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お久しぶりに選択小説をやりたいなと思ってます
大体21時~避難所で

話としては

1.(寮生の誰か)が階段から落ちた
2.(*執Δ事)が階段から落ちた
3.ちさまい階段編(選択によってエロネタあり)

この辺りのどれかをやってみようかと


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選択小説楽しみだけどいつものようにどれも楽しそうでひとつなんか選べないw

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ここは栞ちゃんが階段から落ちる展開を
希望しますです

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栞ちゃんが階段から落ちるとエロくない子になるの?

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二人で落ちて入れ替わるのは?

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週マガでそんな感じの漫画始まってたような>階段落ち→入れ替わりor過去へアゲイン

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悩むよw
執事も見てみたいしw

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執事と愛理が入れ替わるのか

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入れ替わりって面白そうだけど
映像じゃなくて文章で表現するのは至難の技だろうね

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こんばんは作者です
ご意見ありがとうございます!
選択小説は実験的な内容にしていきたいので
難しそうですが入れ替わりネタをやらせていただきたいと思います!
まず一人目はお名前のあがった栞菜ちゃん
もう一人と舞台を最初の選択とさせていただきます
ではこれ以降を避難所で・・・

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こんばんは作者です
狼の方で告知をさせていただいた内容を最初の選択とさせていただきます

栞菜ちゃんと入れ替わる人・その舞台をお選びください

1.寮生/学園の誰か(名前ご指定お願いします)
2.めぐぅ
3.(執△事)
4.おじょじょ

舞台
A.お屋敷
B.学園
C.その他(ご指定ください)

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舞ちゃんがいいとすぐ思ったけど、こないだも舞ちゃんだったから
ここはお嬢様で
打たれ強い栞菜の中身がかよわいお嬢様だったら
舞台はお屋敷で

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添い寝の構図が逆転してたりして
面白そうですな



私、栞菜はかなり苛立っていた。

“今日からは、一人で寝ることにするわ!(キリッ)”

萩原の野郎か、鬼軍曹様か。とにかく、また誰かがあたしのかわゆい天使を子ども扱いし、激昂させて遊んだらしい。まったく、けしからん事態だかんな。

もともと一人っ子だし、別に一人寝に抵抗があるわけじゃない。
だけど、面白くないじゃないの。あの子供みたいな体温を感じながら眠る幸福感や、ぷにぷにの肌にこっそり触れるスリル…。いきなり取り上げられたら、たまったもんじゃない。


「お嬢様ぁ」
「まあ、栞菜ったら、悲しそうなお顔をして。
でもね、添い寝は卒業しなくてはならないのよ」
「だって、そんな急に!あたしは悲しいかんな、お嬢様。せめて理由をお聞かせください!」

そう畳み掛けると、お嬢様は軽く目を伏せて溜息をついた。


「ま、まさかあたしのことが嫌になったとか」
「ああ、そうではないのよ、ただね…」

1.(ツバサ)<添い寝とかダッセープギャー
2.( 父 )<添い寝とかちびすけは子供だなプギャー
3. (o・ⅴ・)<このお屋敷で添い寝をすると呪われるという噂を聞いたでしゅ

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お嬢様的に1は決定打じゃないでしょうかw

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ここはやはり1番でしょうか



お嬢様がためらいがちにお話してくれたのは、現在帰省中のクソg・・つばさおぼっちゃまのことだった。


今日のお昼頃、お嬢様は明日菜お嬢様とつばさおぼっちゃまと三人で、シアタールームにてホラー映画を見ていたらしい。
それは古い洋館を舞台にしたパニックサスペンスもので、なかなか恐ろしいシロモノだったとか。


「本当に、怖かったのよ。雨に濡れた、青白い顔の少女が追いかけてきたり…」


見終わった後は、全員無言になってしまったという。


「ま、まあ、でも、これは作り物の世界のお話ですし」

だけど、オマセさんで気の強い明日菜様は、多少顔をひきつらせつつも、何とか平静を装っていたらしい。
怖がりさんな千聖お嬢様的にも、ここはナメられてはいけないと考え、こう答えたとか。


「あら、千聖だって、栞菜が添い寝をしてくれるから、怖くなんてないのよ」


「はぁーんかわいい萌える℃スケベボディお嬢様最高!!!!11」
「きゃんっ!抱き着かないでちょうだい!それにまた変なことを言って…いい?話を続けるわ」


お嬢様としては、私との添い寝のことは何気ない話題のつもりだったのに、あのクソg・・つばさおぼっちゃまは、それを聞き逃さなかった。


「何、ちさとねーちゃんって、一人で寝てねーの?」
「ええ、お隣の寮の、栞菜と二人で」

「…だっせええええ!高校生にもなって!ありえねーし!」


クソガキ、いえつばさお坊ちゃまのテンションは最高潮に達したのか、シアタールームをぴょんぴょん飛び跳ね、お嬢様の髪を引っ張ったり、頭突きをくらわせたりしながらからかったらしい。


「・・・あの時は本当にはらがたったけれど、つばさの言うことも一理あるわ」

その情景を思い出し、顔を真っ赤にしながらも、お嬢様は冷静な声で語った。


「考えてみれば、舞もよく言っていたもの。“添い寝なんて、ふつう幼稚園で卒業でしゅ”って」
「それは違うかんな!あいつはあたしとお嬢様にやきもちを焼いてるんだよ」
「あら、どうして?舞も一緒に眠りたいということかしら?ベッドは大きいから、それなら三人でも…」
「あー、そうじゃなくて」


この純粋で清らかなお嬢様には、まだ萩原のドス黒い欲望は理解できないかもしれない。
どう説明しようかと考えあぐねていると、お嬢様の部屋のドアが開いた。


1.(ツバサ)<ねーちゃん、一緒に寝ようぜ。そこの女もいていいよ
2. (ツバサ)<ねーちゃん、一緒に寝ようぜ。お前は出ていけ


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1でどういう展開になるのか見てみたいですね

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結構悩む選択ですが1番でしょうか

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今来ました
それでは1で


「あら、つばさじゃないの」

小首を傾げるお嬢様の視線の先、つばさおぼっちゃまがドアを乱暴に足で開けたまま立っていた。


「あ、こんばんは」
「うわ、マジでいるし」

――OH…イケマセン、カンナ。オチツクノデス。アレハチャイルドナノデス。コドモニハヤサシクセナアキマヘンデホンマニ。


頭の中で謎の外国人がなだめてくるけれど、兄弟のいない身としては、うまい切り返しがわからない。
まして、男。ディスイズノット美少女。
いくら顔が整っているとはいえ、ぷにぷにでもすべすべでもない、小学生男子。まったくもって、このあたしがへりくだらなければいけない理由がわからない。


「な、なんだよその眼。寮をクビにされたいのかよ」
「はーん?」

私、今すごい形相なんだろうな…。
自覚はあるものの、落としどころがつかめない。



「…つばさ、それで、何の御用なの?」

そんな私に、ふんわりと助け船を出してくれるお優しいお嬢様。


「もう就寝の時間でしょう?執事が探しているかもしれないから、手短にね」

「部屋には戻らない。執事にはそう言ってきた」

つばさおぼっちゃんは、一瞬困ったように眉を寄せた後、えへへと頭をかいてお嬢様を見た。
…あ、ちょっとお嬢様に似てるな、今の仕草。でもクソg(ry


「あのさ、そこの女もいていいからさ」
「あ、あたし?なにそこの女て」
「今日俺、ねーちゃんの部屋で寝る!」


「はあああああ!!???」


私の絶叫に、うるせーなと耳をふさぐ憎たらしい顔。
何こいつ…さっき私の天使をからかっていじめてたくせに!いったいどのツラさげて…
いや待てよ、これは!


「・・・はーん?もしかしてつばさおぼっちゃま、一人で寝るの怖いんじゃないかんな?」
「は?ちげーしバカ?そんなわけないだろ」


案の定、つばさおぼっちゃまは慌てふためきだした。
図星だな、小学生め。男子への尋問に定評がある私としては、もう少しいたぶってやらなくては気が収まらない。


「あーそういえば、つばさおぼっちゃまの部屋、映画に出てくる女の幽霊が出るって執カスがいってたかんな」
「う、うそつくなよ」
「あたしは心霊写真1億万枚持ってるし、幽霊大図鑑も持ってるから間違いないよ。あーあー、呪われたー!」

1.(ツバサ)涙目
2.(ツバサ#)<だまれよ!俺知ってるんだからなお前がry


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ここはやはり言い返しそうなので2番で

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言い返したところでどうせ涙目になるんでしょうね 2

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2のセリフの先が聞きたい
つばさ君と栞ちゃんのど突きあいも楽しみですねw

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2で


「生意気な口きくなよっオヤジに言いつけるからな!」
「はーん?どうぞどうぞ。いえぶあぁああ?」

――なんていうか、ダメな年上の見本みたいだな、私。
だけど、実は舞ちゃん以上の℃Sだよねケッケッケ(あいりちゃんに言われたくないかんな!)という証言もあるぐらいで、今の私、きっと輝いてる。リア充!


「うぐぐ…」

一方、思わぬ反論で歯ぎしりをするつばさおぼっちゃま。
お嬢様は飽きてとっくにソファでうたたねしている。これはガチバトルの予感!


「…つーか、俺、知ってるんだからな」
「はーん?」

ふいに、悔しさ全開だったつばさおぼっちゃまの目つきが変わった。
ニヤニヤと、なかなかいやらしい顔をしている。


「お前、ちさとねーちゃんのくぁwせdrftgyふじこlp」


新幹線の最高時速。世界一速いジェットコースター。それにも負けない光の速さで、私はつばさおぼっちゃまの口をガッと片手でふさいだ。


「…おい、運が良かったな。あたしが舞美ちゃんだったら、オメーの顎粉砕してるぐらいのテンションだかんな」
「んぐぐ」
「何を言おうとしたかんな。あれか?寝てるお嬢様のうなじくんかくんかしてることか?それともこの魔法の手を使ったたゆんたゆんの計測の話か?あるいは」


「・・・そう、栞菜はそんなことをしていたのね」

いきなり、背後から鈴のなるような可憐なお声。


「ねーちゃん!」
「いらっしゃい、つばさ」


私のヘッドロックを抜け出したつばさおぼっちゃま、即座にお嬢様の後ろに隠れて、中指を立てて挑発してきた。


「ちょ、まだ話は終わってないかんな」
「ねーちゃん、こいつ変なこと言ってたぜ!俺はこいつがねーちゃんの飲みかけのジュース飲んでたって話しようとしただけなのに、たゆんたゆんってなんのことだよ」

騒ぎながらも、つばさおぼっちゃまは勇敢に私の前に立ちはだかり、いっちょまえにお嬢様を守ろうと睨み付けてくる。


「やっぱりここで寝る。こいつと二人っきりになんかさせねーし」
「何だと!人を変態みたいに」
「…栞菜。寮のお部屋に戻る気がないのなら、今夜は三人で眠るわ。命令よ!」


ネグリジェの胸元を隠し、キッと睨み付けてくるお顔。いとをかし。


「川の字になって寝ましょう、そうね、真ん中で眠るのは…」


1.栞菜
2.お嬢様
3.ツバサ


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つばさ君は男子で栞菜は(一応)女子なんだから隣同士はまずいでしょう
だから、お嬢様が真ん中だかんなハァハァ

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これ難しいですね
でも普通に考えるとやっぱり2


「千聖が真ん中よ。二人はお隣になったら、すぐに喧嘩を始めるでしょう?」

いや、それ以前に一応性別とか…ま、結果オーライか。たしかに隣になんてなったら、押しつぶすか蹴り落とすか、あるいは(自主規制)な展開になるのは容易に想像できる。


「ウフフ、こんな風に隣で寝るなんて、しばらくぶりね、つばさ」
「別に俺は…ねえちゃんがどうしてもって言うから、いてやってるだけだし」
「ええ、そうね。ウフフ、ありがとう、つばさ」

私だったら数億倍にして返すであろうその憎まれ口も、お嬢様は柔らかい綿のようにくるんで受け止めてしまう。
お姉さまなんだな、やっぱり…。
茶色い瞳を細める横顔は、とても高貴で美しくて…つばさおぼっちゃまの毒気もかなわないようだった。


「栞菜、電気はいつもより明るめでもいいかしら?つばさはあまり暗いと、寝られないのよね」
「あたしは別にいいですけど」

照明用のリモコンを操作して、これでいいかと確認するお嬢様。一方、おぼっちゃまはなぜか気難しげな顔をしている。


1.なるべくお嬢様から離れようと、はじっこでうずくまって眠るつばさおぼっちゃま
2.お嬢様の背中にぴったりくっついて眠るつばさお坊ちゃま


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カッコつけたい年頃だろうし1なんですかねー

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やはり男の子で照れが有りそうなので1番で

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2でどうでしょう


お嬢様を挟んで、右につばさおぼっちゃま、左に私。
お嬢様は最初、私に背中を向けて、つばさおぼっちゃま側に横向きになって眠ろうとした。


「ねーちゃん、こっち向くなよ」
「は?オメーなに贅沢なこと言って…」
「ああ、いいのよ栞菜。ウフフ」

お嬢様は特に気分を害した様子もなく、私の方へ体の向きを変えて、すぐに目を閉じた。


私は毎日、この寝顔を見ているからわかる。ほら、シャ乱なんとかの曲でもあるじゃない。
君が先に眠るまでぇんもったいないから起きてるぅん(つん○歌唱で)みたいな。

今、お嬢様はとても落ち着いた状態だ。
あんな生意気な口きかれても、別にかまわないらしい。兄弟ってなんか不思議。
つばさおぼっちゃんも、しばらくお嬢様の背中を困ったように見つめたり、くっついたり離れたりしながら、最終的にはベッドの端に移動して、眠りにつこうとした。


「おい、オメー、端によるのは別にいいけど、お布団まで引っ張ってくなよ」
「は?お前なんかなんも掛けなくてもいいだろ!」

私の抗議が気に入らなかったのか、ぐいぐいと羽毛布団を引っ張って、独り占めしようとするクソg…おぼっちゃま。

「おい、お嬢様寝てんだよ!暴れないでよ」
「お前こそ!」

年下とはいえ、男の子。
一瞬の隙をついて、ついに布団を完全に奪ってしまった。

「ん…何をしているの、やめなさい、命令よ…」

寝ぼけ眼のお嬢様が、半分夢の中のまま、むにゅむにゅした口調で命令をくだしてくる。

そんなお嬢様を守ろうとしたのか、はたまたいたずらしてやろうとしたのか、つばさおぼっちゃんはおもむろに、私から奪った布団でお嬢様を覆い隠してしまった。


「んむ?な、なにをするの?つばさ?栞菜?」

これにはお嬢様も驚いて、布団の中で猛然と暴れだした。


「お嬢様、今助けるかんな!」
「余計なことすんなよ!俺のねーちゃんなんだからな!」


お嬢様を真ん中に、不毛な羽毛布団綱引きを始める私とつばさおぼっちゃん。
そこにパニック状態のお嬢様も加わって、ベッドの上はしっちゃかめっちゃかだ。


「ねーちゃんから離れろ!色欲魔め!」
「誰が色欲魔だ!」
「しきよ熊?大きな熊さんとは関係あるのかしら?」

バタバタと暴れているうちに、いきなり体がぐらっと後ろに傾いた。


「あ、れ…」

知らないうちに、ベッドの後方へ追いやられてたみたいだ。寄りかかろうにも私の背後に壁はなく、スローモーションで、視界が天井へと移っていく。


「栞菜!?」

私を引っ張り上げようと、お嬢様が手を伸ばしてくれる。
しかし、その体も不安定な位置で踏ん張りが利かずに、バランスを崩したお嬢様は、すでに逆さづり状態の私の胸に飛び込んできてしまった。

「きゃああ!?」


ハァーン、幸せだかんな…!清潔な石鹸の香りと、女らしいバニラコロンの香りが鼻をくすぐる。
俺の天使が、今この胸に・・



――ゴーン!



バカなことを考えていた報いか、いきなり目の前に火花が散った。



後頭部は床に、おでこはお嬢様のおでこに打ち付けられた、と感覚でわかった。
痛みよりも、目の覚めるような衝撃で、頭がクラクラする。


「ねーちゃん!!」


――おい、おめー、あたしのことも1㎜ぐらいは心配しろよ…


ここで、私の意識は遠のいて行った。



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最終更新:2013年08月25日 10:39