kk4_140-143

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 霧切「苗木君、問題よ」  苗木「どうしたの?急に」  霧切「『超高校級の探偵』の助手たるもの、謎解きには常に――」  苗木「暇なの?」  霧切「…。うるさいわね、黙って答えなさい」  苗木「暇なんだね」  霧切「1kgの鉄と、1kgの水…重いのはどちらかしら?」  苗木「え?そんなの…水よりも鉄の方が重いに決まってるじゃないか」  霧切「確かに、同じ体積なら鉄の方が重いわね」  苗木「あっ」  霧切「正解は『どちらも同じ』よ。まだまだね、苗木君」  苗木「くっそー…」  苗木「じゃ、僕からも霧切さんに」  霧切「ええ、来なさい。返り討ちにしてあげるから」  >…とは言ったものの、霧切さんは『超高校級の探偵』…  >正攻法な問題じゃ、簡単に答えられちゃうし…  >よし、ここは…!  霧切「問題はまだかしら?」  苗木「…その前に霧切さん、罰ゲームを決めない?」  霧切「罰ゲーム?」  苗木「ただ問題を出すだけじゃつまらないじゃない。僕が勝ったら、そうだな…」  霧切「ちょ、ちょっと…私はやるなんて言ってないわよ」  苗木「あれ、逃げるの?霧切さん」  霧切「…いいわ、乗ってあげる。私が答えられなければ、あなたの言うことをなんでも聞く」  苗木「え、そんな、そこまでしなくても…」  霧切「ただし、私が答えられたら…今日一日、あなたは私の奴隷」  苗木「どど奴隷!?何それ!」  霧切「あら、自分から条件を出しておいて、逃げるというの?私には逃げるなと挑発したのに?」  苗木「う…」  >負けたら霧切さんの奴隷になってしまうらしい…  >いったい何をさせられるんだろうか?  >これは負けられないぞ…!  苗木「…じゃあ、問題ね」  苗木「柔らかかったり硬かったりする、黒っぽくて美味しい、女の子が大好きなモノといえばなーんだ?     えっと、ヒントはね、「ち」で始まって「こ」で終わる、三文字、の…」  >喉元にナイフを突き付けられているような寒気が、背筋を駆け抜けた…  >霧切さんが無表情のまま、僕を見つめて…いや、睨んでいる…  苗木「えっと…霧切、さん?」  霧切「…見損なったわ、苗木君」  苗木「え、ええっ!?」  霧切「確かにあなたは、背も小さければぱっと見も冴えないし何の取り柄もない男の子だけれど」  苗木「うわ、言いたい放題…」  霧切「そういうことだけはしない、紳士だと思っていたのに」  苗木「…」  霧切「…勝負に勝つためとはいえ、あなたがそんな下劣な方法を取ってくるなんて思わなかった」  苗木「な、なんのことかな…」  霧切「いくら相手が私とはいえ、仮にも女の子にそんな言葉を言わせようだなんて…失望したわ」  苗木「えーと、じゃあ、降参ってことでいいの?」  霧切「…好きになさい。答えるつもりはないわ」  霧切「約束通り、何でも言うことを聞いてあげるけれど、金輪際あなたのことなんて――」  苗木「ハイ、残念。答えは『チョコ』でした」  霧切「…あっ」  霧切「…卑怯よ、苗木君」  苗木「なんで?他に「ち」から始まって「こ」で終わるものなんてないじゃない」  霧切「は…?」  苗木「えっと…葉隠君に教えてもらった引っかけ問題だったんだけど…」  苗木「実は僕も、なにが引っかけなのか、よくわからないんだ。だから、試しに出してみたんだけど」  苗木「ねえ、霧切さん…答えられなかったってことは、霧切さんは引っかかったんだよね?」  霧切「」  苗木「これ、何がどう引っかかってるの?霧切さんは、なんて答えようとしたの?」  霧切「っ……な、生意気よ!苗木君のくせに…!」  苗木「あ、ま、待ってよ!言うこと聞くって約束は…」  って妄想してた 駄文乙 ----
 霧切「苗木君、問題よ」  苗木「どうしたの?急に」  霧切「『超高校級の探偵』の助手たるもの、謎解きには常に――」  苗木「暇なの?」  霧切「…。うるさいわね、黙って答えなさい」  苗木「暇なんだね」  霧切「1kgの鉄と、1kgの水…重いのはどちらかしら?」  苗木「え?そんなの…水よりも鉄の方が重いに決まってるじゃないか」  霧切「確かに、同じ体積なら鉄の方が重いわね」  苗木「あっ」  霧切「正解は『どちらも同じ』よ。まだまだね、苗木君」  苗木「くっそー…」  苗木「じゃ、僕からも霧切さんに」  霧切「ええ、来なさい。返り討ちにしてあげるから」  >…とは言ったものの、霧切さんは『超高校級の探偵』…  >正攻法な問題じゃ、簡単に答えられちゃうし…  >よし、ここは…!  霧切「問題はまだかしら?」  苗木「…その前に霧切さん、罰ゲームを決めない?」  霧切「罰ゲーム?」  苗木「ただ問題を出すだけじゃつまらないじゃない。僕が勝ったら、そうだな…」  霧切「ちょ、ちょっと…私はやるなんて言ってないわよ」  苗木「あれ、逃げるの?霧切さん」  霧切「…いいわ、乗ってあげる。私が答えられなければ、あなたの言うことをなんでも聞く」  苗木「え、そんな、そこまでしなくても…」  霧切「ただし、私が答えられたら…今日一日、あなたは私の奴隷」  苗木「どど奴隷!?何それ!」  霧切「あら、自分から条件を出しておいて、逃げるというの?私には逃げるなと挑発したのに?」  苗木「う…」  >負けたら霧切さんの奴隷になってしまうらしい…  >いったい何をさせられるんだろうか?  >これは負けられないぞ…!  苗木「…じゃあ、問題ね」  苗木「柔らかかったり硬かったりする、黒っぽくて美味しい、女の子が大好きなモノといえばなーんだ?     えっと、ヒントはね、「ち」で始まって「こ」で終わる、三文字、の…」  >喉元にナイフを突き付けられているような寒気が、背筋を駆け抜けた…  >霧切さんが無表情のまま、僕を見つめて…いや、睨んでいる…  苗木「えっと…霧切、さん?」  霧切「…見損なったわ、苗木君」  苗木「え、ええっ!?」  霧切「確かにあなたは、背も小さければぱっと見も冴えないし何の取り柄もない男の子だけれど」  苗木「うわ、言いたい放題…」  霧切「そういうことだけはしない、紳士だと思っていたのに」  苗木「…」  霧切「…勝負に勝つためとはいえ、あなたがそんな下劣な方法を取ってくるなんて思わなかった」  苗木「な、なんのことかな…」  霧切「いくら相手が私とはいえ、仮にも女の子にそんな言葉を言わせようだなんて…失望したわ」  苗木「えーと、じゃあ、降参ってことでいいの?」  霧切「…好きになさい。答えるつもりはないわ」  霧切「約束通り、何でも言うことを聞いてあげるけれど、金輪際あなたのことなんて――」  苗木「ハイ、残念。答えは『チョコ』でした」  霧切「…あっ」  霧切「…卑怯よ、苗木君」  苗木「なんで?他に「ち」から始まって「こ」で終わるものなんてないじゃない」  霧切「は…?」  苗木「えっと…葉隠君に教えてもらった引っかけ問題だったんだけど…」  苗木「実は僕も、なにが引っかけなのか、よくわからないんだ。だから、試しに出してみたんだけど」  苗木「ねえ、霧切さん…答えられなかったってことは、霧切さんは引っかかったんだよね?」  霧切「」  苗木「これ、何がどう引っかかってるの?霧切さんは、なんて答えようとしたの?」  霧切「っ……な、生意気よ!苗木君のくせに…!」  苗木「あ、ま、待ってよ!言うこと聞くって約束は…」  って妄想してた 駄文乙 ----

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