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「何か、千聖がしてさしあげられることはあるかしら?」

そう伺うと、舞さんはしばらく私の顔をじっと見つめたあと、「・・・キスしたい」とはにかんで言ってくださった。

「まあ・・・」
「だめ?」
「ウフフ、よろこんで」

“その場所”に負担をかけないよう、注意を払いながら横に寝そべって、私は舞さんと視線を交わした。

綺麗なお顔。こんな美しい方が、私を好いてくださるなんて、嘘みたい。


「ちしゃと・・・」

子猫が甘えるような声で、私の名前が紡がれる。
唇を寄せると、温かい舞さんのそれとぶつかって、軽く甘噛みをされた。


「ん・・・ん」

吐息が絡まる。所在なさげな舞さんの指が、私の腕に食い込んで、そこから熱を持って全身がカアッとなるのを感じる。

緩んできた舞さんの口内に、少し舌をくぐらせる。
すると、待ち構えていたように、舞さんの舌が強く引き込み、絡まるたびにクチュと湿った音が漏れ始めた。


「はぅ、うん・・・」


はしたない声が、絶えず唇を濡らす。
舞さんの香り、舞さんのぬくもり。自分のものではない誰かを感じる、不思議な瞬間。

“お嬢様”と言われる私になっている時、私はよく、正体のわからない不安や恐怖感にさいなまれていた。
そんな時、えりかさんや舞美さんが、こうして肌を合わせることで、私を落ち着けてくれた。

一人じゃないと、必要とされているのだと、全身でわからせてくれる行為。
舞さんも、私とつながった唇や・・・その場所、から、安心感や和らぎを感じてくれているだろうか。

くちづけを続けたまま、舞さんの中に入った指を少し動かす。


「ひっ」

怯えたような顔で、舞さんが私を見た。


「なに・・・動かすの」
「ええ、少し」
「い、痛くならない?」


もしかしたら、もう今この時点で、少し痛みを伴っているのかもしれない。
舞さんはお優しいから、私に気を使って・・・。
それならば、また位置を変えてみよう。


「ちしゃ・・・ん」

ふたたび、唇を重ねる。
そして、中に侵入させている人差し指のお隣、親指で、舞さんのその場所の少し上――頗る感覚の鋭い場所、を撫でてみた。


「っ!」


1.痛いでしゅ、そこは触らないで
2.なんか変な感じ、もう少し続けて


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暴走気味かもしれないけど2で


「あの・・・そ、そこは」

舞さんの手が、私が動かしている方の手を強く握る。

「あ・・・えと、その、そちらに触れると、千聖は気持ちがいいから・・・あの」

説明をしながら、なんて恥ずかしいことを口にしているのだろうと、自分の顔が真っ赤になるのを感じた。

「あ、う、うん。知ってる。舞も、自分で触ったりするし」
「まあ・・・」

舞さんも、ご自身で?
私も愛理から勧められて、ごくたまに、そういった行為をするのだけれど・・・まさか、舞さんまで。

「ひ、ひとに、してもらうなんて、考えたことなかった」
「やめておいたほうがいいかしら」

そう問いかけると、舞さんは強く首を横に振った。


「だ、大丈夫。続けて」
「舞さん」
「キスも、続けて。ちしゃとともっとつながりたい」

その羞恥に染まる笑顔が本当にきれいで、愛おしくて、泣きそうなぐらい幸せを感じる。
私が舞さんを、気持ちよくしてさしあげたい。強くそう思った。


「はぁ・・・んぅ」

再び舌を絡めながら、その場所をやんわりと撫でる。
舞さんは背中をこわばらせているけれど、私に身をゆだねてくださるみたいだった。

1.舞さんをこのまま気持ちよく導きたい
2.舞さんの指が、私のその場所に・・・


735
悩んだけどこの流れだと1だね

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舞様がどんな攻めを披露するのか
見てみたいので2で


こういった行為をするようになり、わかったのは、この気持ちいい感覚は、どんどん高まって、そして唐突に限界が訪れるということ。
その、限界の感覚は、言葉では表せないような衝撃と快感を伴い、・・・昔の私は、えりかさんにそれをしていただくことに夢中になっていた。

そして、私は今、舞さんにそれを与えて差し上げたくて、たまらなくなってしまっている。


「ん・・・む」

指の腹で感じる、その場所が、少し硬さを帯びているようだ。
とても感覚の鋭い箇所。痛くないように、撫でる指の強さはそのままに、少しずつ早めていく。


「ぁっ・・・んっ」

舞さんの腰がぴくぴくと動いている。
いつも意志の強そうな大きな目。それが、今は半開きになって、すっかり快楽に囚われていらっしゃるようで。

「ちしゃ・・・」

舞さんの呼吸が早まるのを、ダイレクトに唇で受け止める。
もう少しで、舞さんは、あの感覚を覚えるのだろう。


「舞さん、好き・・・」
「あっ・・・あぁ」

ふるふると震えている、舞さんのかわいらしいお胸をそっと包んで、先端をあの場所と同じように撫で摩る。
私の両の指の動きがシンクロして、重ねた唇がふいに戦慄いたとき、舞さんの全身がビクッと跳ねたのがわかった。

「舞さん・・・」

舞さんは声を押し殺すように、私の唇を噛んで、子犬のような嗚咽をほんの少しだけ漏らした。
力がこもって、伸びた足のつま先。震える肩、俄かに熱くなるその場所。

舞さんは、快感の極限に達してくださったみたいだった。


「はぁ・・・・」

その唇から、長い溜息が漏れた。

「あの、舞さん・・・」

こういう時、感想を聞いたりするのはデリカシーがないと思い、どうしものかと困っていると、舞さんから口を開いてくださった。


※視点は舞ちゃんに変わります

1.ちしゃとの腕枕で寝たいでしゅ
2.舞、あっち向いて寝るけど気にしないで


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2だとどういう展開になるんだろう

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2で舞様が顔真っ赤になってそう


* * * * *

あの瞬間、私が思ったのは、気持ちいいとかよりもまず

「お母さん、ごめんなさい」だった。

何がごめんなさいなのか、そんなこと言われたってママも困るでしゅ、とか、突っ込みどころはいろいろあるだろうけれど、とにかくそうだった。
…やっぱり、私はまだまだガキだというわけか。


「舞さん・・・」

心配そうに見つめてくる千聖。気まずくて、目をそらしても、まだその視線は私に向けられているのがわかる。

千聖はなんていうか、私がこの部屋に誘ったときから、女の目をしていた。このお嬢様ちしゃとはもちろん、あっちのばかちしゃとですら、目つきが違っていた。
それに、経験の差なのか・・・終始余裕があって、思わずこの舞様が、頼り切ってしまっていたように思う。

あの時はもう必死で夢中で、ただただ千聖に身をゆだねていたけれど、その熱の余韻が覚めてくると、もしかしたら自分はとんでもないことをしたんじゃないかと、頭が痛くなってきた。

「ごめん、もう寝たいんだけど」

実際、感じたことのない感覚を与え続けられて、体が疲弊しまくっている。
今日は何も冷静に考えられそうにない。そう判断して、私は乱れていないほうのベッドにピョンと移った。


「どけよオラァ」
「ギュフン!」

パンテーに手を突っ込んで、キュフキュフしてるギョカイをごろんと床に落とすと、はじっこに寄ってちしゃとを手招きする。

「一緒に、寝て?」
「まぁ・・・」
「でも、舞壁の方向いて寝るけど、気にしないで」

何を言ってるのか、自分でも支離滅裂すぎるけれど、とにかく傍にはいてほしい。だけどあまり、かまわないでほしい。そういうワガママな願望が口をついて出ているのは間違いない。

「・・・ええ、では、お隣に」

長年の付き合いで察してくれたらしく、千聖はうなずいて、隣に横たわってくれた。


「おやすみ、ちしゃと(とギョカイ)」
「ええ、良い眠りを。舞さん」


背中ごしに、千聖の体温を感じる。
さっき唇で、手で味わった、千聖の感触や匂いがよみがえって、私は悶々としたまま、しばらく眠りに落ちることができなかった。


―翌朝―

1.リ ・一・リ<wwwwww ばかちしゃとがギョカイを・・・
2.リ*・一・リ天使の寝顔のお嬢様ちしゃとが、ベッドから落ちそうになってる


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1だね


“ギャハハハハハヒヒヒh”
“やめるケロやめるケロ”


目覚ましよりもうるさい、機関銃のようなアホ丸出しの笑い声で目が覚める。

「・・・うるっさい、なんなの」


顔をあげると、隣のベッドで、半裸のなっちゃんがちしゃとに馬乗りにされていた。

「あー舞!おはよ!ちょっと聞いてよコイツ朝っぱらからすごい体勢でオナッギャハハハハ」
「いやああああらめえええ」


ああ、そう・・・戻ったのね、ばかちしゃとに。
昨晩のあの、気怠く甘い表情のちしゃとはもういない。
まるきり男の子みたいな顔つきで、なっちゃんのお尻を蹴っ飛ばしたりして大はしゃぎ。
・・・私、本当に、この人とああういうことになったんだよね?ムードもなにもあったもんじゃない、あまりにもいつもどおりすぎる行動に、思わずため息をついてしまった。


「もー、あたし帰るからね?せっかく二人のために一晩付き合ってあげたのにぃ」
「え、てか早朝ロケじゃん?戻るの?」
「・・・・愛理の部屋にお邪魔するケロ!」


隣の部屋なんか行ったら、黒愛理ちゃんにギタギタにされるだけじゃないかな・・・。
とかなんとか思ってるうちに、ヨレヨレ状態のなっちゃんは、テンションの上がった大型犬状態のちしゃとから逃げるように、出て行ってしまった。

1.千聖が急に真顔になる
2.テンション高いまま抱き着いてくる


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1の方が面白そうなw


「ほーんとなっきぃって面白いわぁ」
「マジあの子何しに来たんだろうね」

そんな会話をしながら、千聖が振り返る。
心臓がドクンと音を立てたような気がした。

その表情が、さっきまでとはまったく違って見えたから。

「・・・ねえ、舞」


私が寝っころがってる横に、千聖が腰を下ろして、まっすぐ見つめてきた。

ほんと、無駄に男前。
黙っていれば、どんな女の子でも夢中にさせちゃうんじゃないかと思うぐらい、キリッと勇ましい顔立ち。
私も例に漏れず、いきなり真顔になった千聖から目をそらすことができない。
普段のアホちしゃととのギャップも相乗効果となって、胸がドキドキする。


「昨日のことなんだけど、千聖、よく覚えてないんだけどね、なんか、舞のこともっと好きになったよ」
「なにそれ、覚えてないの?意味わかんないんだけど」

そう返すと、なぜか嬉しそうにイヒヒと笑う千聖。

「前も言ったけど、千聖はお嬢様の千聖がなにやってるのか、よく覚えてないんだよね。
昨日も途中で変わっちゃったからね。
だけど、お嬢様が感じたこととか、気持ちはちゃんと心に残ってるから。
だからね、朝起きてさ、舞がシーツにくるまってるの見たら、すっごい幸せな気持ちになったんだよ」

千聖の唇が、髪に触れて、ほっぺをすりすりしてくる。

「だからね、舞」

1.これからも可愛い子大好きだけど、舞のとこ戻ってくるから許してにゃん☆
2.これからは舞ひとすじだよ!


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1w


「舞は、千聖のこと信じて待っていてほしいな!」
「うん・・・はぁ?」

私は千聖の手を振り払うと、ベッドに正座して睨み付けた。

「待ってるって、まさか・・・」
「いやーだってさぁ、実際かわいい子多すぎなんだよね、千聖のまわり!
キュートに、ベリーズに、娘。に・・・ほら、なんてっったって、雅様もいるし!」
「同期に様づけとかマジキチでしゅね」
「というわけで、千聖は可愛い子とのコムニュケーションをこれからも楽しむよ!コミュニャケーション?」

まったく悪びれもせず、千聖は三日月笑顔のまま、そう高らかに宣言する。
ああ・・・わかっていたけど、いたけど、この仕打ち!
今度こそ、私だけのちしゃとになったと思ったのに、またも腕の中からするりと抜けられてしまった。

「・・・わかったよ、もう」
「おっ、今回は了承が早い」
「そのかわり」


私は千聖の柔らかい手をつかんで、自分のあそこに押し付けた。


「お?」
「昨日の、もっかいして。まだ時間あるでしょ」
「・・・したいの?」

無言でうなずくと、千聖は少し困ったように笑って、私の体をシーツに横たえた。


「ちしゃとは舞のなんだからね」
「はいはい」


人が人を変えるなんて、そう簡単なことじゃない。
昔誰かがそんなことを言っていた。
確かに、千聖と一緒にいると、いつもその言葉を痛感させられる。

一人の人間の中に、二人が入っている千聖。
単純そうで気難しい宿主と、どこまでも掴めないもう一人と。
だから、もしも傍に居続けたいのなら、私は絶えず、いろいろなアプローチを考えていかなければならないのだ。


「んん・・・胸も触って、ちしゃと」
「グフフ、いいよ、舞かわいい」


とりあえず、うしろめたさをつつけば、千聖はこうして私と肌を重ねてくれるだろう。
あくどい?いやいや、頭がいいと言ってください、当面はこれで我慢するでしゅ。


顔の前に来ていた、千聖のごりっぱなたゆんたゆんに口をつけると、色っぽい嬌声が漏れる。
おかえしとばかりに強まっていくその手の感触に溺れながら、私は束の間の幸せに身をゆだねたのだった。


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