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霧切「苗木君。あなたのワイシャツ、右袖のボタンが取れかかってるわよ。」
苗木「え?あ、本当だ。気付かなかったよ。」
霧切「ふぅ…。仕方ないわね。私が直してあげるわ。ちょうど裁縫セットもあるし。」
苗木「え?別にいいよ。その気持ちだけ受けとっておくよ。それに何で裁縫セットなんて…。」
霧切「早くシャツを脱ぎなさい。苗木君、ここまで言えば分かるわね?」
苗木「はい、お願いします…。」
15分後
苗木「ねえ霧切さん…。やっぱりもういいよ。家で母さんに直してもらうから。」
霧切「黙ってて。気が散るわ。」
苗木「はい…。(針に糸通すだけで15分近く掛かってるんだけど…)」
さらに10分後
霧切「出来たわ。」
苗木「あ、ああ…。ありがとう、霧切さん…。助かった…あ、ボタン取れた。」
霧切「………。ごめんなさい。すぐやり直すわ。」
苗木「え?今から?」
舞園「苗木君に霧切さん、一体何してるんですか?」
苗木「あ、舞園さん。舞園さんこそ、どうしたの?」
舞園「忘れ物を取りに来たんです。それで、2人で何してたんですか?」
苗木「うん。僕のシャツの袖ボタンが取れ掛かってたから、霧切さんが直してくれたんだけど、ご覧の有様で…。」
霧切「ご覧の有様とは何よ。人がせっかく…。」
舞園「あらら…。ちょっと貸してもらえますか?」
苗木「え?うん、いいよ。」
5分後
舞園「ここをこうして…ちょいちょい…っと。出来ました!」
苗木「うわあ、バッチリだ!ありがとう舞園さん!裁縫上手なんだね。」
舞園「そんなことないですよ。ボタンのつけ方くらい、家庭科の授業で習いますし。」
苗木「それもそうだね。またボタンが取れ掛かった時はお願いするよ。」
舞園「ええ、任せてください。それじゃあ、私はこれで失礼します。苗木君、霧切さん、また明日。」
苗木「うん。また明日。」
霧切「………。」
その日の夜 霧切家にて
学園長「なあ響子。」
霧切「何?」
学園長「お前、帰ってきてからずっと裁縫の練習ばかりしているが、何かあったのか?」
霧切「何でもないわ。お父さんには関係ないでしょ。」
学園長「いや、普段そういう事をしないお前が急に裁縫なんてやり出したもんだから気になってな。やっぱり学校で何か…。」
霧切「なん・でも・ない!」
学園長「そ、そうか?まあ、頑張れよ、響子。誰かさんを誰かさんにとられないようにな。」
霧切「べ、別にコレは苗木君のためじゃ…。」
学園長「ん?私は苗木君なんて一言も言ってないぞ?そうかそうか…。」
霧切「っ!~~~!!!」
学園長「痛たた!響子!お父さんが悪かった!だから叩くな!」
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霧切「苗木君。あなたのワイシャツ、右袖のボタンが取れかかってるわよ。」
苗木「え?あ、本当だ。気付かなかったよ。」
霧切「ふぅ…。仕方ないわね。私が直してあげるわ。ちょうど裁縫セットもあるし。」
苗木「え?別にいいよ。その気持ちだけ受けとっておくよ。それに何で裁縫セットなんて…。」
霧切「早くシャツを脱ぎなさい。苗木君、ここまで言えば分かるわね?」
苗木「はい、お願いします…。」
15分後
苗木「ねえ霧切さん…。やっぱりもういいよ。家で母さんに直してもらうから。」
霧切「黙ってて。気が散るわ。」
苗木「はい…。(針に糸通すだけで15分近く掛かってるんだけど…)」
さらに10分後
霧切「出来たわ。」
苗木「あ、ああ…。ありがとう、霧切さん…。助かった…あ、ボタン取れた。」
霧切「………。ごめんなさい。すぐやり直すわ。」
苗木「え?今から?」
舞園「苗木君に霧切さん、一体何してるんですか?」
苗木「あ、舞園さん。舞園さんこそ、どうしたの?」
舞園「忘れ物を取りに来たんです。それで、2人で何してたんですか?」
苗木「うん。僕のシャツの袖ボタンが取れ掛かってたから、霧切さんが直してくれたんだけど、ご覧の有様で…。」
霧切「ご覧の有様とは何よ。人がせっかく…。」
舞園「あらら…。ちょっと貸してもらえますか?」
苗木「え?うん、いいよ。」
5分後
舞園「ここをこうして…ちょいちょい…っと。出来ました!」
苗木「うわあ、バッチリだ!ありがとう舞園さん!裁縫上手なんだね。」
舞園「そんなことないですよ。ボタンのつけ方くらい、家庭科の授業で習いますし。」
苗木「それもそうだね。またボタンが取れ掛かった時はお願いするよ。」
舞園「ええ、任せてください。それじゃあ、私はこれで失礼します。苗木君、霧切さん、また明日。」
苗木「うん。また明日。」
霧切「………。」
その日の夜 霧切家にて
学園長「なあ響子。」
霧切「何?」
学園長「お前、帰ってきてからずっと裁縫の練習ばかりしているが、何かあったのか?」
霧切「何でもないわ。お父さんには関係ないでしょ。」
学園長「いや、普段そういう事をしないお前が急に裁縫なんてやり出したもんだから気になってな。やっぱり学校で何か…。」
霧切「なん・でも・ない!」
学園長「そ、そうか?まあ、頑張れよ、響子。誰かさんを誰かさんにとられないようにな。」
霧切「べ、別にコレは苗木君のためじゃ…。」
学園長「ん?私は苗木君なんて一言も言ってないぞ?そうかそうか…。」
霧切「っ!~~~!!!」
学園長「痛たた!響子!お父さんが悪かった!だから叩くな!」
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