「分かったつもり」をどのように捉えるか : ヴィゴツキーおよびヤクビンスキーのモノローグ論から


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分類

論文

タイトル

「分かったつもり」をどのように捉えるか : ヴィゴツキーおよびヤクビンスキーのモノローグ論から

公開

高知工科大学
ヴィゴツキー学協会
http://hdl.handle.net/10173/629
•ページ数:17

著者

田島充士

発行日

2010

本文引用

 このような言語的認識のパラドクス(特定の文脈に属する仲間間において成立していたことばの「理解」が、他の文脈に属する者との間においては成立しないということ)を検証する上で,ヴイゴツキーの言語論を検討することは有用だと思われる。ヴイゴツキーは,生活文脈において使用し慣れ親しんでいることばの意味内容について,子どもたちが彼らの生活文脈外から来た人などに説明できない傾向にあるという現象に着目し,この間題を含めた言語現象の分析から,発達の最近接領域に至る彼の言語発達理論を提唱したと考えられるからである(柴田,2006)。さらに議論をさかのぼると,ヴイゴツキーの言語論に大きな影響を与えたといわれるロシア・フォルマリズム運動において展開された言語論の中で,このようなパラドクスは主要なテーマの一つとして分析がなされていた。

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