kk5_459-461

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苗木君と初○○○した翌日の霧切さん。 (○○○には各自で好きな言葉を入れてね!) 苗「あ……お、おはよう霧切さん」 霧「……おはよう。今朝は随分遅かったのね」 苗「う、うん……」 霧「まあ、私も人のことは言えないけれど」 苗「……」 霧「……」 苗(霧切さん、いつも通りだな……。ボクなんか未だにドキドキしてるのに) 霧「……」 苗(な、なんだか沈黙が気まずい……いや多分気まずいのはボクだけなんだろうけど。   なんというか、出会ったばかりの頃を思い出すな……。   何か話題は……こう、自然に切り出せる話題はないか?) 苗「ええっと……そうだ、他のみんなは?」 霧「もうとっくに朝食を終えて出て行ったわよ。もうこんな時間だし」 苗「あ、ああ……そりゃそうだよね」 霧「……ところで、これからコーヒーを淹れるところなんだけれど。あなたも飲む?」 苗「あ、ああ、うん! それじゃあ、お願いしてもいい?」 霧「わかったわ。少し待っていて」 苗(ほんっとにいつも通りだな……昨日のことが嘘みたいだ。   ボク一人だけソワソワしてるのが恥ずかしくなってくるような……。   流石というかなんというか、きっちり気持ちの切替ができてるのは霧切さんらしいけど、ちょっと寂しいかも。   でも、これくらいじゃないと探偵なんて務まらないのかな?) 苗(それにしても、昨日の霧切さん可愛かったなあ。   またあんな顔の霧切さん見てみたいな……思い出したらまたドキドキしてきた……) 霧「どうしたの、ニヤニヤして」 苗「わぁっ!?」 霧「……何?」 苗「い、いや、なんでもないよ! うん、なんでもない!」 霧「……まあ、別になんでもいいけど。はい、あなたの分よ。砂糖とミルク入りで良かったわよね?」 苗「う、うん。ありがとう。それじゃあ、いただきます」 ・ ・ ・ 苗「ぶほぁ!?」 霧「? どうしたの?」 苗「しょ、しょっぱ……! 霧切さん、もしかして砂糖と塩間違えた?」 霧「そんなはずは……ちょっとカップを貸して」 苗「え、あ、ちょっ……」 霧「(ズズッ)確かに……塩ね。ごめんなさい、すぐに作り直してくるわ」 苗「いいよ。ついでで淹れて貰っただけなんだし、今度は自分で淹れてくるよ」 霧「いいえ、私がやるわ。私のミスは私に償わせて」 苗「そ、そう? そこまで言うなら……わかったよ。お願いするね」 霧「ええ。すぐに淹れてくるわ」 苗(霧切さん、ナチュラルにボクのカップに口をつけてたんだけど……いや、今更気にすることじゃないか。   それにしても、霧切さんでもこんな間違いをすることがあるんだなあ) ―――――― 霧「お待たせしたわね……」 苗「ごめんね。二回も淹れてもらっちゃって」 霧「私のミスが原因なんだから、気にする必要はないわ。今度こそ間違いなく砂糖入りの……きゃっ!?」 ガッシャアァァン 苗(何もないところでコケた!? あの霧切さんが……って、そんなことより!) 苗「大丈夫!?」 霧「つぅっ……。カップ、割れてしまったわね。弁償しないと……」 苗「それより、霧切さんは!? 怪我とかない?」 霧「え、ええ……私は大丈夫だけど」 苗「そっか、良かった……」 霧「でも、スカートに少しコーヒーがかかってしまったわ。洗濯しないと……」 苗「え?」 ジジジジッ 苗「ちょ、ちょ、ちょっ……! き、霧切さん何やってんの!?」 霧「? 何?」 苗「こ、こんなところでスカート脱いだら……!」 霧「え? …………………………あ」 苗「……」 霧「……」 苗(砂糖と塩を間違えたことやコケたことはいいとして、これはいくらなんでも……。   なんだか、やっぱりちょっとおかしいぞ、今日の霧切さん。これってもしかして……) 苗「……あの、霧切さ」 霧「……そ、そうだわ。掃除道具、掃除道具をとってこないと……!」 苗「あ、ちょっと、霧切さん! そんなに走ったら」 霧「きゃっ!?」 ズシャァ 苗「またコケた!?」 ―――その後、二人で掃除をして、霧切さんが部屋で着替えて、もう一度コーヒーを淹れ直しました――― 苗「……あ、今度はちゃんとおいしい」 霧「三度目の正直……というべきなのかしら。   ごめんなさい、朝から見苦しいところばかり見せてしまって」 苗「あ、いや。そんな謝らなくてもいいよ。ボクとしてはさ……」 霧「ボクとしては……何?」 苗「こんな霧切さんも可愛いかな、なんて」 霧「……」 苗「あれ、『苗木君のクセに生意気ね』ってのはないの?」 霧「言いたいのは山々だけど、あんな醜態を晒した直後にそんなこと言えるわけないじゃない。   分かって言ってるでしょう、あなた」 苗「え、あ、いや……そういうわけじゃ」 霧「素で言ってるなら尚更タチが悪いわよ」 苗「ご、ごめん」 霧「まったく……」 苗「あ、あのさ。ついでに一つ聞いていい?」 霧「何のついでなのよ……。まあいいわ、何?」 苗「さっき霧切さんの様子がおかしかったのって……やっぱり……ボクのせいだったりする?」 霧「! そ、それは……」 苗「……それは?」 霧「……本当に……生意気だわ。今日のあなた……」 苗「……」 霧「……何よ」 苗「いや。霧切さん、やっぱり可愛いなあって」 霧「いい加減にしなさい……バカ」 ----
苗木君と初○○○した翌日の霧切さん。 (○○○には各自で好きな言葉を入れてね!) 苗「あ……お、おはよう霧切さん」 霧「……おはよう。今朝は随分遅かったのね」 苗「う、うん……」 霧「まあ、私も人のことは言えないけれど」 苗「……」 霧「……」 苗(霧切さん、いつも通りだな……。ボクなんか未だにドキドキしてるのに) 霧「……」 苗(な、なんだか沈黙が気まずい……いや多分気まずいのはボクだけなんだろうけど。   なんというか、出会ったばかりの頃を思い出すな……。   何か話題は……こう、自然に切り出せる話題はないか?) 苗「ええっと……そうだ、他のみんなは?」 霧「もうとっくに朝食を終えて出て行ったわよ。もうこんな時間だし」 苗「あ、ああ……そりゃそうだよね」 霧「……ところで、これからコーヒーを淹れるところなんだけれど。あなたも飲む?」 苗「あ、ああ、うん! それじゃあ、お願いしてもいい?」 霧「わかったわ。少し待っていて」 苗(ほんっとにいつも通りだな……昨日のことが嘘みたいだ。   ボク一人だけソワソワしてるのが恥ずかしくなってくるような……。   流石というかなんというか、きっちり気持ちの切替ができてるのは霧切さんらしいけど、ちょっと寂しいかも。   でも、これくらいじゃないと探偵なんて務まらないのかな?) 苗(それにしても、昨日の霧切さん可愛かったなあ。   またあんな顔の霧切さん見てみたいな……思い出したらまたドキドキしてきた……) 霧「どうしたの、ニヤニヤして」 苗「わぁっ!?」 霧「……何?」 苗「い、いや、なんでもないよ! うん、なんでもない!」 霧「……まあ、別になんでもいいけど。はい、あなたの分よ。砂糖とミルク入りで良かったわよね?」 苗「う、うん。ありがとう。それじゃあ、いただきます」 ・ ・ ・ 苗「ぶほぁ!?」 霧「? どうしたの?」 苗「しょ、しょっぱ……! 霧切さん、もしかして砂糖と塩間違えた?」 霧「そんなはずは……ちょっとカップを貸して」 苗「え、あ、ちょっ……」 霧「(ズズッ)確かに……塩ね。ごめんなさい、すぐに作り直してくるわ」 苗「いいよ。ついでで淹れて貰っただけなんだし、今度は自分で淹れてくるよ」 霧「いいえ、私がやるわ。私のミスは私に償わせて」 苗「そ、そう? そこまで言うなら……わかったよ。お願いするね」 霧「ええ。すぐに淹れてくるわ」 苗(霧切さん、ナチュラルにボクのカップに口をつけてたんだけど……いや、今更気にすることじゃないか。   それにしても、霧切さんでもこんな間違いをすることがあるんだなあ) ―――――― 霧「お待たせしたわね……」 苗「ごめんね。二回も淹れてもらっちゃって」 霧「私のミスが原因なんだから、気にする必要はないわ。今度こそ間違いなく砂糖入りの……きゃっ!?」 ガッシャアァァン 苗(何もないところでコケた!? あの霧切さんが……って、そんなことより!) 苗「大丈夫!?」 霧「つぅっ……。カップ、割れてしまったわね。弁償しないと……」 苗「それより、霧切さんは!? 怪我とかない?」 霧「え、ええ……私は大丈夫だけど」 苗「そっか、良かった……」 霧「でも、スカートに少しコーヒーがかかってしまったわ。洗濯しないと……」 苗「え?」 ジジジジッ 苗「ちょ、ちょ、ちょっ……! き、霧切さん何やってんの!?」 霧「? 何?」 苗「こ、こんなところでスカート脱いだら……!」 霧「え? …………………………あ」 苗「……」 霧「……」 苗(砂糖と塩を間違えたことやコケたことはいいとして、これはいくらなんでも……。   なんだか、やっぱりちょっとおかしいぞ、今日の霧切さん。これってもしかして……) 苗「……あの、霧切さ」 霧「……そ、そうだわ。掃除道具、掃除道具をとってこないと……!」 苗「あ、ちょっと、霧切さん! そんなに走ったら」 霧「きゃっ!?」 ズシャァ 苗「またコケた!?」 ―――その後、二人で掃除をして、霧切さんが部屋で着替えて、もう一度コーヒーを淹れ直しました――― 苗「……あ、今度はちゃんとおいしい」 霧「三度目の正直……というべきなのかしら。   ごめんなさい、朝から見苦しいところばかり見せてしまって」 苗「あ、いや。そんな謝らなくてもいいよ。ボクとしてはさ……」 霧「ボクとしては……何?」 苗「こんな霧切さんも可愛いかな、なんて」 霧「……」 苗「あれ、『苗木君のクセに生意気ね』ってのはないの?」 霧「言いたいのは山々だけど、あんな醜態を晒した直後にそんなこと言えるわけないじゃない。   分かって言ってるでしょう、あなた」 苗「え、あ、いや……そういうわけじゃ」 霧「素で言ってるなら尚更タチが悪いわよ」 苗「ご、ごめん」 霧「まったく……」 苗「あ、あのさ。ついでに一つ聞いていい?」 霧「何のついでなのよ……。まあいいわ、何?」 苗「さっき霧切さんの様子がおかしかったのって……やっぱり……ボクのせいだったりする?」 霧「! そ、それは……」 苗「……それは?」 霧「……本当に……生意気だわ。今日のあなた……」 苗「……」 霧「……何よ」 苗「いや。霧切さん、やっぱり可愛いなあって」 霧「いい加減にしなさい……バカ」 ----

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