39-40

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セレス「そうですわね‥。主人公は闇の加護を受けた常勝無敗のゴスロリ美少女ギャンブラー」 山田「それはまた、どこかで聞いた設定のような‥」 セレス「そして、彼女に仕えるのは黒服のイケメン執事、実は吸血鬼」 山田「それはまたどこかで聞いたような設定ですなぁ」 セレス「が12人」 山田「12人!?」 セレス「一人一人に特別な能力があれば面白そうですわね。時が止められたり、必ず心臓も貫く槍を持っていたり、相手を支配する魔眼を持っていたり」 山田「あ、あの‥流石にその厨設定の数々は流石にどうかと‥しかもギャンブル関係ないし」 セレス「描けませんの? 超高校級の同人作家である山田君ともあろうものが」 山田(セレス殿目が怖い!) 山田「け、検討してみましゅ!」 セレス「ふふ‥期待していますわよ、山田君」 山田(さて、いやはやどうしたものか‥。いくらセレス殿の頼みだったとはいえ、安請け合いはするもんじゃありませんなぁ) 山田(とりあえず依頼されたものの形を保ちつつ、ヒロインに萌え要素を付与して各種需要を獲得していくしか‥) 山田(えっと、セレス殿がモデルなんだから‥、『本名が可愛くないという理由で偽名を使っている』『本名を呼ばれると顔を真っ赤にして怒る』『冷酷非道ながらも割と乙女趣味』『胸がぺったんこ、指摘すると泣きながら怒る』‥) 山田(やっぱり萌え要素は必要ですよな。筆が乗ってきたぁ!) ~原稿完成!!~ 山田「どうですかなセレス殿。これは中々の自信作に‥。あれ、何故そんなギョロギョロした怖い目を?心なしか顔が赤いような‥ていうかその手に持ったハンマーはいったい‥?」 セレス「殺します」 山田「な、何故!拙者一生懸命セレス殿を再現したのに!」 セレス「てめぇは普段から人をどういう目で見ているんだよぉ、このビチグソがぁあああ」 山田「ひぃぃぃ、誰かお助けくだされぇぇ!」 ----
セレス「そうですわね‥。主人公は闇の加護を受けた常勝無敗のゴスロリ美少女ギャンブラー」 山田「それはまた、どこかで聞いた設定のような‥」 セレス「そして、彼女に仕えるのは黒服のイケメン執事、実は吸血鬼」 山田「それはまたどこかで聞いたような設定ですなぁ」 セレス「が12人」 山田「12人!?」 セレス「一人一人に特別な能力があれば面白そうですわね。時が止められたり、必ず心臓も貫く槍を持っていたり、相手を支配する魔眼を持っていたり」 山田「あ、あの‥流石にその厨設定の数々は流石にどうかと‥しかもギャンブル関係ないし」 セレス「描けませんの? 超高校級の同人作家である山田君ともあろうものが」 山田(セレス殿目が怖い!) 山田「け、検討してみましゅ!」 セレス「ふふ‥期待していますわよ、山田君」 山田(さて、いやはやどうしたものか‥。いくらセレス殿の頼みだったとはいえ、安請け合いはするもんじゃありませんなぁ) 山田(とりあえず依頼されたものの形を保ちつつ、ヒロインに萌え要素を付与して各種需要を獲得していくしか‥) 山田(えっと、セレス殿がモデルなんだから‥、『本名が可愛くないという理由で偽名を使っている』『本名を呼ばれると顔を真っ赤にして怒る』『冷酷非道ながらも割と乙女趣味』『胸がぺったんこ、指摘すると泣きながら怒る』‥) 山田(やっぱり萌え要素は必要ですよな。筆が乗ってきたぁ!) ~原稿完成!!~ 山田「どうですかなセレス殿。これは中々の自信作に‥。あれ、何故そんなギョロギョロした怖い目を?心なしか顔が赤いような‥ていうかその手に持ったハンマーはいったい‥?」 セレス「殺します」 山田「な、何故!拙者一生懸命セレス殿を再現したのに!」 セレス「てめぇは普段から人をどういう目で見ているんだよぉ、このビチグソがぁあああ」 山田「ひぃぃぃ、誰かお助けくだされぇぇ!」 ----

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