つきで)というのは



「か・・・かわいい・・・」
「は!?」

気がつくと、私は無意識にそうつぶやいていた。

「しっかりしてよ、茉麻ちゃん!茉麻ちゃんはそっち側の人間じゃないはずだかんな!」
「だ、だって、あのちょー生意気な舞ちゃんが・・・ふえーんて・・・」

ピンク、ちっちゃい動物、かわいいキャラクターグッズ。
似合わないと言われるのがいやだったから、あまり身に着けることはなかったけれど、私はちっこくてかわいいものが大好きだ。
まるで、学園に迷い込んできたちびっこが、必死で助けを求めているようなその仕草に、私はたいそうときめいてしまった。

「よーし!舞ちゃん、いつまでも泣いてちゃだめだよ!人生七転八倒って言うし!」
「ふえ・・・」
「ゆりなお姉さまが遊んであげるからね!それったかいたかーい!」

ちょ、まて、お前

唖然とする私たちなんかお構いなしに、たのしげな熊井ちゃんが、舞ちゃんをぽーんと放り投げる。
その軽い体は簡単に宙を舞い、舞ちゃんは階段の中腹にいた私たちのところまで、ぶん投げられてしまった。

「うわあっ」

とっさに抱きとめたから無事だったものの、あやうく大怪我第二波を食らわせるところだった。

「くーまーいちゃーん!」

大人だろうと子供だろうと、手加減無用でいつも自然体に接するのが熊井ちゃんの良さなんだけど・・・にこにこ笑って「ナイスキャッチ!」とか言われると、怒る気もうせてしまう。

「茉麻が受け止めてくれるって信じてたから、うちは舞ちゃんをたかいたかいしたんだよ!」
「・・・それはどーもね」

まったく、どこまで本気で言ってるんだか・・・

「・・・舞」

すると、ずっと黙り込んでいたお嬢様が、ふらふらと私たちのところへ歩いてきた。

「舞・・・」

小さな手で、舞ちゃんのほっぺたを包む。

「ちしゃとおねーたん・・・」
「舞・・・、私のせいで、ごめんなさい・・・」

みるみるうちに、顔がくしゃっとゆがんで、涙がぽろぽろ落ちていく。

「お嬢様のせいじゃないよ、泣いちゃだめだよ。」

℃変態じゃないときはいい子な栞菜も、励ましながらすでに泣き出しそうになってしまっている。

ああ、なんて、いい子たちばかりなんでしょう。私は舞ちゃんを抱いたまま、お嬢様と栞菜に手招きした。

「・・・大丈夫、大丈夫。みんなまとめて、まぁが守ってあげるからね。おいで」
「まあささん・・・」
「まーさぢゃん・・・うわああん」

「まーさー!ヒーン!!」

――熊井ちゃん、マジ自重!!

それから私たちは、保健室に移動して、これからどうしたらいいのかを話し合った。

「グスッ・・・まい、おなかへっちゃった・・・」
「お嬢様が母乳をあげたらいいんじゃないかな!だってそんなおっぱいだし」
「くーまーいー!ギュフー」!!」

舞ちゃんはグスグスと泣き続けている。もういいかげん、家に帰らなきゃいけない時間だし、困ったな。

1.(o・ⅴ・)<おやしきに帰るでしゅ
2.(o・ⅴ・)<舞のほんとうのおうちにかえるでしゅ
3.(o・ⅴ・)<やだやだおなかへったうわーん



熊井ちゃんwww

3お願いします


3だねw


3で


熊井ちゃん・・・それじゃ人生転んでばかりだよw

舞様のだだっ子がみてみたいので3で



「お屋敷、戻る?みおん様の分のベビーフードもあるだろうし・・・舞、もう少し我慢してね」
「や・・・」
「ん?」

舞美ちゃんがにっこり話しかけるも、舞ちゃんは口をへの字にして首を横に振った。


「まい、おなかへってゆの!いまたべたいの!ふえーん!」
「そ、そんなこと言っても・・・」
「ごはん!おかし!たべゆの!わーん!」


――は?そんなの特殊相対性理論に基づいて考えれば一発でしゅよ?因果律がどうのこうの
――は?もっとロジカルシンキングでコンプライアンスなイノベーションがどうのこうの


いつもは人をくったような顔で、小難しい言葉をぽんぽん投げつけてくるその唇が、赤ちゃん語を発している。
小難しいことを言わなければ、この子こんなにもかわいいんだな・・・なんて、私は場違いなことを考えてにやにやしてしまった。


「どど、どうしよう茉麻ちゃん。私一人っ子だから、ちびっ子の相手はよくわからないんだよぅ」

栞菜が耳打ちしてくる。もう一回あやしてあげたら、少しは落ち着くかな?なんて思って、私は舞ちゃんに手を伸ばしかけた。


「ん?」


1.リ*・一・リ<ウフフ、抱っこしてあげる、いらっしゃい
2.リ*・一・リ<執事に料理を持ってこさせましょう
3.リ*・一・#リ<わがままを言わないの、舞!



1かな


1で舞様の反応を見てみたいです


1だね


最近評判の若執事さんの手料理も捨てがたいが・・・

1お願いします


長女で優しいお嬢様らしく1.で


1で栞ちゃんの反応が見てみたい


1だと茉麻とお嬢様で赤ちゃんの取り合い?



「ウフフ」

私よりも一足早く、お嬢様が泣き喚く舞ちゃんの前に立った。

「グスッ・・・ちしゃとおねーたん」
「あらあら、そんなに泣いてしまって。せっかくのかわいいお顔が、台無しよ」

レースのティッシュケースから、柔らかそうなペーパーを取り出して、お嬢様は優しく舞ちゃんの顔をぬぐった。

「ふふ、くしゅぐったい」


さっきまでの爆発がうそみたいに、舞ちゃんはキャラキャラと楽しそうに笑い出した。


「いい子ね、舞。いらっしゃい」
「うん!」

舞ちゃんはお嬢様に飛びついた。お嬢様は赤ちゃんを寝かしつけるみたいに、舞ちゃんの頭を胸に押し当てて、髪を優しくなでてあげている。・・・ママの顔、してるな。


「ウフフ、赤ちゃんは、おっぱいが好きなのよ。・・・ああ、でもね大きな熊さん、私は母乳はまだでないのよ」

お嬢様、まさかのマジレス。


「私の末の妹もね、こうして顔を胸に押し当てると、安心するみたい」
「私は興奮するかんな」
「かんちゃんっ!」

℃変態さんも調子を取り戻してきたようで、何よりです。

やがて、舞ちゃんの口元から、すーすーと気持ちよさそうな寝息が聞こえてきた。
完全に体から力が抜けて、お嬢様に身をゆだねてしまっている。

「では私が子守唄を一曲!あーいーのだんがんー!!!」
「やめるケロ!」

どれだけ騒いでも、もう微動だにしない。疲れてたんだろうな、と改めて感じた。

「・・・舞の寝顔、かわいいねぇ」
「ちょっと、舞美ちゃん!ムービー撮ってる場合じゃないでしょ。・・・あ、でも早貴も一枚だけ。キュフフ」


舞ちゃんの状態は心配だけれど、何でも楽しんじゃうこの面々だから、みんなレアな舞ちゃんのお姿に興味津々だ。


「・・・家に帰ってから、千聖の主治医に見せましょう。きっと、一時的なものだとは思うけれど。
舞はいつも難しいことばかり考えているから、心が休憩したがっていたのかもしれないわね。ウフフ
私たちがいつまでもとまどっていては仕方ないわ。舞のためになることを考えましょう」
「お嬢様・・・」

ふだんは泣き虫なお嬢様の、意外なほどに前向きな言葉。
やっぱ、お姉ちゃんなんだな、この子は。なんて、あらためて実感させられる。


「お屋敷まで、私がおんぶしてきますよ、お嬢様!」
「あら、いいの?運転手に来させようと思っていたのだけれど」
「いいっていいって。みんなとワイワイ帰ったほうが、舞ちゃんもうれしいだろうし」

私はよっこいしょと舞ちゃんの体を持ち上げた。


「・・・軽いなぁ。成長期なんだからもっと食べさせないと」
「そうね。舞は偏食なのよ。それに、小食だから。もっとメニューを考えないとね」


あなたたち、どこの夫婦だかんな。という突っ込みを受けながら、私たちは玄関口へと歩いていった。


目線変わります
1.州´・ v ・)<なんてこったい
2.州*‘ -‘リ<こわっ!
3.他(お名前を書いてください)



桃ちゃんを乱入させるとかなり面白そうな


愛理は何してたんだろう・・・

ということで1


前作の選択小説の階段編で目線がなかった愛理を・・・
いやここは鬼軍曹×幼児舞ちゃんかな
3お願いします


寮生で愛理とえりかちゃんだけ出てないから2で


りーちゃんは雅ちゃんと帰った事にして
3で久し振りの梅さんを



※目線はお名前の多かったあいりんですが他に挙がったメンバーもからめていきます!

「・・・」
「・・・」

私はえりかちゃんと顔を見合わせて、ふへっとおかしな笑い声をもらした。


「・・・というわけだから、舞ちゃんはしばらく赤ちゃんだからね」
「いや、ぜんぜんわかんないです」

なっきぃから、舞ちゃんが学校で頭打ったという話を聞いた私たちだけれど、なにやら言ってる意味がよくわからない。
人格が、変わった・・・?いやいや、そんなことあるわけがない。小説や漫画じゃないんだから。
舞ちゃんがわるふざけをしてる、あるいはみんなで私たちにドッキリをしかけようとしてるとしか、考えられない。

「・・・え、そ、それって、食事は、やっぱ赤ちゃん用?」
「えりかちゃん!」

でも、私とは違って、えりかちゃんは深刻な顔でなっきぃに問いかける。
さすが、寮生1のピュア姉さん。エイプリルフールには、寮生全員からだまされるという(あのお嬢様にまで!)ミラクルを巻き起こしたことが思い出される。


「あ、ご飯は大丈夫じゃないかな。人格だけみたいだし。私もさっき、ベビーフード必要?って考えちゃったけど、まあ、舞だし!」
「雑だなあ、みぃたんは・・・。でも、今日は二人が作ってくれたんでしょう?だったら、舞ちゃんも喜んで食べてくれると思うなあ」
「そ、そっか」


舞ちゃんはまだ、お屋敷のエントランスのソファで寝てるから、実際どういう状況なのか、まだ私とえりかちゃんはわかっていない。

なっきぃの言うとおり、今日はみんなのために、お屋敷の厨房を借りて、私たちで料理を作った。
果たして、食べてもらえるのだろうか。・・・いや、それ以前に、大丈夫なのか、舞ちゃん。


「で、今日のメニューは?」
「舞美が食べラー食べたいってメールしてきたから、それ関係で何品か」
「本当!?えり、優しいなぁ!・・・あ、もう並べてあるでしょ!見てくる!」

舞美ちゃんは無邪気に鼻をひくつかせると、食堂のほうへ走っていってしまった。・・・こんな大事件があったのに、舞美ちゃんたら、ぶれないんだから。
すごい人だ。


「インゲンと豚肉の辛子醤油和えもあるよ」
「本当?舞、きっと喜んでくれるわね」

舞ちゃんの背中をなでながら、お嬢様がうれしそうに微笑する。


「ウッ・・・そうですね、お嬢様・・・うぅ・・・」
「えりかちゃん、何で泣くんすか」

さすが、喜怒哀楽すべてを泣きで表現できる女、梅田えりかさん。
いろいろ大変な自体が一気に舞い込んできて、混乱してしまったのだろう。


「んー・・・」

そのとき、舞ちゃんが首を軽く振りながら目を覚ました。
顔はもちろんいつもの舞ちゃん。
でも、顔つきというか表情があきらかに違っていて・・・


「・・・あいりおねえしゃん」
「ひええ」

したったらずにそう呼ばれて、私はとっさに後ろに飛びのいた。



「えりかおねえしゃん」
「そ・・・そうだよ、えりかおねえちゃんだよ!うわーん」

えりかちゃんはもはや何泣きなのかもよくわからない。

ただ、今のやりとりではっきりわかったこと。

これは、決して悪ふざけやいたずらではなさそうだ。
舞ちゃんがいたずらを仕掛けるときは、必ずニヤニヤが抑えきれなくなっている。
それがないということは・・・そういうことなんだろう。


「舞ちゃん、ご飯食べよう」

だから、私はあえて、いつもと同じように接することにした。
どうしたらいいのかわからないなら、自分で確かめるしかないから。


「うん、たべゆ!」

お嬢様に手を引かれる舞ちゃんを見ながら、私はごくりとつばをのみこんだ。


―食堂―

1.(o・ⅴ・)<・・・まい、これたべたくないでしゅ
2.(o・ⅴ・)<まい、これもっとたべゆ!(℃変態さんのお皿に箸を・・・)



どっちもアリとも思うけど℃変態を悪役にはしたくないなあ
1で


わがままままいまい希望

1お願いします


食べラーで更に変わったりして
と言うわけで2で


1で「たべさせてくれるならたべるでしゅ」みたいな・・・



おいしそー」

満面の笑顔の舞美ちゃんを見て、私もつられて笑う。

「ちょっと辛い料理に偏っちゃったけどね、今日は舞美のりクエストで、えりかの自家製食べるラー油料理です!」
「た、食べラー・・・」
「大丈夫だかんな、これは熊井ちゃんのアレとは関係ないよ!」

なっきぃと栞菜は最初なぜか怯えた表情をしていたものの、一度箸をつけたら口にあってたらしく、パクパクと食べ進めてくれた。

「お嬢様、お味はいかが?」
「ええ、とてもおいしいわ。この、焼き豆腐のあんかけが・・・あら、舞ったら、握り箸をしてはだめよ。こうやって、中指を挟んで・・・」
「ぶーっ」

お気に入りの、インゲンと豚肉の辛子醤油和えに箸を突き刺して食べていた舞ちゃん。
お嬢様に指を治されたのが面白くなかったのか、ぽいっと箸を放り出して、「舞、もう食べないでしゅ」とそっぽを向いた。

「わがままを言うんじゃないの、舞ったら」
「だって、ちしゃとおねえたんがいじわるするんだもん」
「後でおなかがすいても、お夜食は準備しないからね。メイドたちにもそう伝えておくわ」
「うぅ~っ」

ぽわんぽわんに見えて、千聖お嬢様は譲らないところは絶対に譲らない。
舞ちゃんが足をバタバタさせても、一向に気にも留めていないようだ。

「どうするの、舞。食べるの、食べないの?」



「・・・あれ、でもー、お嬢様もこれ、手をつけてないですねえ」


今にも泣きそうな舞ちゃんの背後から、声を出したのは、メイド服の目力美人さんだった。


「ま、まあ、何を言っているの、め・・・村上さんったら」
「ほら、この茄子田楽。ラー油のお味噌がたっぷりかかっておいしそうなのに、お嬢様ったらノータッチじゃないですか」

――あれ、それはお嬢様のところに配らないでって言ったのに。めぐぅめ。謀ったな。


「ちしゃとおねーたん、なしゅたべないの?・・・ふふん」


幼児仕様のそれだったはずの舞様のお顔が、みるみるうちににやーっとゆがんでいく。・・・元の舞様のDNA(?)を感じて、私は身震いした。


「食べないのー?お嬢様?」
「たべないでしゅかー?おじょーたま?くふふ」


めぐぅとしては、べ、べつにアンタの手助けをしてやったわけじゃないんだからね!といったところなんだろうけど、舞ちゃんと二人で、まあうれしそうですこと!


「うぅ・・・・」


1.リ*・一・#リ<た、食べるわ!見くびらないでちょうだい!
2.リ*・一・リ<・・・さて、デザートのアイスを食べましょう
3.リ*・一・#リ<せーのであーんして食べるのよ、舞!



3かなぁ・・・


2と迷ったけど
1お願いします


ここは1で


負けず嫌いのお嬢様に2.は似合わない気がする
やっぱりお姉さんらしく3.かなぁ


3で



「た・・・食べるわ。ええ、もちろんよ。千聖はこのお茄子が楽しみで、最後までとっておいたのよ。ウフフフフヒヒヒ」
「お嬢様、無理することないですよ!ほら、えりのハンバーグと交換しましょう」
「あら、当方のお嬢様を見くびらないでいただきたいですね、梅田さんたら。召し上がるとおっしゃってるんですから、召し上がっていただきましょう。オホホホ」

もう、完璧にSの顔になってるめぐぅ。
幼児キャラになってるくせに、舞ちゃんたら肩を組んで「なーしゅ、なーしゅ」とニタニタ笑いながらコールをしている。

「・・・そのかわり」
「ふえ?」
「お互いに食べさせあいっこしましょう、舞。まず、私が舞にこれを食べさせてあげる」
「むぐぐ」

お嬢様はインゲンと豚肉の辛子醤油和えを、器用に山盛り箸でつまむと、舞ちゃんの口に押し込んだ。

「おいしい?」
「んぐ」

舞ちゃんは目を白黒させて、こくこくうなずいた。

「よかったわ。
では、次は舞が私に食べさせてちょうだい。ちゃんとしたお箸の使い方で、ね」
「んーっ」

・・・なるほど。
さっきのお箸使いのこと、忘れたわけじゃなかったんだな。
ちゃんとトレーニングに結び付けるとは、さすがお嬢様だ。

「で、できましゅ。まいにだって」
「あら、それは駄目といったでしょう?刺すのではなく、きちんとお箸で掴んで」
「むぅ・・・まい、やだ」
「あら、舞ったら、このぐらいのこともできないのかしら?ウフフ」

「できゆもん!まいだって!まいだって」

お嬢様の挑発で、舞ちゃんの目に火がついた。


「舞ちゃん、がんばるケロ!がんばるケロ!」
「舞の勇姿、ちゃんとカメラで撮ってるからね、もうちょっとだ、舞!」


――この、おかしな団結力。寮生ならではのノリ。あまり、一緒に乗り切れないけれど、私も結構好きだったりして。


「くっ・・・」

不慣れな箸づかいで、茄子を掬い上げる舞ちゃん。ぷるぷる揺れる茄子が、お嬢様の顔の前に突き出された。


「く、くちをあけゆでしゅ!ちしゃとおねーたん」
「な、なんて大胆な!舞ちゃんの太くて長いアレ(茄子)が、お嬢様のつぼみのような唇に!けしからんもっとやれ」
「かんちゃんは黙るケロ!」


必死に茄子を掴んでる舞ちゃんをじーっとみて、お嬢様はふふっと笑った。
そのまま、パクッと噛り付いて、箸から受け取ってみせる。


「ま、舞美ちゃん!もっとアップでハァハァハァハァ」
「貴様、感動のシーンを汚すな!」


お嬢様は目を白黒させながら、必死でお口のナスを租借している。


「むぐ・・・舞、ひゃんとおはし、つかえたわね。ウフフ・・・」
「えへへ、まい、なんでもできるもん!」

ほこらしげな舞ちゃんは、お嬢様のひざにのっかって、「ほら!」と残りのおかずを、正しいお箸使いで食べだした。


「フ、フフフ・・・」

嫌いなものの一気食いで、HPを削られたお嬢様もうれしそうだ。


「はい、では、デザートをお持ちしましたー」


ジャストなタイミングで、めぐぅがミルクジェラートを運んでくる。いいお口直しになるだろう。
・・・できたメイドさんだこと。


「おいちいね、これ!」
「うん、そーだね。ケッケッケ」


笑いかけてきてくれた舞ちゃんの口の周りをナプキンで拭いてあげると、照れくさそうに微笑んでくれた。




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