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Bernd and Hilla Becher

ヒラ・ベッヒャー (中央)
夫の後期の作品をニューヨークのチェルシーにある
Sonnabend Gallery in Chelseaで解説しているところ(2010年10月)。



Bernd and Hilla Becher(ベッヒャー夫妻)

ベルント・ベッヒャー(1931年8月20日ジーゲン生まれ;2007年6月22日死去)、ヒラ・ベッヒャー(1934年9月2日ポツダム生まれ)はドイツ人アーティストのカップルで工業用建築物の撮影において最もよく知られた二人である。



背景

ベルント・ベッヒャーは1953年から1956年までStaatliche Akademie der Bildenden Kunste Stuttgartで絵画の勉強を行った。その後タイポグラフィーをDusseldorfer KunstakademieのKarl Rossingの下で1959年から1961年学んだ。

1958年から1961年にかけて、ヒラ・ベッヒャーがDusseldorfer Kunstakademieで写真の勉強を始める前、彼女は生まれ故郷のポツダムで写真家見習いをしていた。

二人は1961年に結婚した。



人生と仕事

夫妻が最初にドイツの消えつつある工業建築物の撮影を二人で始めたのは1959年のことだった。そして初の個展をジーゲンのGalerie Ruth Nohlで1963年に開いている。彼らは特定の建物の似たような形状に魅了されていた。付け加えるならば、それらの工業建築は彼らにとって建築に対する純粋な動機を持っている事実に強い興味を覚えるものだった。夫妻は共に大判カメラを用いて複数の角度から建物を撮影した。しかし、いつもまっすぐに「対象」をとらえた視点からだった。完成した作品は横から横に並べられ、それぞれの形状やデザインを比較しやすいよう構成されていた。彼らが撮影したのは納戸、給水塔、貯蔵用サイロ、倉庫、などである。

夫妻はドイツ国外、アメリカ合衆国や他のヨーロッパ諸国も撮影した。ベルントはDusseldorf Art Academyで教鞭を取り、後の写真界で彼らの名前を冠することになる(ベッヒャー派)多くの生徒たちに影響を与えた。主な受講生としてはアンドレアス・ガルスキー、トーマス・ルフ、トーマス・シュトゥルート、カンディダ・へーファーなどである。

彼らは2004年のハッセルブラッド賞の受賞者である。授賞理由としては

ベルント及びヒラは現在、最も多くの影響を与えた芸術家である。40年以上、彼らは歴史的な過去の産業を記録し続けて来た。格子状に展示されることもある彼らの写真はそのあまりにも機能的な構造によって、彼らを写真家というよりもコンセプチャル・アーティストとみなされた。彼らが導き出した技法は「ベッヒャー派」として多くの人々に影響を与え、次世代の優秀なドキュメンタリー写真家、アート写真家を生み出した。



著名な作品


Industrial Facade #23, c1980.
Cooling towers, Wood n B, 1976. (2004年、オークションにおいて15万ドルで販売された。夫妻の最も高額で販売された作品の一つである。)



書籍

Anonymous Sculptures: A Typology of Technical Construction, 1970.
Water Towers, 1988.
Blast Furnaces, 1990.
Pennsylvania Coal Mine Tipples, 1991.
Gas Tanks, 1993.
Industrial Facades, 1995.
Mineheads, 1997.
Framework Houses, 2001.
Industrial Landscapes, 2002.
Basic Forms of Industrial Buildings, 2004. ISBN 3-8296-0150-6.
Typologies, 2004. ISBN 0-262-02565-5.
Cooling Towers, 2006.
Grain Elevators, 2006.



伝記

Susanne, Lange (2006). Bernd and Hilla Becher: Life and Work. The MIT Press. ISBN 0-262-12286-3.



作品集




添付ファイル