kk2_808-810

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放課後の教室・・・そこで私、舞園さやかは彼を・・・今一番好きな人を待っていた。 放課後の教室に彼に来てくれるように頼んだ時は心臓が張り裂けるかと思うぐらいに緊張した。 ライブで歌う時だってこんなに緊張したことは無いのに・・・恋とはこんなに切ないものだとはじめて知った。 ガラッ そんな事を考えていると教室のドアが開く音が聞こえた。そこにいたのは勿論私の一番好きな人だった。 「苗木くん・・・・来てくれたんですね」 「あ、舞園さん。ごめん、待たしちゃったかな?」 「ううん、そんな事無いですよ」 「良かった。それで・・・話って何かな?」 今日は2/14。こんな日に呼び出したというのに苗木くんはちっとも気付いてくれていないようです。 あまりの鈍感さにちょっとムッとしましたが・・・こんな苗木くんを好きになったのだからしょうがないですね。 「苗木くん・・・今日が何日か分かっていますか?」 「えっ・・今日はその14日だけど・・・・ってもしかして・・・」 「もう、やっと気付いたんですか?・・・・はいコレ」 「わあ、有難う!(ガサガサ)・・・・・・あれ、これって・・・・もしかして手作り?」 「はい・・・・・手作りは・・・苗木くんだけですからね?///」 「えっ・・・それって・・・・」 い、言うならココしか無いですよね!? 「苗木くん・・・私・・貴方の事が・・・・・す、好きです!!///」 「舞園さん!?・・・・・・ありがとう、うれしいよ・・・・あ、だけど困ったな・・・」 「えっ・・・・?」 困ったって・・・・やっぱり苗木くんは霧切さんのことを・・・・・・・ 「だって・・・僕・・・好きな娘には自分から言いたかったんだよ・・・///」 「えっ・・・好きな娘って・・・・・・///」 「うん・・・・・・舞園さん、僕も君の事が・・・・・・好きです///」 「苗木くん・・・っ!?で、でも苗木くんは霧切さんの事が・・・・・」 「霧切さん?・・・あんな貧乳探偵、好きでもなんでもないよ・・・僕が一番愛してるのは、舞園さん・・・・君だけだよ」 そう言って苗木くんは私の腰に手を回して抱きついてきました。な、苗木くん!? 「あ、あの苗木くん!?あの・・・」 「・・・嫌、かな?」 ああ、そんな傷ついた子犬のような顔しないでくださいっ!? 「い、嫌・・・・・・じゃ・・・・・ない・・・・です///」 「舞園さん・・・・・」 「苗木くん・・・・・」 そうして、彼の唇は私の唇に徐々に近づいてきて・・・教室の映った影は一つになりました―――― 「そうして!そこには超高校級の愛が生まれるのです!!///」 「・・・戯れ言はチラシの裏にでも書いてくれるかしら?」 「キャアアアアアアアアアアアアアア!!!??「 放課後の用事を終えた私が寮の共用調理場に向かうと、そこには既に舞園さんがいた。何をしているのかと近づいてみたが 手に持っていたお菓子の本を見て、すぐに目的は分かった。今日は2/14・・・明日の為のチョコレート作るためにきたのだろう。 邪魔をするのもどうかと思ったので、その場を後にしようと思ったのだが・・・・どうも様子がおかしい。何かブツブツ言っている みたいだけど・・・・・・? 私は少し心配になり、何を呟いているのかと耳を立てていたのだが・・・・ 結論、心配した私が馬鹿だった。 「・・・き、霧切さん!?いつからそこに!あ、あと何で私の心の中を・・・エ、エスパーですか!?」 「・・・さっきからいたし、エスパーって・・・それはあなたの専売特許でしょ?さっきの妄想なら全部口に出てたわよ・・・」 「えっ、ぜ、全部・・・・ですか?」 「ええ・・・・ところであなた・・・私の事を何探偵と言っていたかしら・・・・?(怒)」 「あ、あははは・・・な、何のことですか~?」 ふん、白々しい・・・・・・何よ、女は胸じゃないわ。それに苗木君は・・・・お、お尻派だから問題ないわ!!/// 「と、ところで霧切さんはこんなところに何の用事ですか?」 「・・・今日は2/13。手にはチョコレートの材料。・・・・・・・ここまで言えば分かるかしら?」 「!?・・・・・やっぱり・・・苗木くんへのチョコレート・・・ですよね?」 「・・・・ご想像にお任せするわ」 「相変わらず素直じゃないですね・・・・・・だけど、私・・・手加減はしませんよ?」 「何を言ってるか分からないけど・・・・・望む所とだけは言っておくわ」 「・・・・そうですか」 「・・・・そうよ」 ((負けられない・・・彼女だけには・・・・・・・・・・・!!)) そうして、私達は戦場に戻った・・・・・。 「・・・・・・・・で、この惨状の言い訳はそれだけかね?」 「・・・・・・・・・・・・・はい」 「・・・・・・・・・・・・・ええ」 数時間後・・・そこにあったのは料理の「り」も知らない私達によって作られたカオス空間と変貌した調理場と、大量の発癌物質の山の前で モノクマ(中身は学園長)に叱られる私達の姿だった。 「取り合えず・・・・君達は今後、許可を取らずに調理場で作業する事を禁じます・・・いいね?」 「はい・・・・・」 「わかったわ・・・・・」 明日の放課後まで残り20時間・・・・何とかしなければ・・・・・! 「あ、ここの片付けは勿論君達はする事。いいね?」 ・・・・・・・・・・残り18時間に訂正ね。 おのれ、お父さんめ・・・・・少しは娘の味方になろうとは思わないのだろうか? 「・・・・・・・響子、私にはくれないんだろうなあ・・・ハア」 ----
放課後の教室・・・そこで私、舞園さやかは彼を・・・今一番好きな人を待っていた。 放課後の教室に彼に来てくれるように頼んだ時は心臓が張り裂けるかと思うぐらいに緊張した。 ライブで歌う時だってこんなに緊張したことは無いのに・・・恋とはこんなに切ないものだとはじめて知った。 ガラッ そんな事を考えていると教室のドアが開く音が聞こえた。そこにいたのは勿論私の一番好きな人だった。 「苗木くん・・・・来てくれたんですね」 「あ、舞園さん。ごめん、待たしちゃったかな?」 「ううん、そんな事無いですよ」 「良かった。それで・・・話って何かな?」 今日は2/14。こんな日に呼び出したというのに苗木くんはちっとも気付いてくれていないようです。 あまりの鈍感さにちょっとムッとしましたが・・・こんな苗木くんを好きになったのだからしょうがないですね。 「苗木くん・・・今日が何日か分かっていますか?」 「えっ・・今日はその14日だけど・・・・ってもしかして・・・」 「もう、やっと気付いたんですか?・・・・はいコレ」 「わあ、有難う!(ガサガサ)・・・・・・あれ、これって・・・・もしかして手作り?」 「はい・・・・・手作りは・・・苗木くんだけですからね?///」 「えっ・・・それって・・・・」 い、言うならココしか無いですよね!? 「苗木くん・・・私・・貴方の事が・・・・・す、好きです!!///」 「舞園さん!?・・・・・・ありがとう、うれしいよ・・・・あ、だけど困ったな・・・」 「えっ・・・・?」 困ったって・・・・やっぱり苗木くんは霧切さんのことを・・・・・・・ 「だって・・・僕・・・好きな娘には自分から言いたかったんだよ・・・///」 「えっ・・・好きな娘って・・・・・・///」 「うん・・・・・・舞園さん、僕も君の事が・・・・・・好きです///」 「苗木くん・・・っ!?で、でも苗木くんは霧切さんの事が・・・・・」 「霧切さん?・・・あんな貧乳探偵、好きでもなんでもないよ・・・僕が一番愛してるのは、舞園さん・・・・君だけだよ」 そう言って苗木くんは私の腰に手を回して抱きついてきました。な、苗木くん!? 「あ、あの苗木くん!?あの・・・」 「・・・嫌、かな?」 ああ、そんな傷ついた子犬のような顔しないでくださいっ!? 「い、嫌・・・・・・じゃ・・・・・ない・・・・です///」 「舞園さん・・・・・」 「苗木くん・・・・・」 そうして、彼の唇は私の唇に徐々に近づいてきて・・・教室の映った影は一つになりました―――― 「そうして!そこには超高校級の愛が生まれるのです!!///」 「・・・戯れ言はチラシの裏にでも書いてくれるかしら?」 「キャアアアアアアアアアアアアアア!!!??「 放課後の用事を終えた私が寮の共用調理場に向かうと、そこには既に舞園さんがいた。何をしているのかと近づいてみたが 手に持っていたお菓子の本を見て、すぐに目的は分かった。今日は2/14・・・明日の為のチョコレート作るためにきたのだろう。 邪魔をするのもどうかと思ったので、その場を後にしようと思ったのだが・・・・どうも様子がおかしい。何かブツブツ言っている みたいだけど・・・・・・? 私は少し心配になり、何を呟いているのかと耳を立てていたのだが・・・・ 結論、心配した私が馬鹿だった。 「・・・き、霧切さん!?いつからそこに!あ、あと何で私の心の中を・・・エ、エスパーですか!?」 「・・・さっきからいたし、エスパーって・・・それはあなたの専売特許でしょ?さっきの妄想なら全部口に出てたわよ・・・」 「えっ、ぜ、全部・・・・ですか?」 「ええ・・・・ところであなた・・・私の事を何探偵と言っていたかしら・・・・?(怒)」 「あ、あははは・・・な、何のことですか~?」 ふん、白々しい・・・・・・何よ、女は胸じゃないわ。それに苗木君は・・・・お、お尻派だから問題ないわ!!/// 「と、ところで霧切さんはこんなところに何の用事ですか?」 「・・・今日は2/13。手にはチョコレートの材料。・・・・・・・ここまで言えば分かるかしら?」 「!?・・・・・やっぱり・・・苗木くんへのチョコレート・・・ですよね?」 「・・・・ご想像にお任せするわ」 「相変わらず素直じゃないですね・・・・・・だけど、私・・・手加減はしませんよ?」 「何を言ってるか分からないけど・・・・・望む所とだけは言っておくわ」 「・・・・そうですか」 「・・・・そうよ」 ((負けられない・・・彼女だけには・・・・・・・・・・・!!)) そうして、私達は戦場に戻った・・・・・。 「・・・・・・・・で、この惨状の言い訳はそれだけかね?」 「・・・・・・・・・・・・・はい」 「・・・・・・・・・・・・・ええ」 数時間後・・・そこにあったのは料理の「り」も知らない私達によって作られたカオス空間と変貌した調理場と、大量の発癌物質の山の前で モノクマ(中身は学園長)に叱られる私達の姿だった。 「取り合えず・・・・君達は今後、許可を取らずに調理場で作業する事を禁じます・・・いいね?」 「はい・・・・・」 「わかったわ・・・・・」 明日の放課後まで残り20時間・・・・何とかしなければ・・・・・! 「あ、ここの片付けは勿論君達はする事。いいね?」 ・・・・・・・・・・残り18時間に訂正ね。 おのれ、お父さんめ・・・・・少しは娘の味方になろうとは思わないのだろうか? 「・・・・・・・響子、私にはくれないんだろうなあ・・・ハア」 ----

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