ゲリュー=フィリア=フィルアニカ


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ゲリュー=フィリア=フィルアニカ

「風が吹く前に」のヒロイン(?)
カトラシャ寺院の司祭。26歳、176cm。濃い栗色の髪を腰まで伸ばしている。菫色の瞳。中性的で整った顔立ち。
普段は黒や紺の細身のパンツに白糸で刺繍の入った白い縦襟のシャツ、そして季節に合わせたシンプルなローブを見につけている。ミサなど公式の席では金糸の刺繍がなされたケープなど華やかな衣装を身につける。

生い立ち


ルナス帝国の前身であるゲリュー王国の時代から何百年もこの地を治めてきたゲリュー皇家の嫡子。
父母共に健康であったにもかかわらず、何故か子供はフィルアニカ一人しか授からなかった。
更に生まれつき身体に異常があった。ひとつに身体的に性別を示すものがなく、男性女性いずれの性機能も備わっていなかった。もうひとつは病気に一切かからず、怪我をしても数分で完治してしまう。
この奇妙な嫡子の誕生はどちらかというと城の人間達からは喜ばれず、「皇家の血筋を絶やす忌み子」と陰で噂された。
この中傷は後に本人も耳にすることになり、以後こういう体質である自分を嫌悪するようになる。また、この体質は遠い昔から伝説となっている「天女(神の使い・天使のようなもの)」ではないかと信じる者も多かった。

フィルアニカが生まれた頃は軍と王侯貴族の対立が大きくなっており、軍などに危害を加えられないよう女性として育てられる。
6歳の時、軍が皇帝や貴族院に対してクーデターを起こす。内乱に対して強硬手段をとらず、いたずらに戦いを長引かせている皇帝の方針を見限ってのことだった。
この際市民も軍の意見に賛成して、軍の暴挙を傍観、または支持した。こうして帝都はあっという間に陥落し皇帝と皇后は幽閉されることになる。しかしその輸送中に車の事故で両陛下は死亡。これには謀殺説も噂されるが真偽のほどは定かではない。

一方フィルアニカは両親とは別にカトラシャ寺院に送られた。カトラシャ寺院とは国教だったルナス正教最古の寺院。
このルナス正教の教義は選民思想が強く、異民族を統合した際の内乱の元でもあった。そこで政権を握った軍はこれを大きく制限した。カトラシャ寺院以外の寺院は全て破壊し、そこの司祭達は追放(秘密裏に投獄、処刑された者もある)新たな布教も禁止されて、従来の信者が軍の監視の下ミサを行うようになった(監視は「警備」という名目で行われている)

当時のカトラシャ寺院の司祭は高齢だったので、いずれ後任になる前提でフィルアニカは寺院に保護されることになる。そして20歳の時に正式に司祭となる。
カトラシャ寺院の司祭は男性でなくてはいけない事、皇帝の血筋を継ぐ男児がいるということにしたかったことなどの理由で「フィルアニカは男性」と公式に発表された。以後男性として生活している。

寺院では常に監視され、また寺院の人間に乱暴な態度をとることも多かった軍人に対して非常に警戒心を持ち、心を閉ざしている。(両親の謀殺説も影響しているかと思われる)
しかし、ある日赴任してきたリシュアの軍人らしくない人柄と、どんなに拒んでも司祭や子供たちを守ろうとする態度に心を動かされ、少しずつ態度を和らげていく。

家族関係


生い立ちの部分で大体書いてしまったので簡単に。
家族は両親と3人だった。他に従兄や伯父などの親戚は多かったが、クーデターの際に皇帝一家以外は武力をもって抵抗を続け、結果ほとんど全員が命を落とした。故に現在は寺院に住み込んでいる子供たちが家族がわりとなっている。

性格


争いを嫌い、すべての生き物を愛する優しい人物、と思いきや、結構頑固なところもある。ほんわかしているようでも、こうと決めたら梃子でも動かない。そして過保護で心配性。

趣味・体質など


寺院から出ることができないため、庭の手入れ(花壇や果樹園)、読書などが好き。特に歴史や伝承に興味があり、独自に研究を重ねて編纂してもいる。
しかし寺院ではなかなか手に入らない本もあるのが悩み。後にリシュアの知人で中央図書館司書のメイアから持ち出し禁止の本をこっそり借りることができ、非常に感激している。
寺院の果樹園では、柑橘類、林檎、葡萄などを主に栽培している。特にこの寺院の葡萄で手作りされるワインは非常に質が良いと言われている。

体質は生い立ちの部分で書いたとおり。その他、寺院に来てからは夜中に夢遊病のように徘徊して、生き物を襲うという異様な行動をするようになる。
周りの人間がこっそりと亡骸を始末したりしているが、本人も気づいており、非常に悩んでいる。
子供と動物が大好きで、また好かれてもいる。非常に愛に満ちた人物。しかし結構天然でもある。
特に恋愛に関しては全く何の知識も経験もなく、完全に無菌状態で26歳になってしまった。これには遊び人のリシュアもどう対応していいか毎度毎度困っている模様。
アルコール耐性も相当なもので、どんなに飲んでもほんのり頬を染める程度。一緒に話しながら同じペースで飲むと大概相手は潰れてしまう。

A&C(チャットなど)にて


A&Cの裏、所謂「あの部屋」で色々な人と出会い交流を深めている。
中でも印玄さんのキルギさんとは一度敵からかくまうために寺院に預かり、一緒に暮らした仲。家族同然に信頼してもおり、自分では気づいていないがかなりお熱である。(見た目でバレバレだけど)
本編では出会ったのがたまたまリシュアだったので接近することになったけれど、本来司祭の好みのタイプは完全にキルギさんのような誠実でストイックな人。
チャットの世界ではリシュアに勝ち目はなさそうです。
キルギさんを模して造られた犬型のロボット、キルシュを引き取り一緒に暮らしている。いつもそばに置き、寝る時もお風呂も一緒という溺愛ぶり。
てりこさんのレッシュさんが寺院のワインを気に入ってくれるのがとても嬉しいようで、よくお土産に持ってくる。
たまにもふもふした生き物などが来ると、触りたくてたまらないらしい。でも言いだせないことが多い。
基本的に自分から何か話す人ではないので、聞き役や聞かれたことを答える側になっている。