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サラサラと衣擦れの音をさせながら苗木誠のシャワールームでセレスティア・ルーデンベルグが服を脱いでいく
もちろんその隣には部屋の持ち主ある苗木誠の姿もあった

「ふふふ、苗木君はもう少し筋肉を付けたほうがいいと思いますわよ?」

まるでいつもと変わらないように、いややはりセレスも興奮しているのだろう
ほんの少しだが頬を上気させながら彼女は微笑んだ

「うぅ」

苗木はそれに答えることが出来ない
生まれて初めて同年代の異性と裸で向かい合っているのだ
はじめて見る髪を下ろした彼女の姿もいつもの彼女からは想像も出来ない恥じらった雰囲気も狭い個室ゆえにハッキリと感じるその匂いも
何もかもが新鮮で
心を締め付けられるような快感を覚え、まともな考えなど持つことが出来なくなっていたからだ



セレスの右手に苗木が引かれ、左手でノブが回されシャワーが流れ始める
ザーっと音を立てながら二人の体にお湯が降り注いだ
互いの体に纏わりつく水気、薄っすらと立ち上がる湯気、水分を含んだ彼女の髪から香る甘い匂いに苗木のモノは痛いほど勃起していた

「ッ、セっセレスさん!」

「駄目ですわ」

情欲のままセレスに抱きつこうとした苗木はあっさりとその身をかわされ、逆に後ろから抱きすくめられてしまう
背中に感じる二つの膨らみと硬くなった蕾の感触、胸に回された腕の柔らかさ、絡められた足の艶かさ、この全てが苗木を責め立てる

「まずは最初に相手に対して何か言うのがマナーというものではありませんこと?私のナイトならそれくらいは覚えておいてもらいたいものですわ」

まるで叱られた子犬のような、待てをされた犬のような顔をしてから彼は答えた

「セレスさんの体が綺麗で…すごくいい匂いがして、その、何も考えられなくなっちゃって」

「……月並みというかありきたりというか…でも我を忘れるほどに魅力的…というのは悪い気がしませんわね」

うふふと少し笑った後、セレスは苗木の耳元に小さく息を吹きかけながら言った

「あんまりにも苗木君が可愛らしいものですからこのまま受け入れてあげてもいいのですけど」

さわさわと前にまわした腕で苗木を責めながら囁く

「このままでは私は痛いだけですもの…、ちゃんとエスコートしてくださらないと困りますわ…」

そんなの無理だ、そう苗木が答えようとする前にセレスはこう続けた

「でも辛そうなナイトを見るのは私の望むところではありませんもの、だから」

苗木の顔の前にセレスの右手が差し出される

「だからまず貴方の醜いモノを私が慰めてさし上げますわ、だから」

だから、そう続けられる前に苗木は既に始めていた

「そう、綺麗に舐めて…良い子ですわ」



左手で彼の頭を愛おしげに撫でるセレス
まずは人差し指から口に含まれた
末節までを唇に含まれ爪先を舐めながら爪を甘噛みされる
痛くないように優しくだがしっかりと、彼らしいと思いながらセレスはその甘やかな感触を楽しんだ
次に中節までを口に含まれた
指の腹を舌で舐められ乳飲み子にされるように指を吸いたてられる
その刺激にセレスは「アッ」と思わず声を上げてしまう
してやったりという雰囲気を苗木から感じた彼女はお返しとばかりに口内の指を折り曲げる
しかしそれも優しくいやらしく舌で答えられてしまう
曲げた指に舌が絡みつき潤滑油となっている唾液の感触が気持ち良い

(何?この子、意外と…)

それはまるで恋人同士のキスのようだった
拗ねた彼女を優しく受け止める彼氏、そんなイメージが彼女の頭の中に思い浮かぶ

(面白くない)

面白くない、実に面白くない
彼はあくまで自分の暇つぶしの玩具であるはずなのだ
自分がここから出て行く以上必ず使い捨てねばならない玩具でなければならないのだ
超高校級のギャンブラーである自分が勝負に勝つために必要な犠牲であると認めた以上そうでなければならないのだ
そんな使い捨ての玩具にいいようにされている、彼女が面白くないのも当然だった
しかし

(これは…良いものですわ)



気がつけば何時の間にか、苗木がセレスの右手を舐め終わった頃には二人ともシャワールームの床にへたりこんでいた
苗木のモノは先走りでドロドロであったしセレスのモノも太ももを濡らすまでに濡れそぼっていた
そのまますぐに楽しむ事も出来ただろう、たとえ苗木が単調に腰を振るだけだとしてもセレスは十分に楽しむ事が出来ただろう

(でもそれは負けたみたいで嫌ですわね)

苗木の唾液でベトベトになった自分の右手を眺めながらセレスは思った
そしてその手をぺロリと舐めてこう言った

「ご苦労様、苗木君」

「これからたっぷりと泣かせてさしあげますわ」

(やっと…)

やっと気持ち良くしてもらえる、セレスの考えとは裏腹に苗木はただ喜びを感じていた
そもそも苗木はセレスに言われたから奉仕していたというよりは必死で気を紛らわそうとしていただけなのだ
本当ならばセレスを押し倒し、ただ自分の欲求を果たしたかったのだ
しかしそれは彼の性分では無かったし、何よりこの場所に問題があった

ガチャリと音を立て内ドアが開けられる
セレスが開けたのだ、そしてセレスは自分の衣服からリボンを取り出し

「本当なら絶対に嫌なんですけれど、特別にプレゼントしてさし上げます」

セレスは笑顔で彼に言った



「ー!ーーーー!ーーーー!!!」

苗木は声を出すことが出来なかった、セレスのリボンによって簡単な猿轡をされていたからだ
苗木はイくことが出来なかった、セレスのリボンによって自身の根元をキツく結ばれていたからだ
苗木はそれを解く事が出来なかった、手は後ろで結ばれていたし何よりそれらを拒否することが出来なかったからだ

「可愛いですわよ、苗木君」

赤く火照った顔でもはや興奮を隠そうともせずにセレスが言った
優しい声色とは裏腹にグチャグチャグチャグチャと荒々しい音を立てながら右手で苗木のペニスを擦りたてている
そして左手は苗木にも分かるように音をたてながらセレス自身を慰めていた

「すごい感じようですわ、そんなに苛められるのが好きですの?それとも…」

荒い息を吐きながらセレスが詰る
最初は囁くようだった言葉攻めも今ではまるで叫ぶようになっていた
苗木にいたっては壁に顔を押し付けながらボロボロと泣いていた、あまりにも気持ちが良かったのだ

「それとも…ここで死んだ舞園さんの事を思い出して興奮しているのかしら?」

苗木の腰が跳ねる、自慰を中断してその腰を抑えながらセレスは続ける

「始めから想像していたんでしょう?舞園さんにされていたらとでも思っていたの?それとも舞園さんの死体を思い出して興奮していたのかしら?!」

苗木の腰がビクンビクンと痙攣する、それが何よりの答えだった
セレスとしては正直面白くない話だったが逆にとても楽しめそうな話でもあった
罪悪感が無いでもないがそれは彼も同じことだ、死人をスパイスに楽しんでいたのだ
ならばと

「今から猿轡を外してあげる、だからこう言いなさい」

「舞園さんの死んだ場所で射精させてください…って」

猿轡を外された苗木の口から零れる唾液を舐めとりながらセレスが笑う

「さぁ、早く」

「そんな、そんな事ッヒッ?!」

拒絶の言葉を口にしようとした苗木に対しセレスは鈴口をニュルニュルと指で撫で回す事で答える
拒否することは認めない、裏筋を爪先でなぞり弾いて遊びながら無言でセレスは苗木にそれを伝えた

「は  や  く」

セレスの愛撫は擦るから撫でるへと変化していた
どちらにせよ射精が出来ない事は変わらないが痒みにも似た疼きが頭を真っ白にさせていく
舞園の笑顔、歌声、泣き顔、死に顔が思い出されていく
そして舞園が死んでいた場所に目をやった瞬間

「………所で射精させてください…」

苗木は耐え切れずに懇願していた

「よくできました」



「すごい量ですわねぇ…」

壁にぶちまけられた精液を見ながら陶然とした様子でセレスが言った
これを苗木に舐めとらせるのも楽しそうだと思いながら、彼女の胸に抱かれる彼と初めてキスをした