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●妖魔
人類の敵対種。幻獣ではない、人の様なカタチをした怪物、亜人たちである。
元々は妖精と呼ばれる精霊と人の中間的な存在であり、幻獣のカテゴリーの一つであったとされる。
彼らがどういう経緯を辿って現在のような悪意に満ちた危険な怪物に成り果てたのかは諸説ありはっきりした事は分かっていない。
共通しているのは、幽魔や邪神、古の魔王たちといった邪悪な存在に傾倒し、或いは盟約を結び、悪意を形にしたような怪物の姿へと歪み果てた
という下りである。中には、彼らは元々人族の一員であったのだという説すらあるのだ。恐らくは複数の起源があるのだろうが、今となっては
確かめようもない。
【スケイブン】脅威度1
ST:9 DX:12 IQ:11 HT:10/10 MOVE:4 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/2 受け/止め/よけ= 6/ /4
攻撃手段:スピア(技能12、長さ1、2 1d6点の刺し)
特殊能力:魔法適性(1d6個の魔法を技能レベル12で使用できる。よく使われるのは<毒化><動物制御>などである)
▼外見:大きな頭にぎょろりとした目の小柄な人間型の怪物。
▼解説:ゴブリンと混同される事の多い邪悪な人型生物。あまり力は強くないが、野蛮な外見に反して知恵に優れ魔法を使いこなす。
集団を作り策を弄して人間の村などを襲い、優勢であれば残忍な本性のままに振舞うが、その反面臆病でもあり勝てると見込んだ場面以外では
積極的な攻勢に出ようとはせず、可能なら逃げる事を選ぶ。
森や山の中の洞窟に住んでおり、闇に紛れて悪事を働く。
実は広大な地下洞窟で帝国を築いており、地上に出てくるのは偵察目的の侵略の尖兵でしかないという噂もあるが…
【ハーピィ】
ST:17 DX:14 IQ:5 HT:16/16 MOVE:20(飛行)/3(地上) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:1/1 受け/止め/よけ= / / 10(地上では7)
攻撃手段:鉤爪(技能14 長さc 1d6+2点の切りダメージ+生命力判定に失敗すると疫病にかかる)
特殊能力:食料を汚す(酷い臭いがする。もし食べると生命力判定。成功で2点ダメージ、失敗で1d6+1ダメージに加え完全回復するまで能力値-3ペナ)
▼外見:美しい女性と鳥が混ざったような外見の動物
▼解説:人間の様な顔や胴体を持つが人の血は混じっておらず知性もない。大変不潔であり飲み水や食料を汚すことを好む。
基本的に人間を積極的に襲いはしないが、邪魔をされると猛然と攻撃してくる。
【ゴルゴン】脅威度2
ST:11 DX:12 IQ:10 HT:13/13 MOVE:12(飛行)/6(地上) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:3/5 受け/止め/よけ= / /6
攻撃手段:爪(技能12、長さc、1 1d6-1点の切り)
特殊能力:石化の呪い(ゴルゴンを見た者には即座に技能15レベル扱いの<肉を石>の魔法が自動的に降りかかる。抵抗に失敗すると魔法で元に戻るまで石になる)
鏡を使用してゴルゴンを見て戦う場合、すべての行動に-5の修正を受けるが石化の呪いの効果は受けない。
青銅製の鏡は50Gで入手できる。
▼外見:蛇の髪と翼を持ち、悍ましい表情をした人間の女性
▼解説:神殿を逢瀬の場所に使ったため神の怒りに触れ呪われた人間の一族が転化したと言われる怪物。
その顔を見たものは生きたまま石に変えられてしまう。
【グレイ・シーア】脅威度3
ST:8 DX:12 IQ:14 HT:10/40 MOVE:5 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/2 受け/止め/よけ= / / 5
攻撃手段:歪みの稲妻(技能14 威力レベル4の電撃。射線上に効果もしくは爆発する。範囲内の相手に命中すると4d6点の電気属性叩きダメージを与える)
特殊能力:魔法適性(死霊系、肉体操作系の魔法を技能レベル15で使用できる)
▼外見:蒼白の肌を持つスケイブン。それ以外にも何らかの変異…銀の毛皮、三つ目、角、異形の四肢など、を持っているのが一般的
▼解説:スケイブンの中にはしばしば高度な魔法の才能を備えて生まれてくる個体がいる。
彼らは独自の信仰対象である邪悪な祖霊にして創造神である<角持つ神>に仕え、神官魔術師(グレイ・シーア)として部族の指導者階級となる。
優秀な者は、生半可な魔物や勇者など問題にしないほどの大魔術師となる。
ここに挙げられたデータは、まだ駆け出しのグレイ・シーアに過ぎない。
【ワーウルフ】 脅威度3
ST:21 DX:14 IQ:10 HT:12/42 MOVE:7 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/5 受け/止め/よけ= 11(素手)/ / 8
攻撃手段:鉤爪(技能16、長さc、1 4d6点の切りダメージ、若しくは2d6+1点の刺しダメージ)
特殊能力:暗視
再生(夜のみ働き、1分に1点HPを再生する。弱点を付いた攻撃によるダメージには働かない)
人間への擬態(満月の夜には使用できない)
銀の武器に弱い/+4d6ダメージ、防護点無視
トリカブトに弱い/+4d6ダメージ、防護点無視
▼外見:2mほどの体躯の大きな狼
▼解説:人と狼の姿をもつ人狼と呼ばれる存在。普段は獣の自分を押さえつけ人としての理性を保っているが、
その反動か獣の姿では知性が獣並みに低下し、目に付くモノに襲い掛かる凶暴な存在と化す。
【犬天狗】脅威度3
ST:11 DX:16 IQ:11 HT:12/ MOVE:16(飛行) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/5 受け/止め/よけ= 10(素手)/10/ 8
攻撃手段:格闘(技能16、長さc 1d6-2の叩きダメージ)
天狗礫(技能15 先端が2mの扇形で射程60m 6d6の大地属性叩きダメージ)
天狗囃し(技能14、威力レベル3の<困惑>、抵抗に失敗すると3ターンの間朦朧状態となる。何らかの刺激を受けると解除される。)
特殊能力:暗視
飛行可能
人間への擬態
声を出さずに狙った相手と会話が出来る。<無言の会話>が出来る者には盗み聞きされてしまう。
▼外見:犬の様な顔を持ち、翼を生やし山伏の様な服装をしたヒトガタの怪物
▼解説:山の深奥に住まい自然の聖域を守護する役割を持つ天狗の一族に属する怪異。
犬天狗はその中でも下っ端に分類され、上位の天狗に使命を与えられ様々な無理難題を押し付けられる立場にある。
【蜥蜴戦士】脅威度3
ST:13 DX:12 IQ:10 HT:12/30 MOVE:6 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/5 受け/止め/よけ= 7/ /6
攻撃手段:火炎弾(威力レベル3 精度14の火球 射程30m 命中すると3d6点の熱属性叩きダメージを与える)
炎の剣(技能14、長さ1、2 3d6点の熱・通常属性切りダメージ。鎧を貫いた場合、2点の熱属性追加ダメージ)
特殊能力:複数回攻撃(炎の剣と火炎弾で1ターンに2回攻撃できる)
▼外見:赤い鱗を持つ逞しい蜥蜴人の剣士
▼解説:一般的な蜥蜴人の戦士階級のメンバー。この個体は炎の術と剣技を身につけている。
【日照り鬼】脅威度4
ST:16 DX:15 IQ:14 HT:13/93 MOVE:10(地上) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/7 受け/止め/よけ= 11(素手)/ /9
攻撃手段:牙(技能15 長さc、1 5d6の切りダメージ )
奪水(威力レベル6、精度15 3d6-1の防護点無視ダメージ)
気絶の咆哮(威力レベル5の誘眠。範囲は直径3m)
液体破壊(威力20、直径7mの範囲を乾燥させる)
特殊能力:赤外線視力
水依存/大量の水を毎日消費しなければ存在を維持できない。
▼外見:1本の角を生やした一つ目の鬼。常にカサカサで酷く乾燥しているような見かけをしている。
▼解説:旱魃を引き起こす悪鬼。鬼の一族ではあるがどちらかというと精霊に近い。
日照りによる害、水不足の苦しみから生まれたと言われるが、日照り鬼自身は大量の水を毎日消費しなければ存在できない。
彼らは生まれた時から常に癒えない渇きに苛まれ、その苦しみから一時でも逃れるため各地で干害を引き起こし続けるのである。
【悪鬼】脅威度5
ST:26 DX:13 IQ:10 HT:13/43 MOVE:6 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/5 受け/止め/よけ= 8(武器)9(素手)/ /6
攻撃手段:錆びた大斧(武器の手、技能16、長さc、1 7d6の切りダメージ)
大きな拳(技能14、長さc、1 3d6の叩きダメージ)
特殊能力:人に化ける(心臓を食うか皮を剥いで被る必要がある人間変身)
聖なる品物に弱い(+1d6ダメージ)
聖域に立ち入れない(行動-6)
▼外見:2mを超える大柄な体躯に発達した筋肉を持ち伸びた爪と牙が覗くヒトガタの怪物。
▼解説:主にジパングから霧の国に掛けて分布する人食いの怪物。西方諸国の魔獣ではオークやオーガに相当する。
人食い鬼の一族の中では弱い部類に当たるが、生来の怪力に加え武器を使いこなすだけの知恵を持ち、普通の魔物や人間が対処するのは困難である。
【単眼巨人】脅威度7
ST:100 DX:14 IQ:8 HT:16/140 MOVE:20(地上) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:4/19 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:棍棒(技能14、長さc、1、2 13d6の叩き)
特殊能力:なし
▼外見:身長10m程に達する巨大な単眼の人間型の生き物。
▼解説:巨人族の中では比較的知性に劣り、蛮族のような原始的な生活を送る一族。
高山などの人里離れた地で生活しているため滅多に人間と遭遇することはないが、生活圏に迷い込んだ人間を食料にすることがある。
【ガグ】脅威度7
ST:50 DX:12 IQ:10 HT:14/64 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):7
受動防御/防護点:1/8 受け/止め/よけ= 10(素手)/ /8
攻撃手段:鉤爪(技能15、長さc、1 8d6の切りダメージ)
特殊能力:2回攻撃(4本のカギ爪のうち2本を使用し1ターンに2回攻撃できる)
闇視
▼外見:直立した体長6m程のモグラと人間を混ぜ合わせたような巨人。その腕は4本あり、恐ろしい鉤爪がついている。口は垂直に長く開いており巨大な牙を持つ。
▼解説:かつては偉大な巨人族の一員だったが、邪神崇拝に傾倒し胸の悪くなるような儀式を繰り返したため地下世界に追放された怪物。
その巨大な爪で捉えられる相手はなんでも捕らえ、喜んで貪り喰らう。
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●天使
主神を頂点とした法と秩序を司る天空の神々に仕える従者たち。
彼らは普段は天界にある、自らが仕える神々の領域に住んでおり、使命を与えられると地上に降りていく。
その使命の多くは、仕える神の教えや栄光を広める為であり、その過程で勇者に力を授けたり悪しき魔物を討ち果たしたりといった役目をこなす。
天使たちの中でも強力な存在は、大天使と呼ばれ神々に匹敵する力を持っていると言われる。
主神の信徒の中でも過激な一派は、主神以外の全ての神々は強い力を持った天使、或いはそれが堕落した堕天使に過ぎないと言って憚らない。
もっとも、この世界ではそういう人は余り長生きできない。
【下級天使】脅威度4
ST:10 DX:13 IQ:15 HT:11/ 41 MOVE:12(飛行) 抵抗力(意志の強さ):1
受動防御/防護点: 受け/止め/よけ=- /- / 6
攻撃手段:聖なる光(精度15、威力レベル8の破壊光線。射程80m、命中すると8d6点の叩きダメージを与える)
特殊能力:<天使の翼>:翼による飛行。透明なものを見る
<天使の輪>:透明化。無荷まで一緒に透明になる。任意の相手一人には姿を見せられる。
<治癒>:1ターンの集中と5点の疲労点を消費し、接触した相手のHPを10点回復させることが出来る。
<魔法適性>:光・闇系、治癒系の全ての魔法、及び<怪力><すばやさ><韋駄天><盾>の魔法を技能レベル15で使用出来る。
▼外見:白い2枚の翼を背から生やした中性的な雰囲気の人物
▼解説:最も数多く存在する一般の天使たち。彼らは天界で神の手足としてその意思を果たすために動き、時に地上に下りて人々に導きや保護を与える。
役割によって保有する能力、技能にも大きな違いがある。中には戦闘能力を持たないものもいる。
【天を舞う戦乙女】脅威度9
ST:11 DX:15 IQ:13 HT:13/93 MOVE:16(飛行) 抵抗力(意志の強さ):3
受動防御/防護点: 受け/止め/よけ= 武器13/ 盾10/ 9
攻撃手段:戦乙女の槍(技能18 長さ1、2 7d6点の刺しダメージを与える)
電光(技能16、威力レベル8の電撃、射程80m 直線上に効果、8d6点の電気属性叩きダメージを与える)
特殊能力:<天界の戦乙女>:飛行
<治癒>:1ターンの集中と5点の疲労点を消費し、接触した相手のHPを10点回復させることが出来る。
<魔法適性>:光・闇系、治癒系の全ての魔法、及び<怪力><すばやさ><韋駄天><盾>の魔法を技能レベル15で使用出来る。
▼外見:凛とした雰囲気の、槍と鎧で武装した女戦士
▼解説:天界の戦神、<輝けるもの>に仕える天使。勇者たちに力と導きを与えたり、放置してはおけない魔物の討伐やエインヘリアルたちの接待をその役割とする。
<主神>や<死の戦神>、<嵐の女王>などの武勇を尊ぶ側面を持つ神々にも同様の天使たちが仕えているという。
【赤き館の住人】脅威度12
ST:15 DX:14 IQ:13 HT:12/132 MOVE:16(飛行) 抵抗力(意志の強さ):4
受動防御/防護点:0/12 受け/止め/よけ= 武器9/ なし/ 9
攻撃手段:聖槍(技能16、長さ1 8d6+2点の刺しダメージ。非実体に影響する)
聖槌(技能16、長さ1 11d6+1点の叩きダメージ。非実体に影響する)
聖弓(精度16、威力レベル8の破壊光線 射程80m 光速。命中すると8d6点の光属性刺しダメージ)
特殊能力:飛行
3回攻撃(弓と槌、槍を用いて1ターンに3回攻撃できる)
▼外見:2枚の白い翼と6本の腕を持ち、それぞれに槌や槍、弓を構えた戦士
▼解説:天空の戦神、<輝けるもの>に仕える天使。彼らは生前<輝けるもの>に忠実に仕え、その報酬に死後に<輝けるもの>の領域である天空の赤い惑星に住居を与えられた神兵たちである。
【光を閉ざす天使】脅威度9
ST:11 DX:16 IQ:14 HT:14/94 MOVE:18(飛行) 抵抗力(意志の強さ):3
受動防御/防護点:0/10 受け/止め/よけ= 武器9/-/ 9
攻撃手段:天空の槍(技能18、長さ1、2 7d6+2点の光・通常属性刺しダメージを与える)
暗黒の炎(技能16、威力レベル8の破壊光線、射程80m、爆発する、8d6点の闇属性ダメージを与える)
特殊能力:<真に暗き時間>:常時能力。このクリーチャーの周囲100m以内は自動的に闇に閉ざされる。また、このクリーチャーの特別な同意がなければ
<光属性>を持つ妖術や妖力を発動する事は出来なくなる。既に発動している術や能力には影響しない。この効果に抵抗する事は出来ない。
この能力は何らかの方法で闇を祓うと、新たにこのクリーチャーが闇を喚ぶまで発動しなくなる。
<2回攻撃>:天空の槍と暗黒の炎で1ターンに2回攻撃できる。
<光と闇の天使>:飛行、闇視、オーラ隠蔽の能力を持つ。また、闇属性に対して防護点を+14する
▼外見:黒髪に漆黒の二枚の翼を持ち、黒い貫頭衣を身につけた少女。その傍らには深い紫色の闇と光点が渦巻く夜空のような空間を湛えた壺を抱えている。
▼解説:主神に仕える天使の一人。闇の精霊に近い姿を持つ彼女たちは、光の管理者でありその支配権の一部を”主”より貸し与えられている。
その役割は本来主神に属する力である”光”を悪しきものの手から取り上げる事であり、堕落した天使や勇者、司祭、そして図々しくも光の力を
我が物としその手に振るう魔物たちの粛清である。
彼女たちは堕天するとその光の力への支配権を失い、普通のダークエンジェルとなってしまう。
【闇に染める天使】脅威度:15
ST:11 DX:16 IQ:14 HT:14/94 MOVE:18(飛行) 抵抗力(意志の強さ):5
受動防御/防護点:0/10 受け/止め/よけ= 武器9/-/9
攻撃手段:地獄の槍(技能18、長さ1、2 7d6+2点の闇・通常属性刺しダメージを与える)
暗黒の炎(技能16、威力レベル8の破壊光線、射程80m、爆発する、8d6点の闇属性ダメージを与える)
特殊能力:<真に暗き時間>:常時能力。このクリーチャーの周囲100m以内は自動的に闇に閉ざされる。また、この闇の中ではあらゆる苦痛と快楽、情熱、切望、
心をかき乱す欲望と達成感、幸福感が引き出される。犠牲者は闇の中にあらゆる欲望を満たす誘惑と囁きを感じる。
毎ターン<意思-6>で抵抗判定を行い失敗すると激しい快感にそのターンは何の行動も取れなくなる。
もしこの判定に3回以上失敗した場合、そのたびごとに別に意思+2判定を行うこと。
これに失敗すると犠牲者は快楽の虜となり、この効果に抵抗しなくなり、出来るだけそれを味わいつくそうとする。
無理やり引き離されても、自分から闇の中に行こうとするだろう。
この能力は何らかの方法で闇を祓うと、新たにこのクリーチャーが闇を喚ぶまで発動しなくなる。
<2回攻撃>:地獄の槍と暗黒の炎で1ターンに2回攻撃できる。
<闇の天使>:飛行、闇視、オーラ隠蔽。光属性への防護点を+14する
▼外見:黒髪に漆黒の二枚の翼を持ち、黒い貫頭衣を身につけた少女。その傍らには深い紫色の闇と光点が渦巻く夜空のような空間を湛えた壺を抱えている。
▼解説:堕天した<光を閉ざす天使>。或いは、堕落神や魔王が生み出した、彼女たちを模した悪意のある偶像なのかもしれない。
オリジナルのような光属性を支配する力は持っていないが、代わりにダークマターの様に周囲を闇へと染める強大な堕落の力を持つ。
彼女が村を横切れば、その一帯は程なくして堕落と退廃の力が支配する魔物の領域へと変わってしまうだろう。
【破壊を舞うもの】脅威度30
ST:50 DX:18 IQ:15 HT:18/318 MOVE:44 抵抗力(意志の強さ):20
受動防御/防護点:0/36 受け/止め/よけ=14/‐ /13
攻撃手段:天槍(技能24、長さ1 14d6+1点の刺しダメージ。非実体に影響する)
天槌(技能24、長さ1 36d6点の叩きダメージ。非実体に影響する)
天弓(精度24、威力レベル16の破壊光線 射程160m 射線上に効果。光速。曲射1レベル。命中すると16d6点の光属性刺しダメージ)
特殊能力:超越感覚(全ての知覚判定の基準値16 闇視、透明看破、猫の瞳、望遠視力4レベル)
飛行
3回攻撃(弓と槌、槍を用いて1ターンに3回攻撃できる)
魔法適性(移動系、防御警戒系、肉体操作系の全ての魔法を技能レベル21で使用できる。またエネルギーを4点余分に消費するごとに1ターン分詠唱を短縮できる)
▼外見:2枚の白い翼と6本の腕を持ち、それぞれに槌や槍、弓を構えた戦士
▼解説:天空の戦神、<輝けるもの>に仕える大天使。<輝けるもの>の従者の中でも特に優れた偉業を為した者、比類なき力と献身を為した大英雄が転生するといわれる。
かの神の地上における神意代行者であり、その怒りは全ての邪悪を薙ぎ払い世界の穢れを荒々しく清める。
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●勇者
主神教団や、その同盟者である天空の神々から選ばれ力を授けられた人間たちである。
彼らは人の身でありながら、魔物に対抗できるだけの神秘的な力を授けられ、魔物との闘いの前線に赴く。
勇者として選定される基準ははっきり知られておらず、その敬虔さや普段の行い、才能や資質、神の気まぐれ(!)などから総合的に判断される。
地方によっては<聖者><戦士><騎士><超越者><刻まれしもの>など様々な呼び方をされる。
【無法者】脅威度1
ST:11 DX:13 IQ:8 HT:11/11 MOVE:6 抵抗力(意志の強さ):0
受動防御/防護点:2/2 受け/止め/よけ= / /6
攻撃手段:槍(技能13 長さ1、2 1d6+2点の刺しダメージを与える)
短剣(技能13 長さc、1 1d6+2点の切りダメージを与える)
特殊能力:なし
▼外見:弓や安物の武器で武装したごろつき
▼解説:武器を持ち弱そうな相手を襲うごろつき。山賊、盗賊、野盗、匪賊など、様々な状況で現れる取るに足らない雑魚全般。
通常は多数をひとまとめにして<群れ>のルールで扱う。
【無法者頭】脅威度3
ST:21 DX:14 IQ:11 HT:12/42 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):1
受動防御/防護点:2/2 受け/止め/よけ= 7/ 盾9/9
攻撃手段:小型ウォーハンマー(技能15、4d6点の刺しダメージ)
特殊能力:ミディアムシールド装備(止め+3、範囲型ではない妖術を止められる)
▼外見:筋骨隆々とした野蛮な風体のならず者
▼解説:ならず者やごろつきたちの集団を束ねる首領格。常に取り巻きを3~5人侍らせているのが普通である。
首領が有能であれば集団は大きくなり、20人を超える様な規模になることも珍しくない。
【法の教団の神官】脅威度4
ST:10 DX:13 IQ:15 HT:13/63 MOVE:6 抵抗力(意志の強さ):1
受動防御/防護点:0/8 受け/止め/よけ= / / 8
攻撃手段:聖光(精度16、威力レベル8の破壊光線、射程80m 8d6の光属性叩きダメージ)
光の壁(精度16、威力レベル1、直径11m、光/実体属性の<障壁>。)
特殊能力:魔法適性(光系、肉体操作系、防御警戒系の魔法全てを15レベルで習得し使用できる)
▼外見:清楚な神官衣を纏い仕える神の聖印を身につけたた女性
▼解説:神の教えを広める為に巡礼と布教の旅をしている神官。冒険者や軍属となり魔物を狩る事を生業に選ぶ者たちも多い。
【龍飼いの一族】脅威度5
ST:13 DX:15 IQ:15 HT:13/143 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):3
受動防御/防護点:0/5 受け/止め/よけ= 11(素手) 11(フェンシング)/ / 9
攻撃手段:龍支配(永続する魅了。精度16。2点疲労した上で接触しながら1秒集中必要、対象は竜族のみ。相手は知力-10で抵抗。自殺的な命令でも服従する)
しもべの召喚(支配している竜族をこの場に召喚する。1秒の集中が必要、精度16)
束縛する鎖(威力レベル10の金縛り。竜族以外には威力レベル5として扱う。1秒の集中が必要)
雷の調教鞭(精度16、射程140mの電撃妖術。 7d6の電気属性叩きダメージを与える。相手が竜族の場合ダメージは14d6点になる)
特殊能力:勇者(魔物・魔獣ではないため擬態を用いなくても人の姿を持つ)
暗視、両生類や爬虫類と会話可能
特殊耐性:熱属性無効、矢や弾丸、手投げ武器といった妖術によらない発射武器無効
飛行能力:地面から1.5m程度の高さまで飛行して移動できる
魔物全般に対する広く浅い知識及び竜族に対する深い知識を持つ。また、竜族に対してのみ加虐嗜好や偏愛といった性質を持つ
▼外見:古い道士風の服装をした人間。
▼解説:霧の大陸にかつて存在したと言われる、龍を飼い慣らす力を持った勇者の一族。その殆どは霧の大陸が9つの尾を持つ大妖怪に
制圧された戦いで討ち死にするか魔物へと堕落させられたが、力を保ったまま他の大陸へと渡り命脈を保っている者も存在する。
彼らは魔物使いの一族であり、彼ら自身よりも引き連れている魔物によってその危険度は変化する。
しかししもべを抜きにしても強烈な電撃の術や拘束術を行使するため、不用意に戦いを挑めば容易く返り討ちにあうだろう。
彼らが支配出来る対象は、東方に住まうタイプの龍族に限らない。ワイバーンや恐竜、亜竜など竜に連なるものであればどんな存在でも下僕としている
可能性はある。
【腕利きの傭兵】脅威度6
ST:50 DX:15 IQ:11 HT:13/83 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):2
受動防御/防護点:4/7 受け/止め/よけ= 10/盾10 /9
攻撃手段:ピックアックス(技能18、長さ1、2 8d6点の刺しダメージ)
特殊能力:ミディアムシールド(止めに+3、範囲攻撃ではない妖術を止められる)
金属鎧(電撃/音・振動属性に対しては受動防御0防護点1扱いとなる)
▼外見:片手武器と盾、鎧で武装した戦士。
▼解説:熟練の技量を身につけた叩き上げの戦士。卓越した技量と鍛え上げた肉体を持つ。
【下級魔術師】脅威度6
ST:9 DX:13 IQ:15 HT:11/61 MOVE:7 抵抗力(意志の強さ):2
受動防御/防護点:0/6 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:火球(精度15、威力レベル8の火球。射程80m、爆発する。熱属性の8d6点の叩きダメージを与える)
雷撃(精度15、威力レベル8の電撃。直線上に効果。電気属性の8d6点の叩きダメージを与える)
特殊能力:魔法適性(GMが適切と思う魔法を15レベルで取得している。一般的には以下のものが多い。(前提条件は省略)
<持続光><盾><怪力(元の体力が15以上の場合、+1ごとに体力を+5すること)><闇><すばやさ><浮揚>)
▼外見:ローブと三角帽子を被り杖を手にした人間。
▼解説:一通りの魔法の修練を終えて、実戦での魔術修行の段階に足を踏み入れた魔法使い。
【魔弾の射手】脅威度8
ST:11 DX:17 IQ:13 HT:13/ MOVE:9 抵抗力(意志の強さ):2
受動防御/防護点:0/8 受け/止め/よけ= / / 10
攻撃手段:魔弾(精度21、威力レベル10の石弾。射程100m ピンポイント攻撃可能、曲射1レベル。命中すると10d6点の大地属性の刺しダメージを与える)
特殊能力:鋭敏な感覚(感覚判定の基準値全て13)
暗視
望遠視力2レベル(4倍遠くまで見える。狙いを付けた場合に限り、魔弾使用時の命中修正を考慮する場合の相手までの距離が4分の1扱いになる)
森に隠れる/追跡する(忍び20レベル、追跡16レベル、その他森林に関わる技能を15レベルで持つ)
▼外見:森に紛れる様な服装をし、弓を手にした少女
▼解説:狩場を知り尽くした熟達の狩人。相手が察知するより遥か遠くから敵を察知し、音もなく命を刈り取っていく。
【中堅魔術師】脅威度9
ST:9 DX:13 IQ:17 HT:11/ MOVE:7 抵抗力(意志の強さ):3
受動防御/防護点:0/10 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:炎の嵐(精度18、威力レベル12の火球、射程120m、爆発する、熱属性の12d6点の叩きダメージを与える)
雷撃(精度18、威力レベル12の電撃。直線上に効果。電気属性の12d6点の叩きダメージを与える)
特殊能力:魔法適性(GMが適切と思う魔法を18レベルで取得している。一般的には以下のものが多い。(前提条件は省略)
<持続光><盾><怪力(元の体力が15以上の場合、+1ごとに体力を+5すること)><闇><すばやさ><浮揚>)
▼外見:ローブと三角帽子を被り杖を手にした人間。
▼解説:実地での魔法の使用にも熟達し、高い殲滅能力を身につけた魔法使い。
【魔剣使い】脅威度9
ST:13 DX:15 IQ:11 HT:13/93 MOVE:7 抵抗力(意志の強さ):3
受動防御/防護点:0/10 受け/止め/よけ= 13/- /9
攻撃手段:魔剣の一撃(精度18、長さ1、2 7d6+1点の刺しダメージ)
魔剣解放(精度16、威力レベル8の風撃。射程80m、8d6点の切りダメージを与える)
特殊能力:なし
▼外見:不思議な霊気を帯びた武器を手にした戦士。
▼解説:魔剣や聖剣を手にし、その力を開放して戦う戦士。その刃は空を裂き離れた相手をも断ち切る。
【聖騎士】脅威度12
ST:15 DX:16 IQ:14 HT:14/ MOVE:9 抵抗力(意志の強さ):4
受動防御/防護点:2/14 受け/止め/よけ= 13/ 盾10/10
攻撃手段:聖剣の一撃(技能18 長さc、1、2 9d6の刺し)
太陽の槍(精度16、威力レベル10の破壊光線。直径3mの範囲に効果。10d6点の光属性叩きダメージを与える)
特殊能力:ミディアムシールド(止めに+3 範囲攻撃ではない妖術を止められる)
魔法適性(肉体操作系、光系、防御警戒系の魔法を技能レベル15で行使できる)
▼外見:全身鎧に身を包みマントを身につけた騎士
▼解説:叙勲を受け城詰を許された正規の騎士。実力と共に人格も認められており、幾つかの神術も行使できる。
【放浪の修練闘士】脅威度12
ST:50 DX:16 IQ:13 HT:14/64 MOVE: 抵抗力(意志の強さ):3
受動防御/防護点:0/10 受け/止め/よけ= 素手16(カウンター受けは12)/ -/ 11
攻撃手段:鉄拳(技能21レベル、長さc、1 非実体に影響する。6d6点の叩きダメージ/全集中の呼吸発動中は17d6点の叩きダメージ)
フェイント(技能レベル25、長さc、1 ダメージは与えない。相手の武器技能/敏捷力と即決勝負を行い勝てば、
その差分を次の攻撃に対する相手の防御判定のペナルティとする事が出来る。次回の行動で能動防御を発生させる攻撃以外を行うと効果は消える)
特殊能力:カウンター(1ターンに1回だけ、-4のペナルティを受けて素手受けを試みることができる。
これに成功した場合、相手の攻撃を無効にした上で、相手に鉄拳によるダメージを与えることができる。
カウンターに対しては防御判定を行うことはできない。)
全集中の呼吸(1ターン集中が必要。次の手番の始めからその次の手番の最初まで、体力を一時的に3倍として扱う。使用すると1d6点疲労する)
秘孔(自動効果。鉄拳による攻撃は防護点を引いた後のダメージが2倍になる)
2回攻撃(1ターンに鉄拳もしくはフェイントで2回攻撃を行う事が出来る)
▼外見:鍛え上げた肉体を持つ拳闘士。武器は素手、若しくはそれを強化するプラスナックルなどで、身軽に動くため鎧などは殆ど着用していない。
▼解説:五体を凶器とする独特の闘技を身に付けた戦士。様々な特異な戦技を身につけており、それらを駆使して敵を殲滅する。
【上級魔術師】脅威度15
ST:11 DX:14 IQ:20 HT:12/162 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):8
受動防御/防護点:0/12 受け/止め/よけ= 武器10/‐ /9
攻撃手段:炎の嵐(精度18、威力レベル16の火球、射程160m、爆発する、熱属性の16d6点の叩きダメージを与える)
雷撃(精度18、威力レベル16の電撃。射程160m、直線上に効果。電気属性の16d6点の叩きダメージを与える)
隕石招来(精度18、威力レベル16、2時間の儀式が必要。直径6kmの範囲を壊滅させる隕石を呼ぶ。射程160m。巻き込まれると16d6ダメージ)
レフティブの水晶槍(技能18、射程10mの手投げ武器。7d6点の刺しダメージ)
特殊能力:2回攻撃(炎の嵐or電撃とレフティブの水晶槍で1ターンに2回攻撃できる)
魔法適性(GMが適切と思う魔法を21レベルで取得している。一般的には以下のものが多い。(前提条件は省略)
<持続光><盾><韋駄天><怪力(元の体力が15以上の場合、+1ごとに体力を+5すること)><闇><すばやさ><浮揚><瞬間移動><瞬間回避>)
▼外見:威厳のある荘厳な刺繍のされたローブと三角帽子を被り、魔力を帯びた杖を手にした人間。
▼解説:実地における魔術の使用を極め、戦略級の破壊魔法すら行使できるようになった大魔術師。普段は研究三昧の時間を過ごしたり、学院の教師や校長を務めたり
隠遁して隠者の様な生活を送っており、面倒事は弟子や冒険者に任せる事が多い。
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●動植物
自然界にはびこる動植物たち。多くは特別な魔力を持っているわけではないが、その高い身体能力で冒険者の前に脅威として立ちはだかる事も少なくない。
深い森の奥や人跡未踏の秘境では、高位の魔物でも避けて通る様な恐ろしい自然界の驚異が未だに徘徊しているという。
【巨大蠍】
ST:14 DX:15 IQ:2 HT:13/16 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):0
受動防御/防護点:3/4 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:ハサミ(技能15の組み付き(敏捷力で対抗)、長さC、1 1d6の叩きダメージ+組み付き)
毒針(技能15、長さC、1d6の刺しダメージ&1d6+2ダメージのC型毒)
特殊能力:C型毒(犠牲者は即座に生命力-6で判定。失敗すると即座にダメージ&3日間敏捷-4。成功してもダメージ半分&3日間敏捷-2)
▼外見:全長2mもある巨大な蠍。
▼解説:夜間に砂漠を単独でうろつき、おろかにも近づいてきた獲物を目にも止まらぬ早業で挟み付ける危険な狩人。
【ディノニクス】脅威度2
ST:18 DX:14 IQ:3 HT:13/20 MOVE:12 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:1/4 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:蹴り(技能14、長さ1、3d6の刺しダメージ)
鉤爪(技能14、長さC、3d6の切りダメージ)
特殊能力:なし
▼外見:全長3m程の、四肢に鋭い鉤爪を持ち二足歩行する肉食の亜竜
▼解説:乾いた平原に主に生息する。
【プレシオサウルス】脅威度2
ST:30 DX:14 IQ:3 HT:14/40 MOVE:7 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:1/4 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:噛み付き(技能14 長さC、1~7 3d6の刺しダメージ)
特殊能力:水中行動可能、肺が強い
▼外見:長くて柔軟な首を持ち水中を泳ぐ亜竜。
▼解説:肺呼吸する海洋生物であり、シャチなどと同じような生態を持つ。
【巨大タコ】
ST:16 DX:14 IQ:3 HT:12/36 MOVE:9 抵抗力(意志の強さ):0
受動防御/防護点:1/3 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:足(技能14の組み付き、長さC、1、2 組み付き)1ターンに2本の足で攻撃可能
引き寄せ(足の体力の合計と獲物の体力で勝負。自分のいるへクスまでの引き寄せ)
噛み付き(技能14、長さC、3d6+1点の刺し+D型毒)
特殊能力:体色変化(発見に視覚-5)
足による2回攻撃
足による引き寄せ
D型毒(生命力-3判定に失敗すると6時間麻痺。成功しても3d6分麻痺。ファンブルすると1d6+6時間昏睡)
▼外見:8本の足を持つ巨大なタコ
▼解説:神話や伝説に登場する巨大なタコ。海の浅瀬を漂いながら獲物を通りかかるのを待つ。
体色を周囲に合わせて変化させることができるため発見が困難であり、初撃は大抵不意打ちとなる。
1回の行動で2本の足を攻撃に用いて獲物に絡みつけようとする。
示されている体力は足1本あたりのものであり、複数の足が絡みついた場合、脱出のための体力勝負は足の体力の合計に対して行わなければいけない。
足が絡みついた対象に対して、タコは獲物を口元まで引き寄せ(体力勝負)、成功すると次のターンに噛み付く。
巨大タコはHPの半分以上のダメージを受けると、墨を吐き出して逃走する。
【首吊りの樹】脅威度3
ST:35 DX:13 IQ:1 HT:15/140(蔓は30) MOVE:0 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:5/9 受け/止め/よけ= / / 0
攻撃手段:蔓(18本ある。1ターンに3回まで攻撃可能。技能13、長さc、1~3 命中すると体力勝負行い成功すると組み付き状態。
組み付き状態で次のターンになると、再び体力勝負を行い勝てば吊られて窒息状態になる。吊られているキャラは命中に-10ペナで反撃可能。
この状態になった時と毎ターンの初めに樹の体力と犠牲者の生命力で即決勝負を行い、樹が勝つと差分がダメージとして犠牲者に与えられる。防護点は有効。
犠牲者が勝ってもダメージを免れるだけである。脱出するには振りほどき(体力の即決勝負)の判定を行い犠牲者が勝つ必要がある)
特殊能力:首吊り。蔓で1ターンに3回まで攻撃可能。蔓そのものは30点のダメージを受けると切り離されるが本体のHPには影響しない
窒息状態では体力ターンまで息を止めていられるが、そのあとは1秒に1点ずつ疲労していく。
体力が0になると意識を失い4分以内に救出されなければ死んでしまう。
▼外見:檜の大樹のように見えるがところどころにつりがねのような形の蔦がぶら下がっている
▼解説:森の中、綺麗な泉や蜜を滴らせる木々のある場所に混じって生えている樹木。集う動物や鳥が木の真下を通るとつたが落下し、
その動物を吊り上げる。茂った枝葉のあいだに目を凝らせば、ミイラ化した多数の動物の死体が見えるだろう。
【クラーケン】脅威度3
ST:20 DX:13 IQ:3 HT:15/200 MOVE:10 抵抗力(意志の強さ):0
受動防御/防護点:3/6 受け/止め/よけ= / /6
攻撃手段:足(技能13、長さC~70 組み付き、引きずり込み、締め付け)
噛み付き(引き寄せた相手に対して使用。技能13、長さC、6d6の切り)
足による締め付け(足で組み付いている相手に自動効果。足の体力と相手の生命力で勝負、差分がダメージ。通常の防護点は無効)
引き込み(足で組み付いている相手に使用。体力の20倍までの重さの獲物を1ターンに1m引き寄せる)
特殊能力:なし
▼外見:深海に住む巨大なイカ。くじらや巨大な魚を食べて生活しているが、たまに人間を軽食にしようとすることもある。
▼解説:小さいものでも全長10m、大きなものとなると100mを超える大きさを持つ深海の魔獣。データにある体力は足の1本を示している。
足のうち2本は非常に長く、主に攻撃に使用される。クラーケンは2本までの足を使用しながら通常行動を行う事が出来る。
それ以上の足を使用する場合は全力攻撃扱いになる。
【アンキロサウルス】脅威度3
ST:50 DX:11 IQ:3 HT:15/80 MOVE:4 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:4/12 受け/止め/よけ= / /0
攻撃手段:尻尾(技能11 長さ1、2 5d6+2の叩きダメージ)
特殊能力:なし
▼外見:分厚い皮膚と刺の生えた尾を持つ亜竜の一種。全長7~10m、高さは2m、幅2.5m程にもなる
▼解説:湿原や水辺に住む草食性の亜竜。大人しい性質だが攻撃されれば尾を振り回して戦う。
【巨大カマキリ】脅威度4
ST:35 DX:15 IQ:2 HT:15/40 MOVE:5 抵抗力(意志の強さ):0
受動防御/防護点:3/7 受け/止め/よけ= -/- /7
攻撃手段:前足(技能15の組み付き(敏捷力で対抗)、長さc、1 組み付き効果と同時に5d6叩きダメージ、体力の即決勝負に勝たないと逃げられない)
噛み付き(技能15、組み付いている相手にのみ使用。7d6の切りダメージ)
特殊能力:待ち伏せ(発見するには視覚-4判定が必要)
▼外見:立ち上がると身長2.5mほどにもなる巨大なカマキリ。2本の前足は強力な鎌になっている。
▼解説:細い道の茂みなどで獲物を待ち受ける獰猛な肉食昆虫。
【巨大ムカデ】脅威度5
ST:50 DX:14 IQ:2 HT:15/75 MOVE:6 抵抗力(意志の強さ):0
受動防御/防護点:1/6 受け/止め/よけ= / /5
攻撃手段:噛み付き(技能14、長さC、6d6の刺し+5d6ダメージのF型毒)
特殊能力:F型毒(犠牲者は即座に生命力-6判定。失敗すると5d6毒ダメージ&1d6時間目眩で全ての能力値に-3ペナ。成功しても3d6分能力値-3ペナ)
▼外見:長さ7m、幅1mにも達する巨大なムカデ。
▼解説:いつも飢えていて目につくものは何でも攻撃して食べてしまう。
【ケラトサウルス】脅威度5
ST:60 DX:14 IQ:3 HT:13/90 MOVE:6 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/8 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:噛み付き(技能14、長さC、6d6の刺しダメージ)
鉤爪(技能14、長さ1、6d6の切りダメージ)
特殊能力:なし
▼外見:全長6m、体高4m程の二足歩行する肉食の亜竜。鼻の上に小さな角を持つ。
▼解説:水辺や湿原、穹窿地帯に住む亜竜。
【アロサウルス】脅威度8
ST:100 DX:14 IQ:3 HT:14/135 MOVE:7 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/13 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:噛み付き(技能14 長さC、1 11d6の刺しダメージ)
鉤爪(技能14 長さC 11d6の切りダメージ)
特殊能力:なし
▼外見:発達した前足と強靭な顎を持つ2足歩行の蜥蜴。全長6~12m、体高5m程。
▼解説:獰猛な牙と爪を持つ竜族の亜種。主に自然界の力が支配的な場所、人や魔物の手が入らない平原や森、水辺に生息している。
【ステゴサウルス】脅威度13
ST:100 DX:8 IQ:3 HT:15/150 MOVE:4 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/ 受け/止め/よけ= / / 4
攻撃手段:尻尾(技能8 長さ1、2 11d6の刺しダメージ)
骨板(隣接へクスの相手全てに自動命中。相手は防御判定に失敗すると10d6の切りダメージ)
特殊能力:骨板と尻尾で1ターンに2回攻撃可能
▼外見:全長6~9mの草食性の亜竜。背中には五角形の骨板を持ち尾には鋭い刺がある。
▼解説:湿原や海岸で生活する亜竜。剣竜とも呼ばれる。
【ティラノサウルス】脅威度14
ST:150 DX:15 IQ:3 HT:15/210 MOVE:9 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/20 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:噛み付き(技能15 長さc、1、2 18d6点の刺しダメージ)
特殊能力:なし
▼外見:全長14m 高さ6mで強靭な顎を持つ肉食性の亜竜
▼解説:湿原や沼地で活動する亜竜。
【トリケラトプス】脅威度15
ST:200 DX:12 IQ:3 HT:17/260 MOVE:10 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:4/26 受け/止め/よけ= / /6
攻撃手段:頭突き(技能12の体当たり 長さC 基本的に20d6の刺しダメージ+体当たりによる転倒。下記参照)
特殊能力:頭突き。体当たりとして扱い、そのターンの移動距離が3m以下ならダメージ半分。10m以上なら2倍ダメージ
▼外見:全長6~9m程の、槍の様な3本の角を備えた四足歩行を行う草食性の亜竜。
▼解説:沼地や川辺で集団生活を送る亜竜。角竜とも呼ばれる。
【ブロントサウルス】脅威度23
ST:300 DX:9 IQ:3 HT:17/400 MOVE:5 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/34 受け/止め/よけ= / /0
攻撃手段:尻尾(自動命中 長さ1~8、先端が8m/秒の速度で動き、尾が通ったへクスにいるキャラ全員に命中する。30d6の叩きダメージ+跳ね飛ばし。防御はよけのみ可能)
踏みつけ(技能レベル9 長さC 30d6の叩きダメージ、よけのみ可能)
特殊能力:なし
▼外見:象のような足と長い首、太い尾を持ち全長20~25mにも達する最大級の陸上の亜竜。
▼解説:湿原に住み樹木の葉を主食とする巨大竜。肉体だけなら古代竜にも匹敵すると言われ、肉食竜も敢えて近づこうとはしない。
人間が遭遇する可能性は殆どないが、もし遭遇したとしても気が付かれる事もなく踏み潰されてしまうだろう。
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●幻獣
魔力を帯びて変異した獣や植物、幻想から生まれた怪異、魔術によって生み出された合成獣など、様々な特殊な<魔力を帯びた獣>が此処に分類される。
凶悪なものは魔獣と呼ばれる事もあるが、本質は変わらない。
彼らは食事の必要性が少なく、極めて少食、ほとんど飲まず食わずの状態でも想像を絶する期間を生きて活動することができる。
寿命も非常に長いが、その一方で彼らは単独行動を好み人里離れた場所でひっそりと暮らすことを望む者が多い。
その影響もあってか繁殖力、出生率も極めて低く、個体数自体は多くない。
【雷獣】脅威度2
ST:12 DX:13 IQ:6 HT:13/35 MOVE:5 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:1/2 受け/止め/よけ= / /6
攻撃手段:電撃のブレス(精度13、威力レベル3の電光。射程30m 3d6点の電気属性叩きダメージを与える)
特殊能力:飛行
▼外見:1mほどの大きさのイタチに似た半透明の獣。
▼解説:高山や強い風が吹きすさぶ場所に棲む魔獣。風の精霊界からの来訪者だったと言われるが、現在は完全に地上界に適応している。
凶暴で気まぐれな性質をしており、同族を除き遭遇した相手全てに襲い掛かる。
【シャドウウルフ】脅威度3
ST:22 DX:14 IQ:7 HT:14/22 MOVE:9 抵抗力(意志の強さ):なし
受動防御/防護点:2/2 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:牙(技能14 長さC 2d6+2点の刺しダメージ+X型毒)
特殊能力:X型毒(生命力-3で抵抗。失敗すると吐き気で1時間の間行動不能となる。)
闇視
忍び技能、追跡技能を18レベルでもち獲物を追う。
日光のもとでは敏捷力に-3ペナルティ
静寂の叫び(フリーアクションで使用。技能レベル15、消費・集中不要の直径3mの<静寂>。2回まで連続使用可能、30分で使用回数1回回復)
▼外見:赤茶色の毛に赤く輝く瞳を持ち硫黄の匂いを漂わせる狼
▼解説:悪魔に仕える呪われた怪物。一説では魔法に失敗した魔法使いの成れの果てとも言われる。
非常にずる賢く、獲物を執念深く追跡し不意打ちの機会を狙う。
通常はどこかの場所を守る衛視、若しくは邪悪な魔法使いの護衛として使われている。
たまに悪魔が誰かを苦しめるために送り込まれることもある。
【マンティコア】脅威度3
ST:25 DX:15 IQ:10 HT:14/30 MOVE:7 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/2 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:牙(技能15 長さC 2d6+2点の切りダメージ)
爪(技能15 長さC 2d6+2点の切りダメージ)
毒針(技能15、受け-2ペナ。命中するとダメージは与えないが自動的に6d6ダメージのC型毒を与える)
特殊能力:C型毒(生命力-6判定を即座に行う。失敗すると6d6ダメージ&3日間敏捷力-4 成功してもダメージとペナ半減のみ)
毒針(C型毒を分泌している。毒針を狙う場合は命中-4、8点ダメージで使えなくなる。本体のHPとは無関係)
▼外見:鋭い牙を持つ人間の頭にライオンの胴体、蠍の尾を持つ怪物
▼解説:人里離れた荒野に住む、人間並みの知性を持つ邪悪な生き物。動物ではないため動物に対するような魔法や能力は意味をなさない。
ほかのすべての知的生物を嫌っているが、脅迫や賄賂での交渉を受け入れることはある。
【岩石獣】脅威度3
ST:40 DX:10 IQ:9 HT:14/74 MOVE:5 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/11 受け/止め/よけ= / /5
攻撃手段:のしかかり(技能10の体当たり扱い、命中すると自動的に5d6の叩きダメージを与える。相手が無生物の場合、ダメージは10d6になる)
特殊能力:幅が広い(岩石獣から体当たりを仕掛けたとき、相手は敏捷力の即決勝負で-4の修正を受ける)
岩の肉体(切りや刺しのボーナスがない。代わりに岩を砕くのに適した武器(ピックやメイスなど)のダメージは防護点を引いたあとで2倍となる)
▼外見:直径5m余りの岩。よく見るとその表面には細い目とひび割れのような口が存在する。
▼解説:岩場や砂漠、山などに本物の岩に混ざって転がっている事がある魔獣。非常に頑強でしぶといため、破壊するのは困難である。
【水竜(幼年期)】脅威度3
ST:25 DX:13 IQ:4 HT:13/40 MOVE:8(水中) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/5 受け/止め/よけ= / /6
攻撃手段:噛み付き(技能13 長さc、1 3d6点の刺しダメージ)
特殊能力:水中適応
▼外見:10m前後の体長を持つ蛇のような体。頭には2本の角とたてがみに似た無数の刺が生えており、背中には鋭い背びれがある。
▼解説:海に棲む亜竜。亜竜族は微かに竜の血を引いてはいるが、多くは知性に劣り獣とさして変わらない存在であるが、その力は並みの生き物を遥かに凌駕する。
水竜は海洋を住処とし、非常に大きく成長する。これは生まれて100年に満たない幼い個体である。
【グリフォン】脅威度4
ST:35 DX:14 IQ:5 HT:15/45 MOVE:15 抵抗力(意志の強さ):なし
受動防御/防護点:1/5 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:鉤爪(技能14 長さc 5d6の切りダメージ)
嘴 (技能14 長さc 5d6の切りダメージ)
特殊能力:飛行(無荷で移動力15、軽荷で11 それ以上では飛べない。地上の移動力は6)
鉤爪と嘴による2回攻撃
動物系魔法や動物使いの妖術無効
▼外見:上半身が鷲、下半身がライオンの美しい動物
▼解説:森林や山岳に生息する獰猛な肉食獣であり特に馬の肉を好む。羽にマナを蓄え、巨体に似合わず高速で飛行することが可能。
子供のグリフォンを捕まえれば調教することも可能だが、扱いが難しく常に-3のペナルティを受けてしまう。
子供のグリフォンは5000Gという高値で取引され、一度調教されたものは決して他の人間に懐く事はない。
【牛頭鬼】脅威度5
ST:30 DX:12 IQ:4 HT:14/44 MOVE:7 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/8 受け/止め/よけ= / / 7
攻撃手段:鉤爪(技能12 長さc、1、2 5d6+2の切りダメージ)
涎(下記参照)
特殊能力:涎(牛頭鬼と同じまたは隣接するへクスに入った者は必ず涎を浴びる。これは強い毒性、腐食性を持ち、浴びたものは即座に生命力判定を行う。
失敗すると5d6、成功してもその半分の化学属性のダメージを受ける。防護点は有効だが、革や布などはすぐに変質しボロボロになってしまう。
鎧による防護点は止めたダメージと同じだけ減少し0になると破壊される。防護点のない服は即座にボロボロになってしまう。)
ソナー感覚
▼外見:3m程の巨大な牛の頭から4本の蜘蛛のような足が直接生えている怪物。目は白濁し開いた口からは絶えず涎が滴っている。
▼解説:森や山に出没する異形の怪獣。かつては魔神の一種であったと言われるが、地上界に適応している。
口から滴り落ちる涎は強烈な毒性を帯びており、地面に触れると二度と草木の生えることのない腐った土になってしまう。
この怪物はこうやって変質させた土を常食にしており、牛頭鬼が徘徊する場所は荒廃した荒れ野に変わってしまう。
【キマイラ】脅威度5
ST:40 DX:14 IQ:5 HT:15/60 MOVE:10 抵抗力(意志の強さ):0
受動防御/防護点:1/5 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:ライオンの頭の噛み付き(技能14、長さc、1 5d6の切り)ライオンの頭と蛇の尻尾の行動
ライオンの頭の炎の吐息(自動命中、よけか止め可能、4d6点の叩き、5点疲労する)
蛇のしっぽの噛み付き(技能14、長さc、1 5d6の切り+2d6ダメージのA型毒)
特殊能力:A型毒(生命力-4判定を即座に行う。成功しても3日間の間、1日1回同じ判定を行う。失敗したらその時点で5d6毒ダメージを受け効果終了)
ライオンの頭と蛇のしっぽによる複数回行動(2回の噛み付きと炎の吐息を1行動で行える)
▼外見:頭と胴体がライオン、背中にヤギ頭、尻尾は蛇という奇怪な動物。
▼解説:非常に獰猛で目に付いたものはなんでも攻撃する。なお山羊頭は戦闘中叫び声をあげ相手を延々と罵り続けるが、実害を与える能力は持たない。
【触手溜まり】脅威度5
ST:26 DX:14 IQ:15 HT:13/123 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/10 受け/止め/よけ= 10(素手)/ / 8
攻撃手段:触手(技能16、長さc、1、2、5d6点の叩きor組み付き)
魅了(接触した相手に自動発動。威力レベル1で知力抵抗。接触している限り毎ターン抵抗が必要。接触が絶たれると自動的に解除される)
愛撫(接触した相手に自動発動。威力レベル5で生命抵抗。失敗すると性的快感で知力と敏捷力が-1。累積する。)
特殊能力:感染(10ターン以上触れている相手に好色or色欲依存症の精神特徴を感染させる。拒否する場合は意思抵抗。魅了されている場合は抵抗不可能)
愛撫(接触した相手に快感を累積させ行動を鈍らせる。知力か敏捷力のどちらかが0になると完全に行動不能。
最後に効果を受けてから24時間経過するとペナルティは1時間に1ずつ回復していく)
▼外見:ぬるぬるとした絡まり合う触手の塊。そこから周囲に触腕が伸びている。
▼解説:魔力の淀みから生まれる魔物に近い魔獣。接触した相手にまとわりつき、性的快感を与えて無力化し魔力を啜る。
長い触手は殴りつけたり締め付けて攻撃してくることもあるが、通常獲物に対しては組み付きを行いながら愛撫による快楽と魅了の魔力を流し込む
ことで無力化するのを好む。
この魅了は触手から引き離せば解除されるが、触手の与える快楽が忘れられず自ら触手のもとに舞い戻り身を委ねてしまう者も多い。
【カイチ】脅威度6
ST:70 DX:11 IQ:15 HT:14/154 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):2
受動防御/防護点:1/14 受け/止め/よけ= 10(素手、もしくは角)/ /7
攻撃手段:角(技能14 長さc、1、2 8d6+2点の刺しダメージ)
鉤爪(技能14、c、1、2 8d6+3の叩きダメージ)
特殊能力:オーラ感知2レベル、透明看破
人間への擬態
相手の大まかな善悪を知ることが出来る。隠したい場合は知力-10で抵抗可能だが、読み取れなかったことにカイチ自身も気がつく。
異界形成(精度14 100m以内の相手に影響。知力-10抵抗に失敗した相手を牢獄を模した異空間に引きずり込む)
法の言葉(精度14 射程12m 相手に-30CPまでの法を遵守出来る様な精神的特徴を植え付ける。知力-10で抵抗可能。)
▼外見:全長5mほどのサイに似た角を持つ四足の獣。
▼解説:善悪を見定め悪人をその角で貫くという霊獣。善人には無害であるが、その善悪の判断基準は主神の齎した法によるため魔物やインキュバス相手だと
<存在そのものが悪>と見なされ問答無用で襲い掛かって来る。
主神の勢力圏においても、腐敗した官吏や教会関係者も容赦なく狩るため基本的に疎まれる事の多い存在である。
尤も、彼ら自身は他者の評価など露ほども気にせず、悪人を角に掛ける事のみを喜びに活動している。
【岩竜】脅威度6
ST:35 DX:11 IQ:10 HT:15/70 MOVE:5(地上・地中) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:4/ 受け/止め/よけ= / / 5
攻撃手段:蹴り(技能レベル11、長さc、1 4d6点の刺し)
踏みつけ(技能レベル11、長さc、1 4d6点の叩き)
水晶槍(精度レベル14、威力レベル4の石弾。命中すると4d6点の大地属性刺しダメージを与える)
特殊能力:穴掘り(地中を移動力5で穴を掘って移動できる。移動後にそこに穴を残しても残さなくてもいい)
魔法適性(全ての地霊系魔法を21レベルで使用できる。<埋葬><肉を石>は25レベルで行使できる)
複数回攻撃(魔法or水晶槍、蹴り、踏みつけで1ターンに3回まで攻撃できる)
▼外見:巨大な岩の塊。手足は石筍の様に尖っている。
▼解説:深い山の中の洞窟に棲む亜竜。地中を自在に行き来する能力を持つ。キラキラしたものに目がなく、その住処は宝石や金銀で埋まっている。
亜竜族の中では比較的知性が高い方であり、気性も温和で交渉できる相手。しかし宝石を盗もうとすれば怒り狂い襲い掛かってくる。
【空竜】脅威度7
ST:30 DX:14 IQ:6 HT:14/44 MOVE:20(飛行) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/6 受け/止め/よけ= / / 10
攻撃手段:噛み付き(技能14、長さc、1 3d6点の切りダメージ)
尻尾の毒針(技能14、長さc、1 3d6点の刺しダメージ+防護点を貫通した場合麻痺毒注入(下記参照))
稲妻の投射(精度15、威力レベル3の電撃。射程30m、命中すると3d6点の電気属性叩きダメージ)
特殊能力:麻痺毒(生命力-4で抵抗する。失敗すると即座に4d6点の毒属性叩きダメージ(防護点は無効)を受け、2日の間あらゆる判定に-4のペナルティを
受ける。成功した場合は2d6点の毒属性叩きダメージ(防護点は無効)を受けるのみ。ペナルティは累積はしない。)
複数回攻撃(噛み付き、毒針、稲妻で1ターンに3回攻撃可能)
▼外見:前足がなく、代わりに巨大な翼が生えている竜。
▼解説:高山に巣をつくる亜竜族。生きた肉が大好物であり、時に地上近くまで降りてきては家畜や人間を襲う。
【海星の怪】脅威度9
ST:100 DX:13 IQ:12 HT:16/46 MOVE:7(水中、陸上) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/13 受け/止め/よけ= / /7
攻撃手段:噛み付き(技能13、長さc、1 11d6点の刺し+吸血(下記参照))
吸い付き(技能13による組み付き、長さc、 吸血(下記参照))
特殊能力:吸血(噛み付きが成功すると、蛭の様に吸いつかれたことになる。以降、組み付き状態とみなし更に毎ターン犠牲者は血を吸われ1点疲労する。
疲労点が0になると今度はHPを同じように吸い取り最後には殺してしまう。
脱出するには星海魔と犠牲者が体力の即決勝負を行い犠牲者が勝たなくてはならない。星海魔は犠牲者に更に押さえ込みを試みることもできるし、
吸血と組み付きを維持しながら別の口で攻撃を行うこともできる。)
魔法適性(全ての水霊系の魔法を技能レベル12で行使できる)
▼外見:直径10m程の巨大なヒトデに似た怪物。その5つの突起の先端にはそれぞれ口がついており、本来のヒトデの口がある部分には繊毛がうごめいている。
▼解説:生き物、特に人間の生き血を好んで啜る海の吸血種族。普段は魚や難破した船の船員などで我慢しているが、時に陸に上がってくる。
怪物が食欲を満足させる頃には小さな漁村のひとつやふたつは壊滅しているだろう。
【水竜(成年期)】脅威度12
ST:100 DX:13 IQ:5 HT:15/185 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:2/15 受け/止め/よけ= / / 6
攻撃手段:噛み付き(技能レベル15 長さc、1 11d6点の刺しダメージ)
水撃(精度18、威力レベル11の水撃。射程100m、射線上の全員に命中し、10d6の水属性叩きダメージを与える)
特殊能力:水中適応
複数回攻撃(噛み付きと水撃で1ターンに2回攻撃できる)
▼外見:100m前後の体長を持つ蛇のような体。頭には2本の大きな角とたてがみに似た無数の刺が生えており、背中には鋭い背びれがある。
▼解説:海に棲む亜竜。亜竜族は微かに竜の血を引いてはいるが、多くは知性に劣り獣とさして変わらない存在であるが、その力は並みの生き物を遥かに凌駕する。
水竜は海洋を住処とし、非常に大きく成長する。これは生まれて100年を超えて生き成体となった個体である。
【水竜(老年期)】脅威度23
ST:200 DX:13 IQ:5 HT:17/400 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:3/25 受け/止め/よけ= / / 6
攻撃手段:噛み付き(技能16 長さc、1 21d6点の刺しダメージを与える)
水撃(精度21、威力レベル20の水撃 射程200m、射線上の全員に命中し、20d6点の叩きダメージを与える)
特殊能力:水中適応
複数回攻撃(噛み付きと水撃で1ターンに2回攻撃できる)
▼外見:1km前後の体長を持つ蛇のような体。頭には2本の巨大な角とたてがみに似た無数の刺が生えており、背中には鋭い背びれがある。
▼解説:海に棲む亜竜。亜竜族は微かに竜の血を引いてはいるが、多くは知性に劣り獣とさして変わらない存在であるが、その力は並みの生き物を遥かに凌駕する。
水竜は海洋を住処とし、非常に大きく成長する。これは生まれて1000年を超えて生き、知られている限りの最大の大きさまで成長した個体である。
この亜竜族の革は加工すると非常に上質な革細工の原料となる。
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●アンデッド
死してなお動くことを止めない、眠れぬ死者たち。大きく3つに分類される。
一つは、魂は死んでいるが肉体が未だに動き続けているもの。最もよく見られるタイプである。主に死霊術師の魔術によって生まれるゾンビなどがこれに当る。
彼らは自我や知性を持たず、死霊術師の命じるまま、彼らの手足として動く。命じられなければ微かに染み付いた本能のままに暴れる野獣じみた怪物に過ぎない。
二つ目は、強い恨みや無念によって死してなお魂がこの世にしがみついている存在。ゴーストが代表的だが、自我のあるゾンビなどもこれに分類される。
命あるものに恨みを持っている例が多く、しかも一度怨念で現世にとどまった魂は目的を達成しても昇天せず被害を広げ続けることが多い、極めて
迷惑な存在である。無論、中には素直に昇天する個体もいるのだが。
最後が、死を恐れ命を引き延ばす事を望み、自らをアンデッドへと変えた者たち。上級の吸血鬼やリッチなど。彼らの多くは古代の優秀な魔法使いたち
であり、極めて高度な知能と強大な魔術を身につけており、しかも極めて用心深く陰険で陰湿であり、この世で最も危険な手合いの一つである
【喰屍鬼】脅威度1
ST:12 DX:12 IQ:10 HT:12/12 MOVE:5 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/0 受け/止め/よけ= / / 5
攻撃手段:爪(技能12 長さc、1、1d6+2の切りダメージ+毒(下記参照))
特殊能力:死んでいる肉体(ダメージボーナスなし、酸素不要、毒や病気無効。対不死者用の魔法に影響される)
爪の毒(爪で傷を受けると出血が止まらなくなり自然治癒しない。魔法的な治療か、外科手術で傷口の周りを抉ると回復が始まる。
外科手術の場合は手術技能で判定し失敗すると最大HPの半分のダメージ、成功しても最大HPの1割のダメージを受ける。いずれも端数切上げ。)
▼外見:痩せた無毛の体にネズミめいた尖った歯を持ち、指先には鋭いカギ爪を備えるヒトガタの怪物。
▼解説:死体や腐肉を喰らうアンデッド。元々は生きた人間であったものが、同族を喰らい続けるうちに生きたまま死体のような体に変化していったのだと言われる。
下水道や地下墳墓などに住み着き、時に人間や動物を襲い生きた肉を喰らうこともある。
邪悪ではあるが享楽的で怠惰な種族であり、似たような性質の者であれば友人となる事もある。もっとも、喰屍鬼ともに暮らすものはほどなくして
自身も喰屍鬼へと変容していく。
ここにあげたのは、<一般人>の喰屍鬼のデータである。彼らの能力は生前の資質や興味を持っている技能によって多種多様であり、
中には優れた戦士や強大な魔力を身につけた魔術師も混じっている。
彼らはしばしばアンデッドの頂点であるヴァンパイアに従者として仕えている。
【スレイブヴァンパイア】脅威度3
ST:11 DX:13 IQ:14 HT:11/41 MOVE:7 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/5 受け/止め/よけ= 8(素手)/ / 7
攻撃手段:コウモリの群れ(技能14、射程50m、5d6の大地属性叩きダメージ)
眠りの視線(威力レベル5の<誘眠>。精度13 同性に対しては威力レベルが3に下がる)
特殊能力:暗視
人間への擬態
オーラの隠蔽
飛行(擬態中は使用不可能)
ニンニクの匂いがすると行動に-2
流れ水に浸かると完全に動けなくなる
十字架に触れると防護無視して+3d6ダメージ
招かれなければ<家>には入れない
▼外見:どこか不健康な印象を与える色白の人族
▼解説:下級の吸血鬼。最下級の自我を持たない干からびた怪物よりはややマシ、という程度の能力しかないが、それでも一般人には脅威である。
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●魔法生物
人の手によってつくられ、命を吹き込まれた存在。代表的な例はゴーレムである。それは粘土や鉄、石などを素材に人の代わりに働く生物を生み出す
試行錯誤の果てに生まれた人造人間である。彼らの多くは感情を持たず、命令を聞いて理解し実行するだけの知能を与えられている。
古代魔法文明時代にゴーレムたちは数多く生み出され、この時代の遺跡を探索すればこの手の自動人形には多く遭遇する。
一般に、ゴーレムに与えられる機能は番人として、或いは戦士、下僕としてのものに限られ、それ以上の事は望まれなかった。
しかし魔法文明時代後期になると、より人を模した、人に近い思考や感情を持つゴーレムが生み出される様になってくる。
彼らは前期のゴーレムと区別され、”自動人形”と呼ばれるようになった。このタイプは用途に応じて様々な特殊な機能や能力が与えられ、
中には外見も内面さえもほとんど人間と変わらないものすら居たという。
【ガーゴイル】脅威度2
ST:21 DX:13 IQ:8 HT:11/41 MOVE:5 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:1/5 受け/止め/よけ= 11(素手)/ /6
攻撃手段:鉤爪(技能15、長さc、1 4d6の切りダメージ、もしくは2d6+1の刺しダメージ)
特殊能力:石の体(受動防御1、防護点2。データには計算済)
石像に擬態する(オーラを感知するなどの超自然的な手段以外では見破れない)
飲食や呼吸不要
水中に浸かると行動に-4ペナルティ
暗視
▼外見:石で作られた怪物を模した像。
▼解説:教会や聖堂の守りとして天使や司祭たちに生み出された人造生命体。その中では比較的弱い部類に入る。
通常は教会や聖地の守り手や聖騎士、司祭の従者として登場する。
時には、生み出されたはいいが使命を放棄して野生化するものもいるらしい。
【汚物の巨人】脅威度2
ST:25 DX:9 IQ:5 HT:16/70 MOVE:3 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:1/1 受け/止め/よけ= / /5
攻撃手段:拳(技能9 長さC、1 3d6の叩きダメージ+疫病(下記参照))
特殊能力:疫病(この不潔な怪物は攻撃するたびに汚物汚液を撒き散らす。2m以内の距離にいるキャラクターは毎ターン生命力判定が必要。
失敗するたびに敏捷力と知力が-1される(累積あり) また、戦闘後に1回生命力判定を行い失敗すると熱病に掛かる。
汚液を浴びただけなら生命力-2、ダメージを受けたなら生命力-4で抵抗すること。失敗すると翌日から高熱、下痢、めまい
が出現する。以降、毎日生命力-2判定を行い、失敗すると1d6ダメージを受け判定全てに-3ペナがつく。
もしこれでHPが0になると即座に昏睡し1d6日目覚めない。以降、失敗するたびに生命力そのものが1減少し昏睡が続く。
各抵抗判定に成功すると、病気はなおり回復が始まる。)
しぶとい(HPが0になるとバラバラになって動かなくなるが、ちゃんと燃やしたり溶かしたりして完全に処分しないと半日で
完全な姿を取り戻し再び活動し始めてしまう)
▼外見:生ゴミや汚物が凝り固まった上半身だけの巨人
▼解説:魔法による汚物の浄化の大失敗、魔法の暴走、魔法儀式や錬金術の廃液の汚物への混入などで生まれる歪んだ生命体。
誤って汚物の精霊、疫病の精霊などと呼ばれることもある。
こうして生まれた汚物の巨人は、自分を構成しているのと同じ種類のゴミを求めて街をうろつきさ迷い、腐敗した汚物を撒き散らす。
この怪物の出現は、それに続く疫病の流行を示唆する。
稀に退治される前に荒野に逃げ出して野生化するものもいるらしい。
【ビッグフェイス】脅威度5
ST:30 DX:12 IQ:5 HT:14/44 MOVE:4(浮遊) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:3/13 受け/止め/よけ= / /4
攻撃手段:鋼の髪(技能レベル15 長さ1~4 6d6点の叩きダメージ、若しくは3d6点の刺しダメージ)
噛み付き(技能レベル15、長さc 4d6+2点の切りダメージ)
特殊能力:浮遊移動
複数回攻撃(噛み付きと鋼の髪で1ターンに2回攻撃できる)
ゴーレムの体(ダメージボーナスなし、毒や病気無効、酸素不要。無生物扱い)
鋼の肉体(電気属性の攻撃に対しては受動防御0、防護点4として扱う)
▼外見:人の頭を模した2mあまりの巨大な鉄の塊。
▼解説:特殊な形状を持ったアイアンゴーレムの亜種。優れた魔法使いが門番などを行わせるために創造したらしく、合言葉や何らかの条件で
敵味方を判別する機能を持つ。しばしば遺跡で発見される。
【人食い箱】脅威度5
ST:21 DX:17 IQ:17 HT:12/92 MOVE:6 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/9(体内からの攻撃は防護点18扱い) 受け/止め/よけ= 8(牙)/ / 6
攻撃手段:牙(技能20 長さc、1 6d6+1点の切りダメージを与える)
引き寄せ(精度16 射程15m 防御不可能 6d6点の引き寄せダメージ(8点ごとに1m引き寄せられる))
飲み込み(牙が命中した相手に自動発動。相手を体内に飲み込む。飲まれた相手は即座に消化液で化学属性の8d6の叩きダメージ。
以降、人食い箱の行動ごとに同じだけのダメージを自動で受ける。飲み込まれた相手も自分の手番で反撃することができ、その攻撃は
自動的に命中し通常のダメージを与える。但し、妖術は体内では上手く働かず、威力レベルが半分(端数切り上げ)になる。)
特殊能力:木箱の体(防護点+5(計算済)、炎属性で5点分の防護点は無視され防護点計算後に2倍ダメージ)
宝箱への擬態(オーラ感知等の超自然的な感知能力や危険察知能力がなければ見抜けない。それらがなければ常に最初のターンは不意打ちになる)
異界形成(精度16、威力レベル8、直径25mの範囲に存在する対象は抵抗に失敗すると位相のずれた空間に取り込まれる。4秒必要)
▼外見:人が丸ごと入りそうな大きな宝箱。その内部は真っ暗で、悪意の篭った真紅の2つの光点が目の様に覗き込むものを見つめている。
▼解説:ミミックの原種と言われる魔獣。性格の悪い魔術師が作り出した宝の番人、トラップとして機能する魔法生物がその起源だといわれているが、
はっきりしたことは分かっていない。彼らは宝の詰まった箱に擬態し、財宝への期待に満ちた冒険者たちを絶望させ貪り喰らうことを至上の喜びとしている。
【バグベアード】脅威度6
ST:15 DX:12 IQ:10 HT:15/15 MOVE:5(飛行) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:1/1 受け/止め/よけ= / / 6
攻撃手段:触手(技能12 長さc、1、2 2d6の叩きダメージ)
視線(下記参照)
特殊能力:2回攻撃:視線と触手で1ターンに2回攻撃できる。
視線:コストなしで瞬間発動する魔法。射程10m。距離修正は受けないが技能21扱いで通常の抵抗可能。
効果は<麻痺><分解><呪い><パニック><間抜け><誘眠><狂気><魅了><向き変え><若さ奪取>など
見通す目:常時<透明看破><闇視><隠匿看破>が掛かっており、その視線から姿を隠すのは極めて困難である
乾燥に弱い:脱水の魔法や奪水の妖術で2倍のダメージを受ける
▼外見:直径2m程の巨大な眼球。後ろに視神経のようなものを垂らしながら空中をふわふわと移動する。
▼解説:神魔戦争の時代に魔法によって生み出されたとされる生き物。視線によって相手に呪いを掛ける力を持つ。
通常、古代の遺跡などを漂い遭遇した相手を無差別に攻撃してくる。
その構造は実際の眼球を模しており、そのため乾燥に非常に弱い。
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●精霊
彼らは自然の諸法則が命を持った存在である。彼らは自然現象の擬人化であり、世界のあらゆる場所に存在する。
世界が今よりも若かった頃はあちこちに精霊は姿を現し、人の営みの中と関わり深く交わっていたという。
現代においては残念ながら、精霊が人の目に留まる形で顕在化する事は希となっており、精霊に強い親和性を持つ特殊な資質の持ち主以外は
その姿を見ることも難しくなっている。
精霊たちが最も強く現れるのは、深い森の奥や深海、嵐の吹きすさぶ中などの自然界の力が強く顕在化している場所である。
逆に街中では精霊使いでさえ精霊の姿を目にすることは殆どない。
【火蜥蜴】脅威度3
ST:6 DX:13 IQ:7 HT:12/30 MOVE:4 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/5 受け/止め/よけ= / /6
攻撃手段:炎の吐息(技能13、長さc、1~4、通常の受けは出来ない。命中すると4d6+4点の熱属性ダメージを与える)
特殊能力:炎の体(約525度。水属性と冷気属性は防護点を引いたあとに1.5倍する。自分の体温以下の自然の炎からダメージを受けない)
火炎吸収(自動。1ターンに1へクスの炎を食べてしまう。24へクス分食べると満腹してしまい、24時間が過ぎるまでそれ以上食べられなくなる)
▼外見:小さな赤いトカゲ。
▼解説:見た目はただのトカゲだが、高熱を常に発しており、木などを近づけると燃え出すので区別が付く。
炎を食べて生きている獣であり、強い熱に惹かれて寄ってくる性質がある。
攻撃的な生き物ではないが、危険を感じると高温の炎を吐いて身を守ろうとする。
【ケルピー】脅威度5
ST:60 DX:13 IQ:8 HT:17/75 MOVE:12 抵抗力(意志の強さ):+10
受動防御/防護点:2/6 受け/止め/よけ= / /6
攻撃手段:蹴り(技能13、長さc、1 6d6+2の叩きダメージ)
噛み付き(技能13、長さc、6d6の切りダメージ)
炎の吐息(自動命中、3mまで届く、6d6の炎属性叩きダメージ、4点疲労)
特殊能力:蹴りor噛み付きと炎の吐息で1ターンに2回行動可能
不幸の呪い(技能15、射程3m、48時間以内に不幸が起きる。意思抵抗可能)
特殊耐性:魔法属性無効、捕縛系&精神操作系妖術無効、非実体に有効な武器以外からのあらゆるダメージを半減
通常属性以外のあらゆる属性防護点+34
動物共感等の対動物能力無効
水陸両用。水中でも陸上でもペナルティなしに行動可能。
▼外見:馬の姿をした怪物。
▼解説:川や湖に住む恐ろしい水の精霊。一つの川や湖には1体のケルピーしかおらず夜しか活動しない。
縄張り意識が強く侵入者に対して強い敵意を向ける。棲んでいる川や湖の水を飲む、泳ぐ、魚を釣るなどの行為はケルピーの怒りに触れることになる。
前もって供物を用意して宥める事は可能だが、一度怒らせてしまうと宥める事は不可能である。
ケルピーは簡単に殺せると思うと侵入者を直接攻撃することもあるが、大抵の場合はちょっとした呪いをかけるだけで満足する。
不幸の呪いは受けたものに<不幸>の特徴のように働き、48時間以内に何らかの災いを1回だけ被害者に降りかからせる。
【水の精】脅威度11
ST:50 DX:15 IQ:13 HT:13/123 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):6
受動防御/防護点:0/10 受け/止め/よけ= 11(素手)/ /9
攻撃手段:鉤爪(技能16、長さc、1、2 8d6の切り。もしくは6d6+1の刺し)
亡者の嘆き(技能16、射程100m、音属性、10d6の音属性叩きダメージ+ペナルティ5での生命抵抗に失敗すると意志力に5点のダメージ)
洪水(直径1.6kmの範囲に洪水を引き起こす。雨が降っている必要があり2秒の集中が必要。1日6回まで。巻き込まれると14d6の水属性ダメージ)
霧を呼ぶ(威力1、精度13 1秒集中して発動させる。256秒持続し直径18mの範囲の視界を霧で遮る。使用者自身には影響を与えない。乾燥
している場所では使用不可能)
特殊能力:天候操作(威力14、精度11 悪化させる事しかできない)
人族への擬態
不変の狂気(完成され安定した邪悪。改心や善性というものをはじめから持ち合わせていない。その代わりに、あり方が他者の干渉で揺らぐことはない。
精神に干渉するタイプの妖術や魔法を無効化する)
液体の体(一部だけの液化やオフにも出来る。発動中は通常属性の叩き半減/切り刺しからは1点のみ。エネルギー属性は通常通り。
乾燥と炎は防護点引いた後でダメージ2倍)
水中適応:水中で行動ペナルティ受けず会話や呼吸も可能。
門:1人を同時に引き込める。人がハマリ込む程度の大きさの広い水面が門となる。
3回行動:鉤爪で2回、亡者の嘆きで1回、合計3回の攻撃を1回の手番で行える。
▼外見:水が美しい女性の姿を象っているが、その胸の部分に浮かび不気味に鼓動する心臓だけは水ではなく肉で構成されている。
▼解説:洪水の精霊。水害に対する恐怖と怨念を司る大精霊の一柱であり、顕現したところには大災害が引き起こされる。
【フェニックス】脅威度30
ST:300 DX:14 IQ:15 HT:18/420 MOVE:16(飛行) 抵抗力(意志の強さ):20
受動防御/防護点:4/45 受け/止め/よけ= / /8
攻撃手段:火炎の吐息(自動命中、30mまで届き到達点で爆発する。30d6点の熱属性叩きダメージ)
奪水(技能18 射程10m、相手は‐30の修正を受けて生命力で抵抗を行い、失敗すると13d6点の防護点無視叩きダメージを受ける)
鉤爪(技能16 長さc、1、2 30d6の切りダメージ)
焦熱(自動効果。自分の近くに居る者に熱属性のダメージを自動的に与える。同じへクスには10d6点で、1m離れるごとに1d6ずつダメージは低下していく)
特殊能力:2回行動:火炎の吐息or奪水と鉤爪で1ターンに2回攻撃できる。加えて焦熱の効果も与えられる。
炎の肉体(熱属性無効、水属性と冷気属性の攻撃は防護点を引く前のダメージが1.5倍になる。ダメージボーナスは無効)
魔法適正:全ての治癒系魔法、火霊系魔法を21レベルで使用できる。最低3つの言語を習得している(1つは必ず精霊語)
再生:(水中に居る場合を除き毎ターン1点のHPを回復する)
▼外見:燃え上がる炎が鷹の鋭いくちばし、白鳥の様な長い首、コンドルの様な広い翼、孔雀のように長く広がる尾を持った鳥を象ったもの。
▼解説:火の精霊として知られるもののうち、最も強力な存在の一つ。火の精霊王とも呼ばれる。
通常は火の精霊界に住んでいるが、地上界に気まぐれに姿を現すときは火山の火口を住居と定める事が多い。
性格は様々だが、怒らせると途轍もなく恐ろしいところは共通している。
地上界でHPが0になるとフェニックスは精霊界に帰還する。
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●幽魔
世界の外なる領域にあって、”こちら側”へと侵入してくる存在の総称。異世界からの来訪者たちである。
一口に”幽魔族”と呼ばれる彼らは、大きく2つに分類される。
一つは、原初の造物主が世界を混沌の海から引き上げた際にその支配に従うのを避け、自らの領域を作り上げて引きこもってしまった存在とその追従者たち。
もう一つは、造物主が作り出した存在のうち、強大な魔法の力を獲得し独自の法則を持つ世界を生み出すに至った存在とそのしもべたちである。
彼らは通常は<外なる領域>にあって己の世界を築いている。しかし、禁断の力に魅せられた者たちの手引きによって、或いは彼ら自身の意志によって
此方の世界に干渉してくることがある。しかしながら、この様な接触は大なり小なり禍を齎す。
幽魔の大半は力弱く、一度退ければこちら側に出現する事は二度とない。しかし、強大な存在になると幾たびでもこちらの世界に出現する可能性がある。
自らが小宇宙の支配者である彼らにとって、この世界での死や消滅は絶対的なものではないのである。
【狩り立てる恐怖】脅威度3
ST:30 DX:14 IQ:13 HT:12/42 MOVE:8(飛行) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:1/9 受け/止め/よけ= 11(牙)/ /9
攻撃手段:噛み付き(技能16、長さc、3d6の刺しダメージ)
しっぽ(技能16、長さc、1 5d6の叩き)
巻き付き(技能14の組み付き)
特殊能力:光属性に弱い(+3d6ダメージ、防護無視)
直射日光に弱い(浴びていると行動に-4ペナルティ。1分ごとに1d6ダメージを受ける)
飛行
闇視
▼外見:コウモリのような翼を持った、全長12mほどの巨大な蛇、若しくはイモムシに似た異形。
▼解説:地獄に棲むと言われる血に飢えた怪物。邪神や悪魔のしもべとして送り出されることが多いが、彼らは召喚者を選り好みすることはなく
そこに血の渇きを満たす機会があると感じれば召喚に応じる。
彼らは日の光があると逃げ出す。それが十分強いものなら、彼らを萎びさせ灰にすることも可能だろう。
【クトゥルフの星の落し子】脅威度8
ST:70 DX:13 IQ:16 HT:15/115 MOVE:9(泳ぐ、飛行) 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:1/15 受け/止め/よけ= 10(素手)/ / 9
攻撃手段:触手(技能16、9d6点の叩き若しくは組み付き)
締め付け(組み付いている相手に自動。体力と相手の生命力で即決勝負し差分をダメージとして与える)
鉤爪(技能16、長さc、1、2 9d6点の切りダメージ)
特殊能力:再生(1ターンに1HPを回復する)
水中適応
2回攻撃(触手と鉤爪で1ターンに2回攻撃する)
▼外見:全長6m近くに及ぶ、巨大なタコに似た怪物。
▼解説:沈める都に眠る、異界より来訪した深淵の神に仕え、深きものたちを従える海の祭司。
彼らは海洋の大海溝の中に潜み、眠れる神の目覚めの時を待ち続けている。
【黒い子山羊】脅威度10
ST:50 DX:17 IQ:11 HT:15/115 MOVE:8 抵抗力(意志の強さ):
受動防御/防護点:0/0(但し特殊能力参照) 受け/止め/よけ= / /8
攻撃手段:触手(技能17、長さc、1、2 8d6の叩きダメージ)
触手で捕まえる(技能17、長さc、1、2 組み付き。以降、犠牲者は毎ターン生命力-10抵抗が必要。
失敗するとそれ以降、組み付きから逃れるまで毎ターン自動的に1点の生命力を貪り食われていく
黒い子山羊は1点の生命力を吸い取るごとに1d6点のHPと疲労を回復する)
特殊能力:異界の理:以下の属性無効。熱、電気、冷気、風、化学、通常
魔法行使:全ての<黒い子山羊>は技能レベル18で治癒系、肉体操作系の魔法全てを習得しており、自由に行使できる。
複数攻撃(このクリーチャーは<触手>、または<触手で捕まえる> を用いて1ターンに4回攻撃を行う事が出来る。)
森の中に隠れる(森の中で、その木々の一本の様に姿を変え休眠する事が出来る。見破るには超自然的な感知能力が必要となる)
▼外見:のたうつ6m前後の巨大な触手の塊。その表面にはシワの寄ったいくつもの口が裂け目の様についていて、緑色のよだれが滴っている。
▼解説:太古の時代に地上で崇拝されていた異界の豊穣の女神に関連すると考えられている異形の使徒。
本体は既に地上世界から追放されているが、残った落し子と分身たちは未だに活動を続けているのだ。
彼らは女神の代理人として生贄を受け取り崇拝を受け、カルトの敵を食ったりしながら母なる女神の福音を広めている。
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最終更新:2018年09月22日 21:16