It Belongs in a Museum! (それは博物館に所蔵されるもんだ!)
アチーブメント It Belongs in a Museum! のメモ。(Ver. 4.1.0 対応)
Cataclysm から導入された Profession、アーキオロジー (考古学)。Cooking や Fishing と同じ Secondary Profession なので誰でも習える。
世界中に埋蔵されている遺物の断片を発掘して復元する。Reward の殆どはおもちゃ系で戦闘の役に立たないが、紫装備の中には実用品も無いわけではない。まずは レアな遺物 から、自分がどの種族を重点的に掘ればよいかを知っておくとよいだろう。レアを 20 品復元した暁には、タイトル "Professor" が得られる。
他の採取系と同様、とにかく移動に一番時間がとられるため 移動時間の短縮 がポイントになる。そういう意味では Mage が有利だろう。また、掘っている間はマウントの乗り降りが激しいため Druid も楽かもしれない。全行程の 8 割を移動に費やすことになるのだが実際には Fly mount による直線的な移動が殆どなので DVD や TV を見ながらグラインドできる。長期戦を覚悟してまずはそれらを 準備 しよう。
Skill 525 達成はボチボチやっても 1 週間程度。Random Heroic など Queue の待ち時間が長い人の時間のつぶし方としても良いだろう。実用するための装備品を狙おうとする人には全くお薦めしないと断っておこう。運次第だが殆どの場合時間の無駄に終わるか、出ても消費した時間に見合わないどころか、その時間で Gold farm して AH で調達するほうが遥かに効率がいい。
下記では Archaeology の基礎、レベリング、レア集めの TIPS、本アチーブメント 達成の過程を述べる。
このページは基礎編なので、Skill が 525 になっているような人は 応用編 に進んでほしい。
各都市の図書館にいる Trainer で習うとマップ上にスコップのアイコンが表示される。ここが 発掘現場 (Dig site) になる。スコップアイコンのあるゾーンのマップを拡大するとオレンジ色の枠があるので、その範囲へ行って 調査 (Survey) スキルを使う。(下図のスコップアイコンは GatherMate2 によるもの)
地面に設置された望遠鏡の向いている方角にお宝が埋まっている。また、横に立ってるランプの色は距離を示している。
Survey すると Skill 65 付近まで 1 ずつ上がるが、それ以降は鈍くなり 100 以降は Survey では上がらなくなる。そのため、Solve は最低でも 65 まで取っておいた方がよいだろう。 Skill 50 までは上がっていくが、それ以上は上がらなくなるので Solve してあげていこう。
各 Dig site はそれぞれ一つの Race に属している。そのうち廃墟の雰囲気からそこがかつてどの種族が使っていたのかわかるようになるだろう。はじめてその Race を Survey すると、グレイアウトしていた Project がスタートして下記のようになる。Project は各 Race 毎に同時に 1 つしか取りかかれない。
Project にはこのようなバーがある。Fragment を掘るとこれが増え、一定以上発掘してバーが最大に達すると Solve ボタンで 遺物 (Artifact) を 復元 (Solve) できる。Fragment がオーバーフローしても次回の Project に繰越ししてくれるため心配はいらない。下図の例では約 3 回 Solve でき、いくつか余る状態になる。Fragment は各 Race 毎に 200 個まで保持できる。
Solve すると Skill が 5 上がる。Survey では 65 より鈍くなってきて 100 で成長が止まるため、75 付近から Solve で上げ始めるとよいだろう。 Survey では 50 以降は上がらなくなるため、それ以降は Solve で上げていく。
Project は通常は Common と表示されており、Solve しても灰色アイテムが出るだけ。せいぜい NPC に売って小銭を稼ぐ程度だが、ときどき Rare と表記されている Project が現れる。Rare Project を復元すると 青や紫アイテム を得ることができる。どの Project に取りかかるかはランダムなので自分で選ぶことができない。そのため、Solve して次に出てきた Project が Common か Rare かで一喜一憂することになるだろう。Rare Project が来たら当確なので、あとは Fragment を集めるだけになる。
Troll Tablet など、Keystone と呼ばれる Uncommon な Fragment を掘り出すことがあり、こちらは Inventory に入る。この Keystone は 12 個分の Fragment として任意に使うことが出来る。ちょっとわかりにくいが、進捗バーの下に六角形の穴があいていることがあるので、クリックして Keystone を嵌めることができる。ただし、嵌めても Solve できる量に達しないと使用することができないのと、はみ出しても繰越してくれるので出来るだけ前倒しで消費しよう。もちろん穴があいているからといって Keystone が必ず必要というわけではなく、穴が空白のまま Solve することもできる。下図のように Rare Project は 3 か所開いていたりするので、狙っている Race のみ 3 個だけ確保しておくと、いざ当たったときに最後最大 36 個飛ばすことができる。なお、Keystone は Tradable なので AH 売り も可能。また、人工物 (Artifact) ではない化石 (Fossils) だけは Keystone が無いようだ。
各 5 man Instance の入り口付近にあるオブジェクトから受けれる Daily Quest で Keystone を Turn-in すると Group Buf を受けることができる。ただ、AH での価格を考えると当分は使うことはないだろう。
復元した Artifact は、Archaeology ウィンドウに日付と共にスクラップされる。Rare Project は 1 度だけしか出てこないが、Common Project は同じものが何度も出てくる ので、カウンタが用意されている (下図 "Number of times completed:")。これを全部足すと累計 Solve 数を出すこともできるが、面倒なので このマクロ で表示できる。これをボタンにしておけば、自分がどれだけ運が悪いのか簡単に嘆ける。ただしあらかじめ全ページをめくっておかないと正確な数字が出ないようだ。
/run print("Total artifacts"); for x=1,9 do local c=GetNumArtifactsByRace(x); local a =0; for y=1,c do local t = select(9, GetArtifactInfoByRace(x, y)); a=a+t;end local rn = GetArchaeologyRaceInfo(x); if( c > 1 ) then print(rn .. ": " .. a); end end
この Achievement があるため、Minimal Archaeology Addon で Common の復元状況を定期的に見て、まだの Race は潰していくとよいだろう。また、Night elf や Vrykul など、掘りたくもないのに掘らざるを得ない Race はどんどん Fragment が溜まっていくが、Common と Rare が全部終われば Solve せずそのまま Fragment をため込む 方が良い。Archaeology はまだ実装されたばかりなので、今後その Race にレアが追加されないとも限らない。
Race | Common | Rare |
---|---|---|
Dwarf | 27 | 4 |
Fossils | 12 | 4 |
Night elf | 18 | 7 |
Troll | 14 | 3 |
Draenei | 8 | 2 |
Orc | 9 | 1 |
Vrykul | 5 | 2 |
Nerubian | 7 | 2 |
Tol'vir | 7 | 6 |
どこで掘ってもスキルが上がる速度は同じなので、この リスト や次のセクションから、欲しいレアがある大陸を決めて重点的に掘るとよいだろう。スコップが湧き始める Skill Level と場所の一覧は次の通り:
Race | Skill |
Eastern Kingdoms |
Kalimdor | Outland | Northrend | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
Night elf | 1~ | 2 | 35 | - | 4 | Kalimdor |
Dwarf | 18 | 1 | - | - | Eastern Kingdoms | |
Troll | 20 | 4 | - | 5 | ||
Fossils | 13 | 13 | - | - | どちらでも | |
Draenei | 300~ | - | - | 15 | - | Outland |
Orc | - | - | 13 | - | ||
Nerubian | 375~ | 2 | - | - | 7 | Northrend |
Vrykul | - | - | - | 14 | ||
Tol'vir | 450~ | - | 16 | - | - | Kalimdor でも Uldum zone のみに湧く |
手近な Dig site を順に掘っていくとそのうち離れた場所に寄っていき、周囲に掘れる場所がなくなる。例えばこの Kalimdor のように、北で掘っているとそのうち新しく湧いた Dig site が南に寄っていくため、石で首都に戻って Uldum ポータルで南に移動する。大陸の片側に寄せてポータル等で移動 の繰り返しになる。
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