453-454

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『十神家は後継者を選ぶ際に一族の優秀な若者を争わせるのは知っての通り。 つまり後継者となる者は次世代に優秀な血を残すため、血縁者を多く作る義務がある。 すなわち十神家の後継者になるには、そちらの能力も優秀でなければならないのだ』 山田「という設定を思いついたのですが如何でしょうか?」 大和田「お前の妄想かよ!」 桑田「どこのエロゲ設定だ一体w」 石丸「確かに古来戦国時代などでは優秀な子を残すことこそ最も重要とされてきたが……」 十神「当たらずとも遠からずだ。」 苗木「え、それって……」 山田「その辺を詳しく! やっぱあんな事やこんな事まで審査されるんですか!?」 十神「ふっ。後継者選抜において、あらゆる面で優秀な能力を求められたということは否定しないぞ」 不二咲「えーとそれってつまり……どういうこと?」 桑田「エロエロな試験を受けたってのか羨ましいぞ!」 石丸「いや身体検査で徹底的に調べたのかも知れん」 大和田「そもそも相手が美人とはかぎらねえしな」 十神「俺は常に頂点に立ってきたとだけ言っておこう。後は好きに想像しておけ」 朝日奈「あ、あのさー、前から思ってたんだけど、霧切ちゃんは・・・え、えっちな話を聞いても全然顔が赤くならないよね」 霧切「そう、別におかしなことではないわ。私は探偵よ。恥ずかしがって調べられないなんて、探偵失格だもの」 朝日奈「うん、そうだよね・・・」 舞園「でも、女の子じゃないですか。たまには可愛く、『きゃっ』とか言ってみてもいいと思います」 霧切「必要ないわね。いえ、必要ならそう言うわ」 セレス「筋金入りなのですね」 霧切「貴方だって、たまには叫んだり、慌ててみたりしてもいいのよ?」 セレス「必要ありませんわ。いえ、必要なら『どっひゃー』とでも叫ぶかもしれませんわね」 朝日奈「もう!二人ともそれでいいの!」 舞園(まぁ、この二人は十分女の子してると思いますけど。女の子は好きな人がいるだけで、自然に女らしくなっていきますし) 朝日奈「そうだ!じゃあ超高校級ギャルの盾子ちゃんに恋愛とかそれ以上のこととか聞いてみようよ!」 江ノ島「え」 戦刃(盾子が一瞬固まった。恐らくどうやって霧切やセレスをいじろうか考えていて、自分に話を振られると想定していなかったのね) (この間、0.5秒) 江ノ島「ア、アタシ?アタシになんか聞きたいの?」 朝日奈「うん、盾子ちゃんなら、男の子ともいっぱい付き合ってきただろうし、そういう話を二人にしてあげられるよね」 江ノ島「ま、まぁね」 戦刃(嘘。盾子は確かに超高校級のギャルだけど、男の子と付き合った事もなければ、手すら握った事もない。それがあの子の抱えてる絶望の一つ) (この間、0.5秒) 舞園「あ、私も興味あります。ドラマに出た時なんかに、そういう話を聞いてたら役に立つかもしれませんし」 朝日奈「だよね!だよね!」 セレス「そうですわね、確かに江ノ島さんの戦歴には興味がありますわ」 霧切「そうね、私も」 江ノ島「ア、アタシが話してやってもいいけど、そうだ、まずはお姉ちゃんに」 戦刃「ごめん。私、ずっと戦場にいたから、そういう話わからない」 江ノ島「ぐ!」 戦刃(私に話を振っても即斬るよ。・・・あ、凄い絶望してる。でも、その絶望が堪らなくて恍惚とした表情になってる) (この(ry 舞園「江ノ島・・・さん?」 江ノ島「え?あ、うん、何?」 舞園「いえ、何だか凄く遠い目をしていたので」 江ノ島「あ、んーと、昔の男たちを思い出してたの」 朝日奈「ひゃあー!・・・い、いったい今までどれくらいの・・・?」 江ノ島「え。・・・一万人から先は覚えてないかも。アタシの下を通っていった男の数はね(キリッ」 セレス「ビッチですわ」 霧切「ビッチね」 舞園「ビッチですね」 朝日奈「盾子ちゃん、さすがにそれはちょっと引くよ・・・」 江ノ島「じゃなくて、十人くらいだったかな!うん、そんくらいだよ!」 全員(一気に減ったーー!!) 戦刃(盾子、適当に答えるから・・・(涙)) ----

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